自宅や外出先で高速なインターネットを楽しめるWiMAX。
しかし、いざ契約となると、どの端末を選べばよいか迷う方もいるでしょう。
結論からお伝えすると、当編集部のおすすめは最新端末のポケット型Wi-Fi「Speed Wi-Fi 5G X12」と、ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」です。
そして、これらの端末をお得に購入できるのは、端末代が実質無料のWiMAXプロバイダ「GMOとくとくBB WiMAX」です。
36ヶ月の利用で端末代が実質無料になるほか、手厚いキャッシュバックにより1年以上の利用で支払い総額が最安となります。
この記事では、WiMAXの端末の選び方や最新端末の比較結果をご紹介。また、実機を利用したレビューもお届けします。
- この記事のもくじ
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- 1WiMAXルーターの2つの種類と選び方
- 2WiMAXのモバイルルーター端末を比較
- 2-1最新機種「Speed Wi-Fi 5G X12」実機を使ってみた
- 3WiMAXホームルーター端末を比較
- 3-1最新機種「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」実機を使ってみた
- 4WiMAXルーターのお得な契約方法
- 4-1【新品契約】WiMAXプロバイダで新品の端末を購入・契約する
- 4-2【SIMのみ契約】中古端末を再利用する
- 54G端末ユーザーは最新機種へ乗り換えないと損
- 6WiMAXの端末に関するよくある質問
- 6-1設定方法や取扱説明書の確認先は?
- 6-2クレジットカード以外の支払い方法はある?
- 6-3速度が遅いときの対処法は?
- 6-4海外でも利用できる?
- 6-5別売りのクレードルとは?必要?
- 6-6有線接続する方法は?
- 6-7SIMロックはかかっている?
WiMAXルーターの2つの種類と選び方
WiMAXルーターには、大きく分けて2種類あります。
ホームルーターは、自宅のコンセントに挿して使う据え置き型の端末です。
一般的にモバイルルーターよりも通信速度が速く、安定しています。
▲ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」。インテリアにもなじみやすいデザインです。
モバイルルーターは、「ポケット型Wi-Fi」とも呼ばれる充電式の端末です。
スマホよりも少し小さいサイズで、どこにでも持ち運べるのがメリット。
自宅はもちろん、外出先でも使うことができます。(※海外利用は不可)
▲モバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X12」。ポーチにも忍ばせやすいサイズ感です。
WiMAXの場合、モバイルルーターとホームルーターのどちらを選んでも端末代や月々の利用料金は変わりません。
自宅でのみ使う場合はホームルーターを、外出先でも使いたい場合はモバイルルーターを選ぶとよいでしょう。
WiMAXのモバイルルーター端末を比較
WiMAXのモバイルルーターの現行端末は、以下の3つです。
- モバイルルーターの現行端末
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- Speed Wi-Fi 5G X12 ※最新機種
- Speed Wi-Fi 5G X11
- Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
おすすめのモバイルルーターは、2023年6月に発売された最新端末のSpeed Wi-Fi 5G X12です。
前機種のX11と比べて、下り最大速度が2.7Gbpsから3.9Gbpsへと改善されました。
また、連続通信時間も約490分から約540分へと50分ほど長くなりました。
さらに、5G SA(5G専用の設備と技術で構成された5Gサービス)に対応したことで、より高速で大容量の通信環境を得られる可能性があります。
各端末のスペックの違いは以下の通りです。
端末名 | Speed Wi-Fi 5G X12 | Speed Wi-Fi 5G X11 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
---|---|---|---|
端末画像 | |||
発売日 | 2023/6/1 | 2021/10/15 | 2021/4/8 |
下り最大速度 | 3.9Gbps | 2.7Gbps | 2.2Gbps |
下り実測値 | 108.8Mbps | 69.3Mbps | 69.3Mbps |
使用回線 | WiMAX2+、au 4G LTE、au 5G | WiMAX2+、au 4G LTE、au 5G | WiMAX2+、au 4G LTE、au 5G |
5G SA | 対応 | 非対応 | 非対応 |
端末代 | 27,720円 | ー | ー |
連続通信時間 | 約540分 | 約490分 | 約1,000分 |
カラー展開 | シャドーブラック アイスホワイト |
チタニウムグレー スノーホワイト |
ホワイト |
重量 | 約174g | 約174g | 約203g |
サイズ | 約W136×H68×D14.8mm | 約W136×H68×D14.8mm | 約W147×H76×D10.9mm |
最大接続数 | Wi-Fi:16台 USB:1台 |
Wi-Fi:16台 USB:1台 |
Wi-Fi:10台 USB:1台 |
※実測値は「みんそく」より。
なお、「Speed Wi-Fi 5G X11」と「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」は、主要WiMAXプロバイダでは購入できません。
これらの端末を使いたい場合は、中古端末を手に入れ、SIMのみを契約する必要があります。
最新機種「Speed Wi-Fi 5G X12」実機を使ってみた
編集部では、WiMAXの最新モバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X12」を実際に契約して使ってみました。
1週間ほどSpeed Wi-Fi 5G X12を使い続けた結果、いつでもどこでも安定してつながるというのが率直な印象です。
地下でも高所でも利用でき、人混みの中でもそれほどストレスを感じることがありませんでした。
5Gエリアで利用できる場所では、さらに高速通信が可能になりました。
一方、使ってみてわかったのは「端末の操作性は良いとは言えない」ということです。
タッチパネルがなく、周波数などの切り替え時に、カチカチと物理ボタンを押して操作しなければならないのは想像以上のストレスでした。
外での利用が多い人にとってはマイナス要因だと言えます。
「Speed Wi-Fi 5G X12」の詳しい実機レビューは以下の記事をご覧ください。
WiMAXホームルーター端末を比較
WiMAXのホームルーターの現行端末は、以下の3つです。
- ホームルーターの現行端末
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- Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ※最新機種
- Speed Wi-Fi HOME 5G L12
- Speed Wi-Fi HOME 5G L11
おすすめのホームルーターは、2023年6月に発売された最新端末のSpeed Wi-Fi HOME 5G L13です。
前機種のL12と比べて、下り最大速度が2.7Gbpsから4.2Gbpsへと改善されました。
また、L13は5G SAに対応しています。
5G SAとは、5G専用の設備と技術で構成された5Gサービスのこと。
より高速で、大容量の通信環境を得られる可能性があります。
各端末のスペックの違いは以下の通りです。
端末名 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 |
---|---|---|---|
端末画像 | |||
発売日 | 2023/6/1 | 2021/11/5 | 2021/6/4 |
下り最大速度 | 4.2Gbps | 2.7Gpbs | 2.7Gbps |
下り実測値 | 175.5Mbps | 170.8Mbps | 147.4Mbps |
使用回線 | 5G(sub6/NR化)、4G LTE、WiMAX 2+ | 5G(sub6/NR化)、4G LTE、WiMAX 2+ | 5G(sub6/NR化)、4G LTE、WiMAX 2+ |
5G SA | 対応 | 非対応 | 非対応 |
端末代 | 27,720円 | ー | ー |
カラー展開 | ホワイト | ホワイト | ホワイト |
重量 | 約635g | 約446g | 約599g |
サイズ | 約W100×H207×D100mm | 約W101×H179×D99mm | 約W70×H182×D124mm |
最大接続数 | Wi-Fi:32台 有線LAN:2台 |
Wi-Fi:40台 有線LAN:2台 |
Wi-Fi:30台 有線LAN:2台 |
※実測値は「みんそく」より。
なお、Speed Wi-Fi HOME 5G L11とL12は主要WiMAXプロバイダでは購入できません。
これらの端末を利用するには、メルカリなどで中古端末を手に入れ、SIMのみを契約する必要があります。
最新機種「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」実機を使ってみた
都内の編集部員宅で「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」の速度を計測したところ、平日・夜間・週末と、いつでも一定以上の速度が出る安定の通信品質といえる結果になりました。
平日12:00平均 | 平日22:00平均 | 週末12:00平均 | 週末22:00平均 | |
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下り速度 | 119.0Mbps | 71.7Mbps | 101.4Mbps | 89.1Mbps |
上り速度 | 12.9Mbps | 10.7Mbps | 13.8Mbps | 14.6Mbps |
Ping値 | 39ms | 43ms | 42ms | 40ms |
※平日は月〜金のうち2日間、同時刻に3回ずつ計測した合計6回の平均値
※週末は土日に3回ずつ計測した合計6回の平均値を記載
今回は4G環境での調査となりましたが、5G接続時には200Mbpsほどの速度になることも。
5Gエリアでの利用を想定している人であれば、高速通信の恩恵を受けられるでしょう。
また、同時接続時の速度や安定性も検証してみました。
- 検証結果
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- PC×5台接続時のオンライン会議では問題なし
- 10台同時接続時でも下り速度は81.3Mbpsと高速
- 同時接続9台目、10台目のスマホにて軽微な遅延が発生
時間や場所といった環境や用途にもよりますが、同時接続端末が10台程度なら問題なく利用できるといえそうです。
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」実機レビューの詳細は、以下の記事をご覧ください。
WiMAXルーターのお得な契約方法
WiMAXルーターを使うには、以下の2つの方法があります。
- WiMAXルーターの契約方法
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- WiMAXプロバイダで新品の端末を購入・契約する
- 中古端末を購入・SIMのみ契約する
それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
【新品契約】WiMAXプロバイダで新品の端末を購入・契約する
WiMAXのルーターを使うための一般的な方法です。
WiMAXプロバイダの申し込みサイトで端末や利用プランを選び、申し込みます。
自宅に届いた端末に付属のSIMカードを差し込めば、すぐにインターネットに接続できます。
なお、最新のモバイルルーター&ホームルーターを購入できるお得なWiMAXプロバイダは次の通りです。
- お得なWiMAXプロバイダ
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- 半年ほどの利用なら「BIGLOBE WiMAX」
- 1年以上の利用なら「GMOとくとくBB WiMAX」
- 実店舗でお得に申し込むなら「UQ WiMAX」
半年利用なら最安!キャッシュバックが翌月もらえる「BIGLOBE WiMAX」
- BIGLOBE WiMAXがおすすめな理由
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11,500円のキャッシュバックが翌月もらえる - 半年利用の支払い総額は全プロバイダで最安クラス
- 口座振替対応での支払いが可能
- SIMのみ契約でも最安クラス
「BIGLOBE WiMAX」の特徴は何と言っても「安さ」です。
初月の利用料が無料な上、ほぼ無条件で翌月にもらえる11,500円のキャッシュバックも実施しています。
キャッシュバックを受け取ることで
また、解約違約金も発生しないため気軽に解約できます。
さらに、「BIGLOBE WiMAX」はSIMのみ契約や口座振替にも対応しています。
運営会社 | ビッグローブ株式会社 |
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月額料金 |
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キャッシュバック | 11,500円 |
初期費用 | 手数料:3,300円 |
契約期間 | なし |
解約違約金 | なし |
端末代 |
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スマホセット割 |
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支払い方法 |
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初月の日割精算 | なし |
最新機種の 下り最大速度/実測値 ※実測値は編集部計測 |
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データ容量 | 無制限 ※速度制限がかかる可能性あり |
対応エリア | 全国 |
1年以上の利用なら最安の「GMOとくとくBB WiMAX」
- GMOとくとくBB WiMAXがおすすめな理由
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- 34,600円の高額キャッシュバックあり
- 36回分割払いにすると端末代が実質0円になる
- 電話でのサポートが受けられる
「GMO とくとくBB WiMAX」では新規申し込みで34,600円、他社からの乗り換えで最大40,000円のキャッシュバックを行っています。
▲引用:公式サイト
また端末を36回分割払いで購入した場合、「端末分割払いサポート」(月770円×36ヶ月間割引)が適用され、端末代が実質無料になります。
最新端末を安く購入したい人にはおすすめです。
「GMO とくとくBB WiMAX」は電話サポートを行っているので、直接話しながら相談したい人にもおすすめです。
運営会社 | GMOインターネットグループ株式会社 |
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月額料金 |
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キャッシュバック |
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初期費用 | 手数料:3,300円 |
解約違約金 | 0円 |
端末代 |
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スマホセット割 |
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支払い方法 | クレジットカード |
初月日割 | 対応 |
人気・知名度No.1!端末が安く購入できる「UQ WiMAX」
UQ WiMAXは、KDDIグループのUQコミュニケーションズが運営しているため、信頼性が高いプロバイダです。
また実店舗があり、スタッフに相談しながら契約できるため、WiMAX初心者にもおすすめできます。
- UQ WiMAXがおすすめな理由
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- ほぼ無条件の特典で端末が6,732円から購入できる
- WiMAXの本家本元のため信頼性が高い
- 実店舗があるので初心者も安心
UQ WiMAXでは、Speed Wi-Fi HOME 5G L13の端末代金が新規契約なら6,732円、端末変更なら9,900円になる割引キャンペーンを行っています(※2024年12月時点)。
割引を受けるには、対象機種を購入し、かつ対象プラン(ギガ放題プラスS/ギガ放題プラスS Netflixパック)に加入する必要があります。
とはいえ、ギガ放題プラスSはUQ WiMAXのスタンダードプランなので、実質新規の契約者全員がキャンペーン適用になるといえます。
運営会社 | UQコミュニケーションズ株式会社 |
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月額料金 |
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キャンペーン有無(金額) |
端末代最大20,988円割引 |
初期費用 | 手数料:3,300円 |
解約違約金 | なし |
端末代 | 27,720円→新規契約の場合6,732円 |
スマホセット割 |
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支払い方法 |
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初月日割 | 対応 ※解約時も日割り |
【SIMのみ契約】中古端末を再利用する
端末を中古で購入し、SIMのみプロバイダで契約する方法もあります。
端末は安く手に入れられますが、バッテリーの劣化やプロバイダの特典が受け取れないというデメリットもあります。
以下に紹介するメリット・デメリットを理解した上で検討しましょう。
中古端末を再利用するメリット
SIMのみ契約し、中古端末を利用するメリットは次の2つです。
- 中古端末を利用するメリット
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- 端末を安く購入できる
- 購入済の端末を持っている場合、端末を再利用できる
中古端末を利用するメリットは、なんといっても端末代が安く済むことです。
たとえばメルカリでは、最新端末であっても定価の半額以下で購入できることが多いようです。
(2024年8月現在)
端末名 | メルカリ販売価格 | 定価 |
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Speed Wi-Fi 5G X12 | 8,000~11,000円 | 27,720円 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 12,000~13,000円 | 27,720円 |
※編集部調べ
▲メルカリにおける「Speed Wi-Fi 5G X12」の相場(2024年8月現在)
また、過去に購入した端末も、SIMのみ契約することで再び利用できる可能性があります。
中古端末を再利用するデメリット
SIMのみ契約して中古端末を利用する方法であれば、比較的リーズナブルにWiMAXの環境を整えられますが、以下のようなデメリットもあります。
- 中古端末を利用するデメリット
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- 端末のバッテリーが劣化している可能性がある
- 補償加入や特典受け取りに制限がかかる
- SIMのみ契約できるプロバイダは限られる
モバイルルーターの場合、中古端末は一定期間使用された状態であるため、バッテリーが劣化している可能性があります。
バッテリーが劣化していると、充電の持ちが悪くなり、本来の連続使用時間の目安を下回る可能性もあります。
また、中古端末はプロバイダの補償に加入できないほか、プロバイダが用意しているキャッシュバックなどの特典も受け取れません。
なお、SIMのみ契約できるプロバイダは、UQ WiMAXとBIGLOBE WiMAXの2社に限られます。
自由にプロバイダを選べない点も、人によってはデメリットでしょう。
SIMのみ契約して端末を使う場合は、以下の注意点も参考にしながら準備を進めることをおすすめします。
- SIMのみ契約時の注意点
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SIMのみ契約する際は、SIMカードのバージョンにも注意が必要です。
WiMAXの現行機種に対応しているSIMカードにはVer.4とVer.5があり、それぞれ対応端末が異なります。
▲左はVer.4、右がVer.5のSIMカードです「Speed Wi-Fi 5G X12」「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」といった最新端末で利用できるSIMカードは「Ver.5」です。
間違ってVer.4のSIMカードを契約・購入すると、端末側で認識されず使用できないため、注意しましょう。
4G端末ユーザーは最新機種へ乗り換えないと損
4Gにしか対応していない端末をお使いの方は、WiMAXの通信スペックを引き出すためにも最新機種への乗り換えをおすすめします。
おすすめの理由はシンプルに、メリットしかないからです。
現行の「WiMAX +5G」では、「WiMAX 2+」「au 4GLTE」「au 5G」の回線を利用できます。
これにより、屋内では劇的につながりやすくなりました。
さらに、3日間の通信量による速度制限もありません。
通信速度や速度制限の煩わしさをなくすためにも、最新機種への乗り換えがおすすめです。
WiMAXの端末に関するよくある質問
最後に、WiMAXの端末に関するよくある質問をまとめました。
設定方法や取扱説明書の確認先は?
A.UQ WiMAXの公式サイトで「取扱説明書」が公開されています。
これまで発売されたモバイルルーター・ホームルーターの取り扱い説明書は、UQ WiMAXの公式サイトで公開されています。
取扱説明書内に設定方法なども詳しく書かれています。
クレジットカード以外の支払い方法はある?
A.プロバイダによっては口座振替が利用できます。
以下の3社であれば、クレジットカード払いに加え、口座振替も利用できます。
- 口座振替が利用できるプロバイダ
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- UQ WiMAX
- BIGLOBE WiMAX
- Broad WiMAX
その他のWiMAXプロバイダは、クレジットカード払いのみ対応しています。
詳しくは以下の記事をご確認ください。
速度が遅いときの対処法は?
A.(1)端末の再起動(2)設置場所の変更(3)周波数の変更を試してみましょう。
速度が遅い場合、まずは端末を再起動してみましょう。
再起動の方法は、取扱説明書に記載されています。
設置場所を変えるのも有効な方法です。
部屋や場所によって、繋がりやすさが違うこともあるので試してみてください。
また、WiMAXは5GHzと2.4GHzの2つの周波数を利用できます。
それぞれの周波数には、次のような特徴があります。
5GHz | 2.4GHz |
---|---|
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速度が遅い要因によって最適な周波数は違いますが、周波数を変えることで速度の改善が期待できます。
海外でも利用できる?
A.WiMAXの端末は海外で利用できません。
すべてのWiMAX端末は海外では利用できません。
旅行などでモバイルルーターを利用したい場合は、滞在先に対応した端末をレンタルするとよいでしょう。
別売りのクレードルとは?必要?
A.クレードルとは、モバイルルーター本体を置くスタンドです。
▲Speed Wi-Fi 5G X12対応のクレードル
「クレードル」とは、モバイルルーターを充電するときなどに使う「スタンド」のこと。
端末本体とは別売りのアクセサリーです。
UQ WiMAXでは5,720円(税込)で販売されています。
クレードルはあれば便利ですが、なくても問題ありません。
モバイルルーターを有線LANに繋いで利用したい方や、モバイルルーターの一時的な置き場所が欲しい方は、端末といっしょに購入するとよいでしょう。
有線接続する方法は?
A.ホームルーターなら端末に、モバイルルーターならクレードル経由で接続します。
ホームルーター、モバイルルーターいずれも有線接続が可能です。
ホームルーターの場合、端末裏面にLANポートがあります。
LANケーブル(Ethernetケーブル)でパソコンと端末を繋げば、接続が完了します。
▲端末裏面のLANポート(Speed Wi-Fi HOME 5G L12)
モバイルルーターの場合は、端末本体にはLANポートはありません。
別売りのクレードルを使って、LANケーブルとパソコン本体を繋ぐ必要があります。
▲クレードルの裏面には有線LANポートがあります。有線で繋ぐと、無線よりも通信速度が速く、安定する可能性があります。
SIMロックはかかっている?
A.SIMフリーですが、サポート対象外なのでおすすめしません。
最新端末のホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」も、モバイルルーターの「Speed Wi-Fi 5G X12」もSIMロックはかかっていません。
そのため、他社のSIMカードを差し込み、利用することができます。
ただし、他社のSIMカードを利用した場合はWiMAXプロバイダのサポート対象外となる点には注意しましょう。