【2024年12月】ホームルーター(置くだけWiFi)おすすめ3選！実力を徹底比較

ホームルーターはコンセントに挿すだけで、かんたんにWi-Fiが使えます。

近年は5Gに対応したことで、通信速度も飛躍的に向上。

実際に、当編集部でホームルーター主要4社を契約して使ってみたところ、「ドコモ・ソフトバンク・WiMAX」は光回線並みの通信速度(下り速度)で使うことができました。

▲1ヶ月ほど各社の最新機種を使ってみました。

どのホームルーターも時間帯を問わず利用でき、速度も十分。
5〜6台同時での動画視聴やビデオ会議、Nintendo Switchなど家庭用ゲームも問題なし。

そのため2〜3人暮らしなら、光回線の代わりとして十分に使えるでしょう。

各ホームルーターにスペックの差はほとんどありません。
利用中の「スマホキャリア」を軸に、最もお得に使えるホームルーターを選びましょう。

ホームルーター	おすすめの人
▼詳細へ進む	au／UQ mobileユーザー 楽天モバイルやahamo、その他の格安SIMユーザー
▼詳細へ進む	SoftBank／Y!mobileユーザー
▼詳細へ進む	ドコモユーザー

なお、ホームルーターは公式サイトではなく代理店から申し込むのが一般的です。

公式サイトにはない特典が受けられるので、ぜひチェックしてみてください。
詳しくはこのあと解説していきます。

おすすめのホームルーター3社を解説！お得な代理店・契約窓口も紹介

▲ホームルーター3社の最新機種（左からWiMAX、home 5G、SoftBank Air）

各ホームルーターについて1つずつ解説をしていきます。
あわせて、お得に契約できる申し込み先も紹介しています。

「WiMAX」はau／UQ mobile、格安SIMユーザーにおすすめ

WiMAXのホームルーターはau、UQモバイルのスマホセット割があり、同スマホユーザーは毎月最大1,100円割引されます。

月額料金や端末代についても他社より安く、スマホセット割がない格安SIMユーザーにもおすすめです。

また当編集部がホームルーター利用者1,242人を対象に実施したアンケートでは、速度満足度No.1にも輝いており、利用者からの評判が良いホームルーターです。

さらに契約住所以外でも利用できる点も嬉しいポイントでしょう。
帰省や出張で使えるほか、引っ越し先でもスムーズに使えます。

申し込みは「GMOとくとくBB WiMAX」がおすすめ

WiMAXは「UQ WiMAX」をはじめ、複数の契約窓口から申し込むことができます。
なかでもおすすめなのは「GMOとくとくBB WiMAX」です。

「GMOとくとくBB WiMAX」では34,600円の高額キャッシュバックを実施しており、キャッシュバックを受け取ることで、WiMAXを最もお得に使うことができます。

契約後に「繋がらない」など問題があった場合もサポートしてもらえるため、WiMAXをお得に、安心して使いたい人におすすめです。

どの契約窓口から申し込んでも端末や速度等は変わらないので、お得な窓口を選びましょう。

GMOとくとくBB WiMAX 公式サイト

「GMOとくとくBB WiMAX」の基本情報

運営会社	GMOインターネットグループ株式会社
月額料金	初月　　　　：1,375円 2ヶ月目以降 ：4,807円
キャッシュ バック	新規申し込み：34,600円 ※指定オプション同時申込で2,000円増額 他社からの乗り換え：最大40,000円
初期費用	手数料：3,300円
契約期間	なし
解約違約金	なし
端末代	27,720円 ※3年利用で実質無料
スマホ セット割	au 毎月最大1,100円/台 UQモバイル 毎月最大1,100円/台
支払い方法	クレジットカード
初月の日割精算	なし
最新機種の 下り最大速度／実測値 ※実測値は編集部計測	4.2Gbps／175.06Mbps
データ容量	無制限 ※速度制限がかかる可能性あり
対応エリア	全国

「GMOとくとくBB WiMAX」以外のWiMAXプロバイダを知りたい人は、こちらの記事もお読みください。

WiMAXのホームルーター利用者の満足度・口コミ

最後に、WiMAXのホームルーターを利用している人の満足度と口コミを見てみましょう。

速度満足度はホームルーター主要4社の中でもトップで、不満と回答した人も全体の9%のみでした。

概ねWiMAXのホームルーターは「ユーザーの評判が良い」と言えそうです。

「SoftBank Air」はSoftBank／Y!mobileユーザーにおすすめ

「SoftBank Air」はソフトバンクとワイモバイルのスマホ割があり、同キャリアの利用者におすすめです。

編集部が利用者1,242人対象に実施したアンケートでは利用者数No.1となっており、人気があることも伺えます。

また2024年11月には最新機種「ターミナル6」が発売され、旧機種からの通信速度向上にも期待できます。

ただしレンタルプランで利用できる端末は「二世代前の機種」のため、快適な通信速度は期待できません。
契約する場合は、最新機種「Airターミナル6」の購入がおすすめです。

申し込みは「モバレコAir」がおすすめ

▲引用：公式サイト

SoftBank Airは「モバレコAir」から申し込むのがおすすめです。

モバレコAirはソフトバンク公式キャンペーンのほかに、独自の29,200円キャッシュバックキャンペーンも実施しています。

利用に際しては「モバレコAir」のメールマガジン会員になることが条件ですが、登録料や利用料は無料です。

どちらも通信速度や対応エリア等は変わらないので、お得な「モバレコAir」から申し込むのがおすすめです。

モバレコAirの公式サイト

「モバレコAir」の基本情報

運営会社	株式会社グッド・ラック
月額料金	1カ月目 ：1,320円 2〜12カ月目：3,080円 13〜36カ月目：4,180円 37ヶ月目以降：5,368円
キャッシュ バック	29,200円キャッシュバック 他社からの乗り換えで最大10万円還元
初期費用	3,300円
契約期間	なし
解約違約金	なし
端末代	71,280円 ※3年利用で実質無料
スマホ セット割	ソフトバンク 毎月最大1,100円/台 ワイモバイル 毎月最大1,100円/台
支払い方法	クレジットカード 口座振替 ※キャッシュバックは対象外
初月の日割精算	あり
最新機種の 下り最大速度／実測値 ※実測値は編集部計測	2.1Gbps／103.0Mbps
データ容量	無制限 ※速度制限がかかる可能性あり
対応エリア	全国

「SoftBank Air」利用者の満足度・口コミ

最後に、ユーザーの満足度と口コミを見てみましょう。

速度に関する評価はかなりバラバラな印象です。

利用する環境（主にエリア）によって満足度が大きく変わるホームルーターと言えそうです。

「home 5G」はドコモユーザーにおすすめ

「home 5G」はドコモのスマホセット割があり、毎月最大1,100円の割引を受けられます。

またドコモ回線のため通信品質が良く、下り速度は全ホームルーターのなかで最速。
ドコモユーザーなら間違いなくおすすめできるホームルーターです。

さらに端末は黒色で、インテリアを邪魔しない点も好ポイントといえるでしょう。

申し込みは「GMOとくとくBB」がおすすめ

▲引用：公式サイト

home 5Gは「GMOとくとくBB」から申し込むのがおすすめです。

代理店である「GMOとくとくBB」で申し込むと、ドコモ公式サイトにはない、20,000円分のAmazonギフト券がもらえます。

どちらで契約しても通信速度や対応エリア、月額料金等は変わらないので、お得なキャンペーンを実施している窓口から申し込みましょう。

GMOとくとくBB×home 5G

GMOとくとくBB（home 5G）の基本情報

運営会社	GMOインターネットグループ株式会社
月額料金	4,950円
キャッシュバック	Amazonギフト券：20,000円分
初期費用	手数料：3,850円
契約期間	なし
解約違約金	なし
端末代	71,280円 ※3年利用で実質無料
スマホ セット割	docomo 毎月最大1,100円/台
支払い方法	クレジットカード
初月の日割精算	なし
最新機種の 下り最大速度／実測値 ※実測値は編集部計測	4.2Gbps／177.1Mbps
データ容量	無制限 ※速度制限がかかる可能性あり
対応エリア	全国

「home 5G」利用者の満足度・口コミ

最後に、ユーザーの満足度と口コミも見てみましょう。

ドコモ回線を利用しているため、通信品質に関しては概ね好評でした。

ホームルーター4社を徹底比較！1,000人アンケートと実際に使ってわかったこと

▲ホームルーター4社の最新機種（左からRakuten Turbo、WiMAX、home 5G、SoftBank Air）

これまで紹介してきたホームルーター3社に、Rakuten Turboを加えた計4社が主要なホームルーターといえます。

まずは、各ホームルーターの特徴から比べてみましょう。

	▼詳細へ進む	▼詳細へ進む	▼詳細へ進む	▼詳細へ進む
端末
下り実測値	154.1Mbps	194.5Mbps	167.2Mbp	99.6Mbps
上り実測値	11.5Mbps	18.8Mbps	24.4Mbps	37.6Mbps
平均Ping値	43ms	54ms	46ms	50ms
端末価格	71,280円 ※実質無料CPあり	71,280円 ※実質無料CPあり	27,720円 ※実質無料CPあり	41,580円
月額料金	5,368円	4,950円	1〜13ヶ月： 　4,268円 14ヶ月以降： 　4,950円	4,840円
スマホ セット割 ※最大割引額	Softbank： 1,100円割引 Y!mobile： 1,650円割引	docomo： 1,100円割引	au/UQ mobile： 1,100円割引	楽天市場ポイント+2倍
サイズ(mm) ※高さ×横幅×奥行	約207×100×100	約170×95×95	約207×100×100	約148×110×110
重量	約1,086g	約847g	約635g	約774g
同時接続数	128台	66台	32台	128台

下り通信速度を見ると、最速は「home 5G」となっており、「Rakuten Turbo」がやや劣っていることがわかります。

月額料金は各社ほとんど変わりません。 そのためスマホセット割を軸に選ぶと良いでしょう。

続いて、ユーザー調査の結果を見てみましょう。

【1,000人アンケート】速度満足度No.1は「WiMAX」だった

【調査概要】調査名：ホームルーターの利用状況に関する調査
●対象者：現在ホームルーター主要4社を利用している方
●実施期間：2023年1月〜2024年7月
●有効回答数：1,242件
●利用媒体：インターネットによるアンケート
●調査主体：株式会社FREEDiVE

ホームルーター主要4社のうち「速度満足度No.1はWiMAX」という結果となりました。

「大変満足」の割合が高く、「不満」と回答した人は9%のみのため、評判はかなり良いと言えるでしょう。

実際に使ってみると…スペック（速度）にはほとんど差が無い

各ホームルーターを編集部で利用してみましたが、スペック上の違いを体感する場面はほとんどありませんでした。

いずれのホームルーターも、複数台での動画視聴やビデオ会議も可能で、2〜3人利用なら光回線の代わりとしても十分に使えるでしょう。

ただし「Rakuten Turbo」は、3台同時での動画視聴で遅延を感じるなど、やや劣る印象がありました。

そのため「Rakuten Turbo」を除く3社「WiMAX・SoftBank Air・home 5G」から選ぶことをおすすめします。

詳しくは次の見出し「【実機レビュー】ホームルーターの通信速度を徹底検証」にて解説しています。

【実機レビュー】ホームルーターの通信速度を徹底検証

それぞれ、編集部で実際に試してみた結果をお伝えしていきます。

夜間や休日は速度が低下するのか？

ホームルーターに限らず、Wi-Fiの通信速度はトラフィック量に比例して下がります。
夜間は利用者が増える可能性が高く、速度も低下すると考えてよいでしょう。

編集部で計測した結果、夜間に速度が多少落ちる日もありましたが、動画視聴やSNSで利用してストレスを感じることはありませんでした。

また、「夜間は遅い」という声が多い「SoftBank Air」も検証期間においては快適でした。

参考までに、全国で計測された平均実測値は以下となります。

回線	【日中】 10:00〜12:00実測値	【夜間】 20:00〜22:00実測値
	下り　：156.9Mbps 上り　：12.2Mbps Ping値：38ms	下り　：105.6Mbps 上り　：11.3Mbps Ping値：49ms
	下り　：131.3Mbps 上り　：18.9Mbps Ping値：51ms	下り　：148.7Mbps 上り　：17.5Mbps Ping値：53ms
	下り　：98.5Mbps 上り　：29.0Mbps Ping値：38ms	下り　：110.5Mbps 上り　：41.8Mbps Ping値：51ms
	下り　：187.9Mbps 上り　：32.0Mbps Ping値：41ms	下り　：165.8Mbps 上り　：24.5Mbps Ping値：44ms

▲「みんそく」より引用

環境によっては「Rakuten Turbo」も充分な速度だと言えます。

同時接続は何台つなぐと速度が低下するのか？

▲各ホームルーターで同時接続時の使い心地を検証しました

ホームルーターは、同時接続する端末数に比例して通信速度が下がります。

ポケット型Wi-Fiと比べた場合、同時に利用できる端末数が多いホームルーターですが、実際にストレスなく利用できる端末数は何台なのでしょうか。

編集部で検証した結果は以下の通りです。

検証結果

ホームルーター	検証結果・所感
SoftBank Air	5〜6台の接続では問題なし。10台接続しても僅かな遅延程度。
WiMAX
home 5G
Rakuten Turbo 5G	3台ほどの接続で、動画視聴の画質が下がり、読み込みにも時間がかかるようになった

Rakuten Turbo以外は10台程度の同時利用も可能と言えそうです。

オンラインゲームは快適に遊べるのか？

オンラインゲームでは「Ping値」と呼ばれる応答速度が重要であり、すべてのホームルーターはその仕様上、Ping値が光回線と比べて大きく劣ります。

では、具体的にどのようなゲームならプレイできるのでしょうか。
編集部ではハイスペックなホームルーターである、WiMAXの最新機種「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」で各種ゲームをプレイしてみました。

検証結果

ゲームタイトル	検証結果・所感
「FF14」（PC）	ラグが多く、コマ送りになる感覚がある
「APEX」（PS5）
「マリオカート」(SWITCH）	問題なくプレイ可能
「ポケモンGO」（スマホ）

スマホやSWITCHのオンライン機能といった、ライトなゲームではストレスなくプレイすることができました。

ただし、PCやPS5でのゲームではラグが発生したり、コマ送りのような動きになる場面がありました。

格闘系やシューティングのように、ラグが致命的なゲームでの利用を考えているならば、注意が必要です。

なお、有線接続に変更しても特に改善はされませんでした。

ビデオ会議（オンライン会議）でも使えるか？

▲編集部ではホームルーターを利用してオンライン会議を何度も実施しました

昨今ではリモートワークの普及によって、自宅のWi-Fi環境が気になる人も増えています。
ずばり、ホームルーターは仕事でも使えるのでしょうか。

代表的な用途である「ビデオ会議」を、編集部でもホームルーターを使って実施してみました。

検証結果

ホームルーター	検証結果・所感
SoftBank Air	人数を問わず、快適に利用できた。 ビデオ会議でもそれほど問題はないとの印象。
WiMAX
home 5G
Rakuten Turbo 5G	ラグがあり、ナチュラルな会話がしづらい瞬間があった。 また、画面の解像度が下がることもあった。

同時接続時の速度検証と同様、Rakuten Turboがやや劣る印象がありました。

接続が切れるような致命的な場面はなかったものの、ビジネス利用として考えた場合は、やや不安が残るというのが編集部の結論です。

ホームルーターが使えなかった場合は「初期契約解除制度」を活用しよう

主要4社のホームルーターは、体感として大きなスペック差はありませんでした。

しかし、利用するエリアによっては「どうしても速度が出ない」「つながりにくい」ということもあります。

そうした場合は利用を諦め、「初期契約解除」を利用した解約も念頭においておいて下さい。

基本的には、到着後8日間であれば初期事務手数料のみで解約することが可能です。

【基礎知識】ホームルーター（置くだけWi-Fi）とは？

ホームルーターは、スマホと同様にモバイル回線を利用した据え置き型のWi-Fiルーターのことです。

「挿すだけWi-Fi」や「置くだけWi-Fi」などとも呼ばれている通り、端末をコンセントに挿すだけでWi-Fiを利用できる手軽さが特徴です。

このように、手軽に自宅へWi-Fi構築できることがホームルーター最大の魅力だと言えるでしょう。

ホームルーターの仕組みは？

ホームルーターはスマホと同じように、モバイル回線を使って通信を行います。

そのためコンセントに挿すだけでかんたんにWi-Fiが使える一方で、周辺環境の影響を受けやすい特徴があります。

ホームルーターと「光回線・ポケット型WiFi」の違い

ホームルーターと「光回線・ポケット型WiFi」の違いをまとめました。

種別	料金	下り速度	上り速度	工事	屋外利用
光回線	◯	◯〜◎	◯	必要	不可
ホームルーター	▲	◯	▲	不要	不可
ポケット型WiFi	◯	▲〜◯	▲	不要	可能

ホームルーターはコンセントに挿すだけで、高速のWi-Fiが使えます。

動画視聴や仕事利用などの一般的な用途であれば十分に使えるでしょう。

しかし光回線のほうが速度（特に上り速度）が優れており、配信をする人や本格的なオンラインゲームをしたい人は光回線のほうがおすすめです。

ホームルーターのメリット・デメリットは？

「光回線・ポケット型WiFi」と比べて分かる、ホームルーターのメリット・デメリットはそれぞれ次のようにいえます。

ホームルーターは「工事不要」で使える点が最大の特徴でしょう。

すぐに、かんたんにWi-Fiが使えるため、光回線を使えない家に住んでいる人や、工事なしで使いたい人に最適のインターネット回線です。

一方で、料金や速度で見ると光回線のほうが優れているため、「工事不要」にこだわらない人は光回線のほうがおすすめです。

ホームルーターがおすすめな人・おすすめできない人

賃貸などお住まいの環境によって光回線の開通工事ができない人は、工事不要で導入できるホームルーターがおすすめです。

また、ホームルーターであれば住所変更手続きのみで済むため、引越しが多い人にも向いていると言えるでしょう。

通信速度的にオンラインゲームをプレイする上ではやや心許ないですが、動画視聴やSNSといった日常的な利用であれば問題ありません。

通信速度については光回線よりも遅く、オンラインゲームをプレイする上ではやや不安です。

特に格闘系やシューティングといったジャンルだと、Ping値（対応速度）が重要なためPing値平均が50ms前後のホームルーターは、ラグなどが発生する可能性があります。

その他にも、WiMAX以外のホームルーターは、モバイルルーターのように持ち運びができず、屋外でのネット利用はできません。

また、同時に多数の端末を接続すると通信が不安定になる可能性があるため、大人数での利用には不向きです。

自分に合ったホームルーターの選び方

各社が提供するホームルーターはすべてデータ無制限な上、実測値には大きな差がありません。

そのため、基本的に「スマホセット割が適用されるサービスを選ぶ」のがベストです。

スマホセット割があるか確認する

各社、キャッシュバックや割引といった特典を展開していますが、お得にホームルーターを利用する上では、永年割引となる「スマホセット割」が重要です。

特に家族で複数台利用している場合は、支払い額が2,000円以上も変わります。

契約しているスマホ	スマホセット割のあるホームルーター
au、UQモバイル	WiMAX
docomo	home5G
SB、ワイモバイル、その他	SoftBank Air

なお、楽天モバイルユーザーであっても、Rakuten Turbにはスマホセット割がないことに注意してください。

お得な申し込み窓口を選ぶ

利用するホームルーターに複数の申し込み窓口がある場合は、それぞれの特典内容を確認してお得に契約しましょう。

各ホームルーターの解説に、お得な申し込み先を紹介しているので参考にしてください。

ホームルーターに関するよくある質問

ホームルーターに関してよくある質問をまとめました。

口座振替対応のホームルーターは？

口座振替に対応したホームルーターは以下の5社となります。

一般的に口座振替の場合は手数料が発生するため、クレジットカードを持っている人はクレジットカードでの支払いがおすすめです。

持ち運びができるホームルーターは？

契約住所以外でもWi-Fiが使えるのは「WiMAX」に限られます。

そのほかのホームルーターは、契約住所以外で使用すると利用停止になる場合があるため、自宅以外では使わないようにしましょう。

ホームルーターに速度制限（通信制限）は本当にない？

ホームルーターはかつて「3日で15GB」のようにデータ容量に上限がありましたが、現在はすべて撤廃されデータ容量無制限で使うことができます。

公式サイトには「一定期間内に大量のデータ通信があった場合は速度制限がかかる」と書かれていますが、一般的な使い方であれば速度制限にかかることはまずないでしょう。

試しに編集部では「1日100GB」使ってみましたが、速度制限がかかることはありませんでした。

対応エリアの確認方法は？

すべてのキャリアが基本的には全国区に対応していますが、山間部などでは「つながらない場所」が存在します。

自分が利用するエリアに対応しているかどうかは、各提供会社の公式サイトから確認できます。

特に、速度に大きな差が出る「5Gエリア」に対応しているかどうかをチェックしておきましょう。

お試し・レンタルが可能なホームルーターはある？

WiMAX以外のホームルーターはお試し利用ができません。

WiMAXのお試しを実施しているプロバイダはいくつかありますが、15日間・完全無料でお試しができる「UQ WiMAX」の「Try WiMAX」がおすすめです。

▲「Try WiMAX」では返却用の着払い伝票まで同梱されていました

また、購入ではなくレンタルで利用したいといった人は、以下を検討してみてください。

初期設定方法は？

ホームルーターの初期設定は「SIMカードを挿入」して「コンセントにつなぐ」だけです。

どのホームルーターも底面にSIMカードを挿入するスロットがあります。

▲ドコモ「home 5G」へSIMカードを挿入するところ

なお、ホームルーターの設置については、自宅内で最も通信状態が安定する場所にしましょう。
一般的には窓際に置くのが良いとされています。

SIMのみ契約はできる？

もし、すでに端末を持っている状態であれば「SIMのみ契約」がお得です。

Rakuten Turboを除く3社では「SIMのみ契約」が可能となっています。

ホームルーターのSIMのみ契約対応表

回線	SIMのみ契約の可否
	可能
	公式には記載なし
	不可
	WiMAXでは以下の2社のみが「SIMのみ契約」に対応 UQ WiMAX BIGLOBE WiMAX

ホームルーターはいつ届く？

オンラインで申し込みを行った際の、ホームルーターの発送については以下の通りです。

どうしても即日使いたいなら、各キャリアの実店舗へ行ってみましょう。
在庫があれば、当日持ち帰りが可能です。

有線LANの接続方法は？

▲背面のLANポートに挿し込む

背面にあるLANポートに「カチッ」と音がするまで挿し込みます。

なお、編集部では「有線接続で速度は上がるのか」検証してみましたが、無線接続時との違いはありませんでした。
そのため「接続が不安定な時に使う」程度に考えておくと良いでしょう。