「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」はWiMAXホームルーターの最新機種です(2023年6月1日発売)。
下り最大4.2Gbpsという圧倒的な速度を誇り、これからWiMAXを新規契約しようと考えている人には間違いなくおすすめできる端末です。
また、5G未対応の旧式端末を利用中の人にも、「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」への機種変更を強くおすすめします。
速度向上のほか、5G通信への対応や速度制限の撤廃など、多くのメリットがあるからです。
一方、現在「Speed WiFi HOME 5G L12」「Speed WiFi HOME 5G L11」をお使いの方は、充分ハイスペックな端末のため、基本的にそのまま使い続けても良いでしょう。
この記事では、「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」の概要や他端末との比較、おすすめのプロバイダなどを解説します。
当編集部による検証・レビューも行っているので、ぜひ端末選びの参考にしてください。
- この記事のもくじ
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- 1WiMAX最新機種「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を徹底解説
- 1-1旧端末「Speed WiFi HOME 5G L12」「Speed WiFi HOME 5G L11」との比較
- 1-2他社ホームルーターと最新機種のスペックを比較
- 1-3「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」のメリットは何?
- 1-4「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」のデメリットは?
- 2【実機レビュー】編集部が「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を実際に使ってみた
- 2-1設定はSIMカードを挿入しコンセントに挿すだけ
- 2-2平日と週末に昼と夜の速度を測ってみた
- 2-3同時接続で何台つなぐと速度が低下するのか…を検証
- 2-4オンラインゲームは快適に遊べるのか?
- 2-5ビデオ会議(オンライン会議)でも使えるか?
- 3「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を利用する方法は2つある
- 3-1【新品契約】最新機種が使えるおすすめのWiMAXプロバイダ2選
- 3-2「SIMのみ契約」で中古端末を購入して運用する方法もある
- 4WiMAXの旧端末(WiMAX 2+)ユーザーは最新機種へ乗り換えないと損!
- 4-1WiMAXの乗り換え先におすすめのプロバイダ2選
- 5【基礎知識】ホームルーターとは?
- 5-1ホームルーター主要4社の違いとは?
- 5-2実際に使ってみると…4社のスペック(速度)にはほとんど差が無い
- 6【基礎知識】WiMAXとは?
- 6-120社以上のプロバイダがWiMAXのサービスを提供している
- 6-2WiMAXにはホームルーターとポケット型Wi-Fiがある
- 6-3高速かつデータ無制限でWi-Fiが利用できる
- 6-4WiMAXの料金について解説
- 6-5WiMAXの速度について解説
- 6-6WiMAXが利用できるエリア
- 7「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」やWiMAXに関するよくある質問
- 7-1設定方法や取扱説明書の確認先は?
- 7-2速度が遅い時の対処法は?
- 7-3有線LANの繋ぎかたは?
- 7-4機種変更はできる?
- 7-5クレジットカード以外の支払い方法はある?
- 7-6プロバイダへの申し込み手続き方法は?
- 7-7問い合わせ先はどこ?
WiMAX最新機種「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を徹底解説
ここからはWiMAXの最新機種「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」について詳しく解説していきます。
スペックやメリット・デメリットのほか、他社ホームルーターや現行端末との違いなど…気になるポイントを整理していきましょう。
旧端末「Speed WiFi HOME 5G L12」「Speed WiFi HOME 5G L11」との比較
▲引用:UQ WiMAX公式
まずはWiMAXの現行機種である「L12」「L11」と比較しました。
名前の通り「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」はこれらの端末の後継機にあたります。
3端末の違いは以下の通りです。
端末 | 価格 | 下り 最大速度 |
サイズ | 重量 | 最大接続数 | 5G SA | 有線LAN規格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 27,720円 | 4.2Gbps | 約W100×H207×D100mm | 約635g | 32台 | 対応 | 2.5GBASE-T |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 21,780円 | 2.7Gbps | 約W101×H179×D99mm | 約446g | 40台 | 非対応 | 1000BASE-T |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 21,780円 | 2.7Gbps | 約W70×H182×D124mm | 約599g | 30台 | 非対応 | 1000BASE-T |
表の通り、Speed Wi-Fi HOME 5G L13は下り速度が大きく向上しています。
とはいえ、どの端末も充分な下り速度があるため、動画視聴などの用途では体感できるほどの差はありません。
3機種の特徴をまとめると以下となります。
- WiMAXホームルーター3機種の特徴
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- もっとも速いのはL13
- 唯一「5G SA」に対応しているのがL13
- もっとも軽いのはL12
- 最も多く同時接続できるのはL12
Speed Wi-Fi HOME 5G L13は3台の中で唯一「5G SA」に対応しており、より高速で低遅延な通信環境を得られる可能性があります。
▲「5G SA」対応エリアは順次拡大中(画像引用元:UQ WiMAX公式)
ただし、「5G SA」のエリアはまだまだ拡大途中のため、広範囲で利用できる状態になるには時間がかかりそうです。
- 「5G SA」とは?
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「SA」はスタンドアローンの略です。
その名の通り、コア設備や基地局といった設備を5G専用の技術で構成することで、高速・大容量の通信が可能となります。
なお、前身となる「NSA」はコア設備が4G向けだったため、4Gとネットワーク設備を共有していました。
他社ホームルーターと最新機種のスペックを比較
続いて、「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」のスペックを、大手キャリアのホームルーターと比較しました。
回線 (端末) |
端末代 | 下り 最大速度 |
下り 実測値 |
サイズ (mm) |
重量 | 最大 接続数 |
---|---|---|---|---|---|---|
WiMAX (Speed Wi-Fi HOME 5G L13) |
27,720円 | 4.2Gbps | 175.1Mbps | 約100×207×10 | 約635g | 32台 |
ドコモ (home 5G HR02) |
71,280円 ※3年利用で実質無料 |
4.2Gbps | 206.2Mbps | 約170×95×95 | 約847g | 66台 |
ソフトバンク (Airターミナル5) |
71,280円 ※3年利用で実質無料 |
2.1Gbps | 103.1Mbps | 約225×103×103 | 約1086g | 128台 |
楽天モバイル (Rakuten Turbo 5G) |
41,580円 | 2.1Gbps | 66.9Mbps | 約148×110×110 | 約774g | 128台 |
最大通信速度や実測値をみると、WiMAXのSpeed Wi-Fi HOME 5G L13はドコモの次に速いことがわかります。
これだけの下り速度があれば、4K動画の視聴などでもまったく問題ないでしょう。
また端末代金は、4台の中でWiMAXがもっとも安価です。
キャリアは長期利用による割引があるものの、ドコモやソフトバンクのホームルーターは7万円以上と高額です。
楽天モバイルは2社に比べると4万円台と安いですが、それでもSpeed Wi-Fi HOME 5G L13と比較すると割高感が否めません。
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」のメリットは何?
WiMAX端末、そして他社端末との比較から、 Speed Wi-Fi HOME 5G L13のメリットは以下となります。
他社との比較 | WiMAX他機種との比較 |
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Speed Wi-Fi HOME 5G L13を他社ホームルーターと比較した場合のメリットは2点です。
まず、WiMAXのホームルーターは、他社に比べて端末代が安いこと。
そして、登録住所以外の場所での使用が可能なことです。
(他社ホームルーターは、契約時に登録した住所以外での使用が禁止されています。)
そのため、長期出張や旅行の際に持ち出しが可能です。
続いてWiMAXの旧機種と比べた場合のメリットは、最大速度の向上です。
下り速度だけではなく、Speed Wi-Fi HOME 5G L13の上り最大速度も183Mbpsから286Mbpsへと向上しています。
上り速度が上がることで、SNSへの投稿やオンライン会議ツールの利用がより快適になることが期待できるでしょう。
また、前述の通りSpeed Wi-Fi HOME 5G L13は「5G SA」に対応しています。
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」のデメリットは?
WiMAX端末、そして他社端末との比較からSpeed Wi-Fi HOME 5G L13のデメリットは以下となります。
他社との比較 | WiMAX他機種との比較 |
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他社ホームルーターと比べた場合、デメリットはほぼ無いと考えて問題ありません。
ドコモ(home 5G HR02)よりも下り実測値は劣るものの、体感できるほどの差はありません。
一方で、WiMAXの旧型機種と比べると、端末代金と重量がUPしています。
重量に関しては最軽量だったL12に比べると約446gから約635gへアップしています。
しかし、その差はせいぜいスマホ1台分程度(iPhone13が173g)なので、それほど気にする必要はなさそうです。
ただし、端末価格については5,940円の差があります。
そのため、現在「Speed WiFi HOME 5G L12」「Speed WiFi HOME 5G L11」をお使いの方は、そのまま使い続けても良いでしょう。
【実機レビュー】編集部が「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を実際に使ってみた
編集部では使用感なども知るために、WiMAXを契約しSpeed Wi-Fi HOME 5G L13を購入しました。
セットアップから速度検証まで、編集部によるレビューをお届けします。
設定はSIMカードを挿入しコンセントに挿すだけ
Speed Wi-Fi HOME 5G L13を利用するには同梱されているSIMカードを本体へ挿入する必要があります。
▲SIMカードは画像のように台紙の状態で同梱されています
台紙からSIMカードを切り離したら、本体底部のスロットへ差し込みます。
切り離す際にSIMカードが折れないように注意してください。
▲底のフタを開けてSIMカードを差し込んだ状態
SIMカードを挿入後、電源をコンセントへ挿します。
フロントのランプがオレンジから緑になればセットアップは完了。
▲緑のランプに変わったらWi-Fi接続が可能となります
後は、スマホなどのWi-Fiを使用したい端末を接続するだけです。
なお、Wi-Fi接続には「SSID」と「パスワード」の入力が必要ですが、SIM挿入口付近にはWi-Fi接続用のQRコードがあります。
これをカメラで読み込めば、簡単にWi-Fiへ接続することもできます。
平日と週末に昼と夜の速度を測ってみた
Wi-Fi接続が確認できたところで、さっそく速度チェックを行いました。
都内の編集部員宅で計測した結果は以下の通りです。
平日12:00平均 | 平日22:00平均 | 週末12:00平均 | 週末22:00平均 | |
---|---|---|---|---|
下り速度 | 119.0Mbps | 71.7Mbps | 101.4Mbps | 89.1Mbps |
上り速度 | 12.9Mbps | 10.7Mbps | 13.8Mbps | 14.6Mbps |
Ping値 | 39ms | 43ms | 42ms | 40ms |
※平日は月〜金のうち2日間、同時刻に3回づつ計測した合計6回の平均値
※週末は土日に3回づつ計測した合計6回の平均値を記載
ご覧の通り、平日・夜間・週末と、いつでも一定以上の速度が出る安定の通信品質と言える結果になりました。
なお、今回の調査では4G環境での調査となりましたが、5G接続時には200Mbpsほどの速度になることも。
5Gエリアでの利用を想定している人であれば、高速通信の恩恵を受けられるでしょう。
同時接続で何台つなぐと速度が低下するのか…を検証
続いて、編集部の企画会議で同時接続時の速度や安定性を検証してみました。
WiMAXは接続台数が増えると速度が落ちる傾向があると言われますが、Speed Wi-Fi HOME 5G L13は何台までストレスなく使えるのでしょうか?
- 検証概要
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- 場所………東京都新宿区
- 日時………2024年2月3日(土)17:00頃
- 使用端末…PC(Win/Mac混在)×5台
スマホ(iOS/Android混在)×5台 - 検証方法…参加者5名が以下を実施
- 各自のPCを「L13」へ接続し、オンライン会議へ参加
- 各自のスマホを1台づつ「L13」へ接続し、YouTubeの視聴を開始
- 速度遅延などが起こるまで(2)の接続台数を増やしていく
※検証時のオンライン会議は「Google Meet」を利用
PCでのオンライン会議と、スマホでのYouTube視聴をSpeed Wi-Fi HOME 5G L13で行った結果は以下の通りです。
- 検証結果
-
- PC×5台接続時のオンライン会議では問題なし
- 10台同時接続時でも下り速度は81.3Mbpsと高速
- 同時接続9台目、10台目のスマホにて軽微な遅延が発生
時間や場所といった環境や用途にも依りますが、同時接続端末が10台程度なら問題なく利用できると言えそうです。
オンラインゲームは快適に遊べるのか?
オンラインゲームでは「Ping値」と呼ばれる応答速度が重要であり、すべてのホームルーターはその仕様上、Ping値が光回線と比べて大きく劣ります。
では、具体的にどのようなゲームならプレイできるのでしょうか。
編集部ではハイスペックなホームルーターである、WiMAXの最新機種「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」で各種ゲームをプレイしてみました。
ゲームタイトル | 検証結果・所感 |
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「FF14」(PC) | ラグが多く、コマ送りになる感覚がある |
「APEX」(PS5) | |
「マリオカート」(SWITCH) | 問題なくプレイ可能 |
「ポケモンGO」(スマホ) |
スマホやSWITCHのオンライン機能といった、ライトなゲームではストレスなくプレイすることができました。
ただし、PCやPS5でのゲームではラグが発生したり、コマ送りのような動きになる場面がありました。
格闘系やシューティングのように、ラグが致命的なゲームでの利用を考えているならば、注意が必要です。
なお、有線接続に変更しても特に改善はされませんでした。
- 検証概要
-
- 「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」にて平日の日中にプレイ
- 検証したゲーム
・「APEX」「FF14」(PC)
・「APEX」(PS5)
・Nintendo Switchのオンライン機能(マリオカート)
・スマホゲーム(ポケモンGO)
ビデオ会議(オンライン会議)でも使えるか?
▲編集部ではホームルーターを利用してオンライン会議を何度も実施しました
昨今ではリモートワークの普及によって、自宅のWi-Fi環境が気になる人も増えています。
ずばり、ホームルーターは仕事でも使えるのでしょうか。
代表的な用途である「ビデオ会議」を、編集部でもホームルーターを使って実施してみました。
検証結果・所感 |
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人数を問わず、快適に利用できた。 ビデオ会議でもそれほど問題はないとの印象。 |
普段のビデオ会議では光回線を利用していますが、今回の検証を経た率直な感想として「WiMAXは光回線と大して変わらない」と感じました。
人数や時間を問わず、問題なく使えました。
- 検証概要
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- 平日10〜19時に検証を実施
- 以下2タイプの会議で接続
・5〜6人でのビデオ会議(画面共有や発声あり)
・100人規模のビデオ会議(視聴メイン)
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を利用する方法は2つある
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を利用するには、以下の2つの方法があります。
- 「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」の利用法
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を取り扱っているプロバイダと契約する方法であれば、新品端末を購入し、安心して利用することができます。
Wi-Fiやネットワークについて知見のある人なら「中古端末+SIMのみ契約」によって、お得に利用することも可能です。
ここではそれぞれの方法について、詳しく解説していきます。
【新品契約】最新機種が使えるおすすめのWiMAXプロバイダ2選
WiMAXには20社以上ものプロバイダがあり、プロバイダごとに扱っている機種に違いがあります。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13をお得に使うには、最新機種を扱っていて、かつ安く購入できるプロバイダを選ぶべきです。
ここでは、端末代が安くなる、または無料になるお得なプロバイダを2つ紹介します。
- Speed Wi-Fi HOME 5G L13」が安く使えるおすすめプロバイダ2選
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- 27,720円の端末が6,732円から購入できる「UQ WiMAX」
- 34,500円キャッシュバックがある「GMOとくとくBB WiMAX」
それぞれ詳しく解説していきます。
27,720円の端末が6,732円から購入できるUQ WiMAX
UQ WiMAXは、KDDIグループのUQコミュニケーションズが運営しているため、信頼性が高いプロバイダです。
また実店舗があり、スタッフに相談しながら契約できるため、WiMAX初心者にもおすすめできます。
- UQ WiMAXがおすすめな理由
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- ほぼ無条件の特典で端末が6,732円から購入できる
- WiMAXの本家本元のため信頼性が高い
- 実店舗があるので初心者も安心
UQ WiMAXでは、Speed Wi-Fi HOME 5G L13の端末代金が新規契約なら6,732円、端末変更なら9,900円になる割引キャンペーンを行っています(※2024年10月時点)。
割引を受けるには、対象機種を購入し、かつ対象プラン(ギガ放題プラスS/ギガ放題プラスS Netflixパック)に加入する必要があります。
とはいえ、ギガ放題プラスSはUQ WiMAXのスタンダードプランなので、実質新規の契約者全員がキャンペーン適用になるといえます。
運営会社 | UQコミュニケーションズ株式会社 |
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月額料金 |
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キャンペーン有無(金額) |
端末代最大6,732円割引 |
初期費用 | 手数料:3,300円 |
解約違約金 | なし |
端末代 | 27,720円→新規契約の場合6,732円 |
スマホセット割 |
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支払い方法 |
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初月日割 | 対応 ※解約時も日割り |
34,500円キャッシュバックで端末代が安くなるGMOとくとくBB WiMAX
- GMOとくとくBB WiMAXがおすすめな理由
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- 34,500円の高額キャッシュバックあり
- 36回分割払いにすると端末代が実質0円になる
- 電話でのサポートが受けられる
「GMO とくとくBB WiMAX」では新規申し込みで34,500円、他社からの乗り換えで最大40,000円のキャッシュバックを行っています。
▲引用:公式サイト
また端末を36回分割払いで購入した場合、「端末分割払いサポート」(月770円×36ヶ月間割引)が適用され、端末代が実質無料になります。
最新端末を安く購入したい人にはおすすめです。
「GMO とくとくBB WiMAX」は電話サポートを行っているので、直接話しながら相談したい人にもおすすめです。
運営会社 | GMOインターネットグループ株式会社 |
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月額料金 |
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キャッシュバック |
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初期費用 | 手数料:3,300円 |
解約違約金 | 0円 |
端末代 |
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スマホセット割 |
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支払い方法 | クレジットカード |
初月日割 | 対応 |
「SIMのみ契約」で中古端末を購入して運用する方法もある
▲引用:UQ WiMAX公式
Speed Wi-Fi HOME 5G L13を中古で購入し、SIMのみプロバイダと契約する方法もあります。
ただし、「SIMのみ契約」ができるプロバイダは「UQ WiMAX」と「BIGLOBE WiMAX」の2社だけです。
「SIMのみ契約」に際して注意したいのは「SIMカードのバージョン」についてです。
WiMAXの現行機種に対応しているSIMカードにはVer.4とVer.5があり、それぞれ対応端末が異なります。
▲左はver.4、右がver.5のSIMカードです
Speed Wi-Fi HOME 5G L13で利用できるSIMカードは「Ver.5」となります。
間違ってVer.4のSIMカードを契約・購入してしまうと、端末側で認識されず使用できませんのでご注意ください。
SIMのみ契約の運用方法とメリット・デメリット
「SIMのみ契約」のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
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「SIMのみ契約」最大のメリットは、端末代を安くできることです。
フリマアプリやAmazonなどのネットショップでは、さまざまなWiFiの中古端末を販売しています。
編集部が調査したところ「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」の相場はおよそ8,000円~16,000円程度と、新品(27,720円)の約半分の価格でした。
また、すでにSpeed Wi-Fi HOME 5G L13を購入済であれば、乗り換え時にそのまま端末を利用するという選択肢があります。
しかし、中古端末を購入する場合は端末の状態などがわからず、補償もないというリスクが存在します。
一般的に、新品のWiFi端末の耐用年数は4〜5年程度といわれており、中古端末はそれよりも短いと考えられます。
また、プロバイダのキャンペーン特典などでは「端末購入」が条件となっている場合があります。
上記のメリットとデメリットを総合的に判断して、「お得」であると確信ができる人以外には「SIMのみ契約」はおすすめしません。
SIMのみ契約におすすめ!長期利用ならBIGLOBE WiMAXが最安
- 「BIGLOBE WiMAX」がおすすめな理由
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- 半年程度の利用なら最安プロバイダ
- GMOとくとくBB WiMAXに続いて支払総額が安い
- キャッシュバックの手続きが簡単で、最短翌月に受け取れる
BIGLOBE WiMAXのメリットとして、まず挙げられるのが月額料金の安さです。
初月無料で、解約料も発生しないため安心して利用開始できます。
また、11,500円のキャッシュバックを実施しています(※2024年9月現在)。
契約後に連絡したメールアドレスに届く案内メールに必要事項を記入して返信すると、翌月には振り込みが完了します。
運営会社 | ビッグローブ株式会社 |
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月額料金 |
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キャッシュバック有無(金額) | 有(11,500円) |
初期費用 | 手数料:3,300円 |
解約違約金 | なし |
スマホセット割 |
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支払い方法 |
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初月日割 | × |
WiMAXの旧端末(WiMAX 2+)ユーザーは最新機種へ乗り換えないと損!
5G非対応の端末を利用している「WiMAX 2+」ユーザーは、WiMAXの通信スペックを引き出すためにも最新機種への乗り換えをおすすめします。
- 乗り換えがおすすめの旧端末
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- WiMAX HOME 01
- WiMAX HOME 02
- Speed Wi-Fi HOME L01/L01s
- Speed Wi-Fi HOME L02
乗り換えをおすすめする理由はシンプルに、メリットしかないからです。
現行の「WiMAX +5G」では、「WiMAX 2+」「au 4GLTE」「au 5G」の3回線を利用できるようになり、さらにつながりやすくなりました。
さらに、3日間の通信量を理由とした速度制限も廃止されており、実質データ無制限で利用することが可能です。
通信速度や速度制限の煩わしさをなくすためにも、最新機種への乗り換えがおすすめです。
WiMAXの乗り換え先におすすめのプロバイダ2選
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」への乗り換えは、新規申し込みと同じく、以下の2つのプロバイダがおすすめです。
- 乗り換えにおすすめのプロバイダ
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- 端末代が9,900円で購入できるUQ WiMAX
- 高額キャッシュバックがあるGMOとくとくBB WiMAX
【基礎知識】ホームルーターとは?
▲ホームルーター主要4社の最新機種(左からRakuten Turbo、WiMAX、home5G、Softbank Air)
ホームルーターとは工事が不要で、コンセントを挿すだけでWi-Fi環境が作れる据え置き型の端末のことです。
そのため「置くだけWi-Fi」や「挿すだけWi-Fi」とも呼ばれます。
小型なポケット型Wi-Fi(=モバイルルーター)が屋外での利用も想定しているのに対し、ホームルーターは自宅など屋内での利用が前提となっています。
ホームルーターはポケット型Wi-Fiよりも通信品質が安定していますが、光回線に比べると通信速度や安定性は劣ります。
ホームルーター主要4社の違いとは?
ホームルーターは「WiMAX」のほかにも通信キャリア(ドコモ、ソフトバンクなど)が提供しています。
端末 | ||||
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下り実測値 | 103.0Mbps | 174.8Mbps | 130.2Mbps | 88.2Mbps |
上り実測値 | 10.7Mbps | 10.7Mbps | 19.3Mbps | 34.0Mbps |
平均Ping値 | 43ms | 54ms | 46ms | 50ms |
端末価格 | 71,280円 | 71,280円 | 27,720円 | 41,580円 |
月額料金 | 5,368円 | 4,950円 | 1〜13ヶ月: 4,268円 14ヶ月以降: 4,950円 |
4,840円 |
スマホ セット割 ※最大割引額 |
Softbank: 1,100円割引 Y!mobile: 1,650円割引 |
docomo: 1,100円割引 |
au/UQ mobile: 1,100円割引 |
楽天市場ポイント+2倍 |
サイズ(mm) ※高さ×横幅×奥行 |
約207×100×100 | 約170×95×95 | 約207×100×100 | 約148×110×110 |
重量 | 約1,086g | 約847g | 約635g | 約774g |
同時接続数 | 128台 | 66台 | 32台 | 128台 |
スペックや外観はそれぞれ異なりますが、実際の速度に大きな違いはありません。
そのため、スマホセット割を含む料金がホームルーター選びのポイントになります。
ホームルーター | おすすめの人 |
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実際に使ってみると…4社のスペック(速度)にはほとんど差が無い
【検証概要】検証期間:2024年6月〜7月/検証環境:東京都世田谷区、戸建て、4人利用/検証内容:4機種の使用感差、ビデオ会議・オンラインゲームでの使用可否など
各ホームルーターを編集部で利用してみましたが、スペック上の違いを体感する場面はほとんどありませんでした。
いずれも、時間帯を問わずつながり、速度も充分でした。
5〜6台での利用や、同時にビデオ会議を行っても問題はありませんでした。
2〜3人暮らしで3〜4台の利用を想定している人であれば、どれを選んでも問題ないといえるでしょう。
【基礎知識】WiMAXとは?
WiMAXは、UQモバイルなどを展開するUQコミュニケーションズが運営する、工事不要で利用できる高速なWi-Fiです。
現在提供されている通信規格「WiMAX +5G」は、2021年4月8日から開始されており、以前の「WiMAX 2+」に加え、auの5Gおよび4G LTE回線も利用可能になりました。
それによって、安定した通信環境と高速通信が可能になっています。
ここからはWiMAXの基礎知識として、以下の項目について解説していきます。
20社以上のプロバイダがWiMAXのサービスを提供している
WiMAXを契約できる、「プロバイダ」と呼ばれる販売窓口は20社以上もあります。
- プロバイダとは?
-
UQコミュニケーションズが提供しているWiMAX回線の販売を行う事業者のこと。
わかりやすく言えば「販売代理店」のようなイメージです。
WiMAXのプロバイダは複数ありますが、どこで契約をしても利用する回線や速度は同じです。
違いは月額料金やキャッシュバックなどの「料金」、そして「サポート体制」です。
WiMAXのプロバイダは「本家」「Web代理店系」「家電量販店系」の3つのタイプに分類されます。
それぞれのタイプにメリット・デメリットがありますが、選び方としては以下がおすすめです。
- 信頼度やサポート体制で選ぶなら本家「UQ WiMAX」
- キャッシュバックや月額料金で選ぶならWeb代理店系
- 家電製品の割引を一緒に受けたいなら家電量販店系
各プロバイダの特徴を把握し、どのプロバイダが自分に合っているのかを把握した上で契約するようにしましょう。
WiMAXにはホームルーターとポケット型Wi-Fiがある
▲左)据え置き型のホームルーター/右)持ち運びしやすいモバイルルーター(画像はUQ WiMAX公式)
WiMAXには「持ち運び可能なポケット型Wi-Fi(=モバイルルーター)」と、「据え置き型のホームルーター」があります。
ホームルーターは工事不要で、コンセントに挿すだけで利用できることから「挿すだけWi-Fi」や「置くだけWi-Fi」とも呼ばれます。
移動先でもネットを利用したい人はポケット型Wi-Fi、自宅でWi-Fi環境をつくりたい人はホームルーターと、目的に合わせて選びましょう。
端末タイプ | ホームルーター (Speed Wi-Fi HOME 5G L13) |
モバイルルーター (Speed Wi-Fi 5G X12) |
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特徴 |
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端末料金 | 27,720円 | 27,720円 |
サイズ | 約W100×H207×D100㎜ | 約W136 × H68 × D14.8mm |
重量 | 約635g | 約174g |
通信速度 |
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5G | 対応 | 対応 |
最大接続台数 | 32台 | 16台 |
最大速度と接続可能な端末数はホームルーターに軍配が上がりますが、端末代金や月額料金は同じです。
高速かつデータ無制限でWi-Fiが利用できる
▲引用:公式サイト
WiMAXは現在、すべての機種が5Gに対応しており最大下り速度は4.2Gbps(ポケット型Wi-Fiは3.9Gbps)と非常に高速です。
また、データ容量は実質的に無制限と言えます。
WiMAX以外のポケット型Wi-Fiは、基本的に月間データ通信量に上限が定められており、それを超過すると速度制限が発生します。
WiMAXであれば、データ量を気にせずWi-Fiを利用することが可能と言えます。
WiMAXの料金について解説
WiMAXを利用するために必要な料金について解説します。
- 多くのプロバイダは月額料金が期間に応じて変更する
- 料金プランは基本的に1つ
- 解約時の費用は端末代残債と違約金
- WiMAXの端末代
多くのプロバイダは月額料金が期間によって変動する
多くのインターネットサービスにおける月額料金は、契約初期や初年度などが安く、徐々に高額になっていく傾向があります。
WiMAXも同様で、ほとんどのプロバイダの月額料金は期間により異なります。
「契約初月のみ」の安い料金を月額料金だと勘違いしないようにするなど、プロバイダ選びは慎重に行いましょう。
WiMAXの料金プランは1つ
2024年9月現在、WiMAXのプランは基本的に1つです。
WiMAXの本家である「UQ WiMAX」の公式サイトを見てみると、「ギガ放題プラスS」「ギガ放題プラス」と2つのプランがありますが、どちらも月額料金は同じです。
違いは利用する端末のみとなり、「ギガ放題プラスS」は最新端末のポケット型Wi-Fiとホームルーターを対象にしています。
よって、WiMAXのプランは1つと考えて問題ありません。
プラン名 | 対象端末 | 月額料金 |
---|---|---|
ギガ放題プラスS (最新機種) |
Speed Wi-Fi HOME 5G L13 Speed Wi-Fi 5G X12 |
1〜13ヶ月:4,268円 14ヶ月以降:4,950円 |
ギガ放題プラス | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 Speed Wi-Fi HOME 5G L11 Speed Wi-Fi 5G X11 Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
なお、Netflixなどの動画サイトの利用をセットにしたプランなど、独自のプランを展開しているプロバイダもあります。
解約時の費用には「端末代の残債」と「違約金」がある
WiMAXの解約時にかかる費用は「端末代の残債」と「解約違約金」の2種類です。
端末を分割購入している場合、支払いが完了する前に解約をすると「端末代の残債」が一括請求されます。
WiMAXのプロバイダの多くは解約金を設定していませんが、以下のプロバイダは解約金が発生します。
解約金 | 発生条件 | |
---|---|---|
Broad WiMAX | 4,950円 | 更新期間以外に解約した場合 |
Vision WiMAX | 3,751円 | 1~24ヶ月目に解約した場合 |
WiMAXで利用できる端末代
WiMAXで利用できる端末の代金をまとめました。
旧端末は在庫処分中のため、すでに取り扱いのないプロバイダがあります。
旧端末を利用したい人は、早めに契約することをお勧めします。
種類 | 名称 | 料金 | |
---|---|---|---|
ホームルーター | 最新端末 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 27,720円 |
旧端末 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 21,780円 | |
旧端末 | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 21,780円 | |
ポケット型Wi-Fi | 最新端末 | Speed Wi-Fi 5G X12 | 27,720円 |
旧端末 | Speed Wi-Fi 5G X11 | 21,780円 | |
旧端末 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | 21,780円 |
旧端末は在庫処分中のため、すでに取り扱いのないプロバイダがあります。
特にポケット型の「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」は根強い人気がありますので、これらの旧端末を利用したい人は、早めに契約することをおすすめします。
WiMAXの速度について解説
ここからは、WiMAXの速度について解説します。
- WiMAXの速度について知っておきたいこと
-
- WiMAXの下り最大速度は4.2Gbpsと高速
- 速度制限は撤廃され実質無制限
- 現行端末はすべて5Gに対応
現在WiMAXで提供されているサービス「WiMAX+5G」では、下り最大4.2Gbps(モバイルルーターは3.9Gbps)の高速通信が可能です。
また、以前は「3日間で15GB以上利用すると速度制限」がかかっていましたが、現在は撤廃されています。
そのため、実質データ無制限で利用できると考えて問題ありません。
WiMAXの下り最大速度は4.2Gbpsで実測値も速い
前述した通り、WiMAXの下り最大速度は4.2Gbps(ポケット型Wi-Fiは3.9Gbps)を誇ります。
実際の速度である下り実測値を見てみても、その速さは歴然。
ポケット型Wi-Fiでは最も速度が速いドコモとほぼ同レベルであることがわかります。
モバイルルーター | 種類 | 下り実測値 |
---|---|---|
カシモWiMAX (Speed Wi-Fi 5G x12) |
WiMAX | 134.3Mbps |
ドコモ (Wi-Fi STATION SH-54C) |
キャリア | 173.4Mbps |
ソフトバンク (Pocket WiFi 5G A004ZT) |
キャリア | 80.3Mbps |
楽天モバイル (Rakuten WiFi Pocket 2C) |
キャリア | 27.8Mbps |
AiR WiFi (U3) |
クラウドSIM | 19.6Mbps |
※実測値は「みんそく」より
なお、下り速度は速いに越したことはありませんが、必要な速度の目安は以下となっています。
■必要な下り速度の目安
動画を視聴する際など、下り速度は20〜30Mbps程度あれば、快適に楽しむことができるでしょう。
3日で15GBの「速度制限」はすでに撤廃されている
WiMAXではこれまで「直近3日間の通信量が合計10GB以上」の場合、通信速度を制限していました。
この厳しい速度制限は2022年2月1日より撤廃されています。
ただし、公式サイトには「一定期間内に大量のデータ通信を利用すると、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がある」と記載があり、完全に無制限で使えるわけではないようです。
それを受けて、編集部では1日10GB以上利用してみましたが、速度制限はありませんでした。
通常使用において、速度制限を心配する必要はそれほど無いと言えるでしょう。
現行端末はすべて5G対応機種
現在、WiMAXで契約・購入できる機種は、モバイルルーター・ホームルーターともにすべて5G通信に対応しています(※2024年9月時点)。
最新のホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は通信速度がもっとも速いですが、その他の基本スペックは旧端末の「Speed WiFi HOME 5G L12」や「Speed WiFi HOME 5G L11」と大きな変化はありません。
そのため、現在L12やL11を利用している人は、無理にL13に機種変更する必要はないといえるでしょう。
しかし、L11よりも前の端末(4G端末)を利用しているのであれば、最新端末への機種変更がおすすめです。
最新機種は4G端末よりもつながりやすさや通信速度が各段に進化しているので、より快適なネット環境を得られます。
WiMAXが利用できるエリア
「WiMAX +5G」では、WiMAX2+回線に加えてauの5G回線や4GLTE回線も使用できるため、日本全国の広い範囲で利用することができます。
対応エリアに不安がある人は「Try WiMAX」でお試しをするか、UQWiMAXの公式サイトで申し込む前に確認しておきましょう。
プラスエリアモードとは?
プラスエリアモードとは、月額1,100円で電波を拡張するオプション機能のこと。
屋内や建物の陰といったつながりにくい場所でも電波が届きやすくなります。
auとUQモバイルのスマホセット割に加入するとプラスエリアモードが無料、利用できるデータ量も通常の15GBから30GBまで増量されるプロバイダがあります。
なお、プラスエリアモードは30GBを超えると月末まで通信速度が最大128kbpsに制限されます。
しかし、スタンダードモードは通常通り利用することができます。
WiMAXは海外で利用できない
WiMAXのすべての端末は海外では利用できません。
旅行などでモバイルルーターを利用したい場合は、現地SIMの購入や端末のレンタルを利用しましょう。
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」やWiMAXに関するよくある質問
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」やWiMAXに関するよくある質問をまとめました。
- 「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」やWiMAXに関するよくある質問
設定方法や取扱説明書の確認先は?
端末の初期設定や取り扱い説明書はUQ WiMAXの公式サイトに記載があります。
取扱説明書のほか、「ご利用の準備」「基本操作」なども確認できます。
ホームルーター |
---|
Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
速度が遅い時の対処法は?
- 速度が遅い時の対処法
-
- 端末を再起動する
- 設置場所を変更する
- 周波数を変更する
速度が遅い場合、まずは端末を再起動してみましょう。
再起動の方法はマニュアルや説明書に記載されています。
設置場所を変えるのも有効な方法です。
特に据え置き型のホールムーターであれば、もっとも通信状態の良い最適な設置場所を試してみてください。
また、WiMAXは5GHzと2.4GHzの2つの周波数を利用することができます。
5GHzは「障害物に弱い代わりに速度が速い」のが特徴で、2.4GHzは「速度は遅い代わりに障害物に強い」という特徴があります。
速度が遅い要因によって最適な周波数は違いますが、周波数を変えることで速度の改善が期待できます。
有線LANの繋ぎかたは?
▲背面のLANポートに挿し込む
背面にあるLANポートに「カチッ」と音がするまで挿し込みます。
なお、編集部では「有線接続で速度は上がるのか」検証してみましたが、無線接続時との違いはありませんでした。
そのため「接続が不安定な時に使う」程度に考えておくと良いでしょう。
機種変更はできる?
旧端末から最新機種へなど、機種変更は可能です。
4G端末を利用している場合は、5Gプランへの変更も同時に行うことになります。
また機種変更のタイミングでプロバイダを変更する「乗り換え」という方法もあります。
お得に乗り換えたい人は、乗り換えキャンペーンなどを行なっているプロバイダへの変更を検討してみるのも良いでしょう。
クレジットカード以外の支払い方法はある?
WiMAXでの支払い方法は、クレジットカードの他に口座振替があります。
ですが、口座振替に対応しているプロバイダは少ないのが現状です。
UQ WiMAX | BIGLOBE WiMAX | Broad WiMAX | |
---|---|---|---|
手数料 | 無料 | 毎月220円 | 毎月220円 |
月額料金 | 1〜13ヶ月目:4,268円 14ヶ月目〜:4,950円 |
1ヶ月目:無料 2〜25ヶ月目:3,278円 26ヶ月目~:4,928円 |
1ヶ月目:990円 2〜37ヶ月目:3,773円 38ヶ月目〜:4,950円 |
BIGLOBE WiMAXとBroad WiMAXでは振込手数料が毎月220円かかるのに対し、UQ WiMAXは振込手数料が無料です。
ただし、月額料金を比較するとUQ WiMAXよりもBIGLOBE WiMAXの方が安くなっています。
口座振替の利用で、コストを少しでも抑えたい人はBIGLOBE WiMAXを選ぶと良いでしょう。
プロバイダへの申し込み手続き方法は?
WiMAXのプロバイダは、基本的にオンラインでの申し込みが可能です。
申し込み方法はプロバイダごとに異なりますが、基本的な流れは以下の通りです。
申し込み完了後、最短翌日発送・通常2日〜1週間程度で端末が届きます。
STEP1 | Webフォームから申込み |
---|---|
STEP2 | 料金プラン、端末などを選択し契約者情報などの必要事項を入力 |
STEP3 | 完了 |
なお、UQ WiMAXでは実店舗での契約も可能になっています。
相談しながら契約をしたい人やオンラインでの手続きが不安な人にはおすすめです。
問い合わせ先はどこ?
問い合わせ先はプロバイダごとに異なります。
契約前、契約後のほか、プラン変更や機種の故障など、問い合わせの内容により窓口が異なるケースがあるので、契約したプロバイダの問い合わせ先はブックマークをしておくと良いでしょう。