口座振替対応のポケット型WiFiおすすめ5選!各社の料金や特徴を徹底比較

本記事は、提携する企業のPR情報が含まれます。
掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。
口座振替ができるポケット型WiFi5選

ポケット型Wi-Fiの支払い方法はクレジットカード払いが主流となっており、口座振替に対応したポケット型Wi-Fiは多くありません。

また口座振替に対応している場合でも、契約先によっては次のような注意点があります。

口座振替対応のポケット型Wi-Fiの注意点
  • 口座振替手数料が発生する場合がある
  • 審査や本人確認により、利用開始まで時間がかかる
  • キャンペーン対象外になることがある
  • 月額料金以外は口座振替できない場合がある

口座振替対応のポケット型Wi-Fiを選ぶときは、これらの点を確認しておきましょう。

この記事では、口座振替に対応したおすすめのポケット型Wi-Fiを紹介していきます。
なかでも多くの人におすすめできるポケット型Wi-Fiは次の3社です。

ポケット型WiFi おすすめポイント 実質月額料金* データ量
楽天モバイルのロゴ▼詳細へ
\安くて無制限/
  • データ無制限で最安
  • 初期費用は端末代の1円のみ
  • 最短3日後に使える
3,388無制限
BIGLOBE WiMAX ロゴ▼詳細へ
\速度重視なら/
  • データ無制限で高速通信が可能
  • 11,500円キャッシュバックが受け取れる
  • 利用開始まで2週間ほどかかる
4,174円 無制限
MUGEN WiFi ロゴ▼詳細へ
\最短翌日に使える/
  • 本人確認書類が不要!最短翌日に使える
  • 初月は月額料金2ヶ月分まとめて請求される
4,179円 100GB

口座振替が可能なポケット型WiFiを探している人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

あわせて読みたい
ポケット型Wi-Fi・モバイルWi-Fiのおすすめランキング!ユーザーの評判と実機検証で9社を徹底比較
「ポケット型Wi-Fi」は工事不要、屋外でも利用できる便利なWi-Fiです。 ところが、下図のように20〜30社がサービスを展開し

続きを読む

この記事のもくじ

口座振替に対応したおすすめのポケット型WiFi5選!各社の料金や特徴を比較

星の数による評価

編集部がおすすめする口座振替対応のポケット型WiFi5社の基本情報を比較していきましょう。

ポケット型Wi-Fiおすすめランキング
サービス名 おすすめポイント 実質月額料金
※2年間の総支払額
月額料金 口座振替
手数料
端末代 解約金 平均速度
※下り速度
データ
容量
支払い方法
楽天モバイルのロゴ▼詳細へ
  • データ無制限で最安
  • 初期費用は端末代の1円のみ
  • 最短3日後に使える
3,388
  • 0~3GB:1,078円
  • ~20GB:2,178円
  • 20GB~:3,278円
110円 1円 0円 26.8Mbps 無制限
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • 口座振替 など
BIGLOBE WiMAX ロゴ▼詳細へ
  • データ無制限で高速通信が可能
  • 11,500円キャッシュバックが受け取れる
  • 利用開始まで2週間ほどかかる
4,174円
  • 1ヶ月目 :無料
  • 2~25ヶ月目:3,278
  • 26ヶ月目~ :4,928円
220円 27,720円 0円 104.9Mbps 無制限
  • クレジットカード
  • 口座振替 など
MUGEN WiFi ロゴ▼詳細へ
  • 本人確認書類が不要!最短翌日に使える
  • 初月は月額料金2ヶ月分まとめて請求される
3,898円
  • 3,880円
0円 0円
※無料レンタル
3,880円
※2年契約
18.2Mbps 100GB
  • クレジットカード
  • 口座振替 など
docomo ロゴ▼詳細へ
  • ドコモユーザーかつ月30GBで充分な人におすすめ
5,133円 1,100円
※ドコモユーザーのみ
0円 96,800円 0円 127.2Mbps 30GB
  • クレジットカード
  • 口座振替 など
SoftBank ロゴ▼詳細へ
  • ソフトバンクユーザーかつ月50GBで充分な人におすすめ
3,838円 1,078円
※ソフトバンクユーザーのみ
0円 66,240円 0円 46.6Mbps 50GB
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • 口座振替 など

表のとおり、基本的には安くてデータ無制限の「楽天モバイル」がおすすめです。
初期費用も端末代の1円のみ。さらに本人確認書類の不備がなければ、最短3日後に使い始めることができます。

一方、仕事で利用する人や通信安定性を重視する人は「BIGLOBE WiMAX」をおすすめします。
またポケット型Wi-Fiをすぐ使いたい人は「MUGEN WiFi」がおすすめとなります。

なお「ドコモ」と「ソフトバンク」のポケット型Wi-Fiは、データシェアプランが使える同スマホユーザーにはおすすめします。

つづいては、各ポケット型Wi-Fiについて詳しく紹介していきます。

初期費用は端末代1円のみ!データ無制限で最安の「楽天モバイル」

楽天モバイルのロゴ

「楽天モバイル」は、データ無制限のポケット型Wi-Fiのなかで最安となっています。

また口座振替を選択した場合でも、端末代金が1円になるキャンペーンを利用できるほか、本人確認書類の不備がなければ最短3日後から使えます

データ無制限で使える上に安く、口座振替を選択するデメリットもほとんどない「楽天モバイル」は特におすすめのポケット型WiFiの一つです。

メリット デメリット
  • データ無制限で最安(月額3,278円)
  • 端末が1円で購入できる
  • 最短3日後から使える
  • デビットカード払いにも対応
  • 5Gには非対応
  • 口座振替手数料110円が発生する
基本情報
プラン名 Rakuten 最強プラン
月間データ容量 無制限
月額料金
  • 0~3GB  :1,078円
  • 3~20GB  :2,178円
  • 20GB以上 :3,278円
口座振替手数料 110円
端末
端末代金
  • Rakuten WiFi Pocket Platinum
  • 7,980円 → 1円
本人確認の有無
最短発送日
  • あり
  • 最短2日後に発送
事務手数料 無料
解約金 無料
最大速度
  • 下り:150Mbps
  • 上り:50Mbps
支払い方法
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • 口座振替 など
キャンペーン 「最強 プラン」申し込みで端末代金が1円になる
運営会社 楽天モバイル株式会社

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiを契約して使ってみた

Rakuten WiFi Pocket Platinum ▲プラチナバンドに対応した最新機種「Rakuten WiFi Pocket Platinum」

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiが安いことは間違いありません。
では、性能や実際の使い勝手はどうなのでしょうか?

編集部では、キャンペーン利用によって1円で購入できる最新端末「Rakuten WiFi Pocket Platinum」を利用してみました。

実測値の検証結果は以下の通りです。

東京都・中野区での速度検証結果
平日12:00平均 平日22:00平均 週末12:00平均 週末22:00平均
下り速度 25.1Mbps 8.3Mbps 23.1Mbps 22.5Mbps
上り速度 26.2Mbps 25.0Mbps 21.7Mbps 22.5Mbps
Ping値 30ms 25ms 32ms 35ms
使用感 ★5…快適 ★4…良好 ★3…可能 ★2…困難 ★1…不可
  • web閲覧 ★★★★★
  • 動画視聴 ★★★★★
  • 2台接続 ★★★★☆
  • web閲覧 ★★★★★
  • 動画視聴 ★★★★☆
  • 2台接続 ★★★☆☆
  • web閲覧 ★★★★★
  • 動画視聴 ★★★★★
  • 2台接続 ★★★★☆
  • web閲覧 ★★★★★
  • 動画視聴 ★★★★☆
  • 2台接続 ★★★☆☆

※平日は月〜金のうち2日間、同時刻に3回づつ計測した合計6回の平均値、 ※週末は土日に3回づつ計測した合計6回の平均値を記載

webやSNS、YouTube視聴といった用途においては常に問題なく使用することができました。

また気になっていたエリアですが、地下や建物の奥以外では概ねつながり、筆者主観ながら「コスパはかなり良いポケット型Wi-Fi」と感じました。

ただし仕事用途で使う人など速度や安定性を重視したい人は次に紹介する「BIGLOBE WiMAX」がおすすめです。

楽天モバイル 公式サイト

あわせて読みたい
楽天ポケット型WiFiの評判が良すぎる理由は?独自調査と実機レビューで徹底解剖
「楽天モバイル」のポケット型Wi-Fiは、今ならキャンペーンにより初期費用が端末代の1円のみ、解約違約金も0円。 また月額料金もデ

続きを読む

高速&データ無制限!キャッシュバックが翌月もらえる「BIGLOBE WiMAX」

BIGLOBE WiMAX ロゴ

「BIGLOBE WiMAX」を含むWiMAXはauの5G回線にも対応しており、データ無制限かつ高速通信が可能となっています。

また「BIGLOBE WiMAX」は25ヶ月目までの月額料金が安く、口座振替を選択した場合でも11,500円キャッシュバックが翌月に受け取れます

ただし契約手続きや審査のために、利用開始まで2週間ほどかかる点には注意が必要です。
また端末到着時に、端末代27,720円を代引きで支払う必要があります。

メリット デメリット
  • データ無制限かつ高速通信可能
  • auの5G回線に対応
  • 11,500円キャッシュバックが翌月受け取れる
  • 利用開始まで2週間ほどかかる
  • 端末を一括払いで購入する必要がある
基本情報
月間データ容量 無制限
月額料金
  • 1〜13ヶ月:4,268円
  • 14ヶ月以降:4,950円
口座振替手数料 220円
端末代金
  • 27,720円
  • 一括払いのみ
本人確認の有無
最短発送日
  • あり
  • 2週間程度で発送
事務手数料 3,300円
解約金 無料
最大速度
  • 下り:3.9Gbps
  • 上り:183Mbps
支払い方法
  • クレジットカード
  • 口座振替 など
キャンペーン 11,500円キャッシュバック
運営会社 ビッグローブ株式会社

WiMAXのポケット型Wi-Fiを実際に使ってみた

渋谷でポケット型Wi-Fiを使用する編集部員 WiMAXの最新機種である「Speed Wi-Fi 5G X12」を契約して利用してみました。 さっそく「速度」検証を行った結果は以下の通りです。
東京都・中野区での速度検証結果
平日12:00平均 平日22:00平均 週末12:00平均 週末22:00平均
下り速度 119.0Mbps 71.7Mbps 101.4Mbps 89.1Mbps
上り速度 12.9Mbps 10.7Mbps 13.8Mbps 14.6Mbps
Ping値 39ms 43ms 42ms 40ms

※平日は月〜金のうち2日間、同時刻に3ずつ計測した合計6回の平均値。 ※週末は土日に3回ずつ計測した合計6回の平均値を記載。

ポケット型Wi-Fiでありながら、いつでもどこでも概ね下り100Mbps前後と高速なためサクサク使えます。

この速度であれば、一般的なネット利用でストレスを感じることはほぼ無いでしょう。

続いてオフィスビル内でのオンライン会議でも使ってみました。

WiMAX回線でmeet会議する編集部員たち ▲普段は光回線で行う企画会議でもWiMAXを使用してみました。

結果は、電波が届きづらいオフィスビルの中心部では速度が低下したものの、ほとんどの場所で快適に使えました

BIGLOBE WiMAX 公式サイト

あわせて読みたい
BIGLOBE WiMAXの評判を徹底調査
BIGLOBE WiMAXの評判は?他社比較でわかったメリットを解説
WiMAXには契約の窓口でもある「プロバイダ」と呼ばれる事業者が多数存在します。 同じ「WiMAX」というサービスを扱っているため

続きを読む

最短即日に発送!端末を無料レンタルできる「MUGEN WiFi」

MUGEN WiFi ロゴ

「MUGEN WiFi」には4つのプランが用意されており、そのうち「口座振替プラン」のみが口座振替を利用できます。

100GBもの大容量を月額3,880円で使えるため、比較的安価なポケット型Wi-Fiといえるでしょう。

また本人確認書類の提出がいらないため、最短即日に発送、早ければ翌日から使い始めることができます

一方、端末が早く届く分、初期費用が高くなっています。
端末到着時、「初期費用3,300円+月額料金2ヶ月分7,760円+代引き手数料440円」の計11,500円を代引きで支払う必要があります。

そのため「MUGEN WiFi」は1日でも早く使いたい人におすすめと言えます。

メリット デメリット
  • 本人確認書類不要!最短即日発送
  • 100GBプランが格安
  • 使い続けることで、事務手数料や解約金が0円になる
  • 3ヶ月ごとに端末の交換が可能
  • 端末が選べない
  • 初月に月額料金2ヶ月分と代引き手数料が発生
基本情報
プラン名 MUGEN WiFi 口座振替プラン
月間データ容量 100GB
月額料金
  • 3,880円
口座振替手数料 無料
端末代金
  • AiR-1、NA01、U3のいずれか
  • 無料レンタル
本人確認の有無
最短発送日
  • なし
  • 最短即日に発送
事務手数料 3,300円
解約金 3,880円
※2年契約
最大速度
  • 下り:150Mbps
  • 上り:50Mbps
支払い方法
  • 口座振替
    ※クレジットカード払いの場合は別プラン扱いとなります。
キャンペーン なし
運営会社 株式会社FREEDiVE

MUGEN WiFiを契約して使ってみた!

MUGEN Wi-Fiの使用イメージ

編集部では実際にMUGEN WiFiの口座振替プランで利用できる「U3」と「AiR-1」の実機を使ってみました。

東京都・中野区での速度検証結果
平日12:00平均 平日22:00平均 週末12:00平均 週末22:00平均
下り速度 30.1Mbps 6.4Mbps 25.2Mbps 23.9Mbps
上り速度 10.6Mbps 6.3Mbps 9.7Mbps 10.2Mbps
Ping値 28ms 58ms 56ms 46ms
使用感
★5…快適
★4…良好
★3…可能
★2…困難
★1…不可
  • web閲覧
    ★★★★★
  • 動画視聴
    ★★★★★
  • 2台接続
    ★★★★★
  • web閲覧
    ★★★★★
  • 動画視聴
    ★★★★☆
  • 2台接続
    ★★★☆☆
  • web閲覧
    ★★★★★
  • 動画視聴
    ★★★★★
  • 2台接続
    ★★★★★
  • web閲覧
    ★★★★★
  • 動画視聴
    ★★★★★
  • 2台接続
    ★★★★☆

※平日は月〜金のうち2日間、同時刻に3回づつ計測した合計6回の平均値、週末は土日に3回づつ計測した合計6回の平均値を記載
※使用感における「動画視聴」はYouTube画質720pで、「web閲覧」はYahoo!トップページでそれぞれ検証

今回の検証では夜間は速度が低下したものの、「ネットが使えない」と感じる場面はありませんでした。

また「AiR-2」はタッチパネル式のため、直感的な操作も可能。使い勝手の良いポケット型WiFiだと感じました。

MUGEN WiFiの公式サイトはこちら

あわせて読みたい
MUGEN WiFiの評判は?ユーザー調査と最新機種の実機レビューで徹底解剖
「MUGEN WiFi」は、100GBを月額3,300円(当サイト経由なら月額3,190円)で格安利用できるポケット型Wi-Fiで

続きを読む

全ポケット型WiFiで下り最速を誇る「ドコモ」

docomo ロゴ

ドコモのポケット型WiFiは、ドコモ回線を利用したつながりやすく高速なポケット型WiFiです。

とくに最新端末の下り最高速度は4.9Gbpsと、文字どおり最速となっています。

ただし、端末代は約9万円となっており高額です。

またポケット型Wi-Fi単体契約(eximo)の場合、月額料金も7,000円を超えるため、ドコモユーザーにのみおすすめのポケット型Wi-Fiと言えます。

メリット デメリット
  • 下り速度が圧倒的に速い
  • ドコモユーザーならデータシェアで格安利用できる
  • 実店舗で契約できる
  • データシェアで利用できるのは最大30GB
  • 端末代金が高額
基本情報
最大通信速度
※最新機種
  • 下り 4.9Gbps(5G)/1,7Gbps(4G)
  • 上り 1.1Gbps(5G)/131,3Mbps(4G)
データ容量 ポケット型WiFi単独契約 ドコモスマホとの併用
1GB〜無制限 最大30GB
月額料金
  • eximo
    ・〜1GB:4,565円
    ・1〜3GB:5,665円
    ・3GB〜無制限:7,315円
  • irumo
    ・0.5GB:550円
    ・3GB:2,167円
    ・6GB:2,827円
    ・9GB:3,377円
  • 5Gデータプラス
    1,100円
    ※ポケット型WiFiは最大30GBまで利用可能
データチャージ
  • 1GB追加オプション
    ・1GBあたり:1,100円
初期費用
  • 契約事務手数料 3,850円
    ※店頭契約の場合のみ
解約違約金 なし
支払い方法
  • クレジットカード
  • 口座振替 など
海外利用 対応
回線 ドコモ
運営 株式会社NTTドコモ

ドコモのポケット型WiFiを契約して使ってみた!

WiFi STATION SH-54Cの使用イメージ
▲WiFi STATION SH-54Cを公私に渡って利用しました

編集部で「WiFi STATION SH-54C」を購入し、じっくり使い込んでみました。

検証した結果、下り速度は平均して100Mbps以上、通勤ラッシュ時である夕方の地下鉄駅構内でもスムーズにYouTubeの視聴が可能でした。

スペックに関してはさすがのドコモ品質だと感じました。

ただし、端末については評価が分かれそうです。

WiFi STATION SH-54Cのサイズ比較
▲文庫本や「どこよりもWi-Fi」との比較

スタイリッシュかつ高級感がある一方で、サイズが大きくかなりの重量のため、毎日の持ち運びには不向きだと感じる人もいそうです。

ドコモのポケットWiFiの公式サイトはこちら

あわせて読みたい
ドコモのポケット型WiFiの評判は?独自調査と実機検証で徹底解剖!
ドコモのポケット型WiFiは、ドコモ回線を利用したつながりやすく高速なポケット型WiFiです。 とくに最新端末の下り最高速度は4.

続きを読む

データシェアで格安運用ができる「ソフトバンク」

SoftBank

ソフトバンクのポケット型WiFi(※以下「Pocket WiFi」と表記)は、3大キャリアならではの安定した高速通信が最大の特徴です。

SoftBankスマホのユーザーであれば、安価な月額料金でデータをシェアすることが可能となっています。

一方で、SoftBank以外のスマホユーザーにとっては、月額料金が高額なポケット型WiFiとなります。

さらに、データ無制限ではない点にも注意が必要です。

メリット デメリット
  • 下り速度が速い
  • データシェアプランがある
  • 低容量3GBプランがある
  • SoftBankユーザー以外には高額
  • データ無制限では利用できない
  • バッテリー持ちが悪い
基本情報
SoftBank
スマホユーザー
非SoftBank
スマホユーザー
プラン データシェアプラン データ通信専用
50GBプラン
データ通信専用
3GBプラン
月額料金 1,078円 5,280円 990円
※割引適用
データ容量 最大50GB 50GB 3GB
最大速度
※A004ZT
下り:3.0Gbps
上り:298Mbps
速度制限 あり
※契約データ容量超過時
※その他、時間帯により速度制御の場合あり
端末代金
  • A004ZT:66,240円
事務手数料
  • 店頭   :3,850円
  • 公式サイト:無料(自宅受取の場合)
キャッシュバック なし
契約期間 なし
解約違約金 なし
スマホセット割 なし

ソフトバンクユーザーであれば、データシェアプランを利用することで高速なポケットWi-Fiを安価に利用することができます。

ただし、上限は50GBのため、毎日ガンガンWi-Fiを使う人には不向きと言えるでしょう。

ソフトバンクのPocket WiFiを実際に利用してみた

Pocket WiFi 5G A004ZTの使用イメージ
▲「Pocket WiFi 5G A004ZT」を約2週間ほど利用しながら調査しました

編集部で「Pocket WiFi 5G A004ZT」を購入し、じっくり使い込んでみました。

利用前にSIMカードだけではなく、バッテリーの装着も必要でしたが、それほど難しい作業ではないため心配は無用です。

スペックについてはどこでもつながり、どこでも高速なため申し分ありません。
特に5G環境下での速度が速く、通勤ラッシュの地下鉄駅構内でもYouTubeがサクサク視聴できました。

一方で気になったのは、端末が大きく重いため持ち運びにはやや不向きであること。
そして、バッテリーの持ちが悪いことです。

特にバッテリーに関しては、終日外出するような場合であれば充電器やケーブルは必須です。

SoftBankの公式サイトはこちら

あわせて読みたい
ソフトバンクのポケット型Wi-Fi「Pocket Wi-Fi」の評判は?独自調査と実機検証で徹底解剖
旅行や出張など、屋外でのWi-Fi利用時に便利なポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)。 ソフトバンクのポケット型Wi-Fi(※

続きを読む

口座振替ができるポケット型WiFiの選びかた

自分に合ったポケット型WiFiは、どのように選んだら良いのでしょうか。
ここからは、失敗しないための基本知識と選び方のポイントを解説していきます。

回線種類が異なる3タイプを知る

自分に合ったポケット型WiFiを見つけるには、まず利用する回線の特徴を知っておく必要があります。

下図の通り回線は3タイプに分類することができます。

ポケット型WiFi・回線別グループ

3タイプの主な違いや特徴は以下の通りです。

ポケット型WiFiのタイプ別・特徴一覧
タイプ 速度 料金 容量 エリア 海外利用
WiMAX
※auを含む
楽天モバイル
※楽天回線
クラウドSIM
※一部非対応
キャリア系
※auを除く

注意したいのは、キャリア系に属している「au」は実質的にWiMAXのサービスであることです。
そして、「楽天モバイル」の速度が遅いことです。

それぞれのタイプについて詳しく解説していきます。

データ容量が無制限かつ速度も速い「WiMAX」

WiMAX

3タイプの中で、最も品質と料金のバランスに優れているのがWiMAXです。
メリットとデメリットは以下となります。

メリット デメリット
  • データ無制限で利用可能
  • 5Gを含む高速通信が可能
  • au回線利用で対応エリアが広い
  • お得な契約先がわかりにくい
  • 海外では利用できない

WiMAXには、本家である「UQ WiMAX」のほかにも20社以上のプロバイダ(窓口)が存在しています。

どのプロバイダで契約しても、提供されるサービスは同じです。
しかし、料金プランや特典、支払い方法などは各プロバイダによって異なります。

そのため、本記事では月額料金や初期費用、キャッシュバックなどの特典を総合的に判断した結果、以下をおすすめします。

BIGLOBE WiMAX ロゴ
  • 口座振替でもキャッシュバックがもらえる
  • 24ヶ月間の月額料金割引がある

料金が安く広範囲なエリアに対応する「クラウドSIM」

WiMAX系の一覧

「クラウドSIM」と呼ばれるタイプでは端末にSIMカードを挿入する必要はありません。

現在地にあわせて、最適なキャリア回線が自動で割り当てられるため、広範囲なエリアで利用ができるのが特徴です。

ちなみに、編集部で検証したクラウドSIMのポケット型WiFiは、ほとんどの場所でソフトバンク回線につながりました。

■クラウドSIMの仕組み
クラウドSIMの仕組み

「クラウドSIMタイプ」のメリットとデメリットは以下のようになります。

メリット デメリット
  • 基本的に月額料金が安い
  • 対応エリアが広い
  • 海外利用できるプロバイダが多い
  • 下り速度は遅い
  • 利用する回線は選択できない
  • データ無制限では利用できない

クラウドSIM型であれば、各社の速度にほとんど差はありません
一方で、料金プランやデータ量、そして端末などは各社によって様々です。

自分に合ったものポケット型WiFiを正しく選ぶことができれば、安く利用できるのがポイントでしょう。

料金は高いが速度は抜群に速い「キャリア回線」

キャリア系の一覧

ドコモやソフトバンク、auのいわゆる「3大キャリア」と呼ばれる各社もポケット型WiFiを展開しています。
ただし、auは実質的にWiMAXのサービスを提供しているため、除外します。

ドコモとソフトバンクは、5Gにも対応したハイスペックな独自端末で高速通信を実現していますが、端末代金も高額です。

一方で、スマホと一緒に利用する場合(2台の契約)はデータシェアが可能なため、月額料金を抑えることが可能です。

そのため、キャリア系のポケット型WiFiを利用するならスマホとセットで月額料金を抑えつつ利用するのがおすすめとなります。

キャリア系ポケット型WiFiのメリットとデメリットはこのようになります。

メリット デメリット
  • 下り速度がとにかく速い
  • 5Gに対応している
  • 独自の端末でハイスペック
  • 単独契約だと料金が高額
  • 上り速度やPing値は普通
  • 端末が大きく重い

なお、ドコモでは「eximo」を契約することでデータ無制限での利用が可能です。

一方のソフトバンクは単独契約でも最大50GBが上限となります。

docomo ロゴ
  • 全ポケット型WiFiで最速
  • ドコモユーザーならデータシェアで格安運用可能
  • 単独契約の「eximo」ならデータ無制限利用も可能
SoftBank
  • 安定した通信品質
  • ソフトバンクユーザーならデータシェアで格安運用可能

必要な通信速度を知る

スピードテストの結果画面

ポケット型WiFiの通信速度には、「最大速度」と「実測値」がありますが、最大速度は理論上の数値であり、100%出ることのない速度です。
そのため、速度検証サイトなどにある「実測値」を参考にしましょう。

当編集部で計測した各社の「実測値」は以下のようになりました。

運営事業者
(端末名)
最大通信速度
・下り
・上り
実測値
・下り
・上り
楽天モバイル
(Rakuten WiFi Pocket 2C)
・150Mbps
・50Mbps
・19.8Mbps
・23.8Mbps
UQ WiMAX
(Speed Wi-Fi 5G X11)
3.9Gbps
・183Mbps
95.3Mbps
・13.1Mbps
ドコモ
(Wi-Fi STATION SH-54C)
4.2Gbps
・480Mbps
69.9Mbps
・12.2Mbps
ソフトバンク
(Pocket WiFi® 5G A004ZT)
・2.4Gbps
・110Mbps
・54.4Mbps
・11.8Mbps

▲編集部調べ

速度には「上り・下り」があります。
重要なのは、Web閲覧や動画視聴といった用途に影響する「下り速度」です。
とはいえ、どれくらいの速度があれば良いのかは用途によります。

目安ではありますが、必要な下り速度はおおよそ以下のようになります。

■必要な下り速度の目安
通信速度ごとの快適度イメージ

おおむね10〜20Mbps程度の下り速度があれば、通常利用には問題ないと言えそうです。
また、30Mbps以上あればオンライン会議などでもストレスを感じにくいでしょう。

なお、下り速度は速いに越したことはありませんが、通常利用で100Mbpsを越えた場合は速度差を体感することはそれほどありません。

SNSや動画視聴といった用途がメインであれば、安価に利用できるクラウドSIMタイプの速度でも充分かもしれません。

自分に必要な下り速度から判断しましょう。

必要なデータ容量を知る

ポケット型WiFiには、それぞれのプロバイダごとにプランがあり、月間データ容量も異なります。
基本的にはデータ容量に比例して月額料金が高くなるため、自分の利用量に合ったプランを選ぶことが重要です。

必要なデータ容量の目安は以下を参考にしてみてください。

■必要なデータ容量の目安

クラウドWi-Fi公式より引用

契約プラン容量を超過すると、多くのポケットWi-Fiでは「速度制限」がかかります。
そうなった場合の下り速度は下り128kbpsとなり、Webの閲覧さえ困難な状況になってしまいます。

頻繁に高画質の動画を視聴する場合や、複数台の端末を利用する人は、100GBや無制限プランを選びましょう。

口座振替対応のポケット型WiFを選ぶ上で注意すべきポイント

口座振替でポケット型WiFiを利用する際に注意したいことは、主に以下の4点です。

  • 口座振替手数料が発生する場合がある
  • 本人確認が必要
  • 特典やキャンペーンを受けられない可能性がある
  • 月額料金以外は口座振替できない場合がある

それぞれ見ていきましょう。

口座振替手数料が発生する場合がある

ポケット型WiFiで口座振替を利用する場合、数百円程度ですが、手数料がかかる場合があります。
今回おすすめした5社の口座振替手数料は以下の通りです。

プロバイダ名 口座振替手数料
Rakuten Pocket WiFi 110円
BIGLOBE WiMAX 220円
MUGEN WiFi 無料
ドコモ 無料
ソフトバンク 無料

月額料金だけでなく、振替手数料を含めた料金で選びましょう。

審査や本人確認期間があるため利用開始まで時間がかかる

免許証を持つ男性

口座振替の利用に際して、本人確認書類の提出が必要になる場合があります。

本人確認には審査期間が必要なため、利用開始まで時間がかかる可能性がある点にも注意が必要です。
一般的な本人確認書類は、以下があります。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証
  • マイナンバーカード
  • 年金手帳

条件によってはキャンペーン等の特典が受けられない可能性がある

口座振替で契約する場合、条件によってはキャンペーンや特典を利用できない可能性があります。
キャンペーンの適用条件などをよく確認しましょう。

また、楽天モバイルの場合は口座振替だと楽天ポイントが付与されません。

月額料金以外は口座振替できない場合がある

ポケット型WiFiによっては、端末代金の分割支払い分など月額料金以外の支払いは口座振替が利用できない場合があります。

例えばBIGLOBE WiMAX、口座振替の場合は利用開始月に端末代金を一括で支払わなければなりません
クレジットカード払いだと端末代金を分割することができるので、この点は口座振替のデメリットといえます。

口座振替ができるポケット型WiFiの申し込み・審査の手順

チェックリスト

口座振替に対応しているポケットWiFiに申し込む際の手順は、以下の通りです。

申し込み手順(オンラインの場合)
  1. 公式サイトの申し込みフォームを開く
  2. 契約したいプランと端末を選択する
  3. 支払い方法で「口座振替」を選ぶ
  4. 指定の方法で本人書類を提出(アップロード)する
  5. 審査が終了するまで待つ
  6. 審査が通れば端末が届き、利用開始

インターネットで申し込む場合、スマホのカメラ機能を使って本人確認書類を撮影・アップロードし提出する方法が一般的です。

店舗で申し込む場合は、本人確認書類を直接持参しましょう。

ポケット型WiFiの口座振替についてよくある質問

クエスチョンマーク

ここからは、ポケット型WiFiの口座振替に関するよくある質問と回答を紹介します。

口座振替からクレカ払いへの変更はできる?

4大キャリアとWiMAXのポケット型WiFiは、Web上で口座振替からクレジットカード払いへ支払い方法が変更できます。

上記以外のポケット型WiFiとなると、プロバイダごとに対応や手続きが異なります。
契約時に決めた支払い方法から変更できないプロバイダもあるので、契約前によく確認しておきましょう。

店頭で申し込みや受取ができるポケット型WiFiはある?

UQスポット
▲画像は公式より

店頭で申し込みやポケット型WiFiの受け取りが可能なプロバイダとして、以下が挙げられま す。
店舗で相談・質問しながら契約できることは初心者にとって大きなメリットと言えます。

  • UQ WiMAX(UQスポット)
  • 楽天モバイル
  • 3大キャリア(au/ドコモ/ソフトバンク)

審査なしのポケット型WiFiはある?

基本的に審査なしで利用できるポケット型WiFiはありません。

ですが、契約や月額料金が不要な「買い切り・プリペイド式」のポケット型WiFiであれば審査なしで利用することができます。

最初に端末とデータを購入し、必要に応じてデータを追加して利用するため、面倒な契約や解約時の手続きがありません。
また、初期費用や解約違約金も不要です。

編集部のおすすめは、銀行振込やコンビニ払いのほか、PayPayやPaidy(あと払い)など10種類の支払い方法がある「ギガセットWi-Fi」です。

ギガセットWi-Fiの公式サイトはこちら

あわせて読みたい
契約も月額料金も不要!プリペイド式ポケット型WiFi「ギガセットWi-Fi」の評判を徹底解説
「ギガセットWi-Fi」は、契約や月額料金が不要な「買い切り・プリペイド式」のポケット型WiFiです。 最初に端末とデータを購入し

続きを読む