口座振替に対応したポケット型WiFiおすすめ5選!各社の違いやデメリットを解説

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口座振替ができるポケット型WiFi5選

ポケット型WiFiの支払い方法は、クレジットカード払いが主流となっています。
しかし、クレジットカードを持っていない・使いたくないという理由から、口座振替が可能なポケット型WiFiを探している人も多いはず。

本記事では「口座振替に対応しているポケット型WiFi」をテーマに、主に以下のトピックを解説します。

口座振替が可能なポケット型WiFiを探している人は、ぜひ参考にしてみてください。

なお、口座振替払いでは手数料が発生したり、キャンペーンの対象外となることがあります。
クレジットカードを持っている人はクレジットカードでの支払いがおすすめです。

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この記事のもくじ

口座振替ができるポケット型WiFiおすすめ5選【編集部レビューも紹介】

星の数による評価

編集部がおすすめする口座振替対応のポケット型WiFi5社の基本情報は以下のとおりです。

口座振替ができるポケット型WiFiおすすめ5選
運営事業者
サービス名
月額料金 端末代 最大速度
下り
上り
楽天モバイル
  • 1,078円(0~3GB)
  • 2,178円(3~20GB)
  • 3,278円(20GB~無制限
7,980円
キャンペーンで1円
150Mbps
50Mbps
UQ WiMAX
  • 1ヶ月目:1,375円(無制限
  • 2ヶ月目〜:4,807円(無制限
27,720円
キャンペーンで6,732円
3.9Gbps
183Mbps
MUGEN WiFi
  • 3,880円(100GB)
0円(レンタル) 150Mbps
50Mbps
ドコモ 【ドコモスマホとのデータシェア】
  • 5Gデータプラス
    ・1,100円(最大30GB)
SH-54C:96,800円 4.2Gbps
480Mbps
【ポケットWi-Fi単独契約】
  • eximo
    ・4,565円 〜1GB
    ・5,665円 1〜3GB
    ・7,315円 3GB〜無制限
  • irumo
    ・0.5GB 550円
    ・3GB  2,167円
    ・6GB  2,827円
    ・9GB  3,377円
ソフトバンク 【ソフトバンクスマホとのデータシェア】
  • データシェアプラン
    ・1,078円(最大50GB)
A004ZT:66,240円 2.4Gbps
110Mbps
【ポケットWi-Fi単独契約】
  • 990円(3GB)
  • 5,280円(50GB)

※最大速度は各社最新機種

それぞれの特徴をまとめました。

  • 楽天モバイル   端末1円&データ無制限で利用できる
  • UQ WiMAX  速度と料金のバランスが良い
  • MUGEN WiFi 3ヶ月ごとに無料で端末交換可能
  • ドコモ      全ポケット型WiFiで下り最速
  • ソフトバンク    データシェアで格安運用可能

それぞれについて詳しく紹介します。

端末1円&データ無制限で利用できる「楽天モバイル」

楽天モバイルのロゴ

「楽天モバイルのポケット型WiFi」は事務手数料や解約違約金が不要な上、端末代金も1円で利用できます。

さらに、データ無制限としては月額料金も最安となっているため、数あるポケット型WiFiの中でも特におすすめです。

実際、編集部が実施したアンケート調査では、ユーザーの総合満足度は10点満点中7.62点となりました。

メリット デメリット
  • データ無制限で最安(月額3,278円)
  • 3GB以内なら月額は1,078円
  • 端末が1円で購入できる
  • 事務手数料や解約金が0円
  • 楽天モバイル回線エリアが狭い
  • 5Gに対応していない
  • 用途によっては速度が不十分
基本情報
プラン名 Rakuten 最強プラン
月間データ容量 無制限
月額料金
  • 0~3GB  :1,078円
  • 3~20GB  :2,178円
  • 20GB以上 :3,278円
端末
端末代金
  • Rakuten WiFi Pocket Platinum
  • 7,980円 → 1円
最大速度
  • 下り:150Mbps
  • 上り:50Mbps
速度制限 なし
契約期間 なし
5G通信 非対応
事務手数料 無料
キャンペーン 「最強 プラン」申し込みで端末代金が1円になる

楽天モバイルを契約して使ってみた!

スマホと楽天モバイルの端末
▲「Rakuten WiFi Pocket 2C」を約2週間ほど利用しながら調査しました。

編集部では実際に契約して楽天モバイルを利用してみました。

コンパクトな端末は持ち運びに向いている一方で、バッテリーの持ちは少し物足りない印象でした。

クラウドSIMタイプと変わらない速度のため、動画視聴やSNSでの利用を考えている人であれば、それほど気にならないでしょう。

気になっていたエリアですが、地下や建物の奥以外では概ねつながりました

総じてコスパの良いポケット型WiFiという印象です。

楽天モバイルの公式サイトはこちら

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速度と料金のバランスが良い「UQ WiMAX」

UQ WiMAX ロゴ
UQ WiMAXがおすすめな理由
  • 「WiMAXの運営元」という抜群の信頼感
  • ほぼ無条件で最新機種が20,988円割引される
  • 店舗で対面契約できるので初心者も安心
  • 完全無料でお試しができる

CMでもおなじみの「UQ WiMAX」は、KDDIグループのUQコミュニケーションズが運営する知名度・信頼性が高いプロバイダです。

現在は端末代金が最大20,988円割引になるキャンペーン「UQ WiMAX おトク割」を実施しています(2024年11月現在)。

基本情報
運営会社 UQコミュニケーションズ株式会社
月額料金
  • 1〜13ヶ月:4,268円
  • 14ヶ月以降:4,950円
キャンペーン
キャッシュバック
端末代金が最大20,988円割引
初期費用 手数料:3,300円
契約期間 なし
解約違約金 なし
端末代
  • 新規 27,720円6,732円
  • 機種変更27,720円9,900円
※キャンペーン適用時
スマホセット割
  • au
    毎月最大1,100円/台
  • UQモバイル
    毎月最大1,100円/台
支払い方法
  • クレジットカード
  • 口座振替
初月の日割精算 有り
※解約時も日割り
最新機種の
下り最大速度/実測値
※実測値は編集部計測
  • モバイルルーター
    3.9Gbps/134.26Mbps
  • ホームルーター 
    4.2Gbps/175.06Mbps
データ容量 無制限
※速度制限がかかる可能性あり
対応エリア 全国

また、完全無料でお試し利用ができる「Try WiMAX」があり、実店舗「UQスポット」での契約も可能なため、WiMAX初心者におすすめと言えます。

UQ WiMAXの「UQ WiMAXおトク割」を解説

UQ WiMAXではポケット型WiFi・ホールムーターともに最新機種の端末代金が大幅に割引される「UQ WiMAX おトク割」を実施しています。

新規契約で20,988円、機種変更なら17,820円が割引されるため大変お得です。

適用条件は「対象機種の購入」と「対象プランへの加入」のため、実質的には「無条件」と言えるほどハードルが低くなっています。

UQ WiMAXの公式サイトはこちら

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3ヶ月ごとに端末を無料で交換できる「MUGEN WiFi」

MUGEN WiFi ロゴ

「MUGEN WiFi」には4つのプランが用意されており、そのうち「口座振替プラン」のみが口座振替を利用できます。

100GBもの大容量を月額3,880円で使えるため、比較的安価なポケット型Wi-Fiといえるでしょう。

編集部が実施したアンケート調査では、MUGEN WiFiユーザーの総合満足度は10点満点中6.67点でした。

メリット デメリット
  • 100GBプランが格安
  • 使い続けることで、事務手数料や解約金が0円になる
  • 3ヶ月ごとに端末の交換が可能
  • 電話でのサポートが受けられる
  • 端末が選べない
  • 初月に保証金、代引き手数料が発生
  • 初月の月額料金が日割りにならない
基本情報
プラン名 MUGEN WiFi 口座振替プラン
月間データ容量 100GB
月額料金 3,880円
端末
端末代金
  • AiR-1、NA01、U3のいずれか
  • 無料レンタル
最大速度
  • 下り:150Mbps
  • 上り:50Mbps
速度制限 あり
※100GB超過後、下り最大128kbps
契約期間 あり(2年間)
解約違約金 3,850円
保証金 3,880円
※口座振替で問題なく引き落とせている場合は、7ヶ月目の月額料金に充当
5G通信 非対応
事務手数料 3,300円

MUGEN WiFiを契約して使ってみた!

MUGEN Wi-Fiの使用イメージ

編集部では実際にMUGEN WiFiの口座振替プランで利用できる「U3」と「AiR-1」の実機を使ってみました。

検証中は常にSoftBank回線につながり、「ネットにつながらない」という場面は特にありませんでした。

人込みでは速度低下が見られたものの、通勤ラッシュ時の新宿の地下鉄でも使えるなど、日常利用する分には大きな問題はなさそうです。

詳しいレビューは以下の記事をご覧ください。

MUGEN WiFiの公式サイトはこちら

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全ポケット型WiFiで下り最速を誇る「ドコモ」

docomo ロゴ

ドコモのポケット型WiFiは、ドコモ回線を利用したつながりやすく高速なポケット型WiFiです。

とくに最新端末の下り最高速度は4.9Gbpsと、文字どおり最速となっています。

メリット デメリット
  • 下り速度が圧倒的に速い
  • ドコモ回線でどこでもつながる
  • ドコモユーザーならデータシェアで格安利用できる
  • 実店舗で契約できる
  • データシェアで利用できるのは最大30GB
  • 端末代金が高額
  • エクシモ月額料金も高額
基本情報
最大通信速度
※最新機種
  • 下り 4.9Gbps(5G)/1,7Gbps(4G)
  • 上り 1.1Gbps(5G)/131,3Mbps(4G)
データ容量 ポケット型WiFi単独契約 ドコモスマホとの併用
1GB〜無制限 最大30GB
月額料金
  • eximo
    ・〜1GB:4,565円
    ・1〜3GB:5,665円
    ・3GB〜無制限:7,315円
  • irumo
    ・0.5GB:550円
    ・3GB:2,167円
    ・6GB:2,827円
    ・9GB:3,377円
  • 5Gデータプラス
    1,100円
    ※ポケット型WiFiは最大30GBまで利用可能
データチャージ
  • 1GB追加オプション
    ・1GBあたり:1,100円
初期費用
  • 契約事務手数料 3,850円
    ※店頭契約の場合のみ
解約違約金 なし
支払い方法
  • クレジットカード
  • 口座振替 など
海外利用 対応
回線 ドコモ
運営 株式会社NTTドコモ

ドコモのポケット型WiFiを契約して使ってみた!

WiFi STATION SH-54Cの使用イメージ
▲WiFi STATION SH-54Cを公私に渡って利用しました

編集部で「WiFi STATION SH-54C」を購入し、じっくり使い込んでみました。

検証した結果、下り速度は平均して100Mbps以上、通勤ラッシュ時である夕方の地下鉄駅構内でもスムーズにYouTubeの視聴が可能でした。

スペックに関してはさすがのドコモ品質だと感じました。

ただし、端末については評価が分かれそうです。

WiFi STATION SH-54Cのサイズ比較
▲文庫本や「どこよりもWi-Fi」との比較

スタイリッシュかつ高級感がある一方で、サイズが大きくかなりの重量のため、毎日の持ち運びには不向きだと感じる人もいそうです。

ドコモのポケットWiFiの公式サイトはこちら

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データシェアで格安運用ができる「ソフトバンク」

SoftBank

ソフトバンクのポケット型WiFi(※以下「Pocket WiFi」と表記)は、3大キャリアならではの安定した高速通信が最大の特徴です。

SoftBankスマホのユーザーであれば、安価な月額料金でデータをシェアすることが可能となっています。

一方で、SoftBank以外のスマホユーザーにとっては、月額料金が高額なポケット型WiFiとなります。

さらに、データ無制限ではない点にも注意が必要です。

メリット デメリット
  • 下り速度が速い
  • データシェアプランがある
  • 低容量3GBプランがある
  • SoftBankユーザー以外には高額
  • データ無制限では利用できない
  • バッテリー持ちが悪い
基本情報
SoftBank
スマホユーザー
非SoftBank
スマホユーザー
プラン データシェアプラン データ通信専用
50GBプラン
データ通信専用
3GBプラン
月額料金 1,078円 5,280円 990円
※割引適用
データ容量 最大50GB 50GB 3GB
最大速度
※A004ZT
下り:3.0Gbps
上り:298Mbps
速度制限 あり
※契約データ容量超過時
※その他、時間帯により速度制御の場合あり
端末代金
  • A004ZT:66,240円
事務手数料
  • 店頭   :3,850円
  • 公式サイト:無料(自宅受取の場合)
キャッシュバック なし
契約期間 なし
解約違約金 なし
スマホセット割 なし

ソフトバンクユーザーであれば、データシェアプランを利用することで高速なポケットWi-Fiを安価に利用することができます。

ただし、上限は50GBのため、毎日ガンガンWi-Fiを使う人には不向きと言えるでしょう。

ソフトバンクのPocket WiFiを実際に利用してみた

Pocket WiFi 5G A004ZTの使用イメージ
▲「Pocket WiFi 5G A004ZT」を約2週間ほど利用しながら調査しました

編集部で「Pocket WiFi 5G A004ZT」を購入し、じっくり使い込んでみました。

利用前にSIMカードだけではなく、バッテリーの装着も必要でしたが、それほど難しい作業ではないため心配は無用です。

スペックについてはどこでもつながり、どこでも高速なため申し分ありません。
特に5G環境下での速度が速く、通勤ラッシュの地下鉄駅構内でもYouTubeがサクサク視聴できました。

一方で気になったのは、端末が大きく重いため持ち運びにはやや不向きであること。
そして、バッテリーの持ちが悪いことです。

特にバッテリーに関しては、終日外出するような場合であれば充電器やケーブルは必須です。

SoftBankの公式サイトはこちら

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口座振替ができるポケット型WiFiの選びかた

自分に合ったポケット型WiFiは、どのように選んだら良いのでしょうか。
ここからは、失敗しないための基本知識と選び方のポイントを解説していきます。

回線種類が異なる3タイプを知る

自分に合ったポケット型WiFiを見つけるには、まず利用する回線の特徴を知っておく必要があります。

下図の通り回線は3タイプに分類することができます。

ポケット型WiFi・回線別グループ

3タイプの主な違いや特徴は以下の通りです。

ポケット型WiFiのタイプ別・特徴一覧
タイプ 速度 料金 容量 エリア 海外利用
WiMAX
※auを含む
楽天モバイル
※楽天回線
クラウドSIM
※一部非対応
キャリア系
※auを除く

注意したいのは、キャリア系に属している「au」は実質的にWiMAXのサービスであることです。
そして、「楽天モバイル」の速度が遅いことです。

それぞれのタイプについて詳しく解説していきます。

データ容量が無制限かつ速度も速い「WiMAX」

WiMAX

3タイプの中で、最も品質と料金のバランスに優れているのがWiMAXです。
メリットとデメリットは以下となります。

メリット デメリット
  • データ無制限で利用可能
  • 5Gを含む高速通信が可能
  • au回線利用で対応エリアが広い
  • お得な契約先がわかりにくい
  • 海外では利用できない

WiMAXには、本家である「UQ WiMAX」のほかにも20社以上のプロバイダ(窓口)が存在しています。

どのプロバイダで契約しても、提供されるサービスは同じです。
しかし、料金プランや特典、支払い方法などは各プロバイダによって異なります。

そのため、本記事では月額料金や初期費用、キャッシュバックなどの特典を総合的に判断した結果、以下をおすすめします。

UQ WiMAX ロゴ
  • 新規なら端末代金19,800円割引中
  • TV CMなどで抜群の知名度・信頼性で人気No.1

料金が安く広範囲なエリアに対応する「クラウドSIM」

WiMAX系の一覧

「クラウドSIM」と呼ばれるタイプでは端末にSIMカードを挿入する必要はありません。

現在地にあわせて、最適なキャリア回線が自動で割り当てられるため、広範囲なエリアで利用ができるのが特徴です。

ちなみに、編集部で検証したクラウドSIMのポケット型WiFiは、ほとんどの場所でソフトバンク回線につながりました。

■クラウドSIMの仕組み
クラウドSIMの仕組み

「クラウドSIMタイプ」のメリットとデメリットは以下のようになります。

メリット デメリット
  • 基本的に月額料金が安い
  • 対応エリアが広い
  • 海外利用できるプロバイダが多い
  • 下り速度は遅い
  • 利用する回線は選択できない
  • データ無制限では利用できない

クラウドSIM型であれば、各社の速度にほとんど差はありません
一方で、料金プランやデータ量、そして端末などは各社によって様々です。

自分に合ったものポケット型WiFiを正しく選ぶことができれば、安く利用できるのがポイントでしょう。

料金は高いが速度は抜群に速い「キャリア回線」

キャリア系の一覧

ドコモやソフトバンク、auのいわゆる「3大キャリア」と呼ばれる各社もポケット型WiFiを展開しています。
ただし、auは実質的にWiMAXのサービスを提供しているため、除外します。

ドコモとソフトバンクは、5Gにも対応したハイスペックな独自端末で高速通信を実現していますが、端末代金も高額です。

一方で、スマホと一緒に利用する場合(2台の契約)はデータシェアが可能なため、月額料金を抑えることが可能です。

そのため、キャリア系のポケット型WiFiを利用するならスマホとセットで月額料金を抑えつつ利用するのがおすすめとなります。

キャリア系ポケット型WiFiのメリットとデメリットはこのようになります。

メリット デメリット
  • 下り速度がとにかく速い
  • 5Gに対応している
  • 独自の端末でハイスペック
  • 単独契約だと料金が高額
  • 上り速度やPing値は普通
  • 端末が大きく重い

なお、ドコモでは「eximo」を契約することでデータ無制限での利用が可能です。

一方のソフトバンクは単独契約でも最大50GBが上限となります。

docomo ロゴ
  • 全ポケット型WiFiで最速
  • ドコモユーザーならデータシェアで格安運用可能
  • 単独契約の「eximo」ならデータ無制限利用も可能
SoftBank
  • 安定した通信品質
  • ソフトバンクユーザーならデータシェアで格安運用可能

必要な通信速度を知る

スピードテストの結果画面

ポケット型WiFiの通信速度には、「最大速度」と「実測値」がありますが、最大速度は理論上の数値であり、100%出ることのない速度です。
そのため、速度検証サイトなどにある「実測値」を参考にしましょう。

当編集部で計測した各社の「実測値」は以下のようになりました。

運営事業者
(端末名)
最大通信速度
・下り
・上り
実測値
・下り
・上り
楽天モバイル
(Rakuten WiFi Pocket 2C)
・150Mbps
・50Mbps
・19.8Mbps
・23.8Mbps
UQ WiMAX
(Speed Wi-Fi 5G X11)
3.9Gbps
・183Mbps
95.3Mbps
・13.1Mbps
ドコモ
(Wi-Fi STATION SH-54C)
4.2Gbps
・480Mbps
69.9Mbps
・12.2Mbps
ソフトバンク
(Pocket WiFi® 5G A004ZT)
・2.4Gbps
・110Mbps
・54.4Mbps
・11.8Mbps

▲編集部調べ

速度には「上り・下り」があります。
重要なのは、Web閲覧や動画視聴といった用途に影響する「下り速度」です。
とはいえ、どれくらいの速度があれば良いのかは用途によります。

目安ではありますが、必要な下り速度はおおよそ以下のようになります。

■必要な下り速度の目安
通信速度ごとの快適度イメージ

おおむね10〜20Mbps程度の下り速度があれば、通常利用には問題ないと言えそうです。
また、30Mbps以上あればオンライン会議などでもストレスを感じにくいでしょう。

なお、下り速度は速いに越したことはありませんが、通常利用で100Mbpsを越えた場合は速度差を体感することはそれほどありません。

SNSや動画視聴といった用途がメインであれば、安価に利用できるクラウドSIMタイプの速度でも充分かもしれません。

自分に必要な下り速度から判断しましょう。

必要なデータ容量を知る

ポケット型WiFiには、それぞれのプロバイダごとにプランがあり、月間データ容量も異なります。
基本的にはデータ容量に比例して月額料金が高くなるため、自分の利用量に合ったプランを選ぶことが重要です。

必要なデータ容量の目安は以下を参考にしてみてください。

■必要なデータ容量の目安

クラウドWi-Fi公式より引用

契約プラン容量を超過すると、多くのポケットWi-Fiでは「速度制限」がかかります。
そうなった場合の下り速度は下り128kbpsとなり、Webの閲覧さえ困難な状況になってしまいます。

頻繁に高画質の動画を視聴する場合や、複数台の端末を利用する人は、100GBや無制限プランを選びましょう。

口座振替対応のポケット型WiFを選ぶ上で注意すべきポイント

口座振替でポケット型WiFiを利用する際に注意したいことは、主に以下の4点です。

  • 手数料が発生する場合がある
  • 本人確認が必要
  • 特典やキャンペーンを受けられない可能性がある
  • 月額料金以外は口座振替できない場合がある

それぞれ見ていきましょう。

口座振替には手数料がかかる場合が多い

ポケット型WiFiで口座振替を利用する場合、数百円程度ですが、手数料がかかる場合があります。
今回おすすめした5社の口座振替手数料は以下の通りです。

プロバイダ名 口座振替手数料
Rakuten Pocket WiFi 110円
UQ WiMAX 無料
MUGEN WiFi 月額料金に含まれる
ドコモ 公式サイトに記載なし
ソフトバンク 無料

手数料等自体は数百円ですが、毎月かかると考えるとトータルの金額は無視できません。

審査や本人確認があるため利用開始まで時間がかかる

免許証を持つ男性

口座振替の利用に際して、本人確認書類の提出が必要になる場合があります。

本人確認には審査期間が必要なため、利用開始まで時間がかかる可能性がある点にも注意が必要です。
一般的な本人確認書類は、以下があります。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証
  • マイナンバーカード
  • 年金手帳

条件によってはキャンペーン等の特典が受けられない可能性がある

口座振替で契約する場合、条件によってはキャンペーンや特典を利用できない可能性があります。
キャンペーンの適用条件などをよく確認しましょう。

また、楽天モバイルの場合は口座振替だと楽天ポイントが付与されません。

月額料金以外は口座振替できない場合がある

ポケット型WiFiによっては、端末代金の分割支払い分など月額料金以外の支払いは口座振替が利用できない場合があります。

例えばBIGLOBE WiMAX、口座振替の場合は利用開始月に端末代金を一括で支払わなければなりません
クレジットカード払いだと端末代金を分割することができるので、この点は口座振替のデメリットといえます。

口座振替ができるポケット型WiFiの申し込み手順

チェックリスト

口座振替に対応しているポケットWiFiに申し込む際の手順は、以下の通りです。

申し込み手順(オンラインの場合)
  1. 公式サイトの申し込みフォームを開く
  2. 契約したいプランと端末を選択する
  3. 支払い方法で「口座振替」を選ぶ
  4. 指定の方法で本人書類を提出(アップロード)する
  5. 審査が終了するまで待つ
  6. 審査が通れば端末が届き、利用開始

インターネットで申し込む場合、スマホのカメラ機能を使って本人確認書類を撮影・アップロードし提出する方法が一般的です。

店舗で申し込む場合は、本人確認書類を直接持参しましょう。

ポケット型WiFiの口座振替についてよくある質問

クエスチョンマーク

ここからは、ポケット型WiFiの口座振替に関するよくある質問と回答を紹介します。

口座振替からクレカ払いへの変更はできる?

4大キャリアとWiMAXのポケット型WiFiは、Web上で口座振替からクレジットカード払いへ支払い方法が変更できます。

上記以外のポケット型WiFiとなると、プロバイダごとに対応や手続きが異なります。
契約時に決めた支払い方法から変更できないプロバイダもあるので、契約前によく確認しておきましょう。

店頭で申し込みや受取ができるポケット型WiFiはある?

UQスポット
▲画像は公式より

店頭で申し込みやポケット型WiFiの受け取りが可能なプロバイダとして、以下が挙げられま す。
店舗で相談・質問しながら契約できることは初心者にとって大きなメリットと言えます。

  • UQ WiMAX(UQスポット)
  • 楽天モバイル
  • 3大キャリア(au/ドコモ/ソフトバンク)

審査なしのポケット型WiFiはある?

基本的に審査なしで利用できるポケット型WiFiはありません。

ですが、契約や月額料金が不要な「買い切り・プリペイド式」のポケット型WiFiであれば審査なしで利用することができます。

最初に端末とデータを購入し、必要に応じてデータを追加して利用するため、面倒な契約や解約時の手続きがありません。
また、初期費用や解約違約金も不要です。

編集部のおすすめは、銀行振込やコンビニ払いのほか、PayPayやPaidy(あと払い)など10種類の支払い方法がある「ギガセットWi-Fi」です。

ギガセットWi-Fiの公式サイトはこちら

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