1日〜1ヶ月の短期も！レンタル可能なホームルーターを一挙紹介！おすすめの契約先や注意点も解説

ホームルーターは工事不要、コンセントに挿すだけで利用できる便利なWi-Fiです。
そんなホームルーターをレンタルする場合、２つの選択肢があります。

なお、レンタルできるホームルーターは「SoftBank Air」と「WiMAX」があり、1日単位でレンタルしたい場合は「WiMAX」のみとなります。

サービス名	端末のレンタル契約 （1ヶ月単位）	レンタル事業者取り扱い （1日単位）
WiMAX	◯	◯
SoftBank Air	◯	×
home 5G	×	×
Rakuten Turbo	×	×

この記事では、ホームルーターをレンタルできる5社を徹底比較し、おすすめの契約先を紹介しています。

また、1日単位でレンタル可能な事業者も紹介しています。
1日単位でホームルーターをレンタルできる窓口3社を比較

ホームルーターのレンタルを検討している人はぜひ参考にしてください。

1ヶ月単位でホームルーターをレンタルできる契約窓口5社を比較

まずは、「SoftBank Air」と「WiMAX」のホームルーターをレンタル契約できる窓口を比較しました。

「SoftBank Air」とWiMAXの契約窓口5社比較

サービス名	SoftBank Air		WiMAX
契約窓口	ソフトバンク	モバレコAir	シンプルWiFi	5G CONNECT	おきらくホームWiFi ※縛りなしプラン
初期費用 （事務手数料）	3,300円	3,300円	3,300円	3,300円	3,300円
月額料金	5,907円	1〜24ヶ月：4,598円 25ヶ月〜：5,907円	4,840円	5,250円	4,950円
最新端末の 取り扱い	× ※5G非対応機種のみ	× ※5G非対応機種のみ	◯	◯	◯
通信速度 ※下り実測値	Airターミナル4：51.0Mbps Airターミナル4 NEXT：33.9Mbps		Speed Wi-Fi HOME 5G L13：168.1Mbps Speed Wi-Fi HOME 5G L12：160.4Mbps Speed Wi-Fi HOME 5G L11：153.3Mbps
申し込み方法	実店舗 または公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

表のとおり、ホームルーターをレンタルするなら、月額料金も安くて高速な「WiMAX」がおすすめとなります。
そして、WiMAXをレンタルで利用できる3社では「シンプルWi-Fi」が最も安くなっています。

一方の「SoftBank Air」は店舗契約ができるソフトバンクのほか、よりお得に利用できる「モバレコAir」からも申し込むことができます。
ただし、どちらで契約してもレンタルの場合は5G対応の最新機種を利用することはできません。

ホームルーターのおすすめレンタル契約先

ここからは、ホームルーターをレンタルする際の、おすすめの契約先を紹介します。

WiMAXをレンタルするなら「シンプルWiFi」

▲公式サイト

「シンプルWiFi」は、2022年に株式会社GSSが提供を開始した、比較的新しいWi-Fiサービスです。

そのため、口コミなどの評判は少ないのですが…編集部で実際に契約して利用した結果、おすすめできるWi-Fiサービスだということがわかりました。

「シンプルWiFi」の基本情報は以下の通りです。

基本情報

回線	WiMAX
運営会社	株式会社 GSS
月額料金	4,840円
特典	なし
初期費用	手数料：3,300円
解約違約金	なし
端末代	レンタルのため無料（リユース品）
最大速度 （下り）	Speed Wi-Fi HOME 5G L13：168.1Mbps Speed Wi-Fi HOME 5G L12：160.3Mbps Speed Wi-Fi HOME 5G L11：153.3Mbps
スマホセット割	au 毎月最大1,100円/台 UQモバイル 毎月最大1,100円/台
支払い方法	クレジットカード
初月日割	〇

「シンプルWiFi」では最新端末が利用でき、月額料金は4,840円と他社より安いのが特徴です。

そのため「WiMAX」のホームルーターをお得にレンタルするなら、「シンプルWi-Fi」がおすすめです。

シンプルWiFi 公式サイト

「SoftBank Air」を実店舗で契約するなら「ソフトバンク」

▲公式サイト

編集部調査で最も利用者が多かったのが「SoftBank Air（ソフトバンクAir）」です。

【調査概要】調査名：ホームルーターの利用状況に関する調査
●対象者：現在ホームルーター主要4社を利用している方
●実施期間：2023年1月〜2024年7月
●有効回答数：1,242件
●利用媒体：インターネットによるアンケート
●調査主体：株式会社FREEDiVE

ただし、利用する端末には注意が必要です。
レンタルプランで利用できる端末は5G非対応の旧機種となっています。

基本情報は以下の通りです。

基本情報

回線	ソフトバンク
運営会社	ソフトバンク
月額料金	5,907円 (うち端末レンタル代 月額539円)
特典	なし
初期費用	手数料：3,300円
解約違約金	なし
端末代	レンタル代は月額料金に含む
最大速度 （下り）	Airターミナル4　　　：50.9Mbps Airターミナル4 NEXT：33.8Mbps
スマホセット割	ソフトバンク 毎月最大1,100円/台 ワイモバイル 毎月最大1,650円/台
支払い方法	クレジットカード デビットカード 口座振替
初月日割	〇

ソフトバンクでホームルーターをレンタルする場合、月額料金は5,907円となります。

実店舗で契約が可能なため、オンライン契約に不安がある人も安心できるでしょう。

Soft Bank 公式サイト

一方、前述した「モバレコAir」は月額割引があるため、当初2年間の月額料金が4,958円となります。
サポートよりも安さを優先したい人は、モバレコAirの方がおすすめです。

1日単位でホームルーターをレンタルできる窓口3社を比較

続いて、1日単位でホームルーターがレンタルできるレンタル事業者3社を比較しました。

いずれも空港等での受け渡しのほか、宅配による利用も可能です。
ちなみに、1日単位でレンタルできるのは、WiMAXのホームルーターのみです。

契約窓口	WiFiレンタル本舗	WiFiレンタルどっとこむ	NETAGE
申し込み方法	公式サイト	公式サイト	公式サイト
初期費用 （事務手数料）	なし	なし	なし
1日の レンタル代	600円	700円	Speed Wi-Fi HOME 5G L13：1,200円 Speed Wi-Fi HOME 5G L12：715円
最新端末の 取り扱い	◯	◯	◯
受け取り方法	宅配 主要空港（国内6か所） コンビニ	宅配 バイク便 店舗	宅配 主要空港（国内11か所） コンビニ
発送日の目安	16時までの申し込みで翌日発送	16時までの申し込みで当日発送	平日17時までの申し込みで当日発送
送料	1,100円	550円〜	550円
支払方法	クレジットカード	クレジットカード	クレジットカード

レンタル代と送料の合計では「WiFiレンタルどっとこむ」が3社の中で最も安い結果となりました。
ただし、宅配による利用では送料が異なるため、送料の確認・問い合わせをした方がよいでしょう。

なお、「WiFiレンタル本舗」と「WiFiレンタルどっとこむ」は最新機種、旧端末どちらもレンタル代は同額です。

2週間以上レンタルするなら「シンプルWiFi」の方が安い

短期で利用する場合、月額料金制と1日レンタルではどちらが安いのかを調べました。

月額料金制では「シンプルWiFi」、1日レンタルでは「WiFiレンタル本舗」を例に比較したところ、2週間以上レンタルするなら「シンプルWiFi」の方が安いことがわかりました。

2週間レンタルした場合の料金比較

提供会社	シンプルWiFi	WiFiレンタル本舗
7日間	4,510円	4,200円
12日間	5,720円	8,400円

レンタル期間を延長する可能性がある場合は、「シンプルWiFi」を活用すると良いでしょう。

購入するほうが良い？ホームルーターをレンタルするメリット・デメリット

ホームルーターは端末を購入して利用するのが一般的です。

また、各社キャッシュバックや月額料金などのキャンペーンを実施していますが、その対象のほとんどが端末購入をした場合と定めています。

ではホームルーターをレンタルするメリットはどこにあるのでしょうか。
デメリットと合わせて見ていきます。

ホームルーターをレンタルするメリット・デメリット

メリット	デメリット
端末代が不要 短期利用に便利	1年以上は割高 故障等で弁済償金が発生 レンタルできるのはSoftBank AirとWiMAX SoftBank Airは最新機種が利用できない

ホームルーターの端末代は20,000円〜75,000円と高額です。
分割払いによる実質無料でも、完済前に解約すると残債を一括で支払わなくてはいけません。

その点、レンタルすれば無料、もしくは月額500円程度の出費で済みます。
端末購入に対する分割払いも発生しないので、いつ解約しても残債を払う必要はありません。

ただし、1年以上の長期レンタルでは、結果としてコスト面では高くつきます。
また端末返却時に故障や破損、紛失などがあれば、端末代相当の賠償金が発生します。

端末購入とレンタルでの支払い総額の違いについては、次の項目にて解説します。

購入時とレンタル時の支払総額を比較

WiMAXのホームルーターの「購入」した場合と「レンタル」した場合の支払総額を、次の3社で比べました。

WiMAXのホームルーター：端末購入とレンタルの支払総額

端末	レンタル	購入
提供会社	シンプルWiFi	GMOとくとくBB WiMAX	UQ WiMAX
6ヶ月	32,340円	51,810円	35,640円
7ヶ月	37,180円	55,847円	39,908円
8ヶ月	42,020円	59,884円	44,176円
9ヶ月	46,860円	63,921円	48,444円
10ヶ月	51,700円	67,958円	52,712円
11ヶ月	56,540円	71,995円	56,980円
12ヶ月	61,380円	41,532円	61,248円

1年以内の利用であれば、端末代がレンタル（無料）の「シンプルWiFi」が最も安いことがわかります。

「GMOとくとくBB WiMAX」と「UQ WiMAX」は、解約時点での端末購入代金残債が含まれるため、短期で解約すると支払い総額は高くなります。

しかし、12ヶ月以降は逆転します。

「GMOとくとくBB WiMAX」は、契約から1年後に受け取れる34,600円のキャッシュバックを実施（※2024年11月現在）しているため、端末代の残債があっても結果としてレンタルより安く済む、ということになります。

また、「UQ WiMAX」は最新機種が最大20,988円割引になるキャンペーン（※2024年11月現在）を実施中。
「GMOとくとくBB WiMAX」のように半年待たずして、申し込みと同時に割引が適用されるので、面倒な手続きをせず、初期費用を安く抑えたい人にはおすすめです。

ホームルーターの申し込みから返却方法について

ここではWiMAXのホームルーターがレンタルできる「シンプルWiFi」を例に解説します。
申込みは公式サイトから以下の手順で行います。

申し込み手順

ステップ１	公式サイトの「お申込み」をクリックする
ステップ２	料金プラン/端末/オプションを選ぶ
ステップ３	利用者の情報を入力する
ステップ４	決済方法（クレジットカード情報）を入力する
ステップ５	申込完了

続いて解約に伴う端末の返却手順を紹介します。

解約は公式サイトのマイページを通じて行います。
手順は以下の通りです。

返却手順

ステップ１	「会員サポート」にログインする
ステップ２	「会員サポート」内で解約手続きを行う
ステップ３	手続き完了後に端末を返送する

手続きが済んだら端末を指定の住所に返送しましょう。

端末返却時に発生する送料は、基本的にユーザー負担となります。
加えて、解約月の月額料金は日割にならないケースが多いので、解約日は月末にしておくほうが良いでしょう。

「シンプルWiFi」に限らず、端末の返却を期限までに行わなかったり端末に破損があると、端末代に相当する金額が請求される場合があります。

請求金額は各社で異なるので、事前に確認しておくようにしましょう。

ホームルーターのレンタルについてよくある質問

ホームルーターのレンタルについて、よくある質問をまとめました。

お試し可能なホームルーターはある？

WiMAX以外のホームルーターはお試し利用ができません。

WiMAXでお試し期間を設けている3社の概要は以下の通りです。

お試し期間があるWiMAXサービス

	Try WiMAX （UQ WiMAX）	おきらくホームWiFi	5G CONNECT
お試し期間	15日間	14日間	30日間
データ容量	制限なし	制限なし	50GB
利用料金	無料	無料	無料
端末返却費	無料	申込者負担	申込者負担
その他の費用	なし	事務手数料3,300円	返却処理手数料1,100円

WiMAXのホームルーターを試すなら、「UQ WiMAX」が提供している容量無制限・完全無料のお試し「Try WiMAX」がおすすめです。

「Try WiMAX」は送料も含めて、一切費用がかかりません。
また、利用期間中のデータ容量も無制限となっています。

▲「Try WiMAX」では返却用の着払い伝票まで同梱されていました

お試し期間は15日間あるため、平日と週末の違い等を体験することも可能です。

端末の到着日から15日以内に返却と定められているので、気をつけましょう。

初期契約解除とは？

「初期契約解除」とは、契約から8日以内であれば違約金なしで解約できる制度のことです。

ただし、「初期契約解除」でも解約金以外の費用が発生する場合があります。
支払い義務が発生する費用は契約先の会社によって異なるので、事前に確認しておきましょう。