WiMAXホームルーターの評判は？大規模ユーザー調査と独自検証でメリット・デメリットなどを徹底解説

WiMAXのホームルーターはコンセントに挿すだけで使える、工事不要のWi-Fiルーターです。

最新機種の「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は、下り最大4.2Gbpsという光回線なみの速度を誇ります。

主要な各社ホームルーターと比べてみると、WiMAX（Speed Wi-Fi HOME 5G L13）のスペックは最高水準でありながら端末代は割安であることがわかります。

主要4社のホームルーター

回線 サービス名（端末名）	下り 最大速度	端末代金
au、WiMAX回線 WiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ▼詳細はこちら	4.2Gbps	27,720円
ドコモ回線 home 5G HR02 ▼詳細はこちら	4.2Gbps	71,280円 ※36回払いで実質無料
ソフトバンク回線 SoftBank Air Airターミナル5 ▼詳細はこちら	2.1Gbps	71,280円 ※36回払いで実質無料
楽天モバイル回線 Rakuten Turbo Rakuten Turbo 5G ▼詳細はこちら	2.14Gbps	41,580円

また、WiMAXでは多くのプロバイダ（申し込み窓口）で、auとUQモバイルユーザーのスマホ代が毎月最大1,100円割引になる「スマホセット割」を実施しています。

これらの特徴から、WiMAXのホームルーターは以下の人におすすめです。

UQ WiMAX 公式サイト

この記事では、WiMAXホームルーター利用者の口コミや、他社ホームルーターとの比較・検証を踏まえ、WiMAXのホームルーターについて解説していきます。

WiMAXホームルーターの評判・口コミはかなり良い

『Wi-Fi TIMES』編集部が独自に収集したアンケート結果をもとに、WiMAXのホームルーターに関する評判や口コミを見ていきましょう。

WiMAXホームルーターの人気は2位

【調査概要】調査名：ホームルーターの利用状況に関する調査
●対象者：現在ホームルーター主要4社を利用している方
●実施期間：2023年1月〜2024年7月
●有効回答数：1,242件
●利用媒体：インターネットによるアンケート
●調査主体：株式会社FREEDiVE

当編集部が実施したホームルーター利用者1,242人への「アンケート」では、WiMAXのホームルーターの利用者数は2位でした。

一方で、ユーザーの満足度では圧倒的な評価を得ています。
満足度が高く、「不満」と回答した人の割合が最も少ないことも特徴です。

この記事では、WiMAXのホームルーターを契約する際の「おすすめプロバイダ」も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

WiMAXのキャンペーンや特典は？お得な申し込み先を比較

WiMAXホームルーターの口コミ

続いて、『Wi-Fi TIMES』編集部が独自に集めたWiMAXのホームルーターユーザーの口コミを紹介します。

アンケート結果と同様に、概ね好意的な意見が多くほとんどの人が満足していることが諜えます。

なお、悪天候時や同時接続数が増えた場合の速度遅延はWiMAXに限らず、全てのホームルーターに当てはまる仕様です。
特段、WiMAXのホームルーターに対する問題ではないと考えて良いでしょう。

UQ WiMAX 公式サイト

この記事では、実際に同時接続時の速度低下について編集部で検証を行いましたので、あわせてご覧ください。
【実機レビュー】編集部がWiMAXのホームルーターを実際に使ってみた

WiMAXホームルーターのメリットは4つ

ユーザー調査や他社比較から、WiMAXホームルーターには次の4つのメリットがあることがわかりました。

それぞれ詳しく解説していきます。

【メリット1】WiMAXは端末代金が安い

WiMAXホームルーターの端末代は27,720円です。
他社のホームルーターと比較すると安価であることがわかります。

代表的なホームルーターの種類と端末代

回線 サービス名	端末名	端末代金
au、WiMAX回線 WiMAX	Speed Wi-Fi HOME 5G L13	27,720円
ドコモ回線 home 5G	HR02	71,280円 ※36回払いで実質無料
ソフトバンク回線 SoftBank Air	Airターミナル5	71,280円 ※36回払いで実質無料
楽天モバイル回線 Rakuten Turbo	Rakuten Turbo5G	41,580円

また、WiMAXではプロバイダ（契約先）によって端末代の大幅割引や分割払いによる実質無料を実施しています。

主要4社では、WiMAXの端末代金が最も安いと言えるでしょう。

【メリット2】WiMAXのみ登録住所以外の場所でも使用できる

ホームルーターは、基本的に登録した住所以外は利用できないことになっています。

ただし、WiMAXは設置場所を登録する必要がなくどこでも利用可能です。
そのため、長期出張や旅行の際に持ち出しが可能です。

これはWiMAXだけの大きなメリットと言えます。

【メリット3】au・UQモバイルのスマホセット割がある

▲UQ WiMAX公式サイト

「スマホセット割」とは、スマホとWiMAXをセットで利用することでスマホ代が毎月割引になるサービスです。

WiMAXのホームルーターはauとUQモバイルのスマホが対象となっています。

割引額は1台あたり毎月最大1,100円のため、1年間利用すれば13,200円お得になります。

適用回線は最大9回線となっていることから、家族4人の場合は1年間で52,800円となります。

なお、以下のWiMAXプロバイダは「スマホセット割」に対応していないので注意しましょう。

【メリット4】15日間無料のお試しサービス「Try WiMAX」がある

WiMAXの本家である「UQ WiMAX」には、お試しサービスの「Try WiMAX」があります。

15日間無料で、実際の利用シーンでの使い心地を試すことができます。
特にデータ量に制限がないことや返却時の送料が不要な点は非常に嬉しいポイントです。

当日の14時30分までに申し込めば、端末が即日発送されるので気軽に試したい人におすすめです。

なお、「Try WiMAX」には以下のような注意点があります。

「Try WiMAX」で使える端末は、中古端末です。
本契約する際は新品端末に交換する必要があるため、利用端末を返却しなければなりません。

また、お試し期間中に端末を破損したり、返却を忘れた場合は以下の機器代金相当額が請求されます。

端末破損などに対する請求金額

端末	請求金額（不課税）
Speed Wi-Fi HOME 5G L13	27,720円
Speed Wi-Fi HOME 5G L11	22,000円

エリアや速度について少しでも不安があるようでしたら、上記に注意した上でお試ししてみることを強くおすすめします。

UQ WiMAX 公式サイト

WiMAXホームルーターのデメリット

続いて、WiMAXホームルーターのデメリットについて解説していきます。

とはいえ、WiMAXのホームルーターには実際にデメリットを感じるネガティブな要素はありません。
敢えて挙げるとすれば、以下の2点となります。

下り速度の実測値は100Mbps程度

通信速度における「最大速度」はあくまで理論値です。
そのため、実際の速度である「実測値」が重要になります。

主要4社のホームルーターの実測値を比較しました。

回線 （端末）	実測値	Ping値
WiMAX (Speed Wi-Fi HOME 5G L13)	175.1Mbps	46ms
ドコモ (home 5G HR02)	187.1Mbps	46ms
ソフトバンク (Airターミナル5)	136.9Mbps	43ms
楽天モバイル (Rakuten Turbo 5G)	106.4Mbps	47ms

参考：みんなのネット回線速度

この調査では「home 5G」がトップという結果になりました。
しかし、WiMAXの実測値も175.1Mbpsと高速であることには違いありません。

また、編集でも1ヶ月ほど利用しましたが、下り速度はおおむね「100〜150Mbps」でした。

インターネットの利用目的がWebサイトの閲覧や動画視聴、オンライン会議などであれば、WiMAXのホームルーターで十分です。

【デメリット2】販売窓口（プロバイダ）が20社以上ありわかりにくい

「プロバイダ」とは販売窓口のことで、WiMAXを利用するにはプロバイダと契約する必要があります。

しかし、WiMAXのプロバイダは20社以上あるため、「何を基準に選べばいいのかわからない」と迷ってしまう人も多くいます。

WiMAXで使用する通信回線と端末は同じなので、どこのプロバイダと契約しても通信環境は変わりません。
大きな違いは月額料金などの料金面です。

おすすめのプロバイダを知りたい方は以下をご覧ください。
WiMAXのキャンペーンや特典は？お得な申し込み先を比較

WiMAXホームルーターの基本情報

前述のとおり、WiMAXには複数のプロバイダが存在します。
プロバイダごとに料金やサービスが異なるため、ここではWiMAXの本家である「UQ WiMAX」の基本概要を紹介します。

「UQ WiMAX」の基本情報

運営会社	UQコミュニケーションズ株式会社
月額料金	1〜13ヶ月 ：4,268円 14ヶ月以降：4,950円
キャンペーン有無 (金額)	有り ※「UQ WiMAXおトク割」で最大19,800円割引
初期費用	手数料：3,300円
解約違約金	なし
端末代	27,720円　→　新規契約なら7,920円 ※割引キャンペーン価格
スマホセット割	au 毎月最大1,100円/台 UQモバイル 毎月最大1,100円/台
支払い方法	クレジットカード 口座振替
初月日割	対応 ※解約時も日割り
下り最大速度/実測値 (最新機種)	ホームルーター 4.2Gbps/175.06Mbps
データ容量	無制限
契約期間	なし
対応エリア	全国
端末補償有無	◯
特徴	WiMAXの本家 店舗「UQ スポット」での対面サポートが受けられる

「UQ WiMAX」はWiMAXを提供している本家のサービスです。

また、WiMAXプロバイダの中では唯一、実店舗での対面サービスを受けることができます。
そのため、WiMAX初心者やオンラインに不慣れな人でも安心して契約ができるでしょう。

UQ WiMAX 公式サイト

WiMAXホームルーターの最新機種は「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」

続いて、最新ホームルーターの「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」について解説します（2024年10月現在）。

名称	Speed Wi-Fi HOME 5G L13
料金	27,720円
下り最大速度	4.2Gbps
サイズ （横幅×高さ×奥行き）	約W100×H207×D100mm
重量	約635g
最大接続数	32台

「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」の下り最大速度は4.2Gbpsで、ホームルーターの中でもトップクラスの速度です。

また、5G専用の基地局を用いることで、より快適な5G通信を可能にするサービス「5G SA」にも対応しています。

■5G SAとは

引用：UQ WiMAX公式サイト

WiMAXのホームルーターがおすすめな人

WiMAXではauとUQモバイルユーザーを対象にしたスマホ割があります。
スマホ1台につき、スマホ代が毎月最大1,100円割引になるため、au、UQモバイルのスマホユーザーにおすすめです。

またWiMAXのホームルーターは端末代も手ごろで、実測値も175.1Mbpsと高速です。
そのため、コスパの良いホームルーターを探している人にはピッタリのホームルーターといえます。

そして、ホームルーターで唯一「契約住所以外」の場所でも利用できるため、旅行や出張などが多い人にも向いています。

WiMAXのキャンペーンや特典は？お得な申し込み先を比較

WiMAXはプロバイダと呼ばれる契約窓口がたくさんあります。
どこで契約しても速度やサービスは同じですが、料金が異なります。

月額料金だけでなく、キャッシュバック金額や受取条件などを検討する必要があり面倒ですが、「利用期間の支払い総額」で比較することでグッと選びやすくなります。

利用者の多い主要プロバイダの最新料金を比較しました。

■主要プロバイダ6社の支払い総額比較表

上の表の通り、おすすめは支払い総額が安い以下のプロバイダとなります。

半年利用なら最安クラス！キャッシュバックが翌月もらえるBIGLOBE WiMAX

「BIGLOBE WiMAX」の特徴は何と言っても「安さ」です。

初月の利用料が無料な上、ほぼ無条件で翌月にもらえる11,500円のキャッシュバックも実施しています。

キャッシュバックを受け取ることで半年利用の支払い総額なら全プロバイダで最安級、2年ほど利用した場合でも最安クラスで利用することが可能です。

また、解約違約金も発生しないため気軽に解約できます。

さらに、「BIGLOBE WiMAX」はSIMのみ契約や口座振替にも対応しています。

BIGLOBE WiMAX 公式サイト

「BIGLOBE WiMAX」の基本情報

運営会社	ビッグローブ株式会社
月額料金	1ヶ月目　　　：　 無料 2～25ヶ月目　：3,278円 26ヶ月目以降 ：4,928円
キャッシュバック	11,500円
初期費用	手数料：3,300円
契約期間	なし
解約違約金	なし
端末代	27,720円 ・一括払い ・24回払い（月額1,155円） ・36回払い（月額770円）
スマホセット割	au ：毎月最大1,100円/台 UQモバイル ：毎月最大1,100円/台
支払い方法	クレジットカード 口座振替
初月の日割精算	なし
最新機種の 下り最大速度／実測値 ※実測値は編集部計測	4.2Gbps／175.0Mbps
データ容量	無制限 ※速度制限がかかる可能性あり
対応エリア	全国

翌月に受け取れる11,500円キャッシュバックも実施

引用：公式サイト

「BIGLOBE WiMAX」では新規申し込み者を対象としたキャッシュバックを実施しています。
金額は11,500円と高額な上、契約翌月には受け取ることができます。

条件は「端末同時申し込み」と「クーポンコードの入力」のみのため「ほぼ無条件」といって良さそうです。
簡単に、しかも、すぐにキャッシュバックが貰えるのは「BIGLOBE WiMAX」の大きな強みでしょう。

キャッシュバックの手続き方法

STEP.1	申し込み時にクーポンコードを入力
STEP.2	翌月来るメールに振込先口座を返信
STEP.3	指定口座登録完了の当日～数日後に振り込み

「送金受取手続きのご案内」メールは、「キャッシュバック対象月」となる毎月1日に、申し込み時に登録したアドレス宛に届きます。

ただし、「SIMのみ契約」の場合はキャッシュバックキャンペーンの対象外となってしまいます。

高額キャッシュバックで1年以上なら最安級のGMOとくとくBB WiMAX

「GMOとくとくBB WiMAX」は、他社に比べて高額なキャッシュバックキャンペーンを実施しているプロバイダです。

それによって、1年以上の利用であれば最安級となります（2024年10月時点）。

なお、キャッシュバックは新規申し込みのほか、他社からの乗り換えでも受け取ることができます。
金額は新規の場合が34,500円、乗り換えでは解約金相当額（最大40,000円）も受け取ることができます。

「GMOとくとくBB WiMAX」の基本情報

運営会社	GMOインターネットグループ株式会社
月額料金	初月　　　　：1,375円 2ヶ月目以降 ：4,807円
キャッシュバック	新規申し込み：34,500円 ※指定オプション同時申し込みで2,000円増額 他社からの乗り換え：最大40,000円
初期費用	手数料：3,300円
契約期間	なし
解約違約金	なし
端末代	27,720円 36回払い（月額770円） ※36回払いで実質無料
スマホセット割	au 毎月最大1,100円/台 UQモバイル 毎月最大1,100円/台
支払い方法	クレジットカード
初月の日割精算	なし
最新機種の 下り最大速度／実測値 ※実測値は編集部計測	モバイルルーター 3.9Gbps／134.3Mbps ホームルーター 4.2Gbps／175.1Mbps
データ容量	無制限 ※速度制限がかかる可能性あり
対応エリア	全国

端末は「分割払い」でのみ購入可能となります。

とはいえ、「端末購入サポート」があるため実際に端末代を支払うことはありません。
3年経過時点で端末代金は実質無料となります。

▲引用：公式サイト

GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバック受け取り方法

▲引用：公式サイト

「GMOとくとくBB WiMAX」では2024年10月現在、新規申し込み者を対象に34,500円のキャッシュバックを実施しています。

さらに、指定のオプション（「インターネット安心セキュリティ」「スマホトラブルサポート+」）を同時申し込みすることで2,000円増額となります。

受け取りには以下の手続きがあるので、しっかりと把握しておきましょう。

キャッシュバックを受け取るまでの手順

	やること
STEP.1	申込完了後に郵送で届く「登録証」に記載されている以下を用意しておく 基本メールアドレス パスワード
STEP.2	専用サイトにログインする
STEP.3	契約から11ヶ月後に届くメールに記載されたURLから、受取口座を登録する
STEP.4	最短で翌月に振込完了

まず、キャッシュバックを受け取るには、「GMOとくとくBB WEBメール」と呼ばれるメール管理サイトへのログインが必要です。

▲「GMOとくとくBB WEBメール」ログイン画面

ログイン先のURLは申し込み完了後に郵送で届く「登録証」に記載された、「基本メールアドレスのドメイン」ごとに異なります。

ログイン先が一覧になっているこちらのサイトから確認しましょう。

契約から11ヶ月後に振込先の口座番号などを登録する連絡メールが「GMOとくとくBB WEBメール」に届きます。

連絡メールに記載してあるURLにアクセスし、期限内に振込先の口座番号などを登録します。

なお、期日までに返信を行わないとキャッシュバックを受け取ることができません。
くれぐれも注意してください。

WiMAX以外でおすすめのホームルーター

WiMAXは多くの人におすすめできるホームルーターです。

ただし、ホームルーターをお得に利用したいなら「利用しているスマホのキャリアに合わせて選ぶ」方法がおすすめです。

例えば、現在「ソフトバンク」や「ドコモ」のスマホを使用している場合は、以下のホームルーターがお得に利用できます。

利用しているスマホ	おすすめのホームルーター
ドコモ	home 5G
ソフトバンク ワイモバイル	SoftBank Air

なお、「SoftBank Air」を契約する場合は、「ソフトバンク」だけではなく「モバレコAir」からの申し込みも可能です。
「モバレコAir」はソフトバンクとの提携により「ソフトバンクエアー」を格安で利用できるサービスとなっています。

SoftBank Airを安く使いたいなら「モバレコAir」がおすすめ

▲引用：公式サイト

ソフトバンク、ワイモバイルのスマホを使っている人におすすめの「SoftBank Air」は、「モバレコAir」から申し込むことで安く利用することが可能です。

ソフトバンクで申し込むよりも月額料金が安く、29,200円のキャッシュバックも実施していることがその理由です。

「モバレコAir」と「ソフトバンク」の支払い総額比較

契約先	スマホ割	期間別支払総額 （キャッシュバック込み）
SottBank Air （ソフトバンクで契約）	ソフトバンク 最大1,100円 ワイモバイル 最大1,650円	12ヶ月目：82,670円 24ヶ月目：109,070円 36ヶ月目：136,658円
SottBank Air (モバレコAirで契約）		12ヶ月目：56,820円 24ヶ月目：83,220円 36ヶ月目：109,620円

※2024年10月現在

「モバレコAir」の基本情報は以下の通りです。
運営会社はグッド・ラック株式会社となり、ソフトバンク社とのアライアンス（提携）によって「SoftBank Air」のサービスを提供しています。

モバレコAirの基本情報

回線	ソフトバンク
運営会社	グッド・ラック株式会社
月額料金 ※（）内は端末名	端末購入 （Airターミナル5） 1カ月目　　　：1,320円 2〜12カ月目　：3,080円 13〜36カ月目 ：4,180円 37ヶ月目以降 ：5,368円 端末レンタル （Airターミナル4） 1〜24カ月目 ：4,598円 25ヶ月目以降 ：5,907円
キャンペーン	月額料金が3年間で最大57,728円割引 ※端末購入の場合 29,200円キャッシュバック ※端末購入の場合 他社からの乗り換えで最大10万円還元
初期費用	手数料：3,300円
契約期間	なし
解約違約金	なし
端末代	71,280円 36回払い（月額1,980円） ※36回払いで実質無料
スマホセット割	ソフトバンク 毎月最大1,100円/台 ワイモバイル 毎月最大1,650円/台
支払い方法	クレジットカード 口座振替 ※口座振替はキャッシュバックの対象外
初月の日割精算	なし
最新機種の 下り最大速度／実測値 ※実測値は編集部計測	2.1Gbps／136.9Mbps
データ容量	無制限 ※速度制限がかかる可能性あり
対応エリア	全国

「モバレコAir」のプランは「端末購入」と「レンタル」の2種類あります。
ただし、レンタルプランの端末は5Gに非対応なため、最新端末が使える購入プランがおすすめとなります。

端末代は71,280円と高額ですが、36回払いにすると実質無料となります。

また「モバレコAir」はソフトバンクとワイモバイルを対象に、毎月のスマホ代が最大1,650円割引されるスマホ割を実施しています。

モバレコAir 公式サイト

ドコモのスマホユーザーにはhome 5Gがおすすめ

▲引用：公式サイト

ドコモのスマホを使っている人にはドコモのホームルーター「home 5G」がおすすめです。

「home 5G」は下り最大速度は4.2Gbpsと高速で、光回線と遜色ない速さが最大の特徴です。

また、ドコモのスマホとセットで利用することで、ドコモのスマホ1台あたり毎月最大1,100円割引になります。

そのため、ドコモのスマホユーザー（特に複数台契約のご家庭など）であればお得に利用することが可能です。

home 5Gの概要

運営会社	ドコモ
月額料金	4,950円
キャッシュバック	現金キャッシュバックはなし
特典	オンラインショップ限定 dポイント15,000pt還元 ドコモショップ限定 dポイント10,000pt還元
初期費用	手数料：3,850円 ※オンラインショップは無料
契約解除料	なし
端末代	71,280円 ※実質無料
スマホセット割	ドコモ：1台あたり最大1,100円割引
支払い方法	クレジットカード 口座振替
下り最大速度／実測値 （最新機種）	4.2Gbps /270.1Mbps
データ容量	無制限
契約期間の縛り	なし
対応エリア	全国

「home 5G」の月額は4,950円と分かりやすい料金プランで、月々のコスト管理もスムーズです。
また、端末代は71,280円と高額ですが、36回払いにすることで実質無料となります。

スマホセット割やdポイントが還元されるキャンペーンなど、ドコモユーザーにとってはコスト面でお得なポイントが多いのも魅力です。

なお、手数料が無料になり還元されるdポイントも増量となるため、店舗ではなくオンラインショップで手続きをした方がお得です。

ドコモhome 5G 公式サイト

【実機レビュー】編集部がWiMAXのホームルーターを契約して使ってみた

編集部では使用感なども知るために、WiMAXを契約し「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を購入しました。
セットアップから速度検証まで、編集部によるレビューをお届けします。

設定はSIMカードを挿入するだけ

「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を利用するには同梱されているSIMカードを本体へ挿入する必要があります。

▲SIMカードは画像のように台紙の状態で同梱されています

台紙からSIMカードを切り離したら、本体底部のスロットへ差し込みます。
切り離す際にSIMカードが折れないように注意してください。

▲底のフタを開けてSIMカードを差し込んだ状態

SIMカードを挿入後、電源をコンセントへ挿します。

フロントのランプがオレンジから緑になればセットアップは完了。
後は、スマホなどのWi-Fiを使用したい端末を接続するだけです。

▲緑のランプに変わったらWi-Fi接続が可能となります

なお、Wi-Fi接続には「SSID」と「パスワード」の入力が必要ですが、SIM挿入口付近にはWi-Fi接続用のQRコードがあります。
これをスマホのカメラで読み込めば、簡単にWi-Fiへ接続することもできます。

平日と週末に昼と夜の速度を測ってみた

Wi-Fi接続が確認できたところで、さっそく速度チェックを行いました。

都内の編集部員宅で計測した結果は以下の通りです。

東京都・中野区での速度検証結果

	平日12:00平均	平日22:00平均	週末12:00平均	週末22:00平均
下り速度	119.0Mbps	71.7Mbps	101.4Mbps	89.1Mbps
上り速度	12.9Mbps	10.7Mbps	13.8Mbps	14.6Mbps
Ping値	39ms	43ms	42ms	40ms

※平日は月〜金のうち2日間、同時刻に3回づつ計測した合計6回の平均値
※週末は土日に3回づつ計測した合計6回の平均値を記載

ご覧の通り、平日・夜間・週末といつでも一定以上の速度が出る安定の通信品質と言える結果になりました。

なお、今回の調査では4G（LTE）環境での調査となりましたが、5G接続時には200Mbpsほどの速度になることもあったため、5Gエリアでの利用を想定している人であれば、さらなる高速通信の恩恵を受けられるでしょう。

同時接続で何台つなぐと速度が低下するのか…を検証

WiMAXのホームルーターを含め、Wi-Fiの速度は接続台数が増えると落ちる傾向があります。

カタログ上は「同時接続台数32台」となっている「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は、何台までストレスなく使えるのでしょうか？

編集部の企画会議時に同時接続時の速度や安定性を検証してみました。

PCでのオンライン会議（Google Meet）と、スマホでのYouTube視聴を「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」で行った結果は以下の通りです。

時間や場所といった環境や用途にも依りますが、同時接続端末が10台程度なら問題なく利用できると言えそうです。

WiMAXホームルーターに関するよくある質問

WiMAXのホームルーターに関するよくある質問をまとめました。

設定方法や取扱説明書の確認方法は？

取り扱い説明書などは「UQ WiMAX」の公式サイトで端末ごとに確認することができます。
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」についてはこちらから確認してください

速度が遅い時の対処法は？

Wi-Fiを利用している時に「速度が遅い」と感じた場合は、以下の対処方法を試してください。

速度が遅い場合、まずは端末の再起動をしましょう。
再起動の方法はマニュアルや説明書に記載されています。

そして、ホームルーターの設置場所を変えるのも有効な方法です。
基本的には住居中心部よりも窓際のほうが良いとされていますが、もっとも通信状態の良い最適な設置場所を試してみてください。

また、WiMAXのホームルーターでは「5GHz」と「2.4GHz」という2つの周波数を利用することができます。
2つの周波数の主な特徴は以下の通りです。

2.4GHzと5GHzの特徴

周波数	2.4GHz	5GHz
メリット	電波が遠くまで届きやすい 壁や床・天井など遮蔽物に強い	2.4GHzよりも通信速度が速い 他の機器と干渉しにくい
デメリット	通信速度が比較的遅い 他の機器と干渉しやすい	壁や床・天井などの遮蔽物に弱い 対応していない機器がある

どちらが最適かは状況に依りますが、周波数を変えることで速度の改善が期待できます。

機種変更はできる？

旧端末から最新機種への機種変更は可能です。
4G端末を利用している場合は、5Gプランへの変更も同時に行うことになります。

また、機種変更のタイミングでプロバイダを変更する「乗り換え」という方法もあります。

お得に乗り換えたい人は、乗り換えキャンペーンを行なっているプロバイダへの変更を検討してみるのも良いでしょう。
乗り換えキャッシュバックのある「GMO とくとくBB WiMAX」がおすすめです。

クレジットカード以外の支払い方法はある？

支払い方法として「口座振替」に対応しているWiMAXプロバイダは以下の3社となります。

口座振替があるプロバイダ

	UQ WiMAX	BIGLOBE WiMAX	Broad WiMAX
手数料	無料	毎月220円	毎月220円
月額料金	1〜13ヶ月目：4,268円 14ヶ月目〜：4,950円	1ヶ月目：無料 2～25ヶ月目：3,278円 26ヶ月目〜：4,928円	1ヶ月目：990円 2〜37ヶ月目：3,773円 38ヶ月目〜：4,950円

「BIGLOBE WiMAX」と「Broad WiMAX」では振り込み手数料が毎月220円かかるのに対し、「UQ WiMAX」は振り込み手数料が無料です。

ただし、月額料金を比較すると「UQ WiMAX」よりも「BIGLOBE WiMAX」の方が安くなっています。

口座振替で、安くWiMAXを利用したい人はBIGLOBE WiMAXがおすすめのプロバイダとなります。

プロバイダへの申し込み手続き方法は？

WiMAXのプロバイダは、基本的にオンラインでの申し込みとなります。

申し込み方法はプロバイダごとに多少異なりますが、大まかな流れは以下の通りです。
端末は申し込み完了後、最短翌日発送・通常2日〜1週間程度で届きます。

申し込み手順

STEP1	公式サイト等にあるWebフォームから申込み
STEP2	料金プランや端末などを選択し、 契約者情報などの必要事項を入力する
STEP3	完了

なお、WiMAXの本家である「UQ WiMAX」は、実店舗での契約も可能になっています。
相談しながら契約をしたい人やオンラインでの手続きが不安な人にはおすすめです。

問い合わせ先はどこ？

問い合わせ先はプロバイダによって異なります。

また、契約前・契約後のほか、プラン変更や機種の故障など、問い合わせの内容により窓口が異なるケースがあります。
契約したプロバイダの問い合わせ先はメモに残すか、ブックマークしておくと良いでしょう。