【2026年最新】家族におすすめの格安SIMランキング12選!家族割で安いのはどこか徹底比較

家族におすすめの格安SIMランキング|家族割で安いのはどこか徹底比較

スマホ代は家計のなかでも見直し効果が大きい固定費です。とくに家族みんなが大手キャリアを使っていると、毎月の通信費が2万円、3万円と膨らみがち。そこで頼りになるのが、家族割やデータシェアで通信費をまとめて抑えられる家族向けの格安SIMです。

この記事では、2026年最新の料金やプランをもとに、家族で乗り換えるとどれくらい安くなるのか、選ぶときのポイント、そして家族におすすめの格安SIM12社を徹底比較してランキング形式で紹介します。2人家族・3人家族・4人以上といった人数別のシミュレーションや、子どもに初めてスマホを持たせるときの選び方まで、家族で格安SIMを使い倒すために知っておきたいことをまるごとまとめました。難しい言葉はできるだけ避けて解説するので、格安SIMが初めての方も安心して読み進めてください。

目次

家族で格安SIMに乗り換えるとどれくらい安くなる?

家族で格安SIMに乗り換えると、月々の通信費は半額以下になることも珍しくありません。大手キャリアの大容量プランは1人あたり月7,000円前後かかりますが、格安SIMなら必要な容量に合わせて1,000〜3,000円台に収まるからです。家族の人数が多いほど、節約できる金額は大きくふくらみます。

ここでは、実際にどのくらい差が出るのかを人数別に見たうえで、格安SIMが安くなる「3つの仕組み」をやさしく解説します。

大手キャリアと格安SIMの料金差を家族人数別に比較

大手キャリアと格安SIMでは、同じ使い方でも月額料金に大きな差が出ます。下の表は、1人あたり月3〜4GB程度の使い方を想定した、おおまかな料金差の目安です。あくまでモデルケースですが、人数が増えるほど差が広がっていくことがよく分かります。

家族の人数 大手キャリアの月額目安 格安SIMの月額目安 年間の差額目安
2人家族 約14,000円 約4,000〜5,000円 約108,000〜120,000円
3人家族 約21,000円 約6,000〜7,500円 約162,000〜180,000円
4人家族 約28,000円 約8,000〜10,000円 約216,000〜240,000円

このように、4人家族なら年間20万円以上の節約も十分に現実的です。浮いたお金を貯蓄や教育費、レジャーに回せると考えると、乗り換えの効果は決して小さくありません。総務省統計局の家計調査でも、携帯電話通信料は世帯の支出として毎月集計されている項目です。家計を見直すときは、まず通信費から点検してみてください。

家族割・データシェア・セット割の3つの安くなる仕組み

家族で格安SIMが安くなる理由は、大きく分けて3つの仕組みがあります。それぞれを理解しておくと、自分の家族に合ったサービスを選びやすくなります。

1つ目は家族割です。同じ会社の回線を家族で複数契約すると、2回線目以降の月額が割引されます。たとえばワイモバイルなら2回線目以降が毎月1,100円引き、楽天モバイルなら1回線あたり110円引きといった具合に、人数が増えるほどお得になります。

2つ目はデータシェアです。1つの大きなデータ容量を家族で分け合う仕組みで、たくさん使う人と少ししか使わない人がいる家族にぴったり。イオンモバイルやIIJmio、NifMoなどが対応しています。1人ずつ容量を契約するよりムダが減らせるのが魅力です。

3つ目はセット割です。自宅のインターネット回線や電気とスマホをセットで契約すると、スマホ代が割引になります。UQモバイルの「自宅セット割」やワイモバイルの「おうち割 光セット(A)」が代表例で、最大1,100円引き前後になることもあります。組み合わせ方は格安SIMと光回線のセット割を比較した記事でも詳しくまとめているので、自宅の回線ごと見直したい家庭は参考にしてみてください。ただし会社によっては家族割とセット割が併用できない(ワイモバイルは家族割引サービスとおうち割 光セット(A)が重複適用不可)ため、どちらが得かを人数で比べるのがコツです。

家族向け格安SIMの選び方5つのポイント

家族向けの格安SIMは、料金の安さだけで選ぶと後悔することがあります。家族ならではの視点で見るべきポイントを5つにしぼって解説します。自分の家族にとってどれが大事かを考えながら読んでみてください。

家族割の割引額と適用できる回線数で選ぶ

家族で使うなら、まずチェックしたいのが家族割の割引額と対象になる回線数です。割引額が大きいほど、また対象回線が多いほど、家族全体で得られるメリットは大きくなります。

たとえばワイモバイルは2回線目以降が毎月1,100円引きと割引額が大きく、最大10回線まで対象です。一方、楽天モバイルは1回線あたり110円引きと額は控えめですが、最大20回線まで対象と幅広いのが特徴。割引額だけでなく「何回線まで適用されるか」も合わせて確認しましょう。三世代や親戚まで含めて大人数で使うなら、対象回線数の多さが効いてきます。

別居の家族でも割引が使えるかで選ぶ

進学や就職で離れて暮らす家族がいる場合は、別居でも家族割が使えるかが重要なポイントになります。会社によって対応が分かれるところです。

UQモバイルの「家族セット割」は別住所・別姓の家族も対象ですが、家族関係を証明する書類の提出や店頭での手続きが必要になる場合があります。楽天モバイルの「最強家族割」は、離れて暮らす家族や苗字の異なる親戚、事実婚・同性パートナーまで幅広く対象です。仕送り感覚で子どものスマホ代を抑えたい、実家の親もまとめたいという家庭は、別居対応のサービスを選ぶと安心です。

通信速度と回線の安定性で選ぶ

家族みんなが毎日使うものだからこそ、通信速度と安定性は見逃せません。とくにお昼の12時台や夕方の帰宅ラッシュなど、利用者が増える時間帯は格安SIMの速度が落ちやすい傾向があります。

大手キャリアのサブブランドであるワイモバイル・UQモバイルは、キャリアと同じ回線設備を使っているため、混雑時間帯でも比較的安定して速いのが強みです。速度を最優先で選びたい場合は、速度が速い格安SIMを比較した記事もあわせてチェックしてみてください。一方、いわゆるMVNO(回線を借りて運営する事業者)は、料金が安い分、昼の時間帯に速度が落ちることがあります。動画やオンライン会議をよく使う家族は速度重視、メールやLINEが中心なら料金重視と、家族の使い方に合わせて選び分けましょう。

余ったデータを家族でシェアできるかで選ぶ

家族のなかには、たくさんデータを使う人もいれば、ほとんど使わない人もいるものです。そんなときに便利なのがデータシェア機能です。1つの大きな容量を家族で分け合えるので、ムダなく使い切れます。

イオンモバイルは最大8人でデータを分け合える「シェア音声プラン」、IIJmioは同一契約内でデータをシェアできる「ギガプラン」、NifMoは最大7契約までまとめられる「ファミリープログラム」とシェアプランを用意しています。余ったデータを繰り越せるサービスと組み合わせれば、さらにムダが減らせます。家族の使う量に差がある家庭ほど、シェア対応のサービスがおすすめです。

子ども向けの見守り・フィルタリング機能で選ぶ

子どもにスマホを持たせる家庭では、フィルタリングや見守り機能の有無も大切な判断材料です。有害サイトへのアクセス制限や利用時間の管理ができると、保護者も安心して持たせられます。

多くの格安SIMは「あんしんフィルター」などのフィルタリングアプリを無料または低価格で提供しています。BIGLOBEモバイルやイオンモバイルは見守り系のオプションが充実しており、UQモバイル・ワイモバイルもキャリア譲りのフィルタリングサービスが使えます。青少年が安全にインターネットを使えるよう、こども家庭庁も関係省庁と連携してフィルタリングの普及啓発を進めています。子どもの年齢や使い方に合わせて、必要な機能がそろっているかを確認しましょう。

家族におすすめの格安SIMランキング12選

ここからは、家族におすすめの格安SIMを12社、ランキング形式で紹介します。家族割の手厚さ・通信品質・データシェアのしやすさなどを総合的に評価しました。各社の特徴を比較表で一覧してから、1社ずつ詳しく解説していきます。料金は2026年時点の税込表示で、いずれも音声通話SIMを基準にしています。

サービス名 最安月額(目安) 家族割・シェア 回線 主な特徴
ワイモバイル
ワイモバイル
2,178円(シンプル3 S・家族割後) 家族割2回線目〜1,100円引(計10回線) ソフトバンク 割引額が大きく通信品質も安定
UQモバイル
UQモバイル
1,628円(トクトクプラン2〜5GB・自宅セット割後) 家族セット割550円引(別居可・最大10回線) au 別居の家族も対象でずっと割引
楽天モバイル
楽天モバイル
1,078円〜3,278円 最強家族割110円引(最大20回線) 楽天/au 最大20回線まで使えるデータ無制限
mineo
mineo
1,298円(マイピタ3GB) 家族割55〜165円引(最大5回線) ドコモ/au/ソフトバンク トリプルキャリアから選べる
IIJmio
IIJmio
850円(2GB) 同一契約でデータシェア ドコモ/au 小容量を家族でとことん安く
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイル
1,078円〜 シェアSIM対応 ドコモ/au エンタメフリーで動画・音楽が見放題
イオンモバイル
イオンモバイル
容量に応じ110円刻み シェア音声プラン最大8人 ドコモ/au 必要な容量を家族でシェア
y.u mobile
y.u mobile
1,070円(5GB→特典で10GB) シェアU-NEXT 4,170円(2人まで) ドコモ 余ったデータを永久繰り越し
NifMo
NifMo
1,760円(3GB) ファミリープログラム最大7回線(毎月0.5GB→2026年9月から1GB進呈) ドコモ 家族でデータをまとめて使える
NUROモバイル
NUROモバイル
792円(バリュープラスVS 3GB)〜 パケットギフトで分け合い ドコモ/au/ソフトバンク 容量の選択肢が豊富
BIC SIM
BIC SIM
2GB 850円〜 同一契約でデータシェア ドコモ/au ビックカメラ店頭でサポート
日本通信SIM
日本通信SIM
290円(1GB) 家族割なし(元が割安) ドコモ 1GB 290円と最安クラス。50GBプランも2,178円

ワイモバイル|割引額が大きく通信品質も安定

ワイモバイル

運営会社 ソフトバンク株式会社
回線 ソフトバンク
主なプラン シンプル3 S(5GB)/M(30GB)/L(35GB)
月額料金 S 3,278円/M 4,378円/L 5,478円(2026年6月2日の改定後・家族割適用でSは2,178円)
家族割 2回線目以降 毎月1,100円引き(主回線を除き最大9回線=合計10回線まで)
セット割 おうち割 光セット(A)で毎月1,650円引き(家族割引サービスとは併用不可)
キャンペーン 超!おトク割(2026年7月17日受付開始)でシンプル3 M/Lが12カ月間1,100円引き

メリット

  • 家族割の割引額が2回線目以降1,100円と大きく、人数が増えるほどお得
  • ソフトバンク回線そのものを使うため、昼や夕方の混雑時も安定して速い
  • 全国のショップで対面サポートが受けられ、初めての乗り換えでも安心

デメリット

  • MVNOと比べると基本料金そのものはやや高め
  • 2026年6月2日に各プラン220円値上げされ、シンプル2より割高な設定
  • 家族割引サービスと「おうち割 光セット(A)」は重複して適用できない

ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドとして大手キャリア並みの通信品質と家族割の手厚さを両立した、家族向けの定番です。2025年9月に登場した新プラン「シンプル3」はS(5GB)・M(30GB)・L(35GB)の3段階で、家族割を適用すると2回線目以降が毎月1,100円引きになります。

料金は2026年6月2日に各プラン220円値上げされ、現在はS 3,278円・M 4,378円・L 5,478円です(2026年6月1日までにシンプル3を契約していた人は「シンプル3 特別割引」で同年12月31日まで改定前と同額)。なお家族割引サービスと「おうち割 光セット(A)」は併用できず、どちらか一方だけが適用されます。自宅の光回線をソフトバンク系でそろえている家庭は、家族割とおうち割のどちらが得かを人数で比べてみてください。2026年7月17日に始まった「超!おトク割」を使えば、シンプル3 M/Lが12カ月間さらに1,100円引きになります。混雑時の速度低下に悩みたくない家族や、対面サポートを重視する家庭にとくにおすすめです。

UQモバイル|別居の家族も対象でずっと割引

UQモバイル

運営会社 KDDI株式会社
回線 au
主なプラン トクトクプラン2/コミコミプランバリュー
月額料金(トクトクプラン2) 基本4,048円。自宅セット割適用で〜5GB 1,628円/5GB超〜30GB 2,728円
自宅セット割 対象ネット・でんき契約で毎月最大1,100円引き
家族セット割 1回線あたり毎月550円引き(最大10回線)。別住所・別姓の家族も対象(書類・店頭手続きあり)
50歳以上の特例 契約者が50歳以上なら同一住所でなくても家族セット割の受付可

メリット

  • au回線で混雑時間帯も安定した通信速度
  • 家族セット割は別居・別姓の家族も対象にできる
  • 自宅セット割で毎月最大1,100円引きと割引額が大きい

デメリット

  • 家族セット割の対象はトクトクプラン2のみで、コミコミプランバリューは割引対象外(人数のカウントには含まれる)
  • 別居の家族を対象にする場合は証明書類の準備や店頭手続きが必要
  • 自宅セット割と家族セット割は併用できず、割引額の大きい方が適用

UQモバイルは、auのサブブランドとして通信の安定感と別居家族にも届く割引が魅力です。自宅セット割は対象のインターネット・でんきサービスとセットで毎月最大1,100円引き、家族セット割は1回線あたり毎月550円引きで最大10回線まで対象。離れて暮らす家族や別姓の家族も申し込めます。

主力のトクトクプラン2は基本4,048円で、自宅セット割を効かせると月5GBまでなら1,628円、5GB超〜30GBでも2,728円まで下がります。とくに、契約者が50歳以上であれば同一住所でなくても家族セット割を受けられるため、離れて暮らす親のスマホ代をまとめたい家庭に向いています。自宅セット割と家族セット割は併用できず、割引額の大きい自宅セット割が優先される点だけ覚えておきましょう。

楽天モバイル|最大20回線まで使えるデータ無制限

楽天モバイル

運営会社 楽天モバイル株式会社
回線 楽天回線(エリア外はau)
プラン Rakuten最強プラン(段階制)/Rakuten最強U-NEXT
月額料金 〜3GB 1,078円/〜20GB 2,178円/無制限 3,278円(Rakuten最強U-NEXTは無制限+U-NEXT見放題で4,378円)
最強家族割 1回線あたり毎月110円引き(最大20回線)
対象範囲 別居の家族・別姓の親戚・事実婚・同性パートナーもOK

メリット

  • どれだけ使っても月3,278円でデータ無制限
  • 最強家族割は最大20回線まで対象で大家族・親戚もまとめやすい
  • 別居・別姓・事実婚・同性パートナーまで幅広く家族割の対象

デメリット

  • 家族割の割引額は1回線110円とやや控えめ
  • 楽天回線エリア外や建物内では電波が弱い場所がある

楽天モバイルは、使った分だけ支払う段階制で、無制限でも月3,278円という分かりやすさが人気です。家族割「最強家族割」を適用すると1回線あたり毎月110円引きになり、無制限プランでも3,168円まで下がります。

注目したいのは対象範囲の広さです。最大20回線まで登録でき、離れて暮らす家族や苗字の異なる親戚、事実婚・同性パートナーまで対象になります。動画配信もまとめたい家庭には、データ無制限にU-NEXTの見放題が付いた「Rakuten最強U-NEXT」(月4,378円)という選択肢もあります。動画やテザリングをたっぷり使う家族、三世代でまとめたい家族にぴったりの一社です。

mineo|トリプルキャリアから選べて少額割引

mineo

運営会社 株式会社オプテージ
回線 ドコモ・au・ソフトバンク(トリプルキャリア)
主なプラン マイピタ/マイそく
月額料金(マイピタ) 3GB 1,298円/7GB 1,518円/15GB 1,958円/30GB 2,178円/50GB 2,948円(2025年11月に料金そのまま容量増量)
家族割引 各回線55円引き(3回線目以降は165円引き)。最大5回線・三親等以内が対象で別住所でもOK
複数回線割引 同一eoIDの複数契約で自動的に毎月55円引き

メリット

  • ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べ、家族で別々の回線でもOK
  • 家族割引と複数回線割引で着実に月額を圧縮できる
  • パケットシェアやフリータンクなど、データをやりくりする仕組みが豊富

デメリット

  • 割引額は55〜165円と控えめ
  • 昼の時間帯は速度が落ちやすい(マイそくは平日昼が低速)

mineoは、ドコモ・au・ソフトバンクのトリプルキャリアに対応している珍しい格安SIMです。家族それぞれが今使っている端末の回線に合わせて選べるので、乗り換え時に端末を買い替えずに済むことが多いのが大きな強み。

主力の「マイピタ」は3GBで1,298円から(2025年11月に料金そのままで容量が増量)。現在は3GB・7GB・15GB・30GB・50GB(2,948円)の5段階で、家族の使う量に合わせて選べます。家族割引で各回線55円引き(3回線目以降は165円引き)、さらに同一eoIDで複数契約すると自動で55円引きになります。割引額自体は控えめですが、回線の自由度とデータシェアの柔軟さで、こだわり派の家族から支持されています。

IIJmio|小容量を家族でとことん安く使える

IIJmio

運営会社 株式会社インターネットイニシアティブ
回線 ドコモ・au
プラン ギガプラン
月額料金 2GB 850円/5GB 950円/10GB 1,400円/15GB 1,600円/25GB 2,000円(2GB〜55GBの8段階)
データシェア 同一mioID内で最大10回線までデータを分け合える
特徴 小容量の安さと、端末セールの豊富さ

メリット

  • 2GB 850円〜と小容量の料金が業界トップクラスに安い
  • 同一mioID内で最大10回線までデータをシェアできる
  • スマホとのセール・端末セットが豊富で乗り換え費用を抑えやすい

デメリット

  • 家族割という名目の割引はなく、安さはシェアと素の料金で実現
  • 昼の時間帯はやや速度が落ちることがある

IIJmioは、小容量を家族でとことん安く使いたい家庭の定番です。現行の「ギガプラン」は2GB 850円からと、必要最小限の容量を選べば家族全員分を合わせてもかなり安く収まります。容量は2GB〜55GBの8段階で、5GB 950円・10GB 1,400円・15GB 1,600円(2026年3月に改定)と中容量帯も割安です。

同一mioID内なら最大10回線までデータをシェアできるので、容量がバラつく家族でもムダなく使えます。SIMの機能や回線(ドコモ・au)が違ってもシェアできる柔軟さも魅力。あまりデータを使わない家族や、節約意識の高い家庭にうってつけです。

BIGLOBEモバイル|エンタメ好きの家族にうれしい特典

BIGLOBEモバイル

運営会社 ビッグローブ株式会社
回線 ドコモ・au
月額料金(音声SIM) プランS(1GB) 1,078円/プランR(3GB) 1,320円/プランM(6GB) 1,870円
エンタメフリー 音声SIMなら月308円でYouTube等が見放題(データ消費なし)
シェアSIM 音声990円/データ220円で最大4枚まで追加でき、家族で容量を分け合える
複数回線の割引 BIGLOBE家族割は2026年8月1日に終了。代わりにモバイル複数回線割(2回線目以降220円引き)・モバイル固定回線割(220円引き)
対象サービス YouTube・Spotify・ABEMA・radikoなど

メリット

  • エンタメフリー・オプションでYouTubeや音楽がデータ消費ゼロで楽しめる
  • シェアSIMで家族みんなが容量を分け合える
  • 初回はエンタメフリーが最大2カ月無料で試せる

デメリット

  • エンタメフリーはデータSIMだと月1,078円と割高
  • 大手サブブランドほど混雑時の速度は安定しない
  • 「BIGLOBE家族割」は2026年8月1日で終了し、現在は複数回線割(220円引き)に置き換わっている

BIGLOBEモバイルの一番の魅力は、YouTubeや音楽がデータ消費ゼロで楽しめる「エンタメフリー・オプション」です。音声SIMなら月308円で、YouTube・Spotify・ABEMA・radikoなどが対象。動画好き・音楽好きの家族なら、小容量プランでも快適に使えます。初回は最大2カ月無料で試せるので、まずはエンタメ系をよく使う家族から導入するのもおすすめです。

家族で使うなら、シェアSIM(音声990円/データ220円)を最大4枚まで追加して1つの容量を分け合う形が基本になります。なお従来の「BIGLOBE家族割」は2026年8月1日で終了し、現在は同一BIGLOBE ID内で2回線目以降が毎月220円引きになる「モバイル複数回線割」、固定回線とセットで220円引きになる「モバイル固定回線割」に置き換わりました。割引の名前が変わっただけで、複数回線をまとめるメリット自体は残っています。

イオンモバイル|必要な容量を家族でシェアできる

イオンモバイル

運営会社 イオンリテール株式会社
回線 ドコモ・au
主なプラン 音声プラン/シェア音声プラン/データプラン/やさしいプラン(60歳以上向け)
料金の仕組み 0.5GB〜200GBから選択(1〜10GBは1GBあたり110円、20〜200GBは10GBあたり550円刻み)+音声利用料220円/月
シェア音声プラン 1つの容量を2〜8人で分け合える
追加SIM 2〜3人目は音声利用料220円/月、4人目以降はSIMカード利用料220円+音声利用料220円で計440円/月

メリット

  • 0.5GBから200GBまで細かく容量を選べてムダがない
  • シェア音声プランは最大8人まで対応で大家族にも向く
  • 全国のイオン店舗で対面サポートが受けられる

デメリット

  • 追加SIMは4人目以降440円/月と人数が増えると単価が上がる
  • 大手サブブランドほどの通信速度の安定感はない

イオンモバイルは、容量を細かく選べる柔軟さと、最大8人で使える「シェア音声プラン」が魅力です。0.5GBから200GBまで、1〜10GBの範囲は1GBあたり110円、20GB以上は10GBあたり550円という刻みで選べるので、家族それぞれの使い方にぴったり合わせられます。

シェア音声プランなら1つの容量を家族で分け合えるので、たくさん使う人と少しだけの人が混在する家庭でもムダがありません。60歳以上向けの「やさしいプラン」も用意されているため、祖父母を含めた三世代で回線をまとめたい家庭にも向きます(シニア向けの選び方は高齢者におすすめの格安SIM記事でも解説しています)。全国のイオン店舗で相談・サポートが受けられるのも、ネット手続きが不安な家族には心強いポイントです。

y.u mobile|余ったデータをずっとためられる

y.u mobile

運営会社 y.u mobile株式会社
回線 ドコモ
主なプラン シングル/シングル U-NEXT/シェア U-NEXT
月額料金 シングル 1,070円(5GB・ギガ倍増特典で10GB)/シングルU-NEXT 2,970円(10GB・特典で20GB)/シェアU-NEXT 4,170円(20GB・特典で40GB/2人までシェア可)
データ繰り越し 有効期限なしの永久繰り越し(上限100GB)
特典 U-NEXTの月額プランが付帯するプランあり

メリット

  • 余ったデータを有効期限なしでためられる永久繰り越し
  • シェアU-NEXTは2人まで追加料金なしで容量を分け合える
  • U-NEXT付きプランなら動画も一緒に楽しめてお得

デメリット

  • 回線はドコモのみで選択肢が限られる
  • シェアできるのは2人までと人数の上限が小さい

y.u mobileの最大の特徴は、有効期限のない「永久繰り越し」です。余ったデータを上限100GBまでためておけるので、月によって使う量にムラがある家族でもムダが出ません。

「シェアU-NEXT」は月4,170円で20GB(ギガ倍増特典の適用中は40GB)を夫婦や親子の2人まで追加料金なしで分け合え、しかもU-NEXTの月額プランが付帯します。動画配信もまとめて楽しみたい少人数の家族に向いています。回線がドコモのみ・シェアは2人までという点だけ押さえておきましょう。

NifMo|最大7回線でデータをまとめて使える

NifMo

運営会社 ニフティ株式会社
回線 ドコモ
月額料金(音声) 3GB 1,760円/7GB 2,530円/13GB 3,850円
ファミリープログラム ファミリーおまとめボーナスで各回線に毎月0.5GBプレゼント(2026年9月より1GBへ増量)
シェアプラン ファミリープログラム(親ID1つ+子ID最大6つ=合計7契約)の範囲でデータを共有
繰り越し 余ったデータを翌月に繰り越し可能

メリット

  • ファミリープログラムで家族の回線が増えるほどデータがおまけでもらえる(2026年9月から1回線あたり毎月1GBに増量)
  • シェアプランで家族の契約どうしがデータをまとめて使える
  • 余ったデータは翌月に繰り越せてムダが少ない

デメリット

  • 回線はドコモのみ
  • 小容量の最安料金はライバルより少し高め

NifMoは、家族でまとめて契約するほどお得になる「ファミリープログラム」が特徴です。最大7回線までまとめられ、契約回線ごとに毎月0.5GBのデータがプレゼントされる「ファミリーおまとめボーナス」が付きます。このボーナスは2026年9月から1回線あたり毎月1GBに増量され、4人家族なら毎月4GBが無料でもらえる計算です。

シェアプランを申し込めば、ファミリープログラムでまとめた契約どうし(親ID1つ+子ID最大6つ)でデータを共有できます。余った容量を翌月に繰り越せる点と合わせれば、データのムダをかなり減らせます。ドコモ回線で家族の回線をまとめたい家庭に向いた一社です。

NUROモバイル|小容量から大容量まで選択肢が豊富

NUROモバイル

運営会社 ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
回線 ドコモ・au・ソフトバンク
主なプラン バリュープラス/NEOプラン
月額料金(音声) VS 3GB 792円/VM 5GB 990円/VL 10GB 1,485円/VLL 15GB 1,790円/NEOプラン 35GB 2,699円/NEOプランW 55GB 3,980円
データ特典 Gigaプラスで3カ月ごとにデータをまとめて受け取れる(VM 3GB/VL 6GB/VLL 9GB/NEOプラン 15GB)
データシェア パケットギフトで家族にデータを分けられる(受け取ったデータの有効期限は当月末まで)
初月料金 利用開始月の基本料金が0円

メリット

  • 小容量から大容量まで幅広く、家族それぞれに合うプランを選べる
  • Gigaプラスで3カ月ごとにデータがまとめてもらえる(VM 3GB・VL 6GB・VLL 9GB・NEOプラン 15GB)
  • 利用開始月は基本料金が0円でスタートしやすい

デメリット

  • 家族割という名目の割引はない
  • NEOプランはデータフリーが魅力な分、小容量向けではない
  • パケットギフトで受け取ったデータは当月末までが期限で繰り越せない

NUROモバイルは、ソニーグループが運営するプランの選択肢が豊富な格安SIMです。小容量の「バリュープラス」は3GB 792円・5GB 990円・10GB 1,485円・15GB 1,790円、大容量派にはSNSがデータ消費なしで使える「NEOプラン」(35GB 2,699円)や「NEOプランW」(55GB 3,980円)があり、家族それぞれの使い方に合わせて選べます。

「Gigaプラス」で3カ月ごとにデータをまとめて受け取れる(VMなら3GB、VLなら6GB、VLLなら9GB)ほか、パケットギフトで家族にデータを分けることもできます。ギフトしたデータは受け取った月の月末までが期限なので、使い切れる分だけ送るのがコツです。利用開始月は基本料金が0円なのも始めやすいポイント。回線もドコモ・au・ソフトバンクから選べる柔軟さがあります。

BIC SIM|店頭サポートが受けられて初心者も安心

運営会社 株式会社ビックカメラ/IIJ(回線提供)
回線 ドコモ・au
プラン ギガプラン(IIJmioと同等の料金体系)
月額料金 2GB 850円/5GB 950円/10GB 1,400円/15GB 1,800円/20GB 2,000円(最大50GB 3,900円まで)
店頭サポート ビックカメラ・コジマ・ソフマップ各店で対応
Wi-Fi特典 公衆無線LAN「ギガぞう Wi-Fi」が利用可能(フリープラン・長期特典プラン等)
キャンペーン まるっと1年割引キャンペーン(5GBは500円引き×12カ月、10GBは500円引き×6カ月+700円引き×6カ月)

メリット

  • ビックカメラ・コジマ・ソフマップの店頭で対面サポートが受けられる
  • IIJ回線のギガプランと同等の安い料金で使える
  • 公衆無線LAN「ギガぞう Wi-Fi」でデータ節約ができる

デメリット

  • 家族割という独自の割引はない
  • 「ギガぞうスマホ専用プラン for BIC SIM」「ギガぞうスタンダードプラン for BIC SIM」は2026年8月31日で提供終了(フリープラン等は継続)

BIC SIMは、ビックカメラが提供しIIJの回線を使う、店頭サポートに強い格安SIMです。料金体系はIIJmioのギガプランに準じており、2GB 850円・5GB 950円・10GB 1,400円・15GB 1,800円・20GB 2,000円と、最大50GB(3,900円)まで用意されています。新規・MNPなら「まるっと1年割引キャンペーン」で5GBが12カ月間500円引きになるなど、乗り換え時の負担も抑えられます。

最大の強みは、ビックカメラ・コジマ・ソフマップの各店で契約相談やプラン説明、契約後のサポートまで対面で受けられること。ネット手続きが不安な家族や、店員さんに相談しながら決めたい初心者世帯にうってつけです。公衆無線LAN「ギガぞう Wi-Fi」でデータを節約できる特典も付いていますが、「ギガぞうスマホ専用プラン for BIC SIM」と「ギガぞうスタンダードプラン for BIC SIM」は2026年8月31日で提供終了となり、以後はフリープランや長期利用者向けプランへの切り替えが必要です。

日本通信SIM|とにかく月額を抑えたい家族向け

日本通信SIM

運営会社 日本通信株式会社
回線 ドコモ
主なプラン 合理的シンプル290/合理的みんなのプラン/合理的50GBプラン/ネットだけプラン
月額料金 1GB 290円/20GB(5分かけ放題または月70分無料付) 1,390円/50GB(同上) 2,178円/ネットだけプラン20GB 1,200円(1GB以下の月は119円)
通話料 11円/30秒(シンプル290)
家族割 なし(元の料金が割安)

メリット

  • 1GB 290円と業界最安クラスで、家族割がなくても十分に安い
  • 合理的みんなのプランは20GB+5分かけ放題(または月70分無料)で1,390円とコスパが高い
  • ドコモ回線で全国広いエリアをカバー

デメリット

  • 家族割やデータシェアの仕組みはない
  • 店舗が少なく、手続きは基本オンライン

日本通信SIMは、家族割に頼らなくても元の料金が圧倒的に安いのが持ち味です。「合理的シンプル290」は1GBで月290円、「合理的みんなのプラン」は20GBに5分かけ放題(月70分の無料通話に変更も可)が付いて1,390円と、必要十分な内容を最安クラスで提供します。大容量派には50GBで2,178円の「合理的50GBプラン」、通話を使わない子ども用には20GBで1,200円の「ネットだけプラン」(月のデータ利用が1GB以下なら119円)も選べます。

家族割やデータシェアの仕組みはありませんが、そもそも1人ひとりの料金が安いので、家族全員で契約しても通信費をしっかり抑えられます。データをあまり使わない家族や、シンプルに安さを追求したい家庭にうってつけです。なお自動増量の予定など料金改定が行われることもあるため、契約前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。

家族の人数別おすすめ格安SIMと料金シミュレーション

同じ格安SIMでも、家族の人数によっておすすめのプランや割引の効かせ方は変わります。ここでは人数別に、相性のよいサービスとおおよその月額をシミュレーションしました。あくまで目安ですが、自分の家族に近いケースを参考にしてみてください。

2人家族(夫婦)におすすめの格安SIMと月額目安

夫婦2人なら、データシェアや少人数向けの割引が活きるサービスがおすすめです。たとえばy.u mobileの「シェアU-NEXT」(月4,170円)は20GB、ギガ倍増特典の適用中なら40GBを2人で追加料金なしに分け合え、動画も楽しめます。楽天モバイルなら2人合わせて使った分だけの段階制で、最強家族割で各110円引き。

ここでは、少人数でも追加料金なしで容量を分け合える点が魅力のy.u mobileを2人家族のおすすめとして取り上げます。

2人家族におすすめ:y.u mobile

y.u mobile

おすすめプラン シェア U-NEXT 月4,170円(20GB・ギガ倍増特典で40GB・2人までシェア)
2人合計の月額目安 20GB(特典適用中は40GB)を2人で分け合い、U-NEXT付き
相性のよい家族 動画も楽しみたい夫婦・データ量に差がある2人

メリット

  • シェアU-NEXTは20GB(ギガ倍増特典で40GB)を2人まで追加料金なしでシェアできる
  • 余ったデータは永久繰り越しでムダにならない
  • U-NEXTが付くので動画を一緒に楽しめる

デメリット

  • シェアは2人までで、子どもが増えると別プランが必要
  • 回線はドコモのみ

3人家族におすすめの格安SIMと月額目安

3人家族になると、3回線目以降の割引や、家族でまとめやすいサービスが効いてきます。mineoは3回線目以降の家族割引が165円に増額され、トリプルキャリアで家族それぞれの端末に合わせやすいのが魅力です。

ここでは、3回線目以降の割引が手厚く、回線の選択肢も広いmineoを3人家族のおすすめとして紹介します。

3人家族におすすめ:mineo

mineo

おすすめプラン マイピタ(各自の使い方に合わせて3〜30GB)
家族割引 各回線55円引き/3回線目は165円引き
3人合計の月額目安 7GB×3人なら割引込みで約4,000円台
相性のよい家族 端末の回線がバラバラな3人家族

メリット

  • 3回線目の家族割引が165円に増え、3人だと割引効果が高い
  • ドコモ・au・ソフトバンクから各自の端末に合う回線を選べる
  • パケットシェアで家族の余った容量を分け合える

デメリット

  • 1人あたりの割引額自体は控えめ
  • 昼の時間帯は速度が落ちやすい

4人以上の家族におすすめの格安SIMと月額目安

4人以上の大家族では、1つの容量を大人数で分け合えるシェアプランが断然お得です。イオンモバイルのシェア音声プランは最大8人まで対応し、追加SIMも比較的安く増やせます。容量は1〜10GBなら1GB刻みで調整できるので、家族の使い方に細かく合わせられます。

ここでは、大人数でのデータシェアに強いイオンモバイルを4人以上の家族のおすすめとして取り上げます。

4人以上におすすめ:イオンモバイル

イオンモバイル

おすすめプラン シェア音声プラン(最大8人)
追加SIM 2〜3人目220円/月、4人目以降440円/月
4人合計の月額目安 大容量を分け合うほど1人あたりが割安に
相性のよい家族 使う量に差がある4人以上の家族・三世代

メリット

  • 最大8人まで1つの容量を分け合えて大家族にぴったり
  • 容量を1GB刻みで調整でき、家族全体のムダを減らせる
  • 全国のイオン店舗で家族そろって相談できる

デメリット

  • 4人目以降の追加SIMは440円/月とやや高くなる
  • 混雑時間帯の速度は大手サブブランドに劣る

家族で使い方が違うなら格安SIMを組み合わせるのもおすすめ

家族みんなを同じプランにそろえる必要はありません。使い方が人によって違うなら、あえて別々のプランや会社を組み合わせるほうがトータルで安くなることもあります。ここでは、家族の使い方に合わせた組み合わせ方を紹介します。

親はデータ大容量・子どもは小容量で分ける考え方

仕事で動画やオンライン会議を使う親は大容量、家ではWi-Fi中心で外ではあまり使わない子どもは小容量、というように使う人ごとに容量を分けるのは王道の節約術です。

全員を一律の大容量プランにすると、使わない人の分までムダな料金を払うことになります。たとえば親は楽天モバイルの無制限、子どもは日本通信SIMの1GB290円やIIJmioの2GBといった具合に分ければ、家族全体の支払いを最小限に抑えられます。シェア音声プランのように1つの容量を分け合うのと、別々の最適プランを選ぶのと、どちらが安いかを一度シミュレーションしてみるのがおすすめです。

通話が多い人と動画をよく見る人で分けるパターン

家族のなかで「通話が多い人」と「動画をよく見る人」がいる場合も、組み合わせが有効です。求めるものが違えば、最適なサービスも変わるからです。

通話が多い人には、5分かけ放題が付いた日本通信SIMの「合理的みんなのプラン」や、かけ放題オプションのあるサービスが向きます。一方、動画や音楽をよく楽しむ人には、YouTube等がデータ消費ゼロになるBIGLOBEモバイルの「エンタメフリー」が快適です。家族それぞれのニーズに合わせて最適なサービスを選べば、満足度と節約を両立できます。

組み合わせるときに損をしないためのコツ

複数のサービスを組み合わせるときは、いくつか注意したいコツがあります。支払いの管理と割引条件を意識することが、損をしないポイントです。

まず、会社を分けすぎると請求がバラバラになり管理が大変になります。家計簿アプリでまとめる、支払いを同じクレジットカードに集約するなどで対策しましょう。また、同じ会社にまとめれば家族割やデータシェアが効く一方、別会社にすると割引がなくなる点も要チェック。「割引でまとめる安さ」と「最適プランを個別に選ぶ安さ」を比べ、家族にとってトータルで得な方を選ぶのが賢いやり方です。

子どもに初めてのスマホを持たせるときの格安SIM選び

子どもに初めてスマホを持たせるときは、料金だけでなく契約名義・安全機能・学割の3点をチェックすると安心です。見守り機能まで含めてじっくり選びたい方は、子ども向け格安SIMのランキング記事もあわせてどうぞ。それぞれを順番に見ていきましょう。

未成年名義で契約できる格安SIMはどこ?

格安SIMの多くは契約者を成人(親)名義にして、利用者として子どもを登録する形が基本です。未成年本人の名義では契約できない会社も少なくありません。

ワイモバイルやUQモバイルなどの大手サブブランドは、親名義で契約し子どもを利用者登録する流れが整っており、店頭で相談しながら手続きできます。一方、オンライン専業のサービスは本人確認や名義の条件が会社ごとに異なるため、申し込み前に「未成年でも利用者登録できるか」を必ず確認しましょう。

フィルタリングや見守り機能で選ぶ

子ども用のスマホでは、フィルタリングや見守り機能が欠かせません。有害サイトの制限や利用時間の管理ができると、安心して持たせられます。

多くの格安SIMが「あんしんフィルター」などのフィルタリングアプリを無料または低価格で提供しています。BIGLOBEモバイルやイオンモバイルは見守り系オプションが充実しており、UQモバイル・ワイモバイルもキャリア譲りの機能が使えます。なお、内閣府や総務省も青少年の安全なインターネット利用に向けてフィルタリングの活用を呼びかけています。子どもの年齢に合わせて必要な機能を選びましょう。

学割が使える格安SIMはあるか

進学・新生活の時期には、学割や子ども向けの割引キャンペーンを実施するサービスがあります。タイミングが合えば、初期費用や月額をさらに抑えられます。

ワイモバイルの「ワイモバ親子割」やUQモバイルの「UQ親子応援割」など、大手サブブランドは期間限定で学割を打ち出すことがあります。ただし直近ではUQ親子応援割が2026年5月31日、ワイモバ親子割が2026年6月1日に受付を終了しており、2026年8月時点ではどちらも申し込みできません。実施時期や対象年齢は年によって変わるので、入学・進級を控えているなら年末から春先にかけて各社の最新キャンペーンをこまめに確認しましょう。学割と家族割を組み合わせられるかどうかも、合わせてチェックしておくとお得です。

家族で格安SIMを使うメリット

家族で格安SIMを使うことには、料金以外にもさまざまなメリットがあります。代表的な3つを紹介します。

家族全員の通信費を大きく節約できる

最大のメリットは、なんといっても家族全員の通信費を大きく減らせることです。大手キャリアから乗り換えると1人あたり月3,000〜5,000円安くなることも多く、4人家族なら年間20万円前後の節約も狙えます。

さらに家族割やセット割を重ねれば、節約効果はもっと大きくなります。浮いたお金を貯蓄や教育費に回せるのは、家計にとって大きな安心材料です。

余ったデータを家族で分け合える

データシェアやパケットギフトに対応したサービスなら、使い切れずに余ったデータを家族で分け合えるのも大きな利点です。たくさん使う人と少ししか使わない人がいても、家族全体でムダなく使い切れます。

イオンモバイル・IIJmio・NifMo・mineoなど、シェア機能を持つサービスは多数あります。月末にデータが足りなくなりがちな人がいる家庭ほど、シェアのメリットを実感できるはずです。

支払いを家族でまとめて管理しやすい

同じ会社で家族の回線をまとめると、支払いや契約の管理がぐっとラクになります。請求が1つにまとまれば、家計の把握も簡単です。

主回線者がまとめて支払う形にすれば、子どもの利用状況も一括で確認できます。家族の通信費を一目で見渡せるので、使いすぎのチェックやプラン見直しもしやすくなります。

家族で格安SIMを使う前に知っておきたい注意点

メリットの多い家族での格安SIM利用ですが、契約前に知っておきたい注意点もあります。国民生活センターにも、通話の方法やサポート内容がこれまでの携帯電話会社と違っていた、といった相談が寄せられています。後悔しないために、4つのポイントを押さえておきましょう。

家族割の適用条件や対象の親等が会社ごとに違う

家族割といっても、対象になる家族の範囲や条件は会社ごとにバラバラです。同居が条件の会社もあれば、別居や別姓、事実婚まで対象にする会社もあります。

たとえばmineoは三親等以内が対象、楽天モバイルは別居の親戚や同性パートナーまで対象、UQモバイルは別居でも書類提出で対象にできます。「自分たちの家族構成で割引が使えるか」を、申し込み前に必ず確認しましょう。

キャンペーンと家族割を併用できない場合がある

お得なキャンペーンと家族割を同時には使えないケースもあります。たとえばワイモバイルでは、家族割引とWi-Fiセット割・光おトク割などが重複適用されない場合があります。

「割引をたくさん重ねればもっと安くなる」と思っても、実際には併用不可で片方しか適用されないことがあるのです。とくにワイモバイルの家族割引サービスと「おうち割 光セット(A)」、UQモバイルの家族セット割と自宅セット割は、それぞれ重複して適用できません。どの割引が併用できて、どれが排他なのかを公式サイトで確認し、自分の家族にとって一番安くなる組み合わせを選びましょう。時期ごとの還元額は格安SIMのキャンペーンをまとめた記事でも整理しています。

キャリアメールやLINEの引き継ぎを忘れずに

大手キャリアから乗り換えると、@docomo.ne.jpなどのキャリアメールが使えなくなることがあります(有料の持ち運びサービスで継続も可能)。各種サービスの登録メールをGmailなどのフリーメールに変えておきましょう。

また、LINEの引き継ぎも要注意です。事前にアカウントの引き継ぎ設定をしておかないと、トーク履歴や友だちが消えてしまうことがあります。家族の人数が多いほど手続きも増えるので、乗り換え前にチェックリストを作っておくと安心です。

昼の時間帯は通信速度が遅くなることがある

MVNOの格安SIMは、お昼の12時台など利用者が集中する時間帯に速度が落ちやすい傾向があります。回線を大手キャリアから借りて運営しているため、混雑の影響を受けやすいのです。

学校や職場で昼休みにスマホを使う家族がいる場合は、混雑に強いワイモバイル・UQモバイルなどのサブブランドを選ぶか、速度低下を許容できるか家族で話し合っておきましょう。動画やオンライン会議が中心の人ほど、速度の安定感を重視することをおすすめします。

家族の格安SIM乗り換え手順をやさしく解説

家族での乗り換えは「手続きが大変そう」と感じるかもしれませんが、流れを知っておけば意外とスムーズです。準備から申し込みまでをやさしく解説します。

乗り換え前に準備しておくもの

乗り換えをスムーズに進めるために、事前に準備しておくものがあります。家族分をまとめてそろえておくと当日あわてずに済みます。

具体的には、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)、支払い用のクレジットカードまたは口座情報、そして今のスマホで使っているメールアドレスやLINEの引き継ぎ準備です。子どもの分は親名義での契約になることが多いので、利用者として登録する子どもの情報も用意しておきましょう。

MNP予約番号の取得と申し込みの流れ

今の電話番号をそのまま使いたい場合は、MNP(乗り換え)の手続きが必要です。最近は「MNPワンストップ」に対応するサービスも増え、予約番号なしで乗り換えられるケースも多くなりました。

従来の方法では、まず今の会社でMNP予約番号を取得し、その番号を使って新しい格安SIMに申し込みます。SIMが届いたら開通手続き(回線切り替え)をして完了です。ワンストップ対応同士なら、予約番号の取得を省略できるので、対応状況を申し込み前に確認しておくとスムーズです。総務省によると、乗り換え先の会社に申し込むだけで手続きが完了するMNPワンストップ方式は2023年5月24日から始まっており、対応事業者どうしなら以前よりぐっと手軽になっています。

複数回線をまとめて乗り換えるときのコツ

家族の複数回線をまとめて乗り換えるときは、順番と名義を意識するとトラブルを防げます。一度にすべてを切り替えると、もし不具合があったとき全員が困ってしまうからです。

まずは親の1回線で試してみて、問題なく使えることを確認してから残りの家族分を進めるのがおすすめです。また、家族割を効かせるには契約のまとめ方(同一名義・同一グループ)が条件になることが多いので、申し込み前に各社の家族割の条件を確認しておきましょう。店頭サポートのあるサービスなら、家族そろって相談しながら手続きを進められます。

家族向け格安SIMに関するよくある質問

最後に、家族向け格安SIMについて多く寄せられる質問にお答えします。乗り換え前の不安解消にお役立てください。

家族でバラバラの格安SIMでも家族割は使える?

基本的に、家族割は同じ会社の回線同士でしか適用されません。バラバラの格安SIMを使っている場合、それぞれの会社の家族割は使えないのが原則です。

ただし、各自が別会社の最適プランを選んだほうが、無理に1社にまとめて家族割を効かせるより安くなることもあります。家族割でまとめる安さと、個別最適の安さを比べて選ぶとよいでしょう。

離れて暮らす家族でも家族割は適用される?

会社によります。楽天モバイルの「最強家族割」やUQモバイルの「家族セット割」は別居の家族も対象にできます。ただしUQモバイルは家族関係を証明する書類の提出や店頭手続きが必要になる場合があります。

一方、同居が条件の会社もあるため、進学・単身赴任などで離れて暮らす家族がいる場合は、別居対応のサービスを選ぶと安心です。

名義は誰にすればいい?子ども名義でも契約できる?

家族で使う場合は、支払い能力のある成人(多くは親)名義でまとめて契約するのが一般的です。子どもの回線は、親名義の契約に「利用者」として登録する形が基本になります。

未成年本人の名義では契約できない会社も多いため、子どものスマホは親名義+利用者登録で用意しましょう。手続きの詳細は会社ごとに異なるので、申し込み前に確認するのがおすすめです。

家族割とデータシェアは両方使える?

多くの場合、家族割とデータシェアは併用できます。たとえばmineoは家族割引とパケットシェアを組み合わせられますし、イオンモバイルもシェア音声プランで容量を分け合えます。

両方を使えば、割引で月額を下げつつ、余ったデータも分け合えて一石二鳥です。ただし会社やプランによって条件が異なるため、念のため公式サイトで併用可否を確認しておきましょう。

乗り換えると今の電話番号はそのまま使える?

はい、MNP(番号ポータビリティ)を使えば今の電話番号をそのまま引き継げます。乗り換え時にMNP予約番号を取得するか、ワンストップ対応なら番号なしで手続きできます。

家族全員分の番号を引き継げるので、乗り換え後も連絡先を変える必要はありません。手続きの流れは「乗り換え手順」の章で解説したとおりです。

家族でまとめて乗り換えると手続きは大変?

人数分の手続きが必要なので多少の手間はありますが、流れを押さえれば思ったほど大変ではありません。まず親の1回線で試し、問題なければ残りを進めると安心です。

店頭サポートのあるワイモバイル・UQモバイル・イオンモバイル・BIC SIMなどなら、家族そろって相談しながら手続きを進められます。不安な場合は、対面でサポートしてくれるサービスを選ぶとよいでしょう。

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