子供にスマホを持たせるとき、毎月の料金や安全面が気になって「結局どこの回線がいいの?」と迷ってしまう保護者の方はとても多いです。大手キャリアでそのまま契約すると月7,000円前後かかることもありますが、格安SIMなら子供の使い方に合わせて月数百円〜2,000円台に抑えながら、フィルタリングや位置情報の見守りもしっかり用意できます。
この記事では、見守り機能・料金・データ容量・学割の観点から、2026年最新の子供におすすめの格安SIMを10社ランキング形式で徹底比較します。小学生のスマホデビューから、SNSやデータ容量が増える中高生まで、年齢別の選び方や乗り換えのタイミングまで具体的に解説するので、わが家にぴったりの一台がきっと見つかります。
子供のスマホは格安SIMが正解!キッズ携帯との違いをわかりやすく解説
子供に初めて通信端末を持たせるとき、選択肢は大きく「キッズ携帯(キッズケータイ)」と「格安SIMを入れたスマホ」の2つに分かれます。キッズ携帯は通話とGPS、SOSブザーなど機能を絞った安心設計ですが、できることが限られ、成長すると物足りなくなりがちです。一方、格安SIMを入れたスマホなら、低学年のうちは見守り中心に、高学年や中学生になればLINEや調べ物まで、子供の成長に合わせて使い方を広げられるのが大きな魅力です。
ここでは、料金・年齢の目安・フィルタリングという3つの軸から、なぜ今「子供のスマホ=格安SIM」が現実的な正解になっているのかを整理します。
キッズ携帯と格安SIMはどっちが安い?月額料金を比較
毎月のコストだけを比べると、実はキッズ携帯と格安SIMはどちらも大きくは変わりません。ドコモ・au・ソフトバンクのキッズ携帯は月額500円〜700円程度(端末代別)で、通話とGPS見守りに特化しています。対して格安SIMは、HISモバイルやmineoなど最安級のプランなら月額250円〜550円前後から音声付きの電話番号を持てます。
違いが出るのは「将来かかるお金」です。キッズ携帯は子供が成長してスマホに買い替えるタイミングで端末も回線も切り替えが必要になりますが、格安SIMはスマホ本体さえあればプラン変更や容量アップで長く使い続けられます。つまり、目先の月額が近いなら、あとから無駄が出にくい格安SIMのほうがトータルでお得になりやすいというわけです。低学年でも見守りを重視するならトーンモバイルのように月1,000円台で高機能な見守りを含むサービスもあり、用途に応じて選べます。
子供の年齢別にみる「持たせるべきスマホ」の目安
何歳から持たせるかに正解はありませんが、使い方の目安は年齢でだいたい決まってきます。こども家庭庁の令和7年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」では、青少年のインターネット利用率が98.7%、小学生(10歳以上)でも98.2%に達しており、いつ持たせるかというより「どう使わせるか」を考える時代になっています。小学校低学年〜中学年は「居場所の確認」と「親への連絡」が主目的なので、見守り機能の強いスマホやキッズ携帯が安心です。小学校高学年になると友達とのLINEや調べ物が増え、データ容量3GB前後のプランが目安になります。
中学生になるとSNSや動画、塾の連絡網など利用が一気に広がり、容量も5GB〜20GB程度が現実的です。高校生はほぼ大人と同じ使い方になるため、20GB〜30GBの大容量プランや通話定額が向いています。このように、年齢が上がるほど必要なデータ容量と機能が増えていくのが基本の流れです。記事後半の年齢別おすすめも、この目安に沿って選んでいます。
格安SIM×フィルタリングが安心して使える組み合わせ
子供にスマホを持たせるうえで欠かせないのがフィルタリング(有害サイト・アプリの制限)です。これは保護者の好意ではなく法律で定められた仕組みで、こども家庭庁が所管する青少年インターネット環境整備法により、携帯電話事業者は18歳未満の利用者にフィルタリングの説明・設定を行うことが義務付けられています。
格安SIMでも、各社が「あんしんフィルター」やiフィルター(i-フィルター)など無料・有料のフィルタリングを用意しています。さらにOS標準の機能(iPhoneのスクリーンタイム、Androidのファミリーリンク)を組み合わせれば、利用時間やアプリのダウンロードも管理できます。回線のフィルタリング+端末側の管理機能をセットで使うことで、格安SIMでも大手キャリアと同等以上の安心感が得られます。総務省や安心ネットづくり促進協議会も、家庭でのルール作りとあわせた設定を推奨しています。
子供向け格安SIMの選び方5つのポイント
格安SIMは数が多く、料金だけで選ぶと「見守り機能が弱かった」「容量が足りなかった」と後悔しがちです。子供用は大人とは選ぶ基準が少し異なるので、格安SIM全体のおすすめランキングとは分けて考えるのが安全です。ここでは失敗しないための5つのチェックポイントを、優先度の高い順に解説します。
フィルタリングや見守り機能が充実しているか
子供用で最優先したいのが、フィルタリングと見守り機能の充実度です。最低限、有害サイトをブロックするフィルタリングは必須ですが、できれば位置情報(GPS)の確認、利用時間の制限、アプリごとの利用許可まで保護者が管理できると安心です。
トーンモバイルのように見守り専用アプリ「TONEファミリー」を備えたサービスもあれば、ワイモバイルやUQモバイルのように無料の「あんしんフィルター」を提供する大手系もあります。警察庁が公表する少年非行及び子供の性被害の状況を見ても、SNSをきっかけに被害に遭う小学生は近年増加傾向にあり、低年齢ほど設定の手厚さが効いてきます。低年齢のスマホデビューでは見守りの手厚さを、ある程度自立した中高生では使いすぎ防止に絞る、というように、子供の年齢に合わせて必要なレベルを見極めましょう。
子供の使い方に合ったデータ容量を選ぶ
データ容量は「多ければ安心」ではなく、使い方に合わせて選ぶのがコスト削減のコツです。連絡が中心の小学生なら1GB〜3GB、LINEやSNSが増える中学生なら5GB前後、動画や音楽もよく使う高校生なら20GB前後が一つの目安です。
容量が足りないと速度制限でストレスになり、逆に多すぎると毎月のムダになります。自宅やスクールのWi-Fiをどれだけ使えるかで必要量は大きく変わるため、最初は少なめに契約し、足りなければプラン変更で増やすのが賢い方法です。mineoの「パケットシェア」やNUROモバイルの「Gigaプラス(ギガプラス)」のように、容量を分け合えたり繰り越せたりする仕組みがあると、子供の使いすぎや余りにも柔軟に対応できます。
通話かけ放題オプションが必要か見極める
今の子供同士の連絡はLINEの無料通話が中心で、電話番号での通話はそれほど多くありません。そのため、まずはかけ放題を付けず、必要なときだけ従量で支払うほうが安く済むケースが大半です。
ただし、塾や習い事の連絡、祖父母との通話で電話番号をよく使う家庭は、5分かけ放題などの小さめオプション(月500円前後)を付けておくと安心です。HISモバイルのように通話料が安いサービスを選べば、かけ放題なしでも通話料を抑えられます。通話を重視するならかけ放題が安い格安SIMの比較もあわせて確認すると、必要なオプション量が見えてきます。家庭の連絡スタイルを振り返り、本当に必要かを見極めてから付けましょう。
学割やこども割でさらに安くできるか
子供用ならではの割引も見逃せません。楽天モバイルの「最強こども割」のように12歳以下が対象の割引や、大手サブブランドが冬〜春に実施する学割(親子割)を活用すると、同じプランでも月数百円〜1,650円ほど安くなります。
親子や兄弟でまとめて契約するなら、家族におすすめの格安SIMランキングで家族割の効き方を先に確認しておくと、子供の1回線だけで考えるより安くなることがあります。ただし学割は申込期間が限られ、毎年内容が変わる点に注意が必要です。たとえばUQモバイルの「UQ親子応援割」は2026年5月31日で新規受付を終了しています。割引が効くかどうかは、契約しようとするタイミングで各社の最新キャンペーンを必ず確認しましょう。割引目当てで契約期間に縛られすぎないよう、終了後の通常料金もチェックしておくと失敗しません。
親が管理しやすい端末・回線かどうか
最後に意外と大事なのが、保護者が設定・管理しやすいかどうかです。設定に不安がある家庭は、店舗で相談しながら契約できるワイモバイルやUQモバイル、見守りアプリが完成されているトーンモバイルが向いています。
逆に、保護者がスマホに慣れていてコストを最優先したいなら、オンライン専用で手続きするmineoやHISモバイル、IIJmioが選択肢になります。「誰が初期設定し、誰がフィルタリングを管理するのか」を先に決めておくと、契約後のトラブルを防げます。子供名義での契約可否や支払い方法も事前に確認しておきましょう。
子供におすすめの格安SIMランキング10選【2026年最新】
| サービス | 月額料金の目安 | 主なデータ容量 | 見守り・特徴 |
|---|---|---|---|
![]() トーンモバイル |
1,210円〜(基本料) | 動画以外ほぼ無制限 | 見守り「TONEファミリー」が業界最強クラス |
![]() 楽天モバイル |
528円〜(こども割+家族割) | 3GB〜無制限 | 最強こども割で12歳以下がお得 |
![]() LINEMO |
990円〜(3GBまで) | 3GB/10GB/30GB | LINEギガフリーで連絡用に最適 |
![]() mineo |
250円〜(マイそく) | 3GB〜/速度別 | 最安級+パケットシェアで分け合える |
![]() ワイモバイル |
3,278円〜(家族割で2回線目以降1,100円引き) | シンプル3 S 5GB/M 30GB/L 35GB | 店舗サポート+家族割で初めてでも安心 |
![]() UQモバイル |
3,168円〜(おトク割適用時) | コミコミ35GB/トクトク2 | au回線の安定品質+学割実績 |
![]() ahamo |
2,970円(30GB) | 30GB/110GB | 通話5分込みの大容量で中高生向け |
![]() IIJmio |
850円〜(2GB) | 2GB〜55GB | 端末セールでスマホ本体が安い |
![]() NUROモバイル |
792円〜(バリュープラス) | 3GB〜/NEOプラン大容量 | SNSデータフリーでデビューに最適 |
![]() HISモバイル |
280円〜(1GB・100MB未満) | 1GB〜30GB | 圧倒的な安さで連絡専用に最適 |
ここからは、子供に持たせる視点で各社を1社ずつ詳しく見ていきます。見守り重視・料金重視・容量重視など、わが家が何を優先するかを思い浮かべながら比較してみてください。料金はすべて税込で、2026年8月時点の公式情報をもとにしています。
トーンモバイル|見守り機能が業界最強クラスのスマホデビュー向け

| 基本月額料金 | 1,210円(税込) |
|---|---|
| 見守りオプション | TONEファミリー 月473円(初月無料) |
| データ容量 | 動画以外ほぼ無制限(動画は月2GBまで/追加は動画チケット220円) |
| 回線 | ドコモ回線(MVNO) |
| こんな子向け | 小学生のスマホデビュー・見守り最優先 |
メリット
- GPS・利用時間制限・アプリ制限・自画撮り検知まで揃った見守りが強力
- 基本料1,210円+見守りオプション473円で月1,700円弱に収まる
- 東京都など複数自治体が推奨する安全性で初めてでも安心
デメリット
- 動画視聴は月2GBまでの上限があり、たくさん見る子には不向き
- MVNOのため混雑時間帯は速度が落ちやすい
トーンモバイルは、子供のスマホデビューに特化した見守りスマホです。最大の強みは見守り専用アプリ「TONEファミリー」で、位置情報の確認はもちろん、利用時間の制限、アプリごとの利用許可、さらに不適切な画像の自画撮りを検知してブロックする機能まで備えています。これだけの管理機能を保護者が細かく設定できるサービスは他になく、まさに業界最強クラスといえます。
料金は基本料が月1,210円で、動画以外のデータ通信はほぼ無制限。動画は月2GBまでで、足りない分は1GB 220円の動画チケットで買い足す仕組みです。見守りオプション(TONEファミリー・月473円/初月無料)を足しても月1,700円弱に収まるため、機能の充実度を考えるとコストパフォーマンスは抜群です。動画をたくさん見る子には向きませんが、「まずは安全に持たせたい」という小学生の最初の一台として最有力候補です。
楽天モバイル|最強こども割で12歳以下がお得な無制限プラン

| 料金プラン | Rakuten最強プラン(段階制) |
|---|---|
| 月額料金 | 3GBまで1,078円/20GBまで2,178円/無制限3,278円 |
| こども割 | 最強こども割で最大440円割引(12歳以下) |
| 家族割併用時 | 3GBまで実質528円〜 |
| こんな子向け | 12歳以下・データ量が読めない家庭 |
メリット
- 最強こども割(最大440円割引)と家族割の併用で3GBまで実質528円から
- 使った分だけの段階制で、たくさん使った月も無制限3,278円で頭打ち
- 13歳の誕生日前月まで割引が続き、楽天ポイントも貯まる
デメリット
- 18歳未満は有料の「あんしんコントロール」(月550円)の契約が原則必須
- エリアによっては電波が弱く、屋内で繋がりにくい場所がある
楽天モバイルは、12歳以下の子供を対象にした「最強こども割」が魅力です。データ使用量が3GB未満なら毎月440円割引、最強家族割と併用すれば3GBまで実質528円という安さで持たせられます。割引は13歳の誕生日を迎える前月まで続くため、小学生のあいだはずっとお得です。
プランは使った分だけ支払う段階制で、3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、それ以上は無制限で3,278円と3段階。データを使わない月は安く、動画をたくさん見た月でも無制限3,278円で頭打ちになります。容量を読みにくい子供にちょうど良い仕組みです。なお18歳未満の契約ではフィルタリングの申し込みが原則必須で、従来の「あんしんコントロール by i-フィルター」(月330円)は新規受付を終了し、現在は月550円の「あんしんコントロール」に切り替わっています。安全面のコストも織り込んで検討しましょう。
LINEMO|LINEギガフリーで連絡用にぴったり

| 料金プラン | ベストプラン/ベストプランV |
|---|---|
| 月額料金 | 3GBまで990円/10GBまで2,090円(ベストプランV 30GB 2,970円) |
| LINEギガフリー | LINEのトーク・通話がデータ消費なし |
| 回線 | ソフトバンク回線(自社) |
| こんな子向け | LINE中心・連絡用にしっかり繋がる回線が欲しい家庭 |
メリット
- LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話がデータを消費しないギガフリー
- 3GBまで990円と安く、ソフトバンク本回線で速度が安定
- 使った分で料金が変わる段階制で、容量を気にしすぎなくてよい
デメリット
- オンライン専用で実店舗のサポートがない
- LINEの位置情報共有やスタンプ購入などはギガフリー対象外
LINEMOは、子供同士の連絡の中心であるLINEをデータ容量を気にせず使える「LINEギガフリー」が最大の特徴です。トーク・音声通話・ビデオ通話がデータを消費しないため、友達とのやり取りが多い子でもギガ不足になりにくく、連絡用としては理想的です。
料金は使った分で変わるベストプランで、3GBまで990円、10GBまで2,090円。もっと使う中高生には、30GBと5分かけ放題が込みで月2,970円のベストプランVも選べます。ソフトバンクの本回線を使うため、MVNOのような昼の速度低下が少ないのも安心ポイントです。オンライン専用で店舗サポートがない点は、保護者がある程度スマホに慣れている家庭向けといえます。位置情報共有など一部はギガフリー対象外なので、容量はその分を見込んで選びましょう。
mineo|月250円から始められる最安級のプラン

| 料金プラン | マイそく/マイピタ |
|---|---|
| 月額料金 | マイそくスーパーライト250円〜(マイピタは3GB 1,298円〜) |
| 見守り・安心 | 安心フィルタリング(i-フィルター)月385円/パケットシェア |
| 回線 | ドコモ・au・ソフトバンクから選択 |
| こんな子向け | 連絡中心・とにかく安く持たせたい家庭 |
メリット
- マイそくスーパーライトなら月250円で電話番号を維持できる
- 日本PTA全国協議会推薦のi-フィルターを使った安心フィルタリング
- パケットシェアで親のデータを子供に分け与えられる
デメリット
- マイそくは平日昼12時台が大きく速度制限される
- 低速プランは動画やゲームには不向き
- マイそくスーパーライトは新規申し込み時のみ選択でき、他コースからの変更はできない
mineoは、月額250円から電話番号を持てる「マイそく スーパーライト」が用意された最安級のサービスです。速度は控えめですが、連絡用と割り切ればこれ以上ないコスパで、子供のサブ回線や見守り用としても人気があります。
安全面では、日本PTA全国協議会の推薦製品であるi-フィルターを採用した「安心フィルタリング」(月385円)を提供。年齢に合わせた設定やカテゴリ別の制限が簡単です。さらに「パケットシェア」で親のデータを子供に分け与えられるため、容量が足りなくなっても柔軟に対応できます。容量を選ぶマイピタは1GB・5GBといった小容量コースが整理され、現在は3GB 1,298円からの3GB/7GB/15GB/30GB/50GBという構成で、3GBと7GBは最大1Mbpsの「パケット放題 1Mbps」を無料で付けられるようになりました。マイそくは平日昼12時台に速度が大きく制限される点だけ理解しておけば、家庭のWi-Fiと組み合わせて賢く使えます。
ワイモバイル|店舗サポートと家族割で初めてでも安心

| 料金プラン | シンプル3 S(5GB)3,278円/M(30GB)4,378円/L(35GB・10分かけ放題込み)5,478円 |
|---|---|
| 割引 | 家族割引(2回線目以降 月1,100円引き)・おうち割 光セット(A)・PayPayカード割 |
| 見守り | あんしんフィルター(無料) |
| 回線 | ソフトバンク回線(自社) |
| こんな子向け | 店頭で相談したい・家族でまとめたい家庭 |
メリット
- 全国の店舗で初期設定やフィルタリングまで相談できる
- 家族割引やおうち割で2回線目以降がぐっと安くなる
- 無料のあんしんフィルターでサイト・アプリを制限できる
デメリット
- 2026年6月2日にシンプル3の基本料が220円、7月1日には旧シンプル2の基本料が330円それぞれ改定済み
- 割引を最大化するには光回線やPayPayカードなど条件が必要
ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドとして店舗サポートの手厚さと家族割が魅力です。全国の店舗で初期設定からフィルタリング、トラブル時の相談まで対面でサポートしてもらえるため、保護者がスマホ設定に不安がある家庭でも安心して持たせられます。
割引は家族割引・おうち割 光セット(A)・PayPayカード割の3種類があり、家族でまとめたり自宅の光回線と組み合わせたりすると2回線目以降が月1,100円引きになります。無料の「あんしんフィルター」で有害サイトやアプリも制限可能です。現在の新規受付はシンプル3 S(5GB・3,278円)/M(30GB・4,378円)/L(35GB・10分かけ放題込みで5,478円)で、2026年6月2日に220円、旧シンプル2も7月1日に330円の料金改定が行われています。子供用は容量の小さいSを家族割引と組み合わせるのが基本になります。
UQモバイル|親子応援割と安定した通信品質が魅力

| 料金プラン | コミコミプランバリュー/トクトクプラン2 |
|---|---|
| 月額料金 | コミコミ3,828円(おトク割で3,168円〜) |
| 見守り | あんしんフィルター(無料) |
| 回線 | au回線(自社) |
| こんな子向け | 通信品質を重視・au系で家族をまとめたい家庭 |
メリット
- au本回線の安定した通信品質で、外でもしっかり繋がる
- コミコミプランバリューは35GB+10分かけ放題込みで使いやすい
- 無料のあんしんフィルターと店舗サポートで初めてでも安心
デメリット
- UQ親子応援割は2026年5月31日で新規受付を終了している(次回は2026年11月以降の開始が見込まれる)
- 最安級の格安SIMと比べると月額はやや高め
UQモバイルは、auのサブブランドならではの安定した通信品質が魅力で、外出先でもしっかり繋がる安心感があります。プランはコミコミプランバリューとトクトクプラン2の2つで、コミコミは35GBと10分かけ放題込みで月3,828円。2026年6月開始の「UQコミコミおトク割」を使えば最大13か月間は月3,168円となり、データも通話もよく使う子に向いています。
無料の「あんしんフィルター」や全国の店舗サポートもあり、初めてのスマホでも保護者がフォローしやすい体制です。ただし子供向け学割の「UQ親子応援割」は2025年11月21日に受付を開始し、2026年5月31日で新規受付を終了しているため、現在は通常料金が基準になります。例年11月ごろから翌年5月ごろまで実施されているので、次回は2026年11月以降の再開が見込まれます。急がない家庭は学割の再開を待つ、すぐ使いたい家庭はコミコミおトク割で始める、と使い分けると無駄がありません。
ahamo|通話込みの大容量で中高生にちょうどいい

| 料金プラン | 基本プラン/大盛りオプション |
|---|---|
| 月額料金 | 30GB 2,970円/110GB 4,950円 |
| 通話 | 5分以内の国内通話がコミコミ |
| 回線 | ドコモ回線(自社) |
| こんな子向け | 動画・SNSをよく使う中高生 |
メリット
- 30GB+5分かけ放題込みで月2,970円とわかりやすい
- ドコモ本回線で全国どこでも繋がりやすい
- 大盛りオプションで110GBまで増やせて動画も安心
デメリット
- 年齢別の学割やこども割が基本的にない
- 連絡中心の小学生には容量が多すぎて割高
ahamoは、30GBと5分かけ放題が込みで月2,970円というシンプルさが魅力で、動画やSNSをよく使う中高生にちょうど良いプランです。容量が足りなければ大盛りオプションで110GB(月4,950円)まで増やせるため、ゲームや動画をたっぷり楽しむ子にも対応できます。
ドコモの本回線を使うので、エリアの広さと繋がりやすさは折り紙付き。通話も5分以内なら追加料金なしで、塾や部活の連絡にも使いやすいです。一方で学割やこども割が基本的にない単一プラン構成なので、連絡中心の小学生には容量が多すぎて割高になります。データをしっかり使う年代になってからの乗り換え先として最適です。
IIJmio|スマホ本体を安く揃えたい家庭向け

| 料金プラン | ギガプラン(2GB〜55GB) |
|---|---|
| 月額料金 | 2GB 850円/5GB 950円 |
| 端末 | 乗り換え同時購入でスマホ本体が大幅割引 |
| 回線 | ドコモ・au回線(MVNO) |
| こんな子向け | 端末ごと安く揃えたい・低容量で十分な家庭 |
メリット
- 2GB 850円からと低容量プランが安い
- 乗り換え同時購入のセールでスマホ本体を大幅に安く買える
- 2GB〜55GBまで容量が細かく選べて成長に合わせやすい
デメリット
- MVNOのため混雑時間帯は速度が落ちやすい
- 店舗が少なく、設定は基本オンラインで行う
IIJmioは、スマホ本体を安く揃えたい家庭に特に向いたサービスです。ギガプランは2GB 850円、5GB 950円と低容量プランが手頃で、乗り換えと同時に対象スマホをセット購入すると本体が大幅割引になるセールを頻繁に行っています。子供用にまず一台用意したいときの初期費用を大きく抑えられます。
データ容量は2GBから55GBまで8段階と細かく、子供の成長に合わせて容量を上げていけるのも便利です。MVNOのため昼などの混雑時間帯は速度が落ちやすく、店舗が少なく設定はオンライン中心になりますが、コストを抑えつつ端末まで安く揃えたい家庭には有力な選択肢です。
NUROモバイル|SNSが使い放題でデビューに最適

| 料金プラン | バリュープラス/NEOプラン |
|---|---|
| 月額料金 | 音声付き3GB 792円/5GB 990円/NEOプラン35GB 2,699円 |
| SNS | NEOプランはLINE・X・Instagram・TikTok/バリュープラス(VM以上)はLINEがデータフリー |
| 容量特典 | Gigaプラスで3か月ごとに容量がもらえる |
| こんな子向け | SNSをよく使う・容量を無駄なく使いたい家庭 |
メリット
- NEOプランならLINE・X・Instagram・TikTokがデータフリーで使える
- 音声付き792円からと安く、5GBで990円とコスパが良い
- Gigaプラスで3か月ごとにデータがもらえて実質容量が増える
デメリット
- データフリーの対象はプランで異なり、バリュープラスはLINEのみ(3GBのVSプランは対象外)
- 店舗がなく、サポートはオンライン中心
NUROモバイルは、主要SNSがデータフリーになる点がデビューにぴったりのサービスです。35GBのNEOプラン(2,699円)では、LINE・X(旧Twitter)・Instagram・TikTokのデータ通信が容量にカウントされないため、SNSが好きな子でもギガ不足になりにくくなります。安さ重視のバリュープラスでもVM(5GB)以上ならLINEのトークがデータフリーになるので、連絡中心の子には十分です。
料金は音声付きが3GBの792円から、5GBプランで990円とコスパが良く、さらに「Gigaプラス(ギガプラス)」で3か月ごとにデータがもらえるため、5GBプランでも実質6GB相当と無駄が出にくい設計です。店舗がなくサポートはオンライン中心ですが、SNS中心の中高生にコスパ良く持たせたい家庭に向いています。
HISモバイル|月280円台の圧倒的な安さで連絡専用に

| 料金プラン | 自由自在2.0プラン |
|---|---|
| 月額料金 | 1GB 550円(100MB未満なら280円)/3GB 770円/7GB 990円 |
| 容量 | 1GB/3GB/7GB/10GB/20GB/30GBから選択 |
| 回線 | ドコモ回線(MVNO) |
| こんな子向け | 連絡専用・ほとんどWi-Fiで使う家庭 |
メリット
- 1GBプランは月100MB未満なら280円という圧倒的な安さ
- 通話料が30秒9円と安く、かけ放題なしでも電話代を抑えられる
- My HISモバイルから容量変更が何度でも無料
デメリット
- MVNOのため混雑時間帯は速度が落ちやすい
- 大容量を使う子にはやや割高になる
HISモバイルは、連絡専用ならこれ以上ないほど安いのが魅力です。自由自在2.0プランの1GBは月550円ですが、データ使用量が月100MB未満なら280円まで下がるため、ほとんど自宅や学校のWi-Fiで使い、外では連絡だけという子には最適です。
通話料そのものが30秒9円と業界最安級なので、かけ放題を付けなくても電話代を抑えられます。5分程度の通話でも100円ほどで済む計算です。容量は1GB 550円・3GB 770円・7GB 990円のほか10GB・20GB・30GBまで用意され、My HISモバイルから何度でも無料で変更できるので、成長に合わせて柔軟に調整できます。MVNOのため昼などは速度が落ちやすく、大容量を使う子にはやや割高ですが、見守り端末や連絡専用のサブ回線として高い人気があります。
子供向け格安SIMの料金・容量・見守り機能を一覧で徹底比較
ここまで紹介した10社を、料金・容量・見守りという3つの観点から横断的に比較します。「結局どれを重視すればいいの?」と迷ったときは、わが家が最も大事にしたい軸からチェックすると選びやすくなります。
月額料金が安い格安SIMはどれ?
とにかく月額を抑えたいなら、HISモバイル(1GB・100MB未満で280円)、mineo(マイそく250円)がツートップです。どちらも連絡専用と割り切れば、コーヒー1杯分ほどで電話番号を維持できます。
少し容量に余裕を持たせたいなら、IIJmio(2GB 850円)やNUROモバイル(音声792円〜)、LINEMO(3GB 990円)も手頃です。割引を活かせる家庭なら、楽天モバイルの最強こども割+家族割で3GBまで実質528円という選択肢もあります。逆にahamoやUQモバイルのコミコミは大容量・通話込みで便利な分、最安帯と比べると月額は高めです。
データ容量・速度で選ぶならどれ?
動画やゲームをたっぷり使う子には、大容量と速度の安定性が重要です。30GBが標準のahamoや、35GB+通話込みのUQモバイル「コミコミプランバリュー」は、本回線ならではの速度の安定感もあり中高生に向いています。
無制限を求めるなら楽天モバイルが月3,278円で頭打ち、見守り重視で動画以外ほぼ無制限のトーンモバイルも選択肢です。一方、mineoのマイそくやMVNO系(HISモバイル・IIJmio・NUROモバイル)は昼の混雑時間帯に速度が落ちやすいため、容量は十分でも「速度の安定」を最優先するなら本回線系(LINEMO・ワイモバイル・UQモバイル・ahamo・楽天モバイル)が安心です。
フィルタリング・見守り機能で選ぶならどれ?
見守りを最重視するなら、トーンモバイルが頭ひとつ抜けています。位置情報・利用時間制限・アプリ制限・自画撮り検知まで揃った「TONEファミリー」は、低年齢のスマホデビューで保護者がしっかり管理したい家庭に最適です。
大手サブブランドのワイモバイル・UQモバイルは無料の「あんしんフィルター」を、mineoは日本PTA推薦のi-フィルターを使った「安心フィルタリング」(月385円)を提供しています。楽天モバイルは18歳未満で月550円の「あんしんコントロール」が原則必須です。どのサービスでも、回線側のフィルタリングに加えてiPhoneのスクリーンタイムやAndroidのファミリーリンクを併用すると、より安心して持たせられます。
年齢別に最適な格安SIMの選び方【小学生・中学生・高校生】
同じ「子供向け」でも、小学生・中学生・高校生では必要な機能も容量もまったく違います。ここでは年代ごとに最適な一台を、その世代の使い方に合わせて紹介します。
小学生(スマホデビュー)におすすめの格安SIM
小学生のスマホデビューでは、何よりも見守り機能の充実度を優先したいところ。位置確認や利用時間の制限がしっかりできるトーンモバイルが、この世代の最有力候補です。
| サービス名 | トーンモバイル |
|---|---|
| 小学生向けの月額目安 | 基本1,210円+見守りオプション473円=1,683円 |
| この世代の決め手 | GPS・利用制限・自画撮り検知の見守りが手厚い |
| 容量 | 動画以外ほぼ無制限で連絡・調べ物は十分 |
メリット
- 位置情報・利用時間制限・アプリ制限まで保護者が細かく管理できる
- 自治体推奨の安全性で、初めてのスマホでも安心して渡せる
- 月1,683円で高機能な見守りスマホが持てる
デメリット
- 動画は月2GBまでの上限があり、たくさん見る用途には不向き
- 友達がキャリアメインだと速度差を感じる場面がある
小学生は「居場所の確認」と「親への連絡」が主目的なので、データ容量より見守りの手厚さが決め手です。トーンモバイルなら、子供の現在地をいつでも確認でき、使いすぎや有害アプリも保護者がコントロールできます。スマホとの付き合い方をこの時期に身につけさせたい家庭にぴったりで、まずは見守り中心に持たせて、成長とともに使い方を広げていくのが理想的な始め方です。
中学生(SNS・連絡が増える時期)におすすめの格安SIM
中学生になると、友達とのLINEやSNSが一気に増えます。この世代にはSNSをデータ消費なしで使えるNUROモバイルが、容量を気にせず連絡できておすすめです。
| サービス名 | NUROモバイル |
|---|---|
| 中学生向けの月額目安 | 5GBプラン990円(実質6GB相当) |
| この世代の決め手 | VM(5GB)以上はLINEがデータフリー/NEOプランならX・Instagram・TikTokも対象 |
| 容量 | Gigaプラスで3か月ごとに増量(VMプランは3GB) |
メリット
- 連絡の主役であるLINEがデータフリーで、トークをたっぷり使える
- 5GB 990円と手頃で、Gigaプラスで実質容量も増える
- 少なめの容量でもギガ不足になりにくい
デメリット
- 店舗がなくサポートはオンライン中心
- 昼の混雑時間帯は速度が落ちやすい
中学生はSNSと連絡が利用の中心になり、データ容量の使い方も読みにくくなる時期です。NUROモバイルのVMプラン(5GB・990円)ならLINEのトークがデータフリーになるため、5GBほどの容量でも快適に過ごせます。3か月ごとに3GBもらえるGigaプラスもあり、実質6GB相当とコスパ良くSNS世代を支えられます。X・Instagram・TikTokまでデータフリーにしたい場合は、35GBのNEOプラン(2,699円)が対象です。LINE中心なら、ギガフリーで速度も安定するLINEMOも有力な代替候補です。
高校生(データ容量が必要な時期)におすすめの格安SIM
高校生はほぼ大人と同じ使い方になり、動画やSNS、調べ物でデータをよく使います。この世代には30GBと通話5分が込みのahamoが、容量と使い勝手のバランスで最適です。
| サービス名 | ahamo |
|---|---|
| 高校生向けの月額目安 | 30GB 2,970円(5分かけ放題込み) |
| この世代の決め手 | 大容量+ドコモ本回線の安定した速度 |
| 容量 | 足りなければ大盛りで110GBまで増量可 |
メリット
- 30GB+5分かけ放題込みで2,970円とわかりやすい
- ドコモ本回線で通学中や外出先でも安定して使える
- 大盛りオプションで動画もたっぷり楽しめる
デメリット
- 学割やこども割が基本的にない
- 使うデータが少ない子には容量が余りやすい
高校生は通学時間の動画視聴やSNS、オンライン学習などでデータ消費が大きくなる年代です。ahamoは30GBと5分かけ放題が込みで月2,970円とシンプルで、足りなければ大盛りオプションで110GBまで増やせます。ドコモ本回線なので速度も安定し、外出が増える高校生でもストレスなく使えます。さらに無制限を求めるなら楽天モバイル、通話とデータをまとめたいならUQモバイルのコミコミプランも検討の価値があります。
子供の成長に合わせて格安SIMを見直すタイミングと乗り換え方
子供のスマホは、一度契約したら終わりではありません。学年が上がるほど使い方が変わるため、定期的な見直しが料金と満足度を左右します。ここでは見直しのタイミングと乗り換えのコツを解説します。
こども割から学割へ自動で切り替わる仕組み
楽天モバイルの「最強こども割」のように、こども割は対象年齢を過ぎると割引が終了するのが基本です。最強こども割は13歳の誕生日を迎える前月で割引が終わるため、その後は通常料金に戻ります。
多くの場合、こども割が自動で学割に切り替わるわけではなく、年齢を過ぎたタイミングで割引が外れるだけです。そのため、誕生日の前後で料金がいくらになるかを事前に確認し、必要なら別の学割やプランへ切り替える準備をしておきましょう。割引が外れる時期はプラン見直しの絶好のタイミングでもあります。
容量不足を感じたらプラン変更を検討する
「最近データが足りないと言われる」「速度制限がかかっている」と感じたら、容量アップの合図です。多くの格安SIMはアプリやマイページから翌月分の容量を無料で変更できるため、まずは現在のプランの一段上を試してみましょう。
HISモバイルやIIJmioのように容量を細かく選べるサービスなら、必要な分だけ無駄なく増やせます。逆に、思ったより使っていない月が続くなら容量を下げてコストを抑えるのも有効です。数か月に一度、実際の使用量を見て調整する習慣をつけると、ムダのない料金を維持できます。
同じ会社で続けるか乗り換えるかの判断基準
容量変更だけで解決するなら同じ会社を続けるのが手間もかからず安心です。一方、見守り重視から大容量重視へと優先順位そのものが変わったときは、乗り換えを検討するタイミングです。
たとえば小学生でトーンモバイルを使っていた子が高校生になり大容量が必要になったなら、ahamoや楽天モバイルへ乗り換えるほうが満足度もコスパも上がります。乗り換えにはMNP(番号そのまま乗り換え)を使えば電話番号は変わりません。今のサービスの不満が「容量」なのか「料金」なのか「機能」なのかを整理し、それを解決できる会社へ移ると失敗しにくくなります。
格安SIMで使える子供向けのおすすめスマホ機種
格安SIMはSIMだけの契約も多いため、子供に持たせるスマホ本体は別に用意することになります。ここでは目的別に、子供向けのおすすめ機種のタイプを紹介します。
見守り特化のキッズスマホ(Hamic MIELSなど)
スマホデビューの低学年には、見守りに特化したキッズスマホが安心です。代表格の「Hamic MIELS nico(はみっくミエルス ニコ)」は、防犯・防災に振り切った子供向けスマホで、高精度GPSによる現在地確認や行動履歴の記録、見守りスポットへの到着通知などが使えます。
電源オフやGPSの届きにくい場所でも、内蔵ビーコンで位置を把握できる独自の「MIELSシステム」を備えているのが特徴です。すれ違う他のHamic端末や街なかの見守りスポットが信号を拾う仕組みで、SOS通知や防犯ブザーもあり、ランドセルに収まるサイズ感で低学年でも扱いやすく設計されています。対象は4歳〜12歳ごろで、専用の通信サービス(1GB/月)は月1,100円、端末をレンタルで使えるプランは月2,200円から。まずは安全機能を最優先したい家庭に向いた一台です。
コスパ重視のAndroidスマホ
「普通のスマホは持たせたいが費用は抑えたい」という家庭には、1〜3万円台のエントリーAndroidが現実的です。IIJmioやmineoなどは乗り換えと同時に端末をセール価格で購入できるため、本体と回線をまとめて安く揃えられます。
エントリーモデルでもLINE・調べ物・動画程度なら十分快適に使えます。子供は端末を落としたり水濡れさせたりしがちなので、高価な機種より、万一壊れても買い替えやすい価格帯を選ぶのが賢明です。フィルタリングはAndroidの「ファミリーリンク」と回線側の設定を組み合わせて管理しましょう。
長く使えるiPhone
中学生以上で長く使うことを見据えるなら、iPhoneも有力です。OSのサポート期間が長く、保護者のおさがりや中古を活用すればコストを抑えながら、数年使い続けられます。
iPhoneは「スクリーンタイム」で利用時間やアプリのダウンロード、課金まで保護者が細かく管理できるのが大きな強みです。家族でiPhoneを使っているなら、設定の共有や「探す」での位置確認もスムーズです。おさがりのiPhoneを使い回す場合は、iPhoneに合う格安SIMの選び方で対応バンドや動作確認済み端末を確認しておくと安心です。新品にこだわらず認定整備済品や中古を選べば、格安SIMの安さと合わせて月々の負担をぐっと軽くできます。
子供に格安SIMを持たせるメリット
子供に格安SIMを選ぶ家庭が増えているのには理由があります。料金だけでなく、柔軟さや使い勝手の面でも大手キャリアにはないメリットがあります。
大手キャリアよりも毎月の料金がぐっと安い
最大のメリットは、やはり料金の安さです。大手キャリアで子供にスマホを持たせると月7,000円前後かかることもありますが、格安SIMなら数百円〜2,000円台に抑えられるケースがほとんどです。
たとえば連絡中心ならHISモバイルやmineoで月数百円、SNSや動画も使うならNUROモバイルやLINEMOで月1,000円前後と、用途に応じて無理なく選べます。浮いたお金を習い事や教育費に回せるのは、家計にとって大きな魅力です。
子供の使い方に合わせてプランを細かく選べる
格安SIMは料金プランの種類が豊富で、子供の使い方にぴったり合わせて選べるのも強みです。連絡だけなら1GB、SNSもするなら5GB、動画も見るなら20GB以上と、必要な分だけ契約できます。
多くのサービスは容量変更も無料・手軽にできるため、成長や使い方の変化に合わせて柔軟に調整できます。「容量が余って損」「足りなくて制限」というムダが起きにくく、いつでも適正な料金を保てます。
親のおさがりや中古端末でコストを抑えられる
格安SIMはSIMだけの契約ができるため、親のおさがりスマホや中古端末をそのまま使えるのも大きな利点です。新しい端末を買わなくても、家にある使っていないスマホにSIMを挿すだけで子供用にできます。
中古スマホや認定整備済品を選べば、本体代を大きく抑えられます。子供は端末を壊しやすいので、高価な新品より手頃な端末から始めるのは理にかなった選び方です。回線と端末を別々に選べる自由度が、格安SIMならではの強みです。
カウントフリーで動画やSNSをお得に楽しめる
LINEMOのLINEギガフリーやNUROモバイルのSNSデータフリーのように、特定アプリのデータ消費がカウントされないカウントフリーも格安SIMの魅力です。
子供がよく使うLINEやSNSがデータフリーになれば、少なめの容量でもギガ不足になりにくく、料金をさらに抑えられます。よく使うアプリに合わせてカウントフリーのあるサービスを選べば、同じ料金でも快適さがぐっと上がります。
子供に格安SIMを持たせる前に知っておきたい注意点
格安SIMには多くのメリットがありますが、子供に持たせる際は事前に知っておきたい注意点もあります。あらかじめ押さえておけば、契約後のトラブルを防げます。
フィルタリング設定は契約後すぐに行う
最も大切なのが、フィルタリングを契約後すぐに設定することです。法律で18歳未満には説明・設定が求められていますが、実際に有効化するまでは有害サイトにアクセスできてしまう状態が続きます。
各社のフィルタリングアプリの導入と、iPhoneのスクリーンタイムやAndroidのファミリーリンクの設定は、子供に端末を渡す前に必ず済ませましょう。国民生活センターも、子どものオンラインゲームの無断課金につながる場面に注意するよう呼びかけており、決済の承認設定やパスワード管理もあわせて見直すことをすすめています。設定を後回しにせず、最初の一歩として行うのが鉄則です。
データ専用SIMはSMS認証ができないことがある
料金を抑えようとデータ専用SIM(音声なし)を選ぶと、SMS認証が使えず困ることがあります。LINEや各種アプリの登録にはSMSによる本人確認が必要なものが多く、データ専用SIMだと初期設定でつまずきがちです。
子供用でもLINEなどを使うなら、SMS付きSIMか音声通話付きSIMを選んでおくと安心です。わずかな差額でこうしたトラブルを避けられるため、最初から音声付きを選ぶ家庭が多いです。契約前に「どのアプリを使わせるか」を整理しておきましょう。
キャリアメールが使えない場合への備え
格安SIMでは、大手キャリアの「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールが使えないことがほとんどです。学校の連絡網や一部サービスの登録でメールが必要な場合に困らないよう、事前の備えが要ります。
対策はシンプルで、GmailなどのフリーメールやLINEを連絡手段として用意しておけば問題ありません。最近はキャリアメールを必須とする場面も減っていますが、子供が通う学校や習い事で必要かどうかは事前に確認しておくと安心です。
使いすぎを防ぐ家庭内ルールを決めておく
機能面の制限だけでなく、家庭内でのルール作りも欠かせません。フィルタリングや利用時間制限で技術的に守るのと同時に、「夜◯時以降は使わない」「食事中は触らない」といった約束を最初に決めておきましょう。
安心ネットづくり促進協議会なども、フィルタリングと家庭でのルール作り・話し合いを組み合わせたペアレンタルコントロールの大切さを呼びかけています。一方的に制限するだけでなく、なぜそのルールがあるのかを子供と話し合うことで、スマホとの健全な付き合い方が身につきます。技術と対話の両面で見守るのが、トラブルを防ぐいちばんの近道です。
子供向け格安SIMのよくある質問
子供だけの名義で格安SIMは契約できる?
多くの格安SIMは、契約者を保護者(成人)とし、利用者を子供として登録する形が基本です。未成年本人名義での契約は不可、または親権者の同意が必要なサービスがほとんどです。楽天モバイルのこども割のように、子供本人のIDでログインして申し込む特殊な仕組みもありますが、その場合も支払いや管理は保護者が担うのが一般的です。契約時は本人確認書類と支払い方法を保護者側で用意しておきましょう。
格安SIMでも位置情報(GPS)で見守りできる?
はい、格安SIMでもGPSによる見守りは十分可能です。トーンモバイルのように専用の見守りアプリで位置情報や行動履歴を確認できるサービスもあれば、iPhoneの「探す」やGoogleの「ファミリーリンク」など端末側の標準機能で位置を確認することもできます。回線の種類に関わらず、アプリや端末機能を使えばどの格安SIMでも見守りは行えるので、安心して選んで大丈夫です。
フィルタリングは無料で使える?
サービスによって異なります。ワイモバイルやUQモバイルの「あんしんフィルター」は無料で使え、mineoの安心フィルタリング(i-フィルター)は月385円の有料オプションです。楽天モバイルは18歳未満だと月550円の「あんしんコントロール」が原則必須、トーンモバイルの見守り機能「TONEファミリー」も月473円の有料オプションとなります。一方、iPhoneのスクリーンタイムやAndroidのファミリーリンクはどの回線でも無料で使えるため、これらを併用すればコストを抑えつつしっかり管理できます。
LINEや電話番号での連絡は問題なくできる?
音声通話付きSIMを選べば、LINEも電話番号での通話も問題なく使えます。注意したいのはデータ専用SIMの場合で、SMS認証ができずLINEの初期登録でつまずくことがあります。子供用でLINEや連絡を使うなら、SMS付きまたは音声通話付きのSIMを選ぶのが安心です。LINEMOのようにLINEがギガフリーになるサービスを選べば、連絡用としてさらに快適に使えます。
料金は実際いくらくらいに収まる?
使い方によりますが、連絡中心なら月数百円〜1,000円程度、SNSや動画も使うなら月1,000円〜2,000円台が目安です。具体的には、HISモバイルやmineoの最安プランで月250円〜550円、NUROモバイルやLINEMOで月1,000円前後、ahamoの大容量でも月2,970円ほどです。フィルタリングオプションを付ける場合は数百円が上乗せされます。大手キャリアの月7,000円前後と比べると、かなり負担を抑えられます。
途中で他の格安SIMに乗り換えてもいい?
もちろん問題ありません。子供の成長で使い方が変われば、より合ったサービスへ乗り換えるのはむしろおすすめです。MNP(番号そのまま乗り換え)を使えば電話番号を変えずに移行できます。乗り換え時は、新しいサービスでもフィルタリングの再設定を忘れずに行いましょう。今のサービスの不満が容量・料金・機能のどれなのかを整理してから選ぶと、満足度の高い乗り換えができます。





