【2026年最新】高齢者におすすめの格安SIMランキング10選|シニア割・かけ放題で選ぶ

毎月のスマホ代が高い、でも乗り換えは難しそう——そんな不安から、大手キャリアを使い続けている高齢の家族は少なくありません。けれども、通話とちょっとしたネット利用が中心なら、格安SIMに替えるだけで毎月の料金を半額以下にできるケースがほとんどです。

この記事では、シニア割やかけ放題、見守り機能、店舗サポートといった「高齢者が本当に気にするポイント」を軸に、2026年8月時点の最新料金で格安SIM10社を比較してランキング形式で紹介します。あわせて、選び方・乗り換え手順・よくある不安への答えまで、はじめての方でも迷わないようにやさしく解説します。離れて暮らす親御さんのスマホ代を見直したいご家族の方にも役立つ内容です。

目次

高齢者に格安SIMがおすすめな理由

大手キャリアより毎月の料金を大きく減らせる

大手キャリアの無制限プランは、各種割引を引いても月7,000円前後になることが珍しくありません。一方で格安SIMなら、データ3GB前後のプランが月1,000円以下で使えます。たとえばNUROモバイルのVSプラン(3GB)は月792円、HISモバイルの自由自在2.0プランは1GB550円から。通話とLINE、ニュースを見る程度の使い方なら、この容量で十分に足ります。

仮に毎月5,000円安くなれば、年間で6万円の節約です。総務省の令和7年版情報通信白書によると、スマートフォンの利用率は60代で78.8%、70代で53.0%まで広がっています。多くの高齢者はデータをそれほど使わないため、容量に合った小容量プランを選ぶだけで、料金を半額以下に抑えられます。電話番号もそのまま引き継げるので、まわりへの連絡先変更も不要です。

通話メインのシンプルな料金プランを選べる

高齢の方の使い方は「電話とメール、たまに調べもの」というシンプルな場合が多く、大容量・付帯サービス満載のプランはむしろ持て余します。格安SIMは1GB刻みで容量を選べる会社(イオンモバイル)や、データを使わなかった月は自動で料金が下がる従量制(HISモバイル)など、使った分だけ・必要な分だけ払う仕組みが充実しています。

無駄なオプションを外し、必要なものだけを足せるのも利点です。通話が多いならかけ放題を、データはほどほどでよいなら小容量を、という形で、ご本人の生活に合わせて料金をコントロールできます。ネットをほとんど使わないなら、通話のみで使える格安SIMの選び方もあわせて見ておくと、さらに料金を絞り込めます。

60歳以上向けの割引やかけ放題オプションがある

格安SIMの多くが、60歳・65歳以上を対象にしたシニア向け割引を用意しています。たとえばUQモバイルとワイモバイルは、60歳以上なら24時間かけ放題(通常1,980円)が永年880円で使えます。固定電話の感覚で長電話をしがちな方ほど、かけ放題の効果は大きく、通話料を気にせず使えます。

楽天モバイルは65歳以上向けの「最強シニアプログラム」、トーンモバイルは60歳以上で条件を満たすと最大12か月基本料0円になるシニア割を提供。割引の中身は会社ごとに違うので、ご本人の使い方に合うものを選ぶのがポイントです。

店舗で対面サポートを受けられる会社もある

「設定やトラブルのとき、誰かに直接聞きたい」という不安は、高齢者の乗り換えで最大のハードルです。この点、ワイモバイルやUQモバイルは全国にショップがあり、イオンモバイルは全国のイオン店舗内に専用カウンターを構えています。J:COMモバイルもケーブルテレビの訪問・電話サポートが手厚く、対面や訪問でのフォローを受けられます。

国民生活センターも、格安スマホはサポート内容が大手と異なる点を契約前に確認するよう注意を呼びかけています。サポート重視なら、オンライン専業よりも店舗を持つ会社を選んでおくと安心です。

高齢者向け格安SIMの選び方で見るべきポイント

毎月のデータ量と通話量から必要なプランを決める

まず確認したいのが、ふだんどれくらいデータと通話を使っているかです。今のスマホの「設定」からデータ使用量を、通話明細から1か月の通話時間を見れば、おおよその目安がつかめます。LINEや通話、ニュース閲覧が中心なら月1〜3GBで足りることがほとんどで、動画や地図を頻繁に使うなら5〜10GBを目安にします。

容量を大きく取りすぎると料金が上がり、足りないと速度制限がかかって使いづらくなります。迷ったら、まずは3GBほどから始め、足りなければあとからプラン変更する、という考え方が無駄になりません。多くの格安SIMはプラン変更を翌月から無料で反映できます。

かけ放題やシニア割が使えるかを確認する

通話が多い方は、かけ放題オプションとシニア割の有無で実質料金が大きく変わります。10分かけ放題(月500〜880円前後)と24時間かけ放題(月1,000〜1,980円)が選べる会社が多く、UQモバイル・ワイモバイルは60歳以上なら24時間かけ放題が永年880円に割引されます。

短い通話を何度もかける方は10分かけ放題、長電話が多い方は24時間かけ放題、というように使い方で選びます。シニア割は対象年齢(60歳/65歳)や適用条件が会社ごとに異なるため、ご本人が条件を満たすかを必ず確認しましょう。通話料そのものを抑えたい場合は、かけ放題が安い格安SIMの比較も参考になります。

店舗やオンラインのサポート体制を確認する

格安SIMには、店舗を持つ会社とオンライン専業の会社があります。設定や操作に不安がある方は、店舗での対面サポートや電話・訪問サポートがある会社を選ぶと安心です。ワイモバイル・UQモバイルは全国にショップ、イオンモバイルはイオン店内にカウンターがあります。

ご家族が設定を手伝える環境なら、オンライン専業の安いプランも選択肢になります。誰がサポートするのかをあらかじめ決めておくと、契約後の「困った」を防げます。あわせて、迷惑電話対策や見守り機能などシニア向けサービスの有無もチェックしておきましょう。

今のスマホをそのまま使えるか回線対応を調べる

今使っているスマホをそのまま使えれば、機種代を抑えられて手続きもシンプルです。確認したいのは、その端末がSIMロック解除済みか、そして乗り換え先の回線(ドコモ/au/ソフトバンク/楽天)に対応しているか。2021年10月以降に販売された端末は原則SIMロックがかかっていません。

各社の公式サイトには「動作確認端末一覧」があり、機種名で検索すれば対応状況がわかります。今の回線と同じ系統の格安SIMを選べば、対応の心配はほぼありません。対応していない場合や端末が古い場合は、後述するシニア向けスマホへの買い替えも検討しましょう。

高齢者におすすめの格安SIMランキング10選

ここからは、シニア割・かけ放題・サポート体制・料金のバランスを総合して、高齢者におすすめの格安SIMを10社ランキングで紹介します。まずは主要スペックを一覧で比較し、その後に各社を個別に解説します。料金はすべて税込・2026年8月時点のものです。

順位・サービス 回線 小容量の月額 シニア割・かけ放題 店舗サポート
楽天モバイル
1位 楽天モバイル
楽天 〜3GB 1,078円 最強シニアプログラム/Rakuten Linkで国内通話無料 あり
UQモバイル
2位 UQモバイル
au トクトクプラン2 4,048円(〜30GB)/割引適用で2,728円 60歳以上で24時間かけ放題が880円 あり(多い)
ワイモバイル
3位 ワイモバイル
ソフトバンク シンプル3 S(5GB)3,278円(割引で858円〜) 60歳以上で24時間かけ放題が880円 あり(多い)
イオンモバイル
4位 イオンモバイル
ドコモ/au 1GB 858円 やさしいプラン(60歳以上)/かけ放題440円引き あり(イオン店内)
mineo
5位 mineo
ドコモ/au/ソフトバンク マイピタ3GB 1,298円 10分かけ放題550円/パケット放題 一部店舗
トーンモバイル
6位 トーンモバイル
ドコモ 1,210円(使い放題※動画除く) 60歳以上シニア割で最大12か月0円/見守り充実 カメラのキタムラ等
J:COMモバイル
7位 J:COMモバイル
au 1GB→データ盛で5GB J:COMサービスとのセット割/訪問サポート 訪問・電話
IIJmio
8位 IIJmio
ドコモ/au 2GB 850円 かけ放題5分/10分+/端末が安い オンライン中心
NUROモバイル
9位 NUROモバイル
ドコモ/au/ソフトバンク VSプラン3GB 792円 5分/10分かけ放題 オンライン中心
HISモバイル
10位 HISモバイル
ドコモ/ソフトバンク 1GB 550円(100MB未満280円) 完全かけ放題1,480円/高音質VoLTE オンライン中心

楽天モバイル|最強シニアプログラムでポイント還元とかけ放題が充実

楽天モバイル

回線 楽天回線(パートナー回線はau)
月額料金 〜3GB 1,078円/〜20GB 2,178円/無制限 3,278円
通話 Rakuten Linkアプリ利用で国内通話無料
シニア向け 最強シニアプログラム(65歳以上)。15分かけ放題&安心パックを実質1,100円、毎月110ポイント還元
店舗 全国に楽天モバイルショップあり

メリット

  • データ使用量に応じて料金が自動で変わり、使わない月は安く済む
  • Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料で、長電話でも料金を気にしなくてよい
  • 65歳以上向けの最強シニアプログラムで、見守り・セキュリティ込みのパックがお得に使える

デメリット

  • 場所によっては電波がつながりにくいことがある
  • 無料通話にはRakuten Linkアプリの利用が必要で、標準電話アプリだと通話料がかかる

データを使った分だけ料金が変わる従量制で、3GBまでなら1,078円。Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料になるため、かけ放題を別途付けなくても通話料を抑えられます。アプリ操作に慣れが必要な点だけ、ご家族がはじめにサポートしてあげると安心です。

65歳以上なら最強シニアプログラムに加入でき、15分かけ放題に加えて操作サポートや迷惑電話対策、セキュリティがまとまったパックを実質1,100円で利用できます。電話とネットを無制限に近い形で使いたい方に向いています。

UQモバイル|60歳以上通話割で24時間かけ放題が安く使える

UQモバイル

回線 au
月額料金 トクトクプラン2 2,948円(〜5GB)/4,048円(〜30GB)。自宅セット割などの適用で1,628円(〜5GB)/2,728円(〜30GB)。コミコミプランバリュー(35GB・10分かけ放題込み)3,828円
通話 24時間かけ放題 通常1,980円
シニア向け 60歳以上通話割で通話放題(24時間かけ放題)が1,100円引きの永年880円。対象はトクトクプラン2(コミコミプランバリューは対象外)。月220円のキャリアメールも無料
店舗 全国のau/UQショップで対応

メリット

  • 60歳以上通話割で24時間かけ放題が880円と安く、長電話派にうれしい
  • au回線で通信品質が安定しており、店舗が多くサポートを受けやすい
  • 自宅セット割やau PAYカード割を組み合わせると月額をさらに下げられる

デメリット

  • 割引前の月額は格安SIMの中ではやや高め
  • 60歳以上通話割の対象はトクトクプラン2のみで、コミコミプランバリューでは使えない

au回線の安定した通信品質と、全国に広がる店舗網が強みです。60歳以上通話割を使えば、通常1,980円の通話放題(24時間かけ放題)が1,100円引きの永年880円になり、月220円のキャリアメールも無料になります。固定電話のように長電話をする方に特に向いています。

自宅のネットや電気とのセット割、au PAYカードお支払い割を組み合わせると、トクトクプラン2は5GBまで1,628円、30GBまで2,728円まで下がります。割引前の基本料はやや高めですが、対面サポートと通話のしやすさを重視する高齢者には心強い選択肢です。

ワイモバイル|店舗が多くセット割でさらにお得

ワイモバイル

回線 ソフトバンク
月額料金 シンプル3 S(5GB)3,278円〜(おうち割 光セット(A)−1,650円とPayPayカード割−770円で858円〜)/M(30GB)4,378円/L(35GB)5,478円
通話 だれとでも定額+(10分)/スーパーだれとでも定額+(24時間)
シニア向け 60歳以上で24時間かけ放題が永年880円(割引適用時)
店舗 全国のワイモバイルショップで対応

メリット

  • 店舗数が多く、設定や乗り換えの相談を対面でできる
  • 60歳以上で24時間かけ放題が永年880円になり、通話が多くても安心
  • おうち割・家族割を使うと月額が大きく下がる

デメリット

  • 割引を適用しないと月額は高めになる
  • 家族割やおうち割の条件を満たす必要があり、単身だと割引が薄い

ソフトバンク回線の安定した品質と、全国に広がるショップが魅力です。60歳以上ならかけ放題オプションの月額が永年1,100円割引され、24時間かけ放題を実質880円で使えます。家族でソフトバンク系を使っている場合は、セット割の恩恵も大きくなります。

なお現行の受付プランは「シンプル3」へ移行しており、旧シンプル2は2025年9月で新規受付を終了しています。シンプル3の基本使用料は2026年6月2日にS・M・Lとも220円引き上げられ、Sは3,278円になりましたが、おうち割 光セット(A)とPayPayカード割を重ねれば実質858円で使えます。店舗で相談しながら、ご本人に合った容量とかけ放題を選べるのが安心材料です。

イオンモバイル|1GBきざみで通話メインの少量利用にぴったり

イオンモバイル

回線 ドコモ/au
月額料金 さいてきプラン 1GB 858円〜(1GBきざみで選択可)
通話 フルかけ放題1,650円/10分かけ放題935円
シニア向け 60歳以上限定「やさしいプラン」1GB 638円〜。かけ放題は440円引き
店舗 全国のイオン店内カウンター

メリット

  • 1GBきざみで容量を選べ、少量利用でも無駄が出ない
  • 全国のイオン店内に専用カウンターがあり、買い物ついでに相談できる
  • 60歳以上限定のやさしいプランは料金が安く、かけ放題も440円引き

デメリット

  • やさしいプランは下り最大1Mbpsに速度が制限される
  • 大容量・高速通信を求める使い方には向かない

1GB刻みで容量を選べるため、通話中心で「データはほんの少しでいい」という方にぴったりです。料金の無駄が出にくく、買い物でよく行くイオン店内のカウンターで設定や相談ができる点も、高齢者にとって大きな安心材料になります。

60歳以上なら「やさしいプラン」が選べ、1GB638円からと通常より割安。下り最大1Mbpsに制限されますが、LINEやメール、Web閲覧なら十分実用的です。かけ放題も440円引きで使えます。

mineo|初めてでも安心のシニア向けパックが用意されている

mineo

回線 ドコモ/au/ソフトバンク
月額料金 マイピタ(デュアルタイプ)3GB 1,298円〜
通話 10分かけ放題550円/時間無制限かけ放題1,210円
データ特典 3GB・7GBはパケット放題 1Mbpsが無料。15GB以上はパケット放題 3Mbpsが無料
店舗 一部にmineoショップ/サポート店

メリット

  • ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べ、今のスマホをそのまま使いやすい
  • 3GB・7GBはパケット放題 1Mbpsが無料で、容量を使い切っても止まらない
  • ユーザー同士で助け合うコミュニティ「マイネ王」で疑問を解決しやすい

デメリット

  • 店舗が少なく、対面サポートは受けにくい
  • 平日昼などの混雑時間帯は通信速度が落ちやすい

ドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応し、今のスマホをそのまま使える可能性が高いのが強みです。2025年12月から3GB・7GBコースはパケット放題 1Mbpsが無料になり、容量を超えても一定速度で使い続けられるため、データ超過の心配が減りました。2026年3月には15GB以上のコースに付くパケット放題が3Mbpsへ増速され、容量を使い切った後の使い勝手も改善しています。

店舗は多くありませんが、ユーザー同士で質問し合えるコミュニティ「マイネ王」があり、わからないことを調べやすい環境です。10分かけ放題550円とリーズナブルで、はじめての格安SIMでも始めやすい一社です。

トーンモバイル|最大1年間基本料0円で見守り機能も充実

トーンモバイル

回線 ドコモ
月額料金 1,210円(動画以外のネットは使い放題。動画は月2GB分のチケット付き)
通話 専用アプリ/標準電話で通話可。オプションでかけ放題追加可
シニア向け 60歳以上シニア割。契約から12か月間、月間通信量300MB未満の月は基本料0円(Androidプラン限定。300MB以上の月と13か月目以降は1,210円)
見守り TONEファミリー(月473円)で位置確認・ジオフェンス通知など

メリット

  • 60歳以上シニア割で、条件を満たせば最大12か月基本料0円
  • 位置確認やお知らせ機能などの見守りが充実し、離れて暮らす家族が安心
  • 動画以外のネットが使い放題で、月額1,210円と料金がわかりやすい

デメリット

  • 動画視聴は月2GBのチケット制で、たくさん見るには追加購入が必要
  • シニア割はAndroidプランが対象で、TONE for iPhoneは対象外

「見守り」を重視するご家族に最適な一社です。TONEファミリー(月473円)を使えば、離れて暮らす親御さんの位置確認や、目的地への到着通知などができます。月額は動画以外のネット使い放題で1,210円とシンプルで、料金が読みやすいのも安心です。

60歳以上で月のデータ利用が300MB未満なら、Androidプランの基本料が最大12か月0円になるシニア割があります。300MBを超えた月は通常どおり1,210円がかかり、13か月目以降も1,210円に戻る点は確認しておきましょう。動画を多く見る方には不向きですが、通話・連絡・見守り中心の使い方にはよく合います。

J:COMモバイル|J:COMサービスとのセットで料金がぐっと下がる

J:COMモバイル

回線 au
月額料金 1GB 1,408円/5GB 1,958円/10GB 2,508円/20GB 3,058円/50GB 3,828円(データ盛で容量増量)
データ盛 自動適用で1GB→5GB、5GB→10GBなどに増量
通話 5分かけ放題550円/60分かけ放題1,650円
セット割 J:COMの対象サービス加入でセット割が適用

メリット

  • データ盛が自動適用され、同じ料金で実際の容量が増える
  • J:COMのテレビやネットを使っていればセット割で料金が下がる
  • ケーブルテレビ事業者ならではの訪問・電話サポートが受けられる

デメリット

  • セット割の恩恵を最大化するにはJ:COMサービスの契約が前提
  • 提供エリアがJ:COMのサービス対象地域に左右される

すでにJ:COMのテレビやネットを使っているご家庭なら、セット割で料金がぐっと下がるのが最大の魅力です。「データ盛」が自動で適用され、1GBの料金で実質5GB使えるなど、同じ価格でより多く使えます。

ケーブルテレビ会社らしく、訪問・電話でのサポートが手厚いのも高齢者には心強いポイントです。エリアやセット契約の前提はありますが、J:COM利用世帯のシニアにとっては総額を抑えやすい選択肢です。

IIJmio|音声付きプランでもコスパが高くスマホも安く買える

IIJmio

回線 ドコモ/au
月額料金 ギガプラン(音声)2GB 850円/5GB 950円/10GB 1,400円/15GB 1,600円(2026年3月改定)
通話 通話定額5分+/10分+/無制限など複数から選択
端末 MNP特価で人気スマホが安く買えるセールが頻繁
店舗 オンライン中心

メリット

  • 音声付きでも2GB 850円と低価格で、コストパフォーマンスが高い
  • 乗り換え時の端末セールが豊富で、シニア向けスマホも安く買える
  • 通話定額の選択肢が多く、使い方に合わせて選べる

デメリット

  • 店舗が少なく、設定は基本的に自分か家族で行う
  • キャンペーンの条件がやや複雑で、確認に手間がかかる

音声付きプランでも2GB850円と料金が安く、コスト重視の方に向いています。乗り換え(MNP)と同時に端末を買うと大幅に割引されるセールが頻繁にあり、らくらく系などのシニア向けスマホへの買い替えとあわせて検討すると、初期費用を抑えられます。

オンライン中心なので、設定はご本人か家族で進める前提になります。逆に言えば、家族がサポートできる環境なら、安さと端末の選びやすさを両立できる賢い選択肢です。

NUROモバイル|3キャリアから回線を選べて月額が安い

NUROモバイル

回線 ドコモ/au/ソフトバンク
月額料金 バリュープラス VSプラン3GB 792円/VMプラン5GB 990円/VLプラン10GB 1,485円/VLLプラン15GB 1,790円
通話 5分かけ放題490円/10分かけ放題880円/かけ放題1,430円
データ特典 VMプラン以上はGigaプラスで3か月ごとに追加データ付与
店舗 オンライン中心

メリット

  • 3GB 792円と小容量プランが安く、通話中心の使い方に合う
  • ドコモ・au・ソフトバンクから回線を選べ、今のスマホを活かしやすい
  • VMプラン以上ならGigaプラスで定期的に追加データがもらえる

デメリット

  • 店舗がなく、サポートはオンラインのみ
  • 専用のシニア割は用意されていない

3GB792円という小容量の安さが光ります。ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べるので、今使っているスマホの回線に合わせれば、端末そのままで乗り換えやすいのも利点です。VMプラン以上なら3か月ごとに追加データがもらえる「Gigaプラス」も付きます。

専用のシニア割はありませんが、もともとの料金が安いため、通話とネットを控えめに使う方にはコスパの高い選択肢です。設定は家族がサポートできると安心して導入できます。

HISモバイル|1GB550円から使える超小容量で通話品質も良い

HISモバイル

回線 ドコモ/ソフトバンク
月額料金 自由自在2.0プラン 1GB 550円(100MB未満は280円)/3GB 770円/7GB 990円
通話 完全かけ放題1,480円/6分かけ放題500円。標準電話アプリでそのまま利用
通話品質 プレフィックス不要の高音質VoLTE(HD+)
店舗 オンライン中心

メリット

  • 1GB550円、データ100MB未満なら280円と業界トップ級の安さ
  • 専用アプリ不要で標準電話アプリのまま、高音質VoLTE通話ができる
  • 完全かけ放題1,480円と、かけ放題も比較的安く付けられる

デメリット

  • 店舗がなく、サポートはオンライン・電話が中心
  • 専用のシニア割引は用意されていない

とにかく料金を抑えたい方に向く一社です。1GB550円で、データをほとんど使わない月(100MB未満)は280円まで下がります。通話は専用アプリが要らず、標準の電話アプリのまま高音質VoLTEで話せるため、操作に迷いにくいのも高齢者にうれしいポイントです。

完全かけ放題も1,480円とお手頃で、通話多めの使い方にも対応できます。店舗はありませんが、シンプルな料金と通話のしやすさで、コスト重視のシニアに支持されています。

高齢者向け格安SIMの料金とシニア割を比較

月額料金とデータ量で比べる

小容量で安さを求めるなら、HISモバイル(1GB550円)、NUROモバイル(3GB792円)、楽天モバイル(〜3GB1,078円)が候補です。1GB刻みで細かく選びたいならイオンモバイル、データを使わない月は自動で安くなる従量制が良ければ楽天モバイルやHISモバイルが向いています。

サービス 小容量の月額 中容量の月額 特徴
HISモバイル 1GB 550円 7GB 990円 100MB未満は280円
NUROモバイル 3GB 792円 10GB 1,485円 Gigaプラスで追加データ
楽天モバイル 〜3GB 1,078円 〜20GB 2,178円 従量制・無制限まで3,278円
イオンモバイル 1GB 858円 やさしいプラン1GB 638円 1GB刻みで選べる
IIJmio 2GB 850円 10GB 1,400円 端末セールが豊富

かけ放題・通話オプションの料金で比べる

通話が多い方は、かけ放題の料金が総額を大きく左右します。短い通話を何度もかけるなら10分かけ放題、長電話なら24時間(完全)かけ放題を選びます。下表のとおり、60歳以上向け割引を使えるUQモバイル・ワイモバイルは、24時間かけ放題が永年880円とお得です。

サービス 10分前後かけ放題 24時間/完全かけ放題 備考
UQモバイル 1,980円→60歳以上は880円 60歳以上通話割
ワイモバイル だれとでも定額+ 1,980円→60歳以上は880円 60歳以上割引
HISモバイル 6分 500円 完全 1,480円 標準アプリで利用可
mineo 10分 550円 時間無制限 1,210円
イオンモバイル 10分 935円(60歳以上は割引) フル 1,650円(60歳以上440円引き) やさしい割引あり

60歳以上向けの割引や特典で比べる

シニア割の中身は会社ごとに大きく違います。かけ放題を安くしたいならUQモバイル・ワイモバイル、料金そのものを下げたいならイオンモバイルのやさしいプランやトーンモバイルのシニア割、見守りを重視するならトーンモバイル、ポイント還元を重視するなら楽天モバイル、といった選び分けになります。ご本人の使い方と「何を一番下げたいか」で選ぶのがコツです。

サービス 対象年齢 割引・特典の中身
楽天モバイル 65歳以上 最強シニアプログラム。かけ放題&安心パックを実質1,100円、毎月110pt還元
UQモバイル 60歳以上 24時間かけ放題が永年880円、キャリアメール無料
ワイモバイル 60歳以上 24時間かけ放題が永年880円(割引適用時)
イオンモバイル 60歳以上 やさしいプラン(割安)/かけ放題440円引き
トーンモバイル 60歳以上 条件付きで最大12か月基本料0円/見守り機能

詐欺や使いすぎから家族を守る見守り・安心機能で選ぶ

離れて暮らす家族が利用状況を見守れる機能

離れて暮らす親御さんが心配なご家族には、見守り機能のある格安SIMが安心です。トーンモバイルの「TONEファミリー」(月473円)は、位置情報のリアルタイム確認や、決めた場所に到着・出発したときの通知(ジオフェンス)に対応しています。スマホの居場所がわかれば、外出時の見守りや緊急時の対応がしやすくなります。

楽天モバイルの最強シニアプログラムにも、操作サポートや安心機能がまとまったパックが含まれます。見守りを重視する場合は、こうした機能の有無と月額を比べて選ぶとよいでしょう。見守り機能の細かな違いは、見守り機能で選ぶ格安SIMの比較でも整理しています。

あやしい電話やメールをブロックする機能

高齢者を狙った特殊詐欺やフィッシングへの対策として、迷惑電話・迷惑SMSをブロックする機能は重要です。警察庁の特殊詐欺対策ページでも、認知件数と被害額の推移が公表されており、電話をきっかけにした被害が続いています。楽天モバイルの安心パックには迷惑電話・SMS対策やセキュリティアプリが含まれ、各社も迷惑電話フィルタや危険サイトの警告機能をオプションで用意しています。

知らない番号からの着信に警告を出したり、自動で拒否したりできれば、あやしい連絡に出てしまうリスクを下げられます。家族が設定を手伝い、こうした対策をオンにしておくと安心です。

使いすぎや高額請求を防ぐ仕組み

国民生活センターには、通話の切り忘れで通話料が高額になった、不要なオプションを契約してしまったといった高齢者の相談が多く寄せられています。こうした事態を防ぐには、容量を超えたら低速に切り替わる小容量プランや、かけ放題を付けて通話料を定額化する方法が有効です。

トーンモバイルのように動画以外が使い放題で月額が固定されるプランや、HISモバイルのように使わない月は自動で安くなる従量制なら、想定外の高額請求が起きにくくなります。困ったときは消費者ホットライン「188」に相談できることも、ご本人と共有しておきましょう。

高齢者が格安SIMに乗り換えるメリット

固定費が下がり毎月の負担が軽くなる

最大のメリットは、毎月の固定費が下がることです。大手キャリアで月7,000円ほど払っていた方が、小容量の格安SIMに替えれば月1,000円前後になることも珍しくありません。差額が毎月5,000円なら、年間6万円。年金生活で固定費を見直したい方にとって、この差は大きな安心につながります。

電話番号はそのまま引き継げ、使い方を変える必要もありません。料金だけを下げられるのが、乗り換えの一番わかりやすい効果です。

自分の使い方に合ったプランを選べる

格安SIMは、1GB刻みの小容量から無制限まで、プランの選択肢が豊富です。通話中心なら小容量+かけ放題、調べものや動画も見るなら中容量、というように、ご本人の生活に合わせて無駄なく組み立てられます。使ってみて足りなければ、翌月から容量を増やす変更も簡単です。

大手の「とりあえず大容量」から、自分にちょうど良いプランへ。これも乗り換えの大きな利点です。

シニア向けの割引やサポートを受けられる

多くの会社がシニア向けの割引やサポートを用意しています。60歳以上でかけ放題が安くなるUQモバイル・ワイモバイル、料金そのものを抑えられるイオンモバイルのやさしいプラン、見守り機能のあるトーンモバイルなど、高齢者だからこそ受けられる特典があります。

店舗での対面サポートや訪問サポートを選べば、設定やトラブル時のフォローも受けられます。安さだけでなく、安心も一緒に手に入れられるのです。

高齢者が格安SIMに乗り換えるデメリット

キャリアメールが使えなくなる場合がある

大手キャリアの「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールは、乗り換えると基本的に使えなくなります。月数百円のメール持ち運びサービスで継続できる場合もありますが、これを機にGmailなどのフリーメールやLINEへ切り替えるのが手軽です。

メールアドレスを各種サービスの連絡先に登録している場合は、乗り換え前に変更しておくと、大事な連絡を取りこぼしません。家族が一緒に整理してあげると安心です。

店舗が少なく相談しづらい会社もある

オンライン専業の格安SIM(NUROモバイル、IIJmio、HISモバイルなど)は店舗がなく、対面での相談ができません。設定や操作に不安がある方は、店舗を持つワイモバイル・UQモバイル・イオンモバイルや、訪問サポートのあるJ:COMモバイルを選ぶとよいでしょう。

ご家族が設定を手伝える場合は、オンライン専業の安いプランでも問題ありません。サポート体制と料金のバランスで選ぶのがポイントです。

初期設定を自分でする必要があることがある

オンラインで申し込む場合、SIMの差し替えやAPN設定(ネットにつなぐための設定)を自分で行う必要があります。手順書は付いていますが、不安な方は店舗で設定まで済ませてもらうか、家族にサポートを頼むのが確実です。

最近はeSIM対応で設定が簡単になった会社も増えています。乗り換え前に「誰が初期設定をするか」を決めておけば、つまずきにくくなります。

高齢者向けにおすすめのシンプルスマホ機種

らくらくスマートフォンなどのかんたん操作モデル

スマホ操作に不慣れな方には、メニューがシンプルで押しやすい大きなアイコンが特徴の「らくらくスマートフォン」シリーズや、京セラの「かんたんスマホ」などが向いています。よく使う電話・メール・カメラがホーム画面にまとまっており、迷わず操作できます。

これらの機種は格安SIMでも使える場合が多いので、今のスマホが古い場合は、乗り換えと同時にかんたん操作モデルへ買い替えるのも一つの方法です。詐欺対策や見守り機能が充実したモデルもあります。

画面が大きく文字が見やすいモデル

老眼が気になる方には、6インチ以上の大画面で文字を大きく表示できるモデルがおすすめです。多くのスマホは設定で文字サイズや表示を拡大できますが、もともと画面が大きい機種ならより見やすく、操作の負担も減ります。

ボタンの反応がよく、タッチがしやすい端末を選ぶと、押し間違いのストレスも軽くなります。家電量販店やショップで実機に触れ、見やすさ・持ちやすさを確かめてから選ぶと失敗しません。

バッテリーが長持ちするモデル

充電をこまめに気にしなくて済むよう、大容量バッテリーを積んだモデルも高齢者に向いています。バッテリー容量が4,000mAh以上あれば、一般的な使い方で1日以上持つことが多く、外出時の電池切れの心配が減ります。

シニア向けスマホは、消費電力を抑えた設計のものも多くあります。長く安心して使うために、バッテリー持ちもチェックして選びましょう。

格安SIMへの乗り換え手順をやさしく解説

今のスマホが使えるか回線を確認する

まず、今のスマホをそのまま使えるかを確認します。各社の公式サイトにある「動作確認端末一覧」で機種名を検索し、対応していればOKです。SIMロックがかかっている場合は、契約中のキャリアで解除手続きを行います(2021年10月以降の端末は原則ロックなし)。

端末が古い、または対応していない場合は、乗り換え先で新しい端末をセット購入するか、先述のシニア向けスマホへの買い替えを検討しましょう。

MNP予約番号を取得する

電話番号をそのまま引き継ぐには、MNP(番号ポータビリティ)の手続きが必要です。従来は移転元キャリアでMNP予約番号を取得しましたが、総務省が案内するMNPワンストップ方式に対応する会社同士なら、予約番号なしで乗り換え先の手続きだけで完結します。

ワンストップに対応していない場合のみ、今のキャリアのマイページや電話で予約番号を取得します。番号には有効期限があるので、取得したら早めに申し込みましょう。

新しい格安SIMに申し込む

乗り換え先の公式サイトまたは店舗で申し込みます。本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)、MNP予約番号(ワンストップ非対応時)、支払い用のクレジットカードや口座情報を用意しておくとスムーズです。クレジットカードを持っていない方は、口座振替に対応した格安SIMから選ぶと手続きが進めやすくなります。プランとかけ放題、必要なオプションをこのときに選びます。

店舗で申し込めば、その場で設定まで手伝ってもらえることが多いので、不安な方は対面での申し込みがおすすめです。

開通設定をして使い始める

SIMカードが届いたら、案内に従って開通手続き(回線切り替え)を行い、スマホにSIMを差し替えます。続いてAPN設定をすれば、ネットも使えるようになります。eSIMの場合はカードの差し替えが不要で、画面の案内に沿って設定するだけです。

開通すると元のキャリアは自動で解約されます。設定に不安があれば、店舗のスタッフや家族に手伝ってもらいましょう。これで乗り換えは完了です。

高齢者の格安SIMに関するよくある質問

ガラケーから格安SIMに乗り換えても大丈夫ですか

問題ありません。ガラケーからの乗り換えでも、電話番号はMNPでそのまま引き継げます。ただしガラケー本体は格安SIMで使えないことが多いため、スマホへの買い替えが必要です。操作が不安なら、らくらくスマートフォンなどのかんたん操作モデルと、店舗サポートのある会社を組み合わせると安心して始められます。

スマホ操作が苦手でも使いこなせますか

電話・メール・LINE程度の使い方なら、かんたん操作モデルを選べば十分使いこなせます。最初はご家族が初期設定や使い方を教えてあげると、よりスムーズです。イオンモバイルやワイモバイル、UQモバイルのように店舗で相談できる会社や、トーンモバイルのように見守り機能のある会社を選ぶと、つまずいたときも安心です。

今使っている電話番号はそのまま使えますか

使えます。MNP(番号ポータビリティ)の手続きをすれば、今の電話番号をそのまま新しい格安SIMで使えます。手数料も原則無料です。MNPワンストップに対応する会社同士なら、予約番号の取得すら不要で、乗り換え先での手続きだけで完結します。

家族が代わりに契約や設定をしてもいいですか

利用者がご本人であれば、ご家族が手続きや設定を手伝うことができます。多くの会社で利用者登録の仕組みがあり、契約者と利用者を分けて登録できます。ただし本人確認書類はご本人のものが必要です。詳しい条件は各社で異なるため、申し込み前に確認しておくと安心です。

通話だけで使うなら毎月いくらくらいになりますか

通話中心でデータをほとんど使わない場合、小容量プラン+かけ放題で月1,500〜2,000円ほどが目安です。たとえばHISモバイル1GB550円+6分かけ放題500円なら月1,050円、長電話が多くてもUQモバイルやワイモバイルの60歳以上かけ放題(880円)を使えば、24時間かけ放題込みでも大手より大幅に安く収まります。

乗り換え後に困ったときはどこに相談できますか

まずは契約した会社のサポート窓口(電話・チャット・店舗)に相談します。店舗のある会社や訪問サポートのあるJ:COMモバイルなら、対面でのフォローも受けられます。契約や解約のトラブルで困ったときは、消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターに相談できることも覚えておくと安心です。

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