「ギガが足りない」「速度制限のモヤモヤから解放されたい」という思いで、無制限の格安SIMを探している方は多いはずです。ところが調べてみると、完全に使い放題のものから、速度制限後でもそこそこ使えるもの、SNSや動画だけがノーカウントになるものまで種類がバラバラで、どれが自分に合うのか分かりにくいのが実情です。
この記事では、2026年の最新料金をもとに、無制限で使える格安SIMを10サービス厳選してランキング形式で比較します。あわせて、無制限プランの4つのタイプの違いや選び方のポイント、乗り換え手順、ポケット型WiFiとの併用術まで丁寧に解説します。読み終えるころには、毎月の通信費を抑えながらギガを気にせず使える1枚が見つかるはずです。
格安SIMの無制限プランは大きく4タイプに分かれる
ひとくちに「無制限の格安SIM」といっても、その中身は同じではありません。完全に高速通信が使い放題のものは限られており、多くは何らかの条件付きで「無制限」をうたっています。まずはこの4タイプの違いを押さえておくと、料金や速度のギャップに後悔せずに選べます。
高速データがそのまま使い放題のタイプ
最もシンプルで分かりやすいのが、高速データをギガの上限なく使えるタイプです。代表格は楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」で、どれだけ使っても月額3,278円(税込)で頭打ちになり、速度を落とされる量の上限もありません。動画もテザリングも気にせず使いたい人にとっては、これが本命になります。
ただし、このタイプは選択肢が非常に少なく、自社回線を持つ事業者に限られます。エリアや屋内での電波の入り方は事前に確認しておくと安心です。完全無制限を求めるなら、まずこのタイプから検討するのが近道です。
速度制限後も最大1Mbpsで使えるタイプ
毎月の高速データを使い切ったあとも、最大1Mbps程度の速度が確保され、実質的に使い続けられるタイプです。ahamoの大盛りや、後述する低速無制限の各サービスがこれに当たります。1Mbpsあれば、SNSの閲覧や標準画質の動画、地図アプリなどは十分こなせます。
「速度制限=ほとんど使えない」という大手キャリアの低速(最大128kbpsなど)とは別物で、ギガを使い切っても生活に支障が出にくいのが強みです。高速をたっぷり使いつつ、万一のときも困らない、というバランス重視の人に向いています。
SNSや動画だけ使い放題になるカウントフリータイプ
特定のアプリやサービスの通信量だけをカウントせず、その範囲を実質無制限にするのがカウントフリータイプです。BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプション(YouTubeなどがノーカウント)、LINEMOのLINEギガフリー、LinksMateのカウントフリーオプション(ゲーム中心)などが代表例です。
使い方が「YouTubeばかり」「LINE通話が中心」「特定のゲームを毎日プレイ」のように偏っている人ほど恩恵が大きく、少ないギガでも事足りるため料金を抑えられます。逆に、対象外の用途が多いとギガを普通に消費する点には注意が必要です。
低速モードのギガ消費ゼロで使い放題のタイプ
mineoのパケット放題(2026年3月にパケット放題Plusが進化し最大3Mbpsに)やマイそく、トーンモバイルのように、低速モードに切り替えるとギガを消費せずに使い放題になるタイプです。高速と低速を自分で切り替え、節約したいときは低速で粘る、という使い方ができます。
最大3Mbpsや1Mbps前後の速度なので、高画質動画やオンラインゲームには物足りない場面もありますが、SNS・音楽ストリーミング・メール・Web閲覧なら快適です。料金が非常に安く、ライトユーザーや2台目用途で人気があります。
無制限の格安SIMの選び方で押さえたい5つのポイント
無制限プランはタイプによって「快適に使える範囲」が大きく変わります。料金の安さだけで選ぶと、思ったように使えず後悔しがちです。ここでは契約前に必ずチェックしておきたい5つのポイントを解説します。
毎月どれくらいギガを使うかをまず把握する
最初にやるべきは、自分の実際のデータ使用量を知ることです。スマホの設定や各キャリアのマイページから、直近数か月の月間データ使用量を確認しましょう。多くの人は「無制限が必要」と思い込んでいても、実際は月20GB前後で収まっているケースが少なくありません。
毎月20GB以下なら、無制限にこだわらず容量別に選べる大容量プランの方が割安なこともあります。総務省が公表している移動通信のトラヒック統計を見ても1契約あたりのデータ通信量は年々増えていますが、平均値と自分の使い方は別物です。一方、毎月50GBや100GBを超える、あるいは月によって大きくばらつくなら、完全無制限や速度制限後1Mbpsのタイプが安心です。まずは現状把握が、ムダのないプラン選びの出発点になります。
本当に速度制限なしかどうかを確認する
「無制限」という言葉には注意が必要です。前述のとおり、完全に速度制限がないのは楽天モバイルなど一部に限られ、多くは「一定量を超えると速度を落とす」「低速モードでの無制限」といった条件付きです。公式サイトの料金ページや注意書きを必ず確認しましょう。
総務省の携帯電話ポータルサイトでも、契約前に料金・条件をよく確認することが推奨されています。広告の「無制限」だけを鵜呑みにせず、制限がかかる条件(時間帯・容量・速度)まで読み込むことが、後悔しないコツです。
テザリングが無制限で使えるかをチェックする
スマホのデータをパソコンやタブレットで使う「テザリング」を無制限で使えるかは、地味ですが重要なポイントです。サービスによってはテザリング自体に別途上限を設けている場合があり、自宅のWi-Fi代わりに使いたい人は要確認です。
楽天モバイルはテザリングも無制限の範囲で使え、ahamoも高速データの範囲内ならテザリングに追加料金はかかりません。ちなみに大手キャリアでは、auの使い放題MAX+がテザリングとデータシェア合計60GBまでという上限を設けており、超えると最大128kbpsに制限されます。固定回線の代わりとして検討するなら、テザリング無制限かどうかが決め手になります。
通信エリアと回線の混雑しにくさを見る
どれだけ料金が安くても、自分の生活圏で電波が入らなければ意味がありません。使う回線(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)によってエリアや屋内での入りやすさが変わるため、自宅や職場、よく行く場所のエリアを公式のエリアマップで確認しましょう。
また、格安SIM(MVNO)は昼休みや夕方の混雑時間帯に速度が落ちやすい傾向があります。サブブランド(ahamo・LINEMO・povo)はキャリア回線を直接使うため混雑に強く、安定性を重視するならこちらが有利です。
かけ放題や端末セットなど付帯サービスを比べる
データだけでなく、通話やオプションも含めたトータルで比べることが大切です。通話が多い人はかけ放題の有無や料金、端末も同時に買いたい人はセット販売やキャンペーンの内容をチェックしましょう。
たとえばLINEMOのベストプランVは5分かけ放題込み、楽天モバイルは専用アプリ利用で国内通話無料など、サービスごとに通話の扱いが大きく異なります。月額の数字だけでなく、自分に必要なオプションを足したときの総額で比較するのが賢い選び方です。
無制限で使える格安SIMおすすめ10選ランキング
ここからは、2026年の最新料金をもとに、無制限で使える格安SIMのおすすめ10サービスをランキング形式で紹介します。まずは比較表で全体像をつかみ、続いて各サービスの概要表・メリデメ・解説を確認してください。サービス名や画像をタップすると、各社の詳しい解説へ移動できます。
| サービス | 無制限のタイプ | 無制限時の月額(税込) | 使用回線 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
![]() 楽天モバイル |
高速完全無制限 | 3,278円 | 楽天/au | 容量上限なしで速度制限なし |
![]() povo2.0 |
高速無制限(24時間) | 330円/24時間 | au | 必要な日だけ使い放題を購入 |
![]() mineo |
低速無制限(最大3Mbps) | マイそく990円 | ドコモ/au/ソフトバンク | パケット放題(3Mbps)で使い放題 |
![]() LINEMO |
カウントフリー(LINE) | ベストプラン990円〜 | ソフトバンク | LINEギガフリーで通話もノーカウント |
![]() ahamo |
制限後1Mbps | 大盛り4,950円(110GB) | ドコモ | 大容量+制限後も1Mbps |
![]() NUROモバイル |
カウントフリー+前借り | NEOプラン2,699円 | ドコモ/au/ソフトバンク | あげ放題・データ前借りが便利 |
![]() BIGLOBEモバイル |
カウントフリー(動画・音楽) | プラン料金+308円〜 | ドコモ/au | エンタメフリーで動画・音楽が使い放題 |
LinksMate |
カウントフリー(ゲーム) | プラン料金+550円 | ドコモ | ゲーム・SNSが90%以上ノーカウント |
![]() トーンモバイル |
低速無制限(動画以外) | 1,210円 | ドコモ | 見守り機能つきで子ども・シニア向け |
![]() IIJmio |
大容量・コスパ型 | 2ギガ850円〜 | ドコモ/au | 細かい容量設定でムダなく使える |
楽天モバイル:高速データを完全無制限で使える定番

| プラン名 | Rakuten最強プラン |
|---|---|
| 月額料金(税込) | 〜3GB:1,078円/〜20GB:2,178円/20GB超〜無制限:3,278円 |
| 無制限のタイプ | 高速データ完全無制限(容量・速度の上限なし) |
| 使用回線 | 楽天回線/パートナー回線(auローミング)※どちらのエリアもデータ無制限 |
| テザリング | 無制限の範囲で利用可・追加料金なし |
| 通話 | Rakuten Link利用で国内通話無料 |
| こんな人向け | 毎月大量に使う人・完全無制限を最優先する人 |
メリット
- 容量・速度ともに上限がなく、月額3,278円で本当に使い放題
- パートナー回線(auローミング)エリアもデータ容量の上限なしで使える
- 使った分だけの段階制で、3GB以下の月は1,078円に下がる
- 専用アプリのRakuten Linkで国内通話が無料になる
- 最強家族割の適用で無制限でも3,168円まで下がる
デメリット
- エリアや建物内で電波が弱い場所が残っており、事前確認が必要
- 混雑時などは公平なサービス提供のため一時的に速度が制御される場合がある
無制限の格安SIMを探すなら、まず候補に挙がるのが楽天モバイルです。容量の上限も、使いすぎによる速度制限もなく、どれだけ使っても月額3,278円(税込)で頭打ちになります。動画視聴やテザリングを多用しても料金が変わらない安心感は、ほかにない強みです。
料金は3段階の従量制で、あまり使わなかった月は自動的に安くなります。Rakuten Link経由なら国内通話も無料なので、データも通話もまとめて節約したい人にぴったりです。Rakuten最強プランではauローミングのパートナー回線エリアでもデータ容量の上限がなく、楽天回線エリアと区別なく無制限で使えます。一方で楽天回線のエリアは年々広がっているものの、屋内で弱くなる場所も残っているため、契約前に生活圏のエリアを確認しておきましょう。
povo2.0:使い放題トッピングで必要なときだけ無制限

| プラン名 | povo2.0(基本料0円+トッピング) |
|---|---|
| 使い放題トッピング | データ使い放題(24時間)330円(税込) |
| 無制限のタイプ | 高速データを24時間だけ無制限で使える買い切り型 |
| 使用回線 | au |
| 基本料 | 0円(180日間に有料トッピングの購入か通話・SMS計660円以上の利用が必要) |
| こんな人向け | 普段は少なく、旅行や外出の日だけ大量に使う人 |
メリット
- 基本料0円で、必要な日だけ「使い放題(24時間)330円」を買える
- au回線をそのまま使うため通信品質が安定している
- 毎月固定で支払うより、使う日が少ない人はトータルで安くなりやすい
デメリット
- 毎日無制限で使うと割高になり、常時大量に使う人には不向き
- 180日間、有料トッピングの購入も通話・SMSの利用(合計660円以上)もないと利用停止の対象になる
povo2.0は基本料0円で持てる、トッピング型の使い放題サービスです。普段は最低限のデータで運用し、旅行やイベント、出張など「今日はたくさん使う」という日だけ、データ使い放題(24時間)330円(税込)を買い足すという柔軟な使い方ができます。
au回線をそのまま使うため、混雑時間帯でも速度が安定しているのも魅力です。ただし毎日のように使い放題を購入すると割高になるため、常に大量消費する人には向きません。あくまで「メリハリのある使い方」をする人に最適なサービスです。
mineo:パケット放題で低速ながら使い放題

| 無制限の手段 | パケット放題 3Mbps(385円)/マイそく |
|---|---|
| パケット放題 3Mbps | 月額385円のオプション・最大3Mbpsで使い放題(2026年3月にPlusから進化。マイピタ15GB以上は0円) |
| マイそく スタンダード | 月額990円・最大1.5Mbpsで使い放題(平日12〜13時は最大32kbps) |
| マイそく プレミアム | 月額2,200円・最大5Mbpsで使い放題(平日12〜13時は最大200kbps) |
| 使用回線 | ドコモ/au/ソフトバンクから選択可 |
| こんな人向け | SNS・音楽・標準画質動画中心で料金を抑えたい人 |
メリット
- パケット放題 3Mbpsなら月385円のオプションで最大3Mbps使い放題(マイピタ15GB以上は0円)
- マイピタ3GB・7GBのコースには最大1Mbpsのパケット放題 1Mbpsが無料で付く
- マイそくは平日昼以外、時間帯による速度制限がなく使いやすい
- ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べてエリアの不安が少ない
デメリット
- 最大3Mbpsのため4Kなど高画質動画やオンラインゲームには物足りない
- マイそくは平日12〜13時に最大32kbpsまで大きく速度が落ちる
mineoは低速無制限を低料金で実現できる定番サービスです。パケット放題は月額385円のオプションで、対象プランに付けると最大3Mbpsでデータが使い放題になります(2026年3月にパケット放題Plusの最大1.5Mbpsから3Mbpsへ進化)。マイピタ15GB以上のコースならオプション料金は0円で、3GB・7GBのコースにも最大1Mbpsのパケット放題 1Mbpsが無料で付きます。3MbpsあればSNSや音楽ストリーミング、標準画質の動画なら快適に楽しめます。
がっつり使い放題にしたい場合は、月額990円の「マイそく スタンダード」や、最大5Mbpsで使える月額2,200円の「マイそく プレミアム」も選択肢です。平日12〜13時は最大32kbpsまで絞られますが、その時間を避ければコスパは抜群です。ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べるので、エリアの心配が少ないのも安心材料といえます。
LINEMO:LINEギガフリーでメッセージや通話がノーカウント

| プラン名 | ベストプラン/ベストプランV |
|---|---|
| 月額料金(税込) | ベストプラン:〜3GB 990円・〜10GB 2,090円/ベストプランV:〜30GB 2,970円 |
| 無制限のタイプ | LINEギガフリー(LINEのトーク・通話がノーカウント) |
| 使用回線 | ソフトバンク |
| 通話 | ベストプランVは5分以内国内通話定額込み |
| こんな人向け | LINEの利用が多く、回線品質も重視する人 |
メリット
- LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話がギガを消費しない
- ソフトバンク回線を直接使うため混雑時間帯でも安定している
- ベストプランVは5分かけ放題込みで通話が多い人にもお得
デメリット
- 無制限なのはLINE関連のみで、それ以外はギガを消費する
- ベストプランは通話定額が別料金(30秒22円)になる
LINEMOは、LINEの利用がメインの人に強くおすすめできるサービスです。LINEギガフリーにより、LINEのトークや音声・ビデオ通話の通信量がカウントされず、実質無制限で使えます。LINE通話を家族や友人と頻繁にする人なら、少ないギガでも十分やりくりできます。
ベストプランは3GBまで990円、10GBまで2,090円の段階制で、たっぷり使いたい人は30GBで2,970円(5分かけ放題込み)のベストプランVが選べます。ソフトバンク回線を直接使うため、お昼や夕方の混雑時間帯でも速度が安定しているのも大きな魅力です。
ahamo:大盛りオプションと速度制限後1Mbpsが強み

| プラン名 | ahamo(30GB)/大盛りオプション(+80GB=110GB) |
|---|---|
| 月額料金(税込) | 30GB:2,970円/大盛り110GB:4,950円 |
| 制限後の速度 | 上限超過後も最大1Mbps |
| 使用回線 | ドコモ |
| 通話 | 5分以内の国内通話無料が標準で付帯 |
| 主なオプション | ahamoポイ活(大盛りオプション契約者向け・月額2,200円)でdカード/d払いの還元率が上乗せ |
| こんな人向け | 大容量を安定回線で使い、制限後も困りたくない人 |
メリット
- 大盛りオプションで月110GBという大容量を4,950円で使える
- 上限を超えても最大1Mbpsなので制限後も実用的に使える
- ドコモ回線を直接使うため全国的にエリアと安定性に優れる
- 5分かけ放題が標準で付き、短い通話が多い人にうれしい
デメリット
- 完全無制限ではなく、あくまで大容量+制限後1Mbpsの仕組み
- 店頭サポートが基本オンライン中心で対面の手厚さは弱い
ahamoは「大容量を安定した回線で使いたい」人に向いたサービスです。標準の30GBは2,970円、大盛りオプションを付ければ月110GBを4,950円で使え、上限を超えても最大1Mbpsで通信が続くため、実質的に使い続けられます。
ドコモ回線を直接使うため、全国的にエリアが広く、混雑時間帯でも速度が安定しているのが大きな安心材料です。5分以内の国内通話無料が標準で付帯している点も、日常的に短い通話をする人にはうれしいポイント。大盛りオプション契約者は、月額2,200円のahamoポイ活を追加するとdカードやd払いの利用でdポイントの還元率が上乗せされます(上乗せ幅は持っているdカードの種類で変わります)。完全無制限ではないものの、大容量と制限後の使いやすさを両立した実用的な選択肢です。
NUROモバイル:NEOプランのデータ前借り・あげ放題が便利

| プラン名 | NEOプラン(35GB) |
|---|---|
| 月額料金(税込) | 2,699円(MNP・新規は12か月490円割引で2,209円) |
| 上位プラン | NEOプランW 55GB 月額3,980円(税込) |
| 無制限の手段 | あげ放題(上り通信ノーカウント)+NEOデータフリー+データ前借り |
| 使用回線 | ドコモ/au/ソフトバンク |
| データ前借り | Gigaプラスで3か月ごとに15GBを追加受け取り可 |
| こんな人向け | SNS投稿が多く、データを賢く繰り回したい人 |
メリット
- あげ放題で写真・動画のアップロードがギガを消費しない
- NEOデータフリーでLINE・X・Instagram・TikTokがノーカウント
- データ前借り(Gigaプラス)で足りないときも繰り回しやすい
- ソニーグループ運営で回線品質への信頼感がある
デメリット
- 下りの高速データは35GBが基本で完全無制限ではない
- 前借りは3か月ごとの手続きが必要で手間に感じる人もいる
NUROモバイルのNEOプランは、データを賢く使い回したい人に向いています。上り通信を消費しない「あげ放題」と、対象SNSがノーカウントになる「NEOデータフリー」を組み合わせれば、SNS中心の使い方なら35GBでもかなり余裕が生まれます。
さらにGigaプラスのデータ前借りを使えば、3か月ごとに15GBを追加で受け取れ、月のばらつきにも対応しやすくなります。2026年3月の改定で同じ料金のまま容量が35GBに増量されており、コスパがさらに高まりました。ソニーグループが運営している安心感もポイントです。もっと容量が欲しい人には、55GBを月額3,980円(税込)で使えるNEOプランWも用意されています。下りの高速通信は35GBが基本で完全無制限ではありませんが、SNS投稿が多い人にはコスパの高い1枚です。
BIGLOBEモバイル:エンタメフリーで動画・音楽が使い放題

| 無制限の手段 | エンタメフリー・オプション |
|---|---|
| オプション料金(税込) | 音声SIM:308円/データSIM:1,078円 |
| 対象サービス | YouTube・U-NEXT・ABEMA・Apple Music・Spotify・radiko など |
| 使用回線 | ドコモ/au |
| こんな人向け | YouTubeや音楽ストリーミングを毎日たっぷり使う人 |
メリット
- YouTubeなど対象サービスの通信量がノーカウントになる
- 音声SIMならオプションが月308円と安く始めやすい
- 動画・音楽・電子書籍まで幅広い対象サービスをカバー
デメリット
- 無制限なのは対象サービスのみで、それ以外はギガを消費する
- 対象動画は画質に上限があり、最高画質では再生されない
BIGLOBEモバイルは、エンタメフリー・オプションで動画や音楽を心ゆくまで楽しみたい人にうってつけです。YouTube・U-NEXT・ABEMA・Apple Music・Spotify・radikoなど、対象の動画・音楽サービスの通信量がノーカウントになり、対象を使う限りギガを気にせず楽しめます。
オプション料金は音声SIMなら月308円と安く、エンタメ用途に絞れば少ないギガのプランでも十分まかなえます。対象動画は画質に上限がある点や、対象外の通信はギガを消費する点には注意が必要ですが、動画・音楽好きには費用対効果の高い選択肢です。
LinksMate:カウントフリーオプションでゲームが使い放題
| 無制限の手段 | カウントフリーオプション |
|---|---|
| オプション料金(税込) | 550円 |
| 対象コンテンツ | 対象ゲーム・動画配信・SNSの通信量が90%以上OFF |
| 使用回線 | ドコモ |
| こんな人向け | 特定のゲームやSNSを毎日たくさん使う人 |
メリット
- 対象ゲーム・動画・SNSの通信量が90%以上カウントされない
- 低速モードでも対象通信は高速のまま使える
- 対象タイトルが幅広く、ゲーマーには特に相性が良い
デメリット
- カウントフリーの対象外の通信は通常どおりギガを消費する
- 使用回線がドコモのみで回線の選択肢は少ない
LinksMateは、特定のゲームやSNSを毎日たっぷり使うヘビーユーザーに向いたサービスです。月額550円のカウントフリーオプションを付けると、対象のゲーム・動画配信・SNSの通信量が90%以上カウントされず、実質使い放題に近い形で楽しめます。
特筆すべきは、低速モードでも対象通信だけは高速のまま使える点です。対象タイトルが幅広く、ゲーム連携特典も用意されているため、ゲーマーには特に相性が良い1枚といえます。対象外の通信は通常どおりギガを消費するので、自分のよく使うコンテンツが対象かを公式サイトで確認してから契約しましょう。
トーンモバイル:定額でネット使い放題の見守り向けSIM

| 月額料金(税込) | 1,210円 |
|---|---|
| 無制限のタイプ | 動画視聴以外のデータ通信が使い放題(動画も毎月1GB分のチケット2枚まで無料) |
| 使用回線 | ドコモ |
| 見守り機能 | TONEファミリー(月額473円)で位置情報・利用制限など |
| こんな人向け | 子ども・シニアに安心して持たせたい家庭 |
メリット
- 月額1,210円で動画視聴以外のデータ通信が使い放題
- 見守り・フィルタリングなど子ども・シニア向け機能が充実
- 料金が定額で分かりやすく、使いすぎの心配がない
デメリット
- 動画視聴は毎月2GB分の無料チケット以降がチケット制で、動画中心の人には不向き
- TONEファミリーなど一部の見守り機能は月額オプション
トーンモバイルは、子どもやシニアに安心して持たせたい家庭に最適なサービスです。月額1,210円で動画視聴以外のデータ通信が使い放題になり、SNSやメッセージ、Web閲覧であればギガを気にせず使えます。料金が定額なので、使いすぎによる高額請求の心配がないのも家族にうれしいポイントです。
加えて、TONEファミリーをはじめとする見守り・フィルタリング機能が充実しており、位置情報の確認やアプリ・Webの利用制限が行えます。動画視聴は毎月1GB分の動画チケット2枚(計2GB)まで無料で、それ以降はチケットの購入かWi-Fi接続が必要になるため、動画をたくさん見る人には不向きですが、安心・安全を重視する家族用としては唯一無二の存在です。
IIJmio:ギガを無駄なく使えてコスパ重視の人向け

| プラン名 | ギガプラン(音声SIM) |
|---|---|
| 月額料金(税込) | 2GB 850円/5GB 950円/10GB 1,400円/15GB 1,600円/25GB 2,000円/35GB 2,400円 など |
| 容量の選択肢 | 2GB〜55GBまで多段階から選べる |
| 使用回線 | ドコモ/au |
| こんな人向け | 自分の使用量に合わせてムダなく安く使いたい人 |
メリット
- 2GB〜55GBまで容量を細かく選べてムダが出にくい
- 音声SIMが2GB 850円からと業界トップクラスの安さ
- 端末セットのセールが豊富で乗り換え時にお得
デメリット
- 完全無制限プランはなく、低速無制限の手段も限定的
- 混雑時間帯は速度が落ちやすいMVNOの特性がある
IIJmioは、完全無制限ではないものの、自分の使用量にぴったり合わせてムダなく安く使いたい人に向いています。音声SIMは2GB 850円から、5GB 950円、10GB 1,400円と、業界トップクラスの安さで容量を細かく選べるのが最大の魅力です。
2026年3月の料金改定では5GB・10GBが値下げされ、大容量帯も20GB→25GB、30GB→35GB、40GB→45GB、50GB→55GBへと増量されました。毎月の使用量を把握したうえで、ちょうど良い容量を選べばムダな支払いを徹底的に抑えられます。端末セールも豊富で、乗り換えと同時にスマホを安く手に入れたい人にもおすすめです。完全無制限を求める人には不向きですが、「無制限という言葉に振り回されず、必要十分を安く」という現実的な選択をしたい人に最適です。
速度別に見る無制限格安SIMの早見比較
無制限の格安SIMは、求める速度によって選ぶべきサービスが変わります。ここでは「高速無制限」「制限後1Mbps」「低速無制限」の3つの速度帯ごとに、どのサービスが当てはまるかを整理します。自分が許容できる速度感から逆算して絞り込むと、選びやすくなります。
高速無制限が使える格安SIM
高速通信をギガの上限なく使えるのは、ごく一部に限られます。容量・速度ともに上限のない楽天モバイルのほか、必要な日だけ高速使い放題を購入できるpovo2.0がこの枠に入ります。動画やオンラインゲームを高画質・低遅延で楽しみたいなら、このタイプを選びましょう。
毎日たっぷり使うなら楽天モバイル、使う日にメリハリがあるならpovo2.0、と使い方で選び分けるのがおすすめです。どちらも自社回線・キャリア回線を直接使うため、混雑時間帯でも速度が落ちにくいのが共通の強みです。
速度制限後も1Mbpsで粘れる格安SIM
高速をたっぷり使いつつ、使い切った後も困りたくないなら、制限後も最大1Mbpsで通信できるタイプが安心です。代表はahamoの大盛りで、110GBという大容量に加え、超過後も1Mbpsで使い続けられます。1Mbpsあれば、SNSや標準画質の動画、地図アプリなどは問題なくこなせます。
「ほぼ無制限に近い感覚で、しかも安定した回線で使いたい」という人にぴったりの選択肢です。大容量と制限後の使いやすさを両立しており、完全無制限ほどではないものの実用上の不満が出にくいのが魅力です。
低速無制限でギガを気にせず使える格安SIM
とにかく安く、ギガを気にせず使いたいなら、低速無制限タイプが有力です。mineoのパケット放題(最大3Mbps)やトーンモバイル(動画以外使い放題)がこの枠に入ります。4Kなど高画質動画やオンラインゲームには向きませんが、SNS・音楽・Web閲覧が中心なら十分快適です。
料金が非常に安く、メイン回線としてもサブ回線としても使いやすいのが特徴です。普段は低速で粘り、必要なときだけ高速を使う、といった節約志向の使い方をしたい人に向いています。
使い方タイプ別に選ぶ無制限格安SIM
同じ「無制限」でも、あなたの使い方によって最適なサービスは変わります。ここでは代表的な4つの使い方タイプ別に、おすすめのサービスを概要表・メリデメ付きで紹介します。自分のスタイルに近いものを参考にしてください。
動画やゲームをたっぷり楽しみたい人向け
高画質動画やオンラインゲームを存分に楽しみたいなら、高速通信が完全に使い放題の楽天モバイルが本命です。容量・速度の上限がなく、月額3,278円(税込)で頭打ちのため、毎日長時間使っても料金を気にせずに済みます。
| プラン名 | Rakuten最強プラン |
|---|---|
| 無制限時の月額(税込) | 3,278円(20GB超〜無制限) |
| 向いている使い方 | 高画質動画・オンラインゲーム・長時間視聴 |
| 使用回線 | 楽天回線(一部auローミング) |
メリット
- 速度・容量とも上限がなく高負荷な使い方でも料金が変わらない
- テザリングも無制限の範囲で使え追加料金がかからない
デメリット
- エリアによっては屋内で電波が弱い場所が残っている
- 対戦ゲームでは電波環境により安定性が左右されることがある
動画やゲームのように大量かつ高速な通信を求める用途では、条件付き無制限だと物足りなさを感じがちです。その点、楽天モバイルなら制限を気にせず使えるため、ヘビーな使い方をする人ほど満足度が高くなります。生活圏のエリアだけ事前に確認しておけば安心です。
SNSや音楽中心でコスパを重視する人向け
SNSや音楽ストリーミングが中心で、とにかく安く済ませたいなら、月385円のオプションで最大3Mbps使い放題になるmineoのパケット放題が狙い目です。3MbpsあればSNSや音楽は快適で、料金を大きく抑えられます。
| 無制限の手段 | パケット放題 3Mbps(385円・マイピタ15GB以上は0円) |
|---|---|
| 速度 | 最大3Mbpsで使い放題 |
| 向いている使い方 | SNS閲覧・音楽ストリーミング・Web閲覧 |
| 使用回線 | ドコモ/au/ソフトバンク |
メリット
- 月385円のオプションで低速無制限にできてコスパが高い
- 最大3MbpsはSNS・音楽・標準画質動画なら十分快適
デメリット
- 高画質動画やオンラインゲームには速度が物足りない
- 混雑時間帯はさらに速度が落ちる場合がある
SNSや音楽がメインの人は、そもそも大量の高速通信を必要としません。だからこそ、最小限のコストで使い放題にできるmineoのパケット放題が効果的です。少ない高速容量のプランに付ければ、月々の支払いを抑えながらギガ切れの不安からも解放されます。
子ども・シニアの見守り用に持たせたい人向け
子どもやシニアに安心して持たせたいなら、見守り機能が充実したトーンモバイルが最適です。月額1,210円で動画視聴以外のデータ通信が使い放題のうえ、位置情報の確認やアプリ・Webのフィルタリングが行えます。
| 月額料金(税込) | 1,210円 |
|---|---|
| 無制限のタイプ | 動画視聴以外のデータ通信が使い放題(動画も毎月1GB分のチケット2枚まで無料) |
| 見守り機能 | TONEファミリー(月額473円)で位置情報・利用制限など |
| 使用回線 | ドコモ |
メリット
- 定額1,210円で使いすぎの心配がなく家族で管理しやすい
- 位置情報やフィルタリングなど見守り機能が手厚い
デメリット
- 動画視聴は毎月2GB分の無料チケット以降がチケット制で動画中心の人には不向き
- 一部の見守り機能は月額オプションになる
子どもの初めてのスマホや、シニアの見守り用途では、料金が定額で分かりやすく、安全機能が整っていることが何より重要です。トーンモバイルはこの両方を満たしており、家族が安心して持たせられる数少ない選択肢です。ほかの候補も見比べたい方は子ども向け格安SIMの比較も参考になります。動画をあまり見ない使い方なら、コスト面でも満足できます。
テザリングで自宅Wi-Fi代わりに使いたい人向け
スマホのテザリングを自宅のWi-Fi代わりに使いたいなら、テザリングも含めて高速大容量を安定して使えるahamoの大盛りが向いています。110GBの大容量で、超過後も最大1Mbpsで通信が続くため、固定回線の代替としても実用的です。
| プラン名 | ahamo+大盛りオプション(110GB) |
|---|---|
| 月額料金(税込) | 4,950円 |
| テザリング | 高速データの範囲内で追加料金なし |
| 使用回線 | ドコモ |
メリット
- 110GBの大容量をテザリングでも追加料金なしで使える
- ドコモ回線で安定しており固定回線の代わりにしやすい
デメリット
- 完全無制限ではなく110GBを超えると1Mbpsに制限される
- 家族で大量に使う用途には容量が足りない場合がある
テザリングを自宅Wi-Fi代わりに使うなら、テザリングに追加料金がかからず、容量にも余裕があることが重要です。ahamoの大盛りは110GBと大容量で、制限後も1Mbpsで使えるため、一人暮らしの自宅回線としても十分実用的です。ドコモ回線の安定性も心強いポイントといえます。
無制限の格安SIMを使うメリット
無制限の格安SIMに乗り換えると、データ面だけでなく家計やライフスタイルにも良い変化が生まれます。ここでは代表的な3つのメリットを整理します。
ギガ切れや速度制限を気にせず使える
最大のメリットは、毎月のギガ残量を気にするストレスから解放されることです。月末になると残り容量を気にして動画を我慢したり、速度制限で快適に使えなくなったり、という悩みがなくなります。
特に通勤・通学中の動画視聴やSNS、外出先での地図利用が多い人にとって、ギガを気にせず使える安心感は大きな価値です。完全無制限でなくても、低速無制限やカウントフリーで対象用途をまかなえれば、体感的なストレスは大きく減ります。
大手キャリアより毎月の料金を抑えられる
無制限プランでありながら、大手キャリアの無制限プランより安く使えるのも大きな魅力です。大手キャリアの無制限プランは割引を適用しないと、ドコモMAXが月8,448円、auの使い放題MAX+が月7,788円、ソフトバンクのテイガク無制限が月8,008円(いずれも税込)という水準ですが、楽天モバイルなら無制限で月額3,278円(税込)と、半額以下に抑えられます。
総務省の携帯電話ポータルサイトでも、自分に合った料金プランへの見直しが呼びかけられています。家族の人数分まとめて乗り換えれば、年間で数万円単位の節約になることも珍しくありません。無制限の安心感とコストの安さを両立できる点は、格安SIMならではのメリットです。
Wi-Fiの契約をやめて固定費を一本化できる
テザリング無制限のサービスを選べば、自宅の固定回線やポケット型WiFiの契約をやめて、スマホ1台に通信を一本化できる可能性があります。これにより、固定回線の月額料金や工事費が不要になり、固定費を大きく圧縮できます。
特に一人暮らしで在宅時間が短い人や、動画を高画質で長時間見ない人なら、スマホのテザリングだけで十分まかなえるケースもあります。回線をひとつにまとめることで、支払いの管理がシンプルになるのもうれしいポイントです。
無制限の格安SIMで気をつけたい弱点
メリットの多い無制限の格安SIMですが、契約前に知っておくべき弱点もあります。あとで「思っていたのと違う」とならないよう、3つの注意点を押さえておきましょう。
完全無制限は実は少なく多くは条件付き
最も注意したいのが、「無制限」をうたっていても、その多くが条件付きである点です。容量・速度ともに完全無制限なのは楽天モバイルなど一部に限られ、ほかは低速無制限やカウントフリー、制限後1Mbpsといった形がほとんどです。
そのため、広告の「無制限」だけで判断せず、どの範囲がどんな速度で使えるのかを必ず確認しましょう。自分の使い方に対象範囲が合っていれば問題ありませんが、ズレていると「無制限なのに快適に使えない」という不満につながります。
お昼や夕方の混雑時間帯は速度が落ちやすい
格安SIM(MVNO)は、キャリアから回線を借りて運営しているため、利用者が集中する平日のお昼(12〜13時)や夕方の時間帯に速度が落ちやすい傾向があります。低速無制限タイプはこの影響を受けやすく、混雑時はさらに体感速度が下がることもあります。
混雑に強いのは、キャリア回線を直接使うサブブランド(ahamo・LINEMO・povo)です。安定性を最優先するなら、速度が速い格安SIMのランキングもあわせて確認しつつ、これらを選ぶか、混雑時間帯にあまり使わないライフスタイルかどうかを踏まえて選びましょう。
大量に使うと一時的に速度がしぼられる場合がある
完全無制限をうたうプランでも、短時間に極端に大量のデータを使うと、公平性確保のために一時的に速度が制御される場合があります。日常的な使い方ではほとんど影響しませんが、毎日数十GB単位で使うようなヘビーユーザーは念のため公式の注意書きを確認しておくと安心です。
また、条件付き無制限のサービスでは、高速データを使い切ると低速に切り替わります。この「低速」がどの程度の速度か(1Mbpsか、もっと遅いか)はサービスによって差が大きいため、制限後の速度も比較ポイントに加えておきましょう。
無制限の格安SIMへ乗り換える手順
無制限の格安SIMへの乗り換えは、手順を押さえれば難しくありません。電話番号もそのまま引き継げます。ここでは申し込みから開通までの流れを3ステップで解説します。
今の契約と使用ギガ数を確認する
乗り換えの前に、現在の契約内容と毎月のデータ使用量を確認しましょう。直近数か月の使用量を見れば、自分に必要な容量や無制限タイプが見えてきます。あわせて、現在の契約に最低利用期間や解約金が残っていないか、端末の分割支払いが残っていないかもチェックしておくと安心です。
また、使っているスマホをそのまま使う場合は、乗り換え先の回線(ドコモ・au・ソフトバンク)に対応しているか、SIMロックが解除されているかも確認が必要です。事前準備が整っていれば、申し込み後の手続きがスムーズに進みます。
MNP予約番号またはワンストップで番号を引き継ぐ
電話番号をそのまま使うには、MNP(番号そのまま乗り換え)の手続きが必要です。現在は「MNPワンストップ」に対応していれば、予約番号を取得しなくても、乗り換え先の申し込みだけで番号を引き継げるようになっています。
総務省の案内によると、MNPの転出手数料は原則無料です。ワンストップに対応していない組み合わせでは、従来どおり現在の事業者でMNP予約番号を取得してから申し込みます。どちらの方式かは乗り換え先の公式サイトで確認しましょう。
申し込みからSIM到着・開通までの流れ
申し込みは公式サイトから行い、本人確認書類のアップロードや、MNPの情報入力を済ませます。物理SIMの場合は数日でSIMカードが郵送され、届いたら端末に挿入し、回線切り替え(開通)手続きを行えば乗り換え完了です。eSIM対応のサービスなら、最短で当日中に開通できることもあります。
開通手続き後、APN設定(ネット接続の初期設定)が必要な場合があります。多くは公式サイトの手順どおりに進めれば数分で完了します。乗り換えのタイミングは、旧回線が使えなくなる切り替え後すぐに新回線が使えるよう、時間に余裕のある日に行うのがおすすめです。
大手キャリアの無制限プランと格安SIMはどちらが得か
無制限プランは大手キャリアにもあります。では、料金や速度で比べたとき、格安SIMと大手キャリアはどちらが得なのでしょうか。判断のポイントを2つの観点から整理します。
月額料金で比べたときの差
月額料金では、格安SIM(特に楽天モバイル)が大きく優位です。大手キャリアの無制限プランは各種割引を適用しないと月7,000〜8,000円台(ドコモMAX 8,448円・au 使い放題MAX+ 7,788円・ソフトバンク テイガク無制限 8,008円/いずれも税込)ですが、楽天モバイルは無制限で月額3,278円(税込)と、半額以下で使えます。
割引を最大限適用すれば大手キャリアも料金は下がりますが、家族割や固定回線とのセット割など条件が複雑です。単純な月額の安さで選ぶなら、無制限の格安SIMに軍配が上がります。浮いた分を別の固定費削減や貯蓄に回せるのも魅力です。
速度や安定性で比べたときの差
速度や安定性では、大手キャリアが優位な場面もあります。大手キャリアは自社回線を最優先で使えるため、混雑時間帯でも速度が落ちにくく、エリアも広い傾向があります。一方、MVNO型の格安SIMは混雑時に速度が落ちやすいのが弱点です。
ただし、ahamo・LINEMO・povoといったキャリアのサブブランドは、キャリア回線を直接使うため安定性は大手とほぼ同等です。楽天モバイルも自社回線のエリアが広がっています。安定性を重視するなら、これらのサービスを選べば、安さと品質を両立しやすくなります。
無制限の格安SIMだけで足りないとき使えるポケット型WiFiの併用術
スマホの無制限SIMだけでは大容量の用途をまかないきれない場合、ポケット型WiFiを併用するという手もあります。組み合わせ次第では、大手キャリア1本より安く、より快適な通信環境をつくれます。
SIM単体では物足りない大容量ユーザーの補い方
毎月100GBを超えるような大容量ユーザーは、スマホのSIM1枚だけでは快適さが足りないことがあります。そんなときは、自宅やテレワーク用のデータ通信をポケット型WiFiに任せ、スマホのSIMは外出時の通話・最低限の通信に振り分けるのが効果的です。
こうすれば、スマホSIMは安いプランに抑えつつ、データ容量はポケット型WiFi側でまかなえます。役割を分担することで、それぞれの良いところを活かしながら、全体のコストと快適さのバランスを取れます。
格安SIM+ポケット型WiFiでも大手より安くなる組み合わせ
意外に思えるかもしれませんが、格安SIMとポケット型WiFiを組み合わせても、大手キャリアの無制限プラン1本より安くなるケースは少なくありません。たとえば、通話用に安い格安SIMを持ち、データ通信は大容量のポケット型WiFiに任せる、という分け方です。
この組み合わせなら、スマホもパソコンもタブレットも1台のポケット型WiFiでまかなえ、家族や複数端末でのシェアもしやすくなります。どの端末を選ぶか迷ったときは無制限ポケット型Wi-Fiの比較が参考になります。自分の使い方に合わせて最適な組み合わせを選べば、無制限SIM単体よりも快適で経済的な通信環境を実現できます。
無制限の格安SIMに関するよくある質問
最後に、無制限の格安SIMについて多く寄せられる疑問に答えます。契約前の不安解消にお役立てください。
速度制限が一切ない格安SIMはありますか
容量・速度ともに完全に制限がない格安SIMは、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」が代表的です。どれだけ使っても月額3,278円(税込)で頭打ちになり、使いすぎによる速度低下の上限も設けられていません。ただし、短時間に極端に大量のデータを使った場合などは、公平性確保のため一時的に速度が制御される可能性があります。エリアによって屋内の電波状況に差がある点も含め、契約前に生活圏のエリアを確認しておくと安心です。
無制限の格安SIMで一番安いのはどこですか
低速での無制限であれば、mineoのパケット放題(月385円のオプションで最大3Mbps)やトーンモバイル(月1,210円で動画以外使い放題)が非常に安い選択肢です。高速で完全無制限のものでは、楽天モバイルの月額3,278円(税込)がコストパフォーマンスに優れています。「どの速度で無制限が欲しいか」によって最安は変わるため、自分の使い方に合わせて選ぶのがポイントです。
テザリングも無制限で使えますか
楽天モバイルは無制限の範囲でテザリングを追加料金なしで使えます。ahamoも高速データの範囲内ならテザリングに追加料金はかかりません。一方、サービスによってはテザリングに別途上限を設けている場合もあるため、自宅Wi-Fi代わりに使いたい人は、契約前にテザリングの扱いを公式サイトで必ず確認しましょう。
低速無制限の最大1Mbpsでどんなことができますか
最大1Mbps前後あれば、SNSの閲覧、LINEのメッセージや音声通話、音楽ストリーミング、標準画質(SD)の動画視聴、地図アプリの利用などは問題なくこなせます。一方で、高画質(HD・4K)の動画視聴や、大容量アプリのダウンロード、遅延に敏感なオンライン対戦ゲームには物足りなさを感じることがあります。日常的な使い方が中心なら、1Mbpsでも十分実用的です。
無制限プランとカウントフリーはどちらがおすすめですか
使い方によって変わります。動画もゲームもSNSも幅広く大量に使うなら、用途を選ばない無制限プラン(楽天モバイルなど)が向いています。一方、YouTubeばかり、LINE通話が中心、特定のゲームを毎日プレイ、というように使い方が偏っている人は、その対象がノーカウントになるカウントフリー(BIGLOBEモバイル・LINEMO・LinksMateなど)の方が、少ないギガで安く済むことが多いです。まずは自分のデータ使用の内訳を把握して選びましょう。
データ無制限と通話かけ放題を両方使える格安SIMはありますか
あります。楽天モバイルはRakuten Link利用で国内通話が無料になり、無制限のデータと合わせて使えます。LINEMOのベストプランVは5分かけ放題が込み、ahamoも5分かけ放題が標準付帯です。これらは追加のかけ放題オプションを付けることで、長時間の通話にも対応できます。通話を重視して選びたい人はかけ放題が安い格安SIMの比較もあわせてチェックしてみてください。データと通話の両方をたくさん使う人は、こうしたサービスを軸に検討するとよいでしょう。





