iPhoneにおすすめの格安SIMランキング12選【2026年最新】料金・速度で徹底比較

「iPhoneのまま、毎月のスマホ代だけ安くしたい」。そう考えて格安SIMを調べ始めたものの、会社が多すぎてどれを選べばいいか分からない、という方は多いはずです。結論からお伝えすると、いま使っているiPhoneはほとんどの場合そのまま格安SIMで使え、料金は大手キャリアの半額以下になることも珍しくありません。

この記事では、iPhoneでも快適に使える格安SIMを料金・通信速度・対応回線の3つの軸で比較し、2026年最新の情報をもとにおすすめ12社をランキング形式で紹介します。さらに「とにかく安く」「データをたっぷり」など目的別の選び方や、中古iPhoneと組み合わせて一番安く持つ方法、乗り換え手順まで、これ一本で迷わず決められるようまとめました。自分の使い方にぴったり合う1社を、ここで見つけてください。なお、iPhoneに限らず全体を見比べたい方は格安SIMおすすめランキング12社を徹底比較も参考になります。

目次

iPhoneでも格安SIMはちゃんと使える?まず知っておきたい基礎知識

格安SIMと聞くと「設定が難しそう」「iPhoneだと使えないのでは」と不安に思うかもしれません。ですが、仕組みを押さえてしまえば乗り換えは決して難しくありません。まずは判断のベースになる基礎知識から確認していきましょう。

手持ちのiPhoneをそのまま使う場合と買い替える場合の違い

格安SIMへの乗り換えには大きく2つのパターンがあります。ひとつは今のiPhoneをそのまま使い、SIMだけ差し替える方法。もうひとつは、格安SIM契約と同時に新品や中古のiPhoneを買い替える方法です。

すでにiPhoneを持っているなら、基本は前者で問題ありません。データ移行も不要で、SIMを差し替えてAPN設定(通信の初期設定)をするだけで使えます。費用も最小限で済むため、まずは「今のiPhoneを使い続ける」前提で考えるのがおすすめです。一方、バッテリーが劣化している、画面が割れている、5G対応の新しい機種にしたいといった場合は買い替えも選択肢になります。その場合でも、後ほど紹介する中古iPhoneや整備済品を選べば、新品より大幅に費用を抑えられます。

iPhoneによってはSIMロック解除が必要

大手キャリアで購入した古いiPhoneには、他社のSIMを使えなくする「SIMロック」がかかっている場合があります。この状態だと別の回線の格安SIMを挿しても通信できないため、事前にロック解除が必要です。

ただし心配しすぎる必要はありません。総務省は2021年10月以降に発売された端末についてSIMロックを原則禁止としており、iPhone 13シリーズ以降はそもそもロックがかかっていません。それ以前に購入したiPhoneでも、各キャリアのマイページから24時間いつでも無料でロック解除できます(電話や店頭での手続きは3,300円かかる場合があります)。なお、購入時と同じ回線の格安SIM(例:ドコモで買ったiPhoneにドコモ回線の格安SIM)を使う場合は、ロック解除なしで使えることがほとんどです。

格安SIMにすると毎月いくら安くなる?大手キャリアとの料金差

大手キャリアの無制限プランは、各種割引なしだと月7,000円台になることも珍しくありません。一方、格安SIMなら毎月3GB前後の利用で月1,000円前後、20GB前後でも月2,000円台に収まる会社が多くあります。

たとえば毎月7,000円のスマホ代を月2,000円に下げられれば、差額は月5,000円。年間で6万円、2年で12万円もの節約になります。この浮いたお金で中古iPhoneを1台買えてしまうほどのインパクトです。データ通信品質は大手キャリアの回線をそのまま借りているため、エリアの広さは大手とほぼ同じ。混雑する時間帯の速度には差が出ることもありますが、料金差を考えれば乗り換えるメリットは非常に大きいといえます。

iPhone向け格安SIMの選び方5つのポイント

数ある格安SIMから自分に合う1社を選ぶには、見るべきポイントを絞るのが近道です。ここでは特に重要な5つの観点を解説します。これを押さえれば、後半のランキングも格段に選びやすくなります。

毎月のデータ量と月額料金のバランスで選ぶ

格安SIM選びで最も大切なのが、自分が毎月どれくらいデータを使うかを把握することです。使う量に対してプランが大きすぎれば無駄に高くなり、小さすぎれば速度制限で不便になります。

目安として、Wi-Fi中心で外では地図やLINE程度なら3GB前後、外出先でも動画やSNSをそこそこ見るなら10〜20GB、動画を頻繁に視聴したりテザリングを使うなら無制限プランが安心です。今のスマホの設定画面から直近のデータ使用量を確認し、それより少し余裕のあるプランを選ぶと失敗しません。多くの格安SIMはプラン変更が無料・即時にできるので、まずは少なめで契約して足りなければ上げる、という選び方も賢い方法です。

使っているiPhoneの対応回線(ドコモ・au・ソフトバンク)で選ぶ

格安SIMは、ドコモ・au・ソフトバンクのいずれかの回線を借りて提供されています。手持ちのiPhoneがどの回線に対応しているかで、選べる会社が変わってきます。

最近のSIMフリーiPhoneや、ロック解除済みのiPhoneなら基本的にどの回線でも使えます。一方、SIMロックがかかったままのiPhoneは、購入元と同じ回線の格安SIMを選ぶとロック解除なしで使えて手間がかかりません。回線によってお昼の速度や料金が微妙に異なるため、迷ったらmineoのように複数回線から選べる会社を選んでおくと、後から回線を変えたくなっても安心です。

お昼や夕方でも遅くならない通信速度で選ぶ

格安SIMの注意点として、平日の昼12時台や夕方の帰宅ラッシュ時に速度が落ちやすいことが挙げられます。これは多くの利用者が一斉に通信する時間帯に、借りている回線の帯域が混雑するためです。

この弱点が比較的少ないのが、キャリア自身が運営するサブブランドや格安プラン(UQモバイル・ahamo・LINEMO・povoなど)です。これらは大手キャリアの設備に近い形で運用されているため、混雑時間帯でも速度が安定しやすい傾向があります。お昼休みに動画を見たり、外回りの仕事で常に安定した通信が欲しい人は、料金がやや上がってもこうした会社を選ぶと満足度が高くなります。実測値をもとにした比較は速度が速い格安SIMおすすめランキングでまとめています。

eSIM対応かどうかで選ぶ

eSIMとは、iPhone本体に内蔵されたチップに通信情報を書き込んで使う仕組みで、物理的なSIMカードの差し替えが不要です。iPhone XS以降のモデルはeSIMに対応しています。

eSIMの最大のメリットは、申し込んでから最短数分〜数十分で開通できること。SIMカードの郵送を待つ必要がなく、思い立ったその日に乗り換えられます。さらに物理SIMとeSIMを同時に使う「デュアルSIM」も可能で、仕事用とプライベート用の2回線を1台のiPhoneで使い分けたり、データ用と通話用を別々の会社で契約してコストを最適化する、といった使い方もできます。スピード重視・柔軟性重視の人はeSIM対応を選んでおくと便利です。

iPhoneがお得に買えるキャンペーンで選ぶ

iPhoneを買い替えたい場合は、端末をお得に買えるキャンペーンの有無も選ぶ基準になります。会社によっては、乗り換え(MNP)と同時にiPhoneを割引価格で購入できたり、ポイント還元を受けられたりします。

ただし、端末セット割を重視しすぎてプラン料金が割高になっては本末転倒です。「端末割引でいくら得するか」と「毎月の料金がいくらか」を2年トータルで比較して判断しましょう。手持ちのiPhoneをそのまま使うなら、こうしたキャンペーンは気にせず、純粋に料金と速度で選ぶのが合理的です。各社の還元内容は格安SIMキャンペーンおすすめランキングで最新のものを確認できます。

iPhoneにおすすめの格安SIMランキング12選【2026年最新】

ここからは、iPhoneでの使いやすさ・料金・通信品質を総合的に評価したおすすめ12社を、ランキング形式で詳しく紹介します。各社の概要表・メリット/デメリット・解説を確認し、自分の使い方に合う会社を見つけてください。

サービス 月額料金(税込) 対応回線 主な特徴
楽天モバイル
楽天モバイル
1,078〜3,278円 楽天・au 無制限が月3,278円、通話アプリ無料
povo
povo
0円〜(トッピング制) au 基本料0円、必要な分だけ追加
LINEMO
LINEMO
990〜2,970円 ソフトバンク LINEギガフリー、混雑時も安定
IIJmio
IIJmio
850円〜 ドコモ・au 2GB850円の低容量が最安級
mineo
mineo
1,298円〜 ドコモ・au・SB 3回線から選べる、無制限の独自プラン
UQモバイル
UQモバイル
2,948円〜 au au品質の速度と全国の店舗サポート
ahamo
ahamo
2,970円〜 ドコモ 30GB+5分かけ放題、ドコモ品質
日本通信SIM
日本通信SIM
290円〜 ドコモ 1GB290円、20GB1,390円の最安級
HISモバイル
HISモバイル
290円〜 ドコモ・ソフトバンク 低容量+通話もしたい人にコスパ良好
イオンモバイル
イオンモバイル
803円〜 ドコモ・au 細かく選べる容量、全国のイオンで対面サポート
リンクスメイト
LinksMate
517円〜 ドコモ ゲーム・SNSのカウントフリーが強み
NUROモバイル
NUROモバイル
792円〜 ドコモ・au・SB ソニー系、独自の割引・データフリーが豊富

楽天モバイル|データ使い放題で料金を抑えたいiPhoneユーザーに

楽天モバイル

正式名称 Rakuten最強プラン
月額料金(税込) 〜3GB:1,078円/〜20GB:2,178円/20GB超〜無制限:3,278円
対応回線 楽天回線・au回線(パートナー回線)
データ容量 無制限(使った分だけ3段階で課金)
通話 Rakuten Linkアプリ利用で国内通話無料
eSIM対応 対応

メリット

  • どれだけ使っても月3,278円でデータ無制限
  • あまり使わない月は1,078円から自動で安くなる従量制
  • Rakuten Linkアプリで国内通話が無料
  • 最強家族プログラムで月968円〜、13〜22歳は「最強青春割」の併用で月858円〜

デメリット

  • 楽天回線エリア外ではau回線になり、建物内などで電波が弱い場所がある
  • 通話の無料化は専用アプリ経由が前提

楽天モバイルは、使った分だけ料金が変わる従量制で、20GBを超えても月3,278円でデータ無制限という分かりやすさが魅力です。動画やテザリングを気兼ねなく使いたいiPhoneユーザーに特に向いています。あまり使わなかった月は自動的に1,078円まで下がるため、月によってデータ使用量が変動する人にも無駄がありません。

通話もRakuten Linkアプリを使えば国内かけ放題が無料になり、別途オプション料金が不要なのも見逃せないポイントです。注意点は電波エリアで、楽天回線が届かない場所ではau回線(パートナー回線)に切り替わります。郊外や建物の奥では電波が弱まることもあるため、自分の生活圏が楽天回線エリアに入っているかは事前に確認しておくと安心です。

povo|基本料0円から、自分の使い方に合わせてトッピング

povo

正式名称 povo2.0
月額料金(税込) 基本料0円+必要なトッピングを購入
対応回線 au
データトッピング例 データ追加30GB(30日間)/データ使い放題(24時間)330円/サブスクトッピング(毎月自動チャージ)など
通話 5分以内かけ放題・かけ放題トッピングを選択可
eSIM対応 対応

メリット

  • 基本料0円で、使うときだけデータを買い足せる
  • au回線をそのまま使うので速度が安定しやすい
  • 24時間データ使い放題など短期トッピングが便利
  • サブ回線・一時的な大容量利用にも柔軟に対応
  • 毎月自動でチャージされる「サブスクトッピング」も選べる

デメリット

  • 毎月一定量を使う人は都度トッピングが手間に感じることも
  • 一定期間トッピングや有料利用がないと利用停止の条件がある

povoは月額の固定プランを持たず、基本料0円のベースに、必要なデータや通話を「トッピング」として買い足していく独自の仕組みが特徴です。au回線を使うため通信品質も安定しており、メインにもサブにも使える柔軟さがあります。

たとえば普段はWi-Fi中心であまりデータを使わない人は、必要なときだけデータを追加すれば月の支払いを最小限に抑えられます。旅行や出張のときだけ「24時間データ使い放題」を購入する、といった使い方も可能です。毎月コンスタントに同じ量を使う人には都度トッピングが手間でしたが、2025年12月から毎月自動でデータがチャージされる「サブスクトッピング」(5GB 月1,380円/30GB 月2,780円)が加わり、固定プランに近い感覚でも使えるようになりました。自分の利用スタイルに合うかを見極めて選びましょう。

LINEMO|LINEギガフリーでお昼も安定して使える

LINEMO

正式名称 LINEMO(ベストプラン/ベストプランV)
月額料金(税込) ベストプラン:〜3GB 990円/〜10GB 2,090円
ベストプランV:30GB 2,970円(5分かけ放題込み)
対応回線 ソフトバンク
特徴 LINEのトーク・通話がデータ消費なしの「LINEギガフリー」
eSIM対応 対応

メリット

  • LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話がデータ消費なし
  • ソフトバンク回線で混雑時間帯も速度が安定しやすい
  • 3GBまでなら月990円とシンプルで分かりやすい
  • ベストプランVなら30GB+5分かけ放題が2,970円

デメリット

  • 店舗が無くサポートはオンライン中心
  • 3GBと10GBの間の容量帯がなく、容量設計がやや大まか

LINEMOはソフトバンクが提供する格安プランで、LINEのトークや通話がデータを消費しない「LINEギガフリー」が最大の魅力です。LINEを日常的に使う人なら、実質的に使えるデータ量が増えるのと同じ効果が得られます。

通信品質はソフトバンク回線をそのまま使うため、格安SIMで気になりがちなお昼や夕方の速度低下も比較的少なめです。料金は3GBまで990円、ベストプランVなら30GBに5分かけ放題が付いて2,970円と、用途に応じて選べます。店舗が無くサポートはオンライン中心ですが、設定が比較的簡単なので、iPhoneの操作に慣れている人なら問題なく乗り換えられます。

IIJmio|2GBクラスの低容量を最安級で使いたい人に

IIJmio

正式名称 IIJmio ギガプラン
月額料金(税込) 音声2GB:850円/5GB:950円/15GB:1,600円 ほか
対応回線 ドコモ・au
データ容量 2GB〜55GBの多段階(容量とSIMタイプを自由に組み合わせ)
eSIM対応 対応(データeSIMが特に安い)

メリット

  • 音声2GBが月850円と低容量帯で最安級
  • ドコモ・auの2回線から選べる
  • 容量とSIMタイプを細かく組み合わせられる
  • 端末セット販売が豊富でスマホの買い替えにも対応

デメリット

  • お昼の時間帯は速度が落ちやすい場面がある
  • 無制限プランはなく、上限は55GBまで

IIJmioは老舗のMVNOで、音声2GBが月850円という低容量帯のコストパフォーマンスの高さが光ります。普段はWi-Fi中心で、外では少しだけデータを使う、というライトユーザーにぴったりです。2026年3月1日には15GBが1,800円から1,600円へ値下げされ、中容量帯もさらに使いやすくなりました。

ドコモ・auの2回線から選べるため、手持ちのiPhoneの回線に合わせやすいのも利点です。容量とSIMタイプ(音声・SMS・データ)を自由に組み合わせられる柔軟さもあり、サブ回線用のデータeSIMだけ安く契約する、といった使い方もできます。混雑時間帯の速度はキャリア系プランに一歩譲りますが、料金重視の人には有力な選択肢です。

mineo|ドコモ・au・ソフトバンク3回線から選べる

mineo

正式名称 mineo(マイピタ/マイそく)
月額料金(税込) マイピタ デュアルタイプ:3GB 1,298円〜(3/7/15/30/50GB)
マイそく:低速で使い放題の独自プラン
対応回線 ドコモ・au・ソフトバンク
特徴 パケット放題 3Mbps(月385円・15GB以上のコースは無料)、マイそくの24時間データ使い放題198円など独自オプション
eSIM対応 対応

メリット

  • ドコモ・au・ソフトバンクの3回線すべてに対応
  • 低速で使い放題の「マイそく」など独自プランが豊富
  • マイそくなら24時間データ使い放題を198円で追加できる
  • ユーザーコミュニティやパケットシェアなど独自サービスが充実

デメリット

  • マイそくは平日お昼の時間帯に速度が大きく制限される
  • 高速通信の安定度はキャリア系プランに劣る場面がある

mineoの最大の強みは、ドコモ・au・ソフトバンクの3回線すべてに対応している点です。手持ちのiPhoneがどの回線でも、SIMロック解除なしで使える可能性が高く、回線選びで迷う必要がありません。

料金プランは容量を選ぶ「マイピタ」に加え、速度を抑える代わりにデータ使い放題になる「マイそく」という独自プランがあるのも特徴です。動画はあまり見ないけれどSNSや音楽は使い放題にしたい、という人には魅力的な選択肢になります。さらに2026年3月10日からは、従来の「パケット放題 Plus」(最大1.5Mbps)に代わる「パケット放題 3Mbps」の提供が始まり、月385円(15GB以上のコースは無料)で最大3Mbpsの使い放題が利用できるようになりました。24時間だけ高速使い放題にできる198円のオプションなど、痒い所に手が届く仕組みも揃っています。混雑時間帯の高速通信はキャリア系に譲りますが、コスパと柔軟さのバランスを求める人に向いています。

UQモバイル|au回線の速度と店舗サポートで安心

UQモバイル

正式名称 UQモバイル(コミコミプランバリュー/トクトクプラン2)
月額料金(税込) コミコミプランバリュー:35GB+10分かけ放題 3,828円
トクトクプラン2:〜5GB 2,948円/〜30GB 4,048円
対応回線 au
サポート 全国のau/UQ店舗で対面サポートあり
eSIM対応 対応

メリット

  • au回線をそのまま使い、混雑時間帯も速度が安定
  • 全国の店舗で対面サポートを受けられる
  • コミコミプランバリューは35GB+10分かけ放題+Pontaパス(月548円)込み
  • 自宅セット割・家族割で月額をさらに下げられる

デメリット

  • 割引なしの基本料金は格安SIMの中ではやや高め
  • 現行プランでは速度を抑えてデータを節約する「節約モード」が廃止

UQモバイルはauのサブブランドで、大手キャリア並みの通信品質と全国の店舗サポートを両立しているのが強みです。格安SIMの速度低下が不安な人や、設定や手続きを対面で相談したい人に特に向いています。

2025年6月のリニューアルで、現在新規契約できるのは「コミコミプランバリュー」と「トクトクプラン2」の2つです。コミコミプランバリューは35GBに10分かけ放題と月額548円のPontaパスの利用料まで含めて3,828円と、通話もそこそこする人にバランスが良いプランです。トクトクプラン2は使った量で料金が変わる2段階制で、5GBまでなら2,948円、30GBまで使うと4,048円になります。自宅のネット回線とのセット割や家族割を組み合わせれば月額をさらに抑えられます。割引前の基本料金はやや高めですが、速度と安心感を重視するなら検討する価値は十分にあります。

ahamo|30GB+5分かけ放題でドコモ品質をそのまま

ahamo

正式名称 ahamo
月額料金(税込) 30GB+5分かけ放題:2,970円
大盛りオプション(+80GB=110GB):+1,980円
対応回線 ドコモ
通話 5分かけ放題込み(24時間かけ放題は+1,100円)
eSIM対応 対応

メリット

  • ドコモ回線をそのまま使い、エリア・速度ともに安定
  • 30GBに5分かけ放題が付いて2,970円とシンプル
  • 大盛りオプションで110GBまで増やせる
  • 海外データ通信も追加料金なしで30GBまで利用できる
  • dカードでの支払いなら毎月最大5GBのボーナスパケットが付く

デメリット

  • 3GBなどの小容量プランがなく、少量利用には割高
  • 申し込み・サポートは基本オンライン

ahamoはドコモが提供する格安プランで、30GBに5分かけ放題まで含めて月2,970円という分かりやすさが人気です。ドコモ回線をそのまま使うため、エリアの広さや混雑時の速度に不安が少なく、地方や郊外でも安定して使えます。

データをもっと使いたい場合は、大盛りオプション(+1,980円)で合計110GBまで一気に増やせるのも便利です。さらに、追加料金なしで海外でも30GBまでデータ通信ができるため、出張や旅行が多い人にも向いています。支払いにdカードを設定すると毎月ボーナスパケット(dカードは1GB、dカード GOLD以上は5GB)が付くほか、大盛り契約者は月2,200円の「ahamoポイ活」でd払い・dカードの還元率を上乗せすることもできます。一方で3GBクラスの小容量プランはないため、毎月数GBしか使わない人には割高になります。ある程度データを使い、ドコモ品質を求める人にこそ価値のある選択肢です。

日本通信SIM|とにかく月額を安く抑えたい人の最安級プラン

日本通信SIM

正式名称 日本通信SIM(合理的シンプル290/合理的みんなのプラン ほか)
月額料金(税込) シンプル290:1GB 290円/みんなのプラン:20GB 1,390円/50GBプラン:2,178円
対応回線 ドコモ
通話 みんなのプランは5分かけ放題または月70分無料通話付き
eSIM対応 対応

メリット

  • 1GBが月290円という業界最安級の料金
  • 20GB+通話オプション込みで1,390円とコスパ抜群
  • ドコモ回線でエリアが広い
  • 容量超過後も追加チャージで柔軟に対応できる

デメリット

  • 店舗がなくサポートはオンライン中心
  • お昼の混雑時間帯は速度が落ちやすい

日本通信SIMは、1GB290円・20GB1,390円という業界最安級の料金で知られるMVNOです。とにかく毎月の固定費を下げたい人にとって、第一候補になる存在です。2025年9月の改定で「合理的みんなのプラン」は20GBに増量され、5分かけ放題か月70分の無料通話まで付いて1,390円とコスパがさらに高まりました。

ドコモ回線を使うためエリアが広く、地方でも安定して使えるのも安心材料です。データを使い切っても1GBあたり220円で追加チャージでき、無駄なく運用できます。データ通信だけでよければ、20GBで月1,200円(1GB以下しか使わなかった月は119円)の「合理的ネットだけプラン」も選べます。店舗が無くサポートはオンライン中心なので、設定や手続きを自分で進められる人向けですが、料金の安さは数ある格安SIMの中でもトップクラスです。

HISモバイル|データ少なめ+通話もする人にコスパ良好

HISモバイル

正式名称 HISモバイル(自由自在2.0プラン)
月額料金(税込) 1GB:550円(100MB未満は280円)/3GB:770円/7GB:990円/20GB:2,090円/30GB:2,970円
対応回線 ドコモ・ソフトバンク
通話 通話料30秒9円(専用アプリ不要)/6分かけ放題+500円・完全かけ放題+1,480円
eSIM対応 対応

メリット

  • あまり使わない月は1GB280円まで下がる従量制
  • 標準の電話アプリのまま通話料が30秒9円と安い
  • 低容量で通話もする人に料金バランスが良い
  • ドコモ・ソフトバンクの2回線から選べる

デメリット

  • 無制限プランはなく、上限は30GBまで
  • 混雑時間帯の速度は安定しにくい場面がある

HISモバイルの「自由自在2.0プラン」は、1GBの利用が月100MB未満なら280円まで下がる従量制が特徴です。月によってほとんどデータを使わないことがある人にとって、無駄のない料金体系になっています。

特に評価が高いのが通話面で、標準の電話アプリのまま通話料が30秒9円と、専用アプリなしで安く通話できます。6分かけ放題は月500円、完全かけ放題も月1,480円で追加できます。データは少なめでも電話はそこそこかける、という人にコストパフォーマンスの良いプランです。3GB770円、7GB990円と低〜中容量も手頃で、ドコモ・ソフトバンクの2回線から選べる柔軟さもあります。20GB 2,090円・30GB 2,970円は6分かけ放題込みですが、それ以上の大容量や無制限が必要な人には向きません。ライトな使い方なら満足度の高い1社です。

イオンモバイル|細かく選べるプランと全国の店舗サポート

イオンモバイル

正式名称 イオンモバイル(さいてきプラン)
月額料金(税込) 音声0.5GB:803円〜(1GB・2GB…と細かく選べる、最大200GBのMORIMORIあり)
対応回線 ドコモ・au
サポート 全国のイオン店舗で対面サポート
eSIM対応 対応

メリット

  • 0.5GBから細かく容量を選べて無駄がない
  • 全国のイオン店舗で対面サポートを受けられる
  • 最大200GBの大容量プランまで幅広く対応
  • シニアやスマホ初心者でも相談しながら契約できる

デメリット

  • 最安級の他社と比べると低容量帯はやや割高
  • 混雑時間帯の速度はキャリア系に劣ることがある

イオンモバイルの「さいてきプラン」は、0.5GBから細かく容量を選べる柔軟さと、全国のイオン店舗で受けられる対面サポートが大きな魅力です。スマホの設定が不安なシニア世代や初心者でも、近くのイオンで相談しながら契約・乗り換えできる安心感があります。

容量のバリエーションが非常に豊富で、最大200GBの「さいてきプランMORIMORI」まで用意されているため、ライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広くカバーできます。ドコモ・auの2回線から選べる点も便利です。最安級のオンライン専業MVNOと比べると低容量帯はやや割高ですが、「店舗で顔を見て相談できる」という安心料と考えれば納得感のある価格設定です。

リンクスメイト

正式名称 LinksMate(リンクスメイト)
月額料金(税込) 音声通話SIM 100MB:517円〜(データ専用SIMは165円〜/100MB〜1.5TBまで38種類の容量から選択)
対応回線 ドコモ
特徴 カウントフリーオプション(月550円)で対象ゲーム・SNS・動画の通信量が最大90%以上オフ
eSIM対応 対応

メリット

  • 対象ゲーム・SNS・動画の通信量を90%以上カットできる
  • 容量が100MB〜1.5TBと幅広く、細かく選べる
  • 少量利用なら音声通話SIMでも月517円から使える
  • 容量シェア機能で家族や複数端末でも使いやすい

デメリット

  • カウントフリーの恩恵を受けないと割高に感じることがある
  • 店舗がなくサポートはオンライン中心

LinksMateは、対象のゲーム・SNS・動画コンテンツの通信量を最大90%以上カットできる「カウントフリーオプション」(月550円)が最大の特徴です。スマホゲームをよくプレイする人や、特定のSNS・動画サービスを毎日使う人にとって、データ容量を気にせず楽しめる強力な味方になります。

データ容量は100MB〜1.5TBまで38種類と非常に幅広く、少量利用なら音声通話SIMで月517円(データ専用SIMなら165円)から、ヘビーユーザー向けの大容量まで自由に選べます。容量を家族や複数端末でシェアできる機能もあり、使い方の幅が広いのも魅力です。逆に、カウントフリー対象のコンテンツをあまり使わない人には恩恵が薄く割高に感じることもあるため、自分の使うサービスが対象に含まれるかを確認してから契約するのがおすすめです。

NUROモバイル|ソニー系の格安SIMで独自の割引が豊富

NUROモバイル

正式名称 NUROモバイル(バリュープラス/NEOプラン ほか)
月額料金(税込) バリュープラス:音声792円〜/NEOプラン:35GB 2,699円
対応回線 ドコモ・au・ソフトバンク
特徴 対象SNSがデータ消費なしの「NEOデータフリー」、アップロード使い放題の「あげ放題」
eSIM対応 対応

メリット

  • ソニーグループ運営で3回線すべてに対応
  • 対象SNSがデータ消費なしの「NEOデータフリー」
  • NEOプランは3か月ごとに15GBを追加で受け取れる
  • お試しプランや初月無料など気軽に始められる仕組み

デメリット

  • 割引キャンペーンは適用期間が限られることがある
  • 混雑時間帯の速度はプランによって差がある

NUROモバイルはソニーグループが運営する格安SIMで、ドコモ・au・ソフトバンクの3回線対応と独自の特典の豊富さが魅力です。手持ちのiPhoneの回線に合わせやすく、乗り換えのハードルが低いのが利点です。

バリュープラスは音声SIMが月792円から使え、初月の月額基本料金が0円なので気軽に試せます。データをたっぷり使いたい人向けのNEOプランは35GBで2,699円、対象SNSがデータ消費なしになる「NEOデータフリー」や、アップロードが使い放題の「あげ放題」など、ソニー系らしいユニークな特典が揃っています。3か月ごとに15GBを追加で受け取れる仕組みもあり、実質的に使えるデータ量が増えるのも嬉しいポイントです。

料金・速度・回線がひと目でわかる格安SIM比較一覧表

ここまで紹介した各社を、選ぶときに気になる「料金とデータ量」「対応回線とeSIM対応」の2つの切り口で一覧にまとめました。気になる会社を横並びで比較し、絞り込みに役立ててください。

月額料金とデータ量で比較

毎月どれくらいの容量を、いくらで使えるかをまとめた表です。自分が使うデータ量に近い行を見て、料金感をつかんでください。

サービス 最安料金(税込) 主なデータ量と料金 無制限・大容量
楽天モバイル 1,078円 〜3GB 1,078円/〜20GB 2,178円 無制限 3,278円
povo 0円 トッピングで都度追加 24時間使い放題などあり
LINEMO 990円 〜3GB 990円/30GB 2,970円 ベストプランV 30GB
IIJmio 850円 2GB 850円/5GB 950円/15GB 1,600円 最大55GB(無制限なし)
mineo 1,298円 マイピタ 3〜50GB マイそく(低速で使い放題)
UQモバイル 2,948円 コミコミ35GB 3,828円/トクトク〜30GB 4,048円 35GBまで
ahamo 2,970円 30GB 2,970円 大盛りで110GB
日本通信SIM 290円 1GB 290円/20GB 1,390円 50GBプラン 2,178円
HISモバイル 290円 1GB 550円/7GB 990円 最大30GB 2,970円
イオンモバイル 803円 0.5GB 803円〜細かく選択 最大200GB MORIMORI
LinksMate 517円 音声100MB 517円〜38種類 最大1.5TB
NUROモバイル 792円 バリュープラス792円〜/NEO35GB 2,699円 NEOプラン 35GB

対応回線とeSIM対応で比較

手持ちのiPhoneの回線に合うか、すぐ開通できるeSIMに対応しているかをまとめた表です。回線が合えばSIMロック解除なしで使える可能性が高くなります。

サービス 対応回線 eSIM対応 店舗サポート
楽天モバイル 楽天・au 対応 あり
povo au 対応 なし
LINEMO ソフトバンク 対応 なし
IIJmio ドコモ・au 対応 なし
mineo ドコモ・au・SB 対応 一部あり
UQモバイル au 対応 あり
ahamo ドコモ 対応 一部(ドコモ店舗で有料)
日本通信SIM ドコモ 対応 なし
HISモバイル ドコモ・ソフトバンク 対応 一部あり
イオンモバイル ドコモ・au 対応 あり(全国のイオン)
LinksMate ドコモ 対応 なし
NUROモバイル ドコモ・au・SB 対応 なし

目的別に選ぶ!あなたに合うiPhone向け格安SIM

ランキングと比較表を見ても迷う場合は、「自分が何を一番大事にしたいか」で選ぶのが近道です。ここでは代表的な4つの目的別に、特におすすめの会社を理由とともに紹介します。

とにかく安く使いたい人向け

毎月の固定費を1円でも下げたいなら、低容量で最安級の日本通信SIMが筆頭候補です。1GB290円、20GBでも1,390円という料金は、数ある格安SIMの中でもトップクラスに安く、ドコモ回線でエリアも広いので安心して使えます。

正式名称 日本通信SIM(合理的シンプル290/みんなのプラン)
この目的での月額(税込) 1GB 290円/20GB+通話付き 1,390円
対応回線 ドコモ
安さの理由 店舗を持たずオンライン特化で運営コストを抑制

メリット

  • 低容量も中容量も業界最安級の料金
  • 20GBプランは通話オプションまで込みで割安
  • ドコモ回線でエリアが広い

デメリット

  • サポートはオンライン中心で店舗がない
  • お昼の混雑時間帯は速度が落ちやすい

設定を自分で進められる人なら、日本通信SIMはコストパフォーマンスで右に出るものがほとんどない選択肢です。少しでも安く使いたいなら、まず候補に入れておきたい1社です。

データをたっぷり使いたい人向け

動画やテザリングを気にせず使いたいなら、無制限が月3,278円で使える楽天モバイルが最有力です。使った分だけ料金が上がる従量制なので、たくさん使った月でも上限が決まっており、料金が青天井にならない安心感があります。

正式名称 楽天モバイル(Rakuten最強プラン)
この目的での月額(税込) 20GB超〜無制限 3,278円
対応回線 楽天回線・au回線(パートナー回線)
大容量に強い理由 無制限でも定額3,278円、通話アプリも無料

メリット

  • どれだけ使っても月3,278円でデータ無制限
  • Rakuten Linkで国内通話も無料
  • テザリングも容量制限なく使える

デメリット

  • 楽天回線エリア外では電波が弱まる場所がある
  • 建物内の電波は事前確認がおすすめ

大容量を求めるなら、ドコモ品質で30GB〜110GBまで使えるahamoも有力ですが、料金と無制限のバランスでは楽天モバイルが一歩リードします。無制限プラン同士の比較は無制限の格安SIMおすすめランキングもあわせてご覧ください。データ量を気にしたくない人にぴったりの選択です。

通話が多い人向け

電話をかける機会が多いなら、30GBに5分かけ放題が標準で付くahamoがおすすめです。多くの格安SIMでは通話定額が別料金ですが、ahamoは基本料金にかけ放題が含まれているため、通話する人ほどお得感が高まります。

正式名称 ahamo
この目的での月額(税込) 30GB+5分かけ放題 2,970円(24時間かけ放題は+1,100円)
対応回線 ドコモ
通話に強い理由 5分かけ放題が基本料金に標準付帯

メリット

  • 5分かけ放題が追加料金なしで付いてくる
  • +1,100円で24時間かけ放題にもできる
  • 30GBの大容量とドコモ品質を両立

デメリット

  • 小容量プランがなく少量利用には割高
  • サポートは基本オンライン

短い通話が中心ならahamoの5分かけ放題で十分カバーでき、長電話が多い人は+1,100円の24時間かけ放題を付ければ安心です。通話定額の料金だけを横並びで見たい場合はかけ放題が安い格安SIMおすすめ12選が参考になります。通話の頻度が高い人にとって、トータルで割安になりやすい1社です。

店舗で対面サポートを受けたい人向け

設定や手続きに不安があり、対面で相談しながら進めたいならイオンモバイルが安心です。全国のイオン店舗で申し込みやアフターサポートを受けられるため、スマホに不慣れなシニア世代や初めての格安SIMでも心強い存在です。

正式名称 イオンモバイル(さいてきプラン)
この目的での月額(税込) 0.5GB 803円〜(容量を細かく選択可)
対応回線 ドコモ・au
サポートが手厚い理由 全国のイオン店舗で対面の申し込み・相談が可能

メリット

  • 全国のイオンで対面サポートを受けられる
  • 0.5GBから細かく容量を選べて無駄がない
  • 初期設定や乗り換えを店頭で手伝ってもらえる

デメリット

  • 低容量帯はオンライン専業の最安級より割高
  • 混雑時間帯の速度はキャリア系に劣ることがある

「近所のイオンで相談できる」という安心感は、オンライン専業のMVNOにはない大きな価値です。対面サポートを重視するなら、UQモバイルなど店舗を持つキャリア系と合わせて、イオンモバイルも候補に入れておきましょう。

中古iPhone・整備済品と格安SIMを組み合わせて一番安く持つ方法

格安SIMで月々の通信費を下げたうえで、本体も安く手に入れれば、iPhoneの総コストはさらに大きく下がります。新品にこだわらないなら、中古iPhoneや整備済品との組み合わせが最強の節約術です。

新品にこだわらないなら中古iPhoneでさらに節約できる

最新のiPhoneは10万円を超えることも珍しくありませんが、1〜2世代前の中古iPhoneなら、状態の良いものでも半額以下で手に入ることがあります。日常使いであれば、少し前のモデルでも性能は十分です。

中古iPhoneを買うときは、SIMフリーまたはSIMロック解除済みの端末を選ぶのが鉄則です。これなら好きな回線の格安SIMを組み合わせられます。また、バッテリーの最大容量(劣化度合い)や、ネットワーク利用制限の有無(端末代金が完済されているか)を必ず確認しましょう。国民生活センターも、利用制限がかかった端末(いわゆる赤ロム)は後から解除が難しいと注意を促しています。信頼できる中古販売店で、保証付きの端末を選べば、初めての中古でも安心して購入できます。

整備済品(リファービッシュ)を選ぶときの注意点

整備済品(リファービッシュ品)とは、初期不良品や返品された端末を、メーカーや専門業者が点検・修理・清掃して再販売するものです。中古よりも品質管理が行き届いており、新品に近い状態を中古並みの価格で手に入れられるのが魅力です。

注意点としては、「整備済品」という言葉の基準が販売元によって異なることです。バッテリーが新品に交換されているか、保証期間はどれくらいか、外装に傷があるかといった条件を、購入前にしっかり確認しましょう。特にバッテリーは使用感に直結するため、最大容量がどの程度かは要チェックです。信頼できる販売元を選び、保証内容を理解したうえで購入すれば、コストを抑えつつ安心して長く使えます。

中古iPhone+格安SIMの2年間トータル費用シミュレーション

実際にどれくらい安くなるのか、ざっくり試算してみましょう。たとえば中古iPhoneを4万円で購入し、毎月2,000円程度の格安SIM(20GBクラス)を使う場合、2年間のトータルは「4万円+2,000円×24か月=8万8,000円」になります。

一方、大手キャリアで新品iPhoneを分割購入し、無制限プランを割引なしで使うと、本体代を含めて2年で20万円を超えることもあります。中古iPhoneと格安SIMの組み合わせなら、その半額以下に抑えられる計算です。もちろん使うデータ量や端末価格によって金額は変わりますが、「本体は中古・通信は格安SIM」という組み合わせが、iPhoneを最も安く持つ王道だといえます。

iPhoneを格安SIMで使うメリット

ここまでの内容を踏まえ、iPhoneを格安SIMで使うことで得られる代表的なメリットを整理します。乗り換えを迷っている人は、改めて利点を確認してみてください。

毎月のスマホ代を大きく節約できる

最大のメリットは、やはり毎月の通信費を大幅に下げられることです。大手キャリアで月7,000円かかっていた人が、格安SIMで月2,000円前後に抑えられれば、年間で6万円もの節約になります。

浮いたお金は、貯蓄や趣味、あるいは中古iPhoneの購入資金にも回せます。通信品質は大手キャリアの回線を借りているため、エリアの広さは大手とほぼ変わりません。混雑時間帯の速度差はあるものの、料金の下げ幅を考えれば、家計へのインパクトは非常に大きいといえます。

使い慣れたiPhoneをそのまま使い続けられる

格安SIMに乗り換えても、今使っているiPhoneをそのまま使い続けられるのは大きな安心材料です。新しい端末への買い替えや、複雑なデータ移行は必要ありません。

SIMを差し替えてAPN設定をするだけで、ホーム画面もアプリも写真も今まで通り。操作に慣れたiPhoneをそのまま使えるので、機種変更にありがちな「使い方が分からなくなる」ストレスもありません。LINEやよく使うアプリの引き継ぎも、基本的にこれまで通りに行えます。

自分の使い方に合ったプランを細かく選べる

大手キャリアは大容量・無制限プランが中心ですが、格安SIMは1GB単位の小容量から大容量まで、自分の使い方にぴったり合うプランを選べるのが魅力です。

ほとんどデータを使わない人は月数百円のプランで十分ですし、たくさん使う人は無制限や大容量を選べます。多くの会社でプラン変更が無料・即時にできるため、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に見直せるのも便利です。「使った分だけ・必要な分だけ」払う、という合理的な選び方ができます。

iPhoneを格安SIMで使う前に知っておきたいデメリット

メリットが多い一方で、格安SIMには事前に理解しておくべき注意点もあります。後悔しないために、デメリットと対処法もきちんと押さえておきましょう。

お昼や夕方は通信速度が落ちやすい

格安SIM(特にMVNO)の弱点として、平日12時台や夕方の帰宅時間帯に速度が落ちやすいことが挙げられます。多くの人が一斉に通信するこの時間帯は、借りている回線の帯域が混雑するためです。

対処法としては、混雑に強いキャリア系プラン(UQモバイル・ahamo・LINEMO・povo)を選ぶことが挙げられます。これらは大手キャリアの設備に近い形で運用されているため、お昼でも比較的安定しています。また、自宅や職場でWi-Fiを活用すれば、速度低下の影響はさらに小さくできます。

キャリアメールやサポートが手薄になることがある

大手キャリアから乗り換えると、これまで使っていたキャリアメール(@docomo.ne.jpなど)が使えなくなる場合があります。また、店舗を持たない会社ではサポートがオンライン中心になります。

キャリアメールについては、総務省がまとめているとおり、各キャリアが有料の「メール持ち運びサービス」を提供しており、格安SIMを含めほぼすべての料金プランへ持ち運べます。とはいえ、GmailなどのフリーメールやLINEに連絡先を移しておけば、そもそもキャリアメールに依存する必要はありません。対面サポートが欲しい人は、イオンモバイルやUQモバイルなど店舗のある会社を選べば、この不安は解消できます。

初期設定やデータ移行を自分でやる必要がある

オンライン専業の格安SIMでは、SIMの差し替えやAPN設定、データ移行を基本的に自分で行う必要があります。スマホの操作に不慣れな人は、ここでつまずくことがあります。

ただし、iPhoneの場合はAPN設定が自動で済むことも多く、手順自体は決して難しくありません。各社が公式サイトに分かりやすい設定ガイドを用意しているので、それに沿って進めれば大丈夫です。どうしても不安な場合は、店舗で設定まで手伝ってくれるイオンモバイルやUQモバイルを選ぶと安心して乗り換えられます。

iPhoneを格安SIMに乗り換える手順

ここでは、実際にiPhoneを格安SIMへ乗り換える流れを3ステップで解説します。順番に進めれば、初めてでも迷わず乗り換えられます。

乗り換え前の準備(SIMロック解除・MNP予約番号)

まず、今のiPhoneにSIMロックがかかっていないかを確認します。設定アプリの「一般」→「情報」から「SIMロック」の項目を見て、「SIMロックなし」と表示されていれば問題ありません。ロックがかかっている場合は、契約中のキャリアのマイページから無料で解除しておきましょう。

電話番号をそのまま使う場合は、MNP(番号そのまま乗り換え)の手続きが必要です。従来はMNP予約番号の取得が必要でしたが、総務省の携帯電話ポータルサイトでも案内されているとおり、現在は2023年5月に始まった「MNPワンストップ」に対応した会社同士なら予約番号なしで乗り換えられます。乗り換え先がワンストップに対応していない場合のみ、現在のキャリアでMNP予約番号を取得しておきましょう。

格安SIMの申し込みからSIM到着まで

準備ができたら、選んだ格安SIMの公式サイトから申し込みます。本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)と、MNPの場合は電話番号・MNP予約番号(必要な場合)、支払い用のクレジットカードなどを用意しておくとスムーズです。

物理SIMを選んだ場合は、申し込みから数日でSIMカードが郵送されてきます。一方、eSIMを選べば、最短で申し込み当日に開通できるため、急いでいる人にはeSIMがおすすめです。SIMが届いたら(eSIMの場合は開通手続きが完了したら)、いよいよ回線の切り替えに進みます。

APN設定とiPhoneのデータ移行・LINE引き継ぎ

新しいSIMをiPhoneに挿す(eSIMはプロファイルを登録する)と、回線の切り替えが行われます。多くの格安SIMでは、iPhoneの場合APN設定が自動で完了しますが、必要に応じて各社の案内に沿って構成プロファイルをインストールします。

手持ちのiPhoneをそのまま使う場合は、データ移行は不要です。アンテナピクトが立ち、通話やデータ通信ができれば乗り換え完了です。なお、LINEは電話番号での認証が基本なので、同じ電話番号を引き継いでいれば、トーク履歴も含めてそのまま使い続けられます。念のため、乗り換え前にLINEの「アカウント引き継ぎ」設定をオンにしておくとより安心です。

iPhone×格安SIMのよくある質問

最後に、iPhoneと格安SIMの組み合わせでよく寄せられる疑問にまとめてお答えします。乗り換え前の最後の不安を、ここで解消しておきましょう。

古いiPhoneでも格安SIMは使えますか?

多くの場合、使えます。数年前のiPhoneでも、SIMロックが解除されていて、選んだ格安SIMの回線に対応していれば問題なく使えます。ただし、あまりに古いモデルは最新のiOSに対応していなかったり、5Gが使えなかったりするため、購入元のキャリアと同じ回線を選ぶ、もしくは対応状況を各社の動作確認端末ページで確認しておくと安心です。

iPhoneは格安SIMとセットで買ったほうがお得ですか?

一概には言えません。端末セット割やキャンペーンがある会社では、セット購入が安くなることもあります。ただし、すでにiPhoneを持っているなら、そのまま使うのが最も安上がりです。買い替えたい場合も、SIMだけ格安SIMで契約し、本体は中古iPhoneや整備済品を別途購入したほうがトータルで安くなるケースが多くあります。

格安SIMでもiPhoneで5Gは使えますか?

使えます。5G対応のiPhone(iPhone 12以降)であれば、5Gに対応した格安SIM・プランで5G通信を利用できます。多くの格安SIMが追加料金なしで5Gに対応していますが、念のため申し込み前に各社のプランが5G対応かどうかを確認しておくとよいでしょう。なお、5Gのエリアは借りている大手キャリアの整備状況に準じますが、総務省の公表では2025年度末時点の全国の5G人口カバー率は98.6%まで広がっており、都市部以外でもつながりやすくなっています。

iPhoneでeSIMと物理SIMの2回線を使い分けられますか?

できます。iPhone XS以降は、物理SIMとeSIMを同時に使う「デュアルSIM」に対応しています。たとえばメイン回線を物理SIM、データ用のサブ回線をeSIMにする、仕事用とプライベート用で番号を分ける、といった使い方が可能です。データ用に安い格安SIMをeSIMで追加して、通信費を最適化する人も増えています。

乗り換えで電話番号やLINEはそのまま引き継げますか?

引き継げます。電話番号はMNP(番号そのまま乗り換え)を使えばそのまま維持できます。LINEも、同じ電話番号を引き継いでいれば、トーク履歴や友だちリストを含めてそのまま使い続けられます。乗り換え作業の前に、LINEアプリで「アカウントを引き継ぐ」設定をオンにし、念のためトーク履歴のバックアップを取っておくと、より安心して移行できます。

Apple WatchのセルラーモデルでもiPhone向け格安SIMは使えますか?

Apple Watchのセルラー機能(単体通信)は、現状ではほとんどの格安SIMで利用できません。これはApple Watchのモバイル通信が、大手キャリアの「ナンバーシェア」などの専用サービスに依存しているためです。Apple Watchのセルラーをどうしても使いたい場合は、対応している大手キャリアやそのサブブランドを検討する必要があります。iPhone本体の通信を格安SIMにしても、Apple WatchをiPhoneとペアリングして使う(Bluetooth/Wi-Fi接続)分には問題なく利用できます。

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