ドコモのポケット型WiFiの評判は?独自調査と実機検証で徹底解剖!

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ドコモのポケット型Wi-Fiを徹底解剖

ドコモのポケット型WiFiは、ドコモ回線を利用したつながりやすく高速なポケット型WiFiです。

とくに最新端末の下り最高速度は4.9Gbpsと、文字どおり最速となっており、それは実測値においても同様です。

主要なポケット型WiFiの平均通信速度(実測値)
通信回線 下り速度 上り速度 Ping値
ドコモ
WiFi STATION SH-54C
339.2Mbps 44.2Mbps 45.5ms
WiMAX
Speed Wi-Fi 5G X12
107.4Mbps 16.2Mbps 43.6ms
ソフトバンク
Pocket WiFi 5G A004ZT
101.8Mbps 16.9Mbps 40.1ms
ZEUS Wi-Fi
※クラウドSIM型
15.3Mbps 11.7Mbps 50.6ms

※引用:みんなのネット回線速度

そんなハイスペックなポケット型Wi-Fiですが、ドコモのスマホユーザーであれば月額1,100円で利用することができます(データ上限あり)。

一方、ドコモ以外のスマホユーザーにとっては最も高額なポケット型Wi-Fiとなっています。

これらの特徴から、ドコモのポケット型WiFiがおすすめな人は以下となります。

ドコモのポケット型Wi-Fiがおすすめな人
  • ドコモのスマホユーザー
  • 毎月30GBまでの利用を想定している人
  • とにかく高品質なポケット型Wi-Fiがほしい人

この記事では、ドコモのポケット型WiFiの特徴や評判などを、編集部が独自に実施したアンケート調査や実機検証を交えて解説します。

ドコモのポケット型WiFiの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

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この記事のもくじ

ドコモのポケット型WiFiの評判を解説

口コミ

ドコモのポケット型WiFiに関する評判を、アンケート調査や口コミから解説します。
そこからわかったメリットとデメリット、おすすめの人も紹介します。

現役ユーザーの総合満足度は10点満点中「7.58点」と高評価

編集部では、実際にドコモのポケット型WiFiを利用している人を対象とした独自のアンケート調査を実施しました。

星の数による評価
調査概要
  • 調査名:ドコモのポケット型WiFiの満足度に関するアンケート
  • 対象者:ドコモのポケット型WiFiを利用している方
  • 実施期間:2023年9月
  • 有効回答数:52件
  • 調査方法:インターネットによるアンケート
  • 調査主体:株式会社FREEDiVE

その結果、ドコモのポケット型WiFiを利用している人の総合満足度の平均点は10点満点中7.58点でした。

ユーザーからの評判は「良い」と言えるでしょう。

ドコモポケット型WiFiユーザーの口コミ

利用者の声

続いて、今回実施したユーザー調査で得られた口コミを紹介していきます。

愛知県在住・20代後半/男性
マンション/一人暮らし

WiMAXよりも速くて快適に使えるので満足

男性1
以前使用していたWiMAXよりも速くて快適に使えるので満足しています。オンライン会議にも安心して使えるし、動画視聴やオンラインゲームをしている時も固まったりすることがなく快適です。屋外でもつながりにくさを感じることはほとんどありません。

京都府在住・20代後半/男性
マンション/3人暮らし

場所によっては通信速度や電波が不安定になる

男性2
自宅で行う分には通信速度は申し分ないと思いますが、外出先で地下に入ると通信速度が遅くなるように感じます。混雑する繁華街、テーマパーク、ライブの開催地などでは電波が弱くなることがあります。LINE電話が途切れたこともありました。

徳島県在住・30代後半/女性
戸建て/3人暮らし

ネットワークが広範で通信品質も良い

女性1
スマホもドコモを利用しているので、ポケットWiFiをお得に使えるプランは魅力的だと思い、契約しました。毎月の通信費は格安業者と比べると安いとはいえませんが、ドコモのネットワークは広範で信頼性が高く、通信品質も良いので満足しています。

埼玉県在住・30代後半/女性
戸建て/5人暮らし

外出先では通信速度が遅くてストレスを感じる

女性2
建物内ではほとんど問題なく使えていますが、外出先では通信速度が遅くてストレスを感じる時があります。感覚的にワンテンポ遅れたり、待つこともしばしばあるので不満です。あと、車での移動中、田舎道を走っている時は通信が途切れる場所もあります。

青森県在住・20代前半/女性
マンション/一人暮らし

辺鄙な場所でも通信速度が速く快適に使える

女性1
青森県の弘前市のかなり辺鄙な場所に住んでいますが、通信速度は抜群に良いです。以前はソフトバンクを使っていたのですが、docomoは群を抜いて通信の品質が良いと思います。動画を見ていても止まるようなこともなくスムーズに使えるので助かります。

秋田県在住・40代後半/男性
戸建て/4人暮らし

場所や時間帯によってつながりにくいので不便

男性2
秋田県湯沢市内の自宅やカフェ、ファミレスなどの外出先で使用しています。問題なく使えることもありますが、場所や時間帯によってつながりにくいので不便さを感じています。特に高い建物に囲まれた場所や山間部では明らかにつながりにくいので困っています。

ドコモのポケット型Wi-Fiに対しては、通信品質データシェアについてポジティブな意見が多数ありました。

一方で、速度低下エリアに対する不満などネガティブな声もありました。

ドコモポケット型WiFiのメリットや強みは?

メリット

ユーザーへのアンケート調査と編集部による実機検証からわかった、ドコモのポケット型WiFiのメリットは以下のとおりです。

ドコモのポケット型Wi-Fiのメリット
  • 下り速度が圧倒的に速い
  • ドコモ回線でどこでもつながりやすい
  • ドコモユーザーならデータシェアで格安利用できる
  • 実店舗で契約できる

ドコモのポケット型WiFiの最大のメリットは、通信速度が安定して高速であること
そして、ドコモ回線のため全国どこでも繋がりやすいことです。

また、ドコモユーザー限定のメリットとしては、「データシェアプラン」で安価に運用できることも挙げられます。

不安であれば実店舗で契約できる点も嬉しいポイントと言えそうです。

ドコモのポケット型WiFiがおすすめの人

メリットから考えられるドコモのポケット型WiFiがおすすめの人は以下のとおりです。

ドコモのポケット型Wi-Fiがおすすめな人
  • ポケット型Wi-Fiが欲しいドコモのスマホユーザー
  • 毎月30GBまでの利用を想定している人
  • 料金が高くても高性能なポケット型WiFiを利用したい人

ドコモのポケット型Wi-Fiは「データシェアプラン(月額1,100円)」で安く利用できるため、ドコモのスマホユーザーで、ポケット型Wi-Fiを探している人におすすめです。

ただし、その場合はデータ容量の上限が30GBとなります。
「データ無制限ではない点」に注意しましょう。

また、ドコモ以外のスマホユーザーも含め、「とにかく高品質なポケット型Wi-Fiが欲しい」人であれば、下り最速のドコモがおすすめということになります。


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ドコモポケット型WiFiのデメリットや弱みは?

デメリット

ドコモのポケット型WiFiのデメリットは以下のとおりです。

ドコモのポケット型Wi-Fiのデメリット
  • ドコモユーザーのデータ通信量は最大30GB
  • 端末代金が高額
  • ドコモユーザー以外には月額料金も高額

ドコモユーザーのメリットである「データシェアプラン」を利用した場合は、データ無制限とはなりません
シェアできるデータの上限は30GBです。

また、スペックに比例して端末が高額であることもデメリットです。
とくに最速の端末である「WiFi STATION SH-54C」は96,800円となっています。

ドコモ以外のスマホユーザーは「データシェアプラン」が利用できないため、契約プランは「eximo」になります。

「eximo」の月額利用料は4,565円からで、3GB以上は7,315円…と、その月額料金は他社と比べて高額です。

ドコモのポケット型WiFiをおすすめできない人

デメリットから考えられるドコモのポケット型WiFiがおすすめできない人は以下のとおりです。

ドコモのポケット型Wi-Fiがおすすめできない人
  • ドコモ以外のスマホスーザー
  • データ無制限の安いポケット型Wi-Fiが欲しい人
  • とにかく安いポケット型Wi-Fiが欲しい人

ドコモ以外のスマホユーザーにとっては月額料金が高いため、おすすめとは言えません。

また、ドコモユーザーも含めて「データ無制限」のポケット型Wi-Fiを探している人には、ドコモの「eximo」よりも安価な「WiMAX」がおすすめです。

WiMAXでも月額料金の安い「GMOとくとくBB WiMAX」を検討してみてください。

スペックや無制限にこだわらず、とにかく安いWi-Fiを探している人は、「クラウドSIMタイプ」のポケット型Wi-Fiもあわせて検討すると良いでしょう。

「AiR Wi-Fi」であれば「20GB・1,958円」から利用することができます。

ドコモのポケット型WiFiの基本情報

docomo ロゴ

ドコモのポケット型WiFiの基本情報と特徴を以下の表にまとめました。

基本情報
最大通信速度
※最新機種
  • 下り 4.9Gbps(5G)/1.7Gbps(4G)
  • 上り 1.1Gbps(5G)/131.3Mbps(4G)
データ容量 ポケット型WiFi単独契約 ドコモスマホとの併用
  • 1GB〜無制限
  • 最大30GB
月額料金
  • eximo
    ・〜1GB     4,565円
    ・1〜3GB     5,665円
    ・3GB〜無制限  7,315円
  • irumo
    ・0.5GB 550円
    ・3GB  2,167円
    ・6GB  2,827円
    ・9GB  3,377円
  • 5Gデータプラス
    1,100円
    ※ポケット型WiFiは最大30GBまで利用可能
増量オプション
(データチャージ)
  • 1GB追加オプション
    ・1GBあたり:1,100円
初期費用
  • 契約事務手数料 3,850円
    ※店頭契約の場合のみ
解約違約金 なし
支払い方法
  • クレジットカード
  • 口座振替 など
海外利用 対応
回線 ドコモ
運営 株式会社NTTドコモ

下り最大4.9Gbpsという圧倒的な速度を誇るドコモのポケット型Wi-Fi。

「irumo」または「eximo」によるポケット型Wi-Fi単独での契約も可能ですが、コスパは良くありません。

一方、スマホとの併用(「データプラス」)であれば安価に最高品質のWi-Fiを利用することができます。

料金については以下で詳しく解説しています。

5G対応端末は3種類!どれがおすすめ?

ドコモのポケット型WiFiの通信機種は3種類あります(2024年12月現在)。
機種ごとの端末価格や性能は以下の通りです。

ドコモのポケット型WiFiの機種一覧
通信機種 WiFi STATION
SH-54C
WiFi STATION
SH-52B
WiFi STATION
SH-52A
SH-54C
SH-52B
SH-52A
端末価格 96,800円 35,640円 68,904円
通信回線 5G,4G(LTE)
サイズ
H×W×D(mm)
約84×157×16 約74×108×15.7 約84×157×16
重量 約282g 約166g 約268g
最大通信速度 下り:4.9Gbps
上り:1.1Gbps
下り:4.2Gbps
上り:218Mbps
下り:4.2Gbps
上り:480Mbps
バッテリー 4000mAh
同時接続台数 17台 18台
連続通信時間 約540分 約440分 約290分
発売時期 2023年1月 2021年9月 2020年6月

スペックは「WiFi STATION SH-54C」が最も優れていますが、そのぶん端末価格も高額になっています。

すべての機種が5Gに対応している一方、「5G SA(スタンド・アローン)」に対応しているのは「WiFi STATION SH-54C」のみとなります。

■5G SAとは?

5G SAの仕組み
▲画像は公式より

「5G SA」を一言で表すならば「5G専用のシステム」です。
「高速大容量通信」「高信頼低遅延」「多数同時接続通信」などが期待できる一方、対応エリアはまだまだ狭いのが現状です。

そのため、コスパに優れた「WiFi STATION SH-52B」がおすすめ端末となります。

ドコモのポケット型WiFiの料金プランを解説

電卓

ドコモのポケット型WiFiの料金プランは、「ドコモユーザー」と「ドコモ以外のユーザー」でまったく異なります

それぞれの料金プランについて解説します。

ドコモ以外のスマホユーザーでも契約できる?その場合はいくら?

ドコモのポケット型WiFiはドコモユーザー以外でも契約して利用できます。

その場合は「eximo」または「irumo」の契約が必要となります。
※「5Gギガホ プレミア」等の料金プランは、2023年6月30日をもって新規申し込みが終了しています。

ドコモの通信回線の料金プラン
月額料金 ドコモ以外のスマホユーザー ドコモのスマホユーザー
  • eximo
    ・〜1GB     4,565円
    ・1〜3GB     5,665円
    ・3GB〜無制限  7,315円
  • irumo
    ・0.5GB 550円
    ・3GB  2,167円
    ・6GB  2,827円
    ・9GB  3,377円
  • 5Gデータプラス
    1,100円
    ※ポケット型WiFiは最大30GBまで利用可能

ただし、「irumo」は使用できるデータ量が最大9GBのため、コスパを考えると選択肢からは外れます。

一方、「eximo」では無制限で高速なWi-Fiが利用できる反面、3GB以上は月額7,315円というポケット型Wi-Fi最高額のサービスとなってしまいます。

ドコモのスマホユーザーは「データシェア」で格安運用ができる

ドコモのポケット型WiFi端末の料金プラン
▲引用:公式より

ドコモのスマホユーザーであれば、月額料金1,100円の「5Gデータプラス」もしくは「データプラス」に加入することでポケット型WiFiを格安で利用できます。

厳密には、「親機にあたるスマホのデータ量をシェア」することができます。

対象となるドコモ回線の料金プラン
  • 現行プラン
    「eximo」

  • 旧プラン
    「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト」

ただし、データシェアにおいてポケット型Wi-Fiで使用できるデータ量は30GBが上限となります。

ポケット型Wi-Fiを無制限で利用したいのであれば、別途「eximo」への加入が必要です。

安く無制限のポケット型Wi-Fiが欲しい人は、月額4,000円程度で利用できるWiMAXを選ぶ方がよいでしょう。

解約金・事務手数料はなし・初期費用は端末料金のみ

違約金

ドコモのポケット型WiFiは、端末代金以外の初期費用が一切かかりません。

また、契約期間の縛りや解約金もないため、解約したいと思ったときはすぐに解約できます。

キャッシュバック・キャンペーン情報

2024年12月現在、ドコモのポケット型W-Fiを対象としたキャッシュバックなどのキャンペーンは実施されていません

一方で、月額料金を安く抑えられる割引システムがあります。
ドコモのポケット型W-Fiの割引システムは以下の3つです。

ドコモのポケット型WiFiの割引システム
  • みんなドコモ割
  • ドコモ光セット割
  • dカードお支払割

「みんなドコモ割」は「ファミリー割引」のグループ内で、条件を満たした回線数に応じて月額料金が割引されます。
割引額は2回線で550円、3回線で1,100円となっています。

「ドコモ光セット割」は光回線の「ドコモ光」を契約中の方がドコモ回線の対象プランを契約した場合、月額料金が永年1,100円割引されます。

支払い方法をdカードに設定すると、「dカードお支払割」が適用され月額料金が187円割引されます。

ドコモポケット型WiFiの速度について解説

WiFiのスピードテスト結果

ここからはドコモのポケット型WiFiの速度について解説します。

実測値は高速で安定している

ドコモのポケット型WiFiの通信速度(実測値)は、以下の通りです。

ドコモのポケット型WiFiの平均通信速度(実測値)
時間帯 下り 上り Ping値
59.8Mbps 53.1Mbps 31.8ms
60.8Mbps 61.6Mbps 38.9ms
夕方 54.7Mbps 57.1Mbps 38.2ms
49.3Mbps 48.2Mbps 36.4ms
深夜 49.3Mbps 43.7Mbps 33.8ms

※引用:みんなのネット回線速度

上記の実測値からも、どの時間帯でも通信速度は安定しており、朝から夜まで問題なく利用できることがわかります。

他社との比較は以下の通りです。

主要なポケット型WiFiの平均通信速度(実測値)
通信回線 下り速度 上り速度 Ping値
ドコモ
WiFi STATION SH-54C
339.2Mbps 44.2Mbps 45.5ms
WiMAX
Speed Wi-Fi 5G X12
107.4Mbps 16.2Mbps 43.6ms
ソフトバンク
Pocket WiFi 5G A004ZT
101.8Mbps 16.9Mbps 40.1ms
ZEUS Wi-Fi
※クラウドSIM型
15.3Mbps 11.7Mbps 50.6ms

※引用:みんなのネット回線速度

環境によって速度は変化しますが、ドコモ回線の下り速度が圧倒的に速いことがわかります。

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月30GBを超えると速度制限がかかる

データシェアでは、親機のプランがデータ無制限でもポケット型WiFiで利用可能なデータ容量は月30GBまでという制限があります。

30GBを超えた後は、親機の料金プランに応じて、以下のような速度制限がかかります。

ペア回線の料金プラン 制限後の速度
5Gギガライト、ギガライト 最大128kbps
eximo、5Gギガホ プレミア、
ギガホ プレミア
最大1Mbps
5Gギガホ 最大3Mbps

最大1Mbpsの下り速度があれば、webサイトの閲覧程度は可能です。
しかし、最大128kbpsの場合はLINEやメールのテキスト送信程度しかできなくなります。

「制限を避けること」がなにより大事ですが、この速度差は大きいと言えます。

もしデータ使用量が増えて速度制限がかかりそうになった場合は、「1GB追加オプション」というオプションがあります。

こちらを利用すれば、1GBあたり1,100円でデータを追加できます。

なお、必要な下り速度は、下図を目安にしてください。

■必要な下り速度の目安
必要な下り速度の目安

つながらない・速度が遅い場合の対処法

ローディング中のイメージ

ドコモのポケット型WiFiを使用していて、「通信が途切れがちになる」「速度が遅い」などと感じたときは、以下の対処法を試してみましょう。

つながらない・速度が遅いときの対処法
  1. WiFi端末、接続中のスマホやPCなどの端末を再起動
  2. 接続端末の数を減らす
  3. WiFi端末を電波の良い場所へ移動する

WiFiルーターや接続中の端末を再起動する

解決策の一つとして挙げられるのは、端末の再起動です。
端末を再起動することで、つながりにくさや速度の低下などの問題が解決する可能性があります。

また、接続しているスマホやPCも再起動すると速度が向上することがあるので、試してみましょう。

接続端末の数を減らす

ドコモのポケット型Wi-Fiは複数の端末の接続が可能です。
しかし、接続台数が増えると速度は低下します。
そのため、接続端末を減らすことで速度が改善する可能性もあります。

端末を電波の良い場所へ移動する

ポケット型WiFiはスマホと同じように、利用している場所によって電波が弱くなることがあります。

室内では壁や棚などが障害物となる場合があるので、窓際に置くなど利用場所を変更してみるとよいでしょう。

ドコモポケット型WiFiの対応エリアについて解説

WiMAXの利用エリア

ドコモのポケット型WiFiの対応エリアは広いと言えます。
ここでは、地下や海外での利用について説明します。

地下でもつながりやすい

ドコモのポケット型WiFiの対応エリアは、ドコモの通信サービスエリアと同じです。
ドコモは3大スマホの中でも基地局が多く、地下でもつながりやすいと言われています。

ドコモの通信サービスエリアの詳細は、以下のページから確認できます。

docomo 通信・エリア | NTTドコモ

海外でも利用可能

ドコモのポケット型WiFiは、国内だけではなく海外でも利用できます。
82の国や地域で利用可能で、日本人の渡航先の95%をカバーしています。

渡航先で利用したい場合は、事前に対応エリアかどうかを確認しておくと安心です。
利用可能な国や地域の詳細は、以下のページから確認できます。

docomo 通信・エリア | NTTドコモ

ドコモポケット型WiFiを実際使ってみた

ドコモのポケット型WiFi端末の使用感
▲WiFi STATION SH-54Cを公私に渡って利用しました

今回の記事作成のために、編集部で「WiFi STATION SH-54C」を購入し、じっくり使い込んでみました。

最速と言われるドコモのポケット型Wi-Fiは、どれくらいすごいのか…。
申し込みから実際の使用感なども含めて、忖度なしでレビューします。

申し込みから端末セットアップまで

ドコモのポケット型WiFi端末が入っている箱
▲最新機種「WiFi STATION SH-54C」を購入しました

ドコモのポケット型WiFiの申し込みはドコモショップで行いました。

店舗契約の数日後、連絡を受けて端末を受け取りに行くと、SIMカードの装着は店舗でやってくれます。

オンラインで購入した場合は、自身でSIMカードを装着する必要があります。

気になる実測値を計測してみた

さっそく下り速度を計測してみた結果は以下の通りです。
実測値は想像よりも低い数値となりました。

東京都・中野区での速度検証結果
  平日12:00平均 平日22:00平均 週末12:00平均 週末22:00平均
下り速度 66.7Mbps 106.8Mbps 74.8Mbps 136.9Mbps
上り速度 25.2Mbps 33.5Mbps 18.6Mbps 35.5Mbps
Ping値 61ms 46ms 44ms 48ms

※平日は月〜金のうち2日間、同時刻に3回づつ計測した合計6回の平均値、
※週末は土日に3回づつ計測した合計6回の平均値を記載

上記はあくまで今回の編集部計測の結果です。
速度は場所や時間などの環境によって大きく変動するとはいえ、200Mbpsを軽く超えると予想していたこともあり、少々驚きました。
(充分「速い」ことは間違いありません)

続いて、人混みや地下での使用感を検証すべく「東京メトロ・西新宿駅」の構内にて調査を実施しました。

ドコモのポケット型WiFi端末を地下鉄駅構内で使用する編集部員

速度のほか、web閲覧とYouTube視聴を試した結果は以下の通りです。

地下鉄駅構内(東京メトロ・西新宿)での検証
  平日・昼平均 平日・夕方平均
下り速度 96.3Mbps 68.6Mbps
上り速度 13.8Mbps 18.6Mbps
Ping値 54ms 51ms
YouTube視聴
★5…快適
★4…良好
★3…可能
★2…困難
★1…不可
  • 評価:★★★★★
  • 感想:問題なく視聴可能
  • 評価:★★★★★
  • 感想:バッファなどもなくスムーズな視聴が可能
web閲覧
★5…快適
★4…良好
★3…可能
★2…困難
★1…不可
  • 評価:★★★★★
  • 感想:ストレスなく、快適に 閲覧可能
  • 評価:★★★★★
  • 感想:画像の多いページでも問題なく閲覧が可能

※検証は12:00、18:00の前後1時間内、3回づつ計測した平均値を記載
※YouTubeは画質480pで視聴、webはYahoo!トップページを閲覧

今回の検証では、通勤ラッシュ時である夕方でもストレスなくスムーズにweb閲覧やYouTube視聴が可能でした。

ちなみに、同時に検証したクラウドSIMタイプのポケット型Wi-Fiでは、速度低下はおろか、ほぼつながらない状態…。

このあたりは、さすがのドコモ品質だと感じました。

2週間利用した使用感は?

ドコモのポケット型WiFi端末を実際に使用

期待値が高かっただけに、爆速を体感できなかったのは残念な結果でした。
とはいえ、いつでもどこでもストレスなく使えるポケット型Wi-Fiであることは間違いありません。

ただし、端末については評価が分かれそうです。

スタイリッシュかつ高級感がある一方で、サイズが大きく重さもあるため毎日の持ち運びには不向きだと感じました。

検証結果まとめ
  • どこでもつながり、速度は十分に速いと言える
  • 数値は最速だが、体感はソフトバンクと同等程度の印象
  • 端末が大きく重いため、持ち運びが面倒
  • 端末に指紋がつきやすく目立つため気になった

ドコモのPocket WiFiに関するよくある質問

FAQ

ここからは、ドコモのポケット型WiFiに関するよくある以下の質問を紹介します。

バッテリー容量は?どれくらい連続使用が可能?

「WiFi STATION SH-54C」のバッテリー容量は4,000mAhです。
連続持続時間は5G通信で約9時間…と、屋外で使うにはやや物足りないバッテリーです。

利用頻度の高い人は、外出時には充電ケーブルを持っていった方がいいでしょう。

ドコモポケット型WiFiの解約方法は?

解約

ドコモのポケット型WiFiを解約したいときは、オンラインもしくはドコモショップから手続きができます。
ネットで解約する場合は、マイページ(My docomo)から手続きをします。
ドコモショップで解約する場合は、混雑を避けるため事前に予約してから行きましょう。

有線接続はできる?

WiFi STATION SH-54Cに同梱されるUSB-Ether変換ケーブル
▲WiFi STATION SH-54Cに同梱されるUSB-Ether変換ケーブル

本記事で紹介した3機種は、いずれも有線接続が可能です。
機種ごとの有線接続方法は以下の通りです。

WiFi STATION SH-54C 同梱された「USB-Ether変換ケーブルを使用
WiFi STATION SH-54B 専用クレードル(別売)を使用
WiFi STATION SH-54A 端末にLANポート有り
※有線LANポート内蔵モデル

ドコモポケット型WiFiはレンタルできる?

ドコモのポケット型WiFiは、ドコモショップや公式サイトでのレンタルサービスを行っていません

この記事のまとめ

ドコモのポケット型WiFi端末

この記事ではドコモのポケット型WiFiの特徴や評判などを、ユーザーアンケート調査や実機検証を交えて解説しました。

ドコモのポケット型WiFiは、場所や時間帯に関係なく、いつでもどこでも高速かつ安定したWi-Fi環境を提供してくれることがわかりました。

ドコモのスマホユーザーなら、スマホの月額料金プラス1,100円で通信品質の良いドコモのポケット型WiFiを利用できます。

ドコモのポケット型Wi-Fiがおすすめな人
  • ドコモのスマホユーザー
  • 毎月30GBまでの利用を想定している人
  • とにかく高品質なポケット型Wi-Fiがほしい人

ドコモのポケット型WiFiを利用したい方は、ぜひ検討してみてください。


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