数あるWiMAXプロバイダのなかでも、口座振替で利用できるプロバイダは「BIGLOBE WiMAX」「UQ WiMAX」「Broad WiMAX」の3社に限られます。
なかでも、おすすめは11,500円のキャッシュバックキャンペーンを実施中の「BIGLOBE WiMAX」です。
下表の通り、3社の支払総額を比べると、BIGLOBE WiMAXが最安値となります。
利用期間 | BIGLOBE WiMAX | UQ WiMAX | Broad WiMAX |
---|---|---|---|
1年 | 55,578円 | 61,248円 | 101,846円 |
2年 | 94,914円 | 119,966円 | 144,812円 |
3年 | 152,400円 | 179,366円 | 197,678円 |
※キャッシュバック金額、口座振替手数料込み。
この記事では、口座振替に対応しているWiMAXプロバイダの選び方や、契約前に知っておきたい注意点を解説します。
また、実際に口座振替でWiMAXプロバイダに申し込んだ女性の体験談もお届けします。
- この記事のもくじ
-
- 1WiMAXプロバイダの選び方とおすすめプロバイダ
- 1-1口座振替できるWiMAXプロバイダの選び方
- 1-2【口座振替可】おすすめプロバイダ「BIGLOBE WiMAX」基本情報
- 2【体験談】WiMAXを口座振替で申し込んだ方にインタビュー
- 3口座振替でWiMAXを契約する際の注意点
- 3-1口座振替できるプロバイダ全社共通の注意点
- 3-2口座振替できるプロバイダ別の注意点
- 4口座振替でWiMAXを申し込む方法【UQ WiMAX編】
- 4-1UQ WiMAX Web申し込みの場合
- 4-2店頭での申し込みの場合
- 5口座振替できるWiMAXについてよくある質問
- 5-1Q.ホームルーターも口座振替で利用できる?
- 5-2Q.デビットカードやプリペイドカードでWiMAXに申し込める?
- 5-3Q.もし口座振替に失敗したらどうなるの?
- 5-4Q.契約途中で支払方法を変更できる?
WiMAXプロバイダの選び方とおすすめプロバイダ
口座振替できるWiMAXプロバイダの選び方
WiMAXを利用するためには「WiMAXプロバイダ」と契約する必要があります。
WiMAXプロバイダは複数存在しますが、どのプロバイダも同じ「WiMAX」という通信サービスを取り扱っています。
そのため、通信速度、サービス対応エリア、取り扱い端末(ルーター)はどのプロバイダも同じ。大きく異なるのは、利用料金です。
同じWiMAXというサービスを使うのであれば、少しでも支払い総額が安くなるプロバイダを選びたいもの。
おすすめは、キャッシュバックキャンペーンの金額込みの支払い総額を比べ、最も安いプロバイダを選ぶことです。
月額料金の設定やキャッシュバックの実施有無・金額などは大きく異なります。
そのため、同じWiMAXサービスでも、支払い総額に差がつくのです。
【口座振替可】おすすめプロバイダ「BIGLOBE WiMAX」基本情報
口座振替が利用できるプロバイダのなかで、支払い総額が最も安いのは「BIGLOBE WiMAX」です(2024年12月時点)。
初月の利用料が無料な上、ほぼ無条件で翌月にもらえる11,500円のキャッシュバックも実施しています。
ただし、BIGLOBE WiMAXを口座振替で利用する際には、以下の点に注意が必要です。
- BIGLOBE WiMAXの注意点
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- 毎月220円の口座振替手数料がかかる
- 端末代は一括払いのみのため、初月の支払いが3万円を超える
- 申し込んでから端末発送まで14日程度かかる
口座振替の際、毎月220円の口座振替手数料がかかります。
また、端末代は一括払いのみとなり、分割払いはできません。
初月に一次的な出費があるという点を覚えておきましょう。
口座振替の場合、クレジットカードと違って、紙の書類のやり取りが発生します。
Web申し込み後に自宅に届く「支払方法登録申込書」を記入・返送し、BIGLOBE WiMAX側が内容を確認すると端末が発送されます。
ギガ放題プラスSを一括払いで利用する場合 | |
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初月の費用 |
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月額料金 |
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キャッシュバック | 11,500円 |
端末代 | 27,720円 |
口座振替手数料 | 220円/回 |
振替日 | 毎月25日または末日 毎月1日~末日までの利用料金を翌々月以降支払 |
口座振替の手続き方法 | Web(書類送付が必要) |
契約の縛り期間 | なし |
解約違約金 | なし |
契約端末 |
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使えるデータ量 | 無制限 |
サービス対応エリア | 全国 |
利用回線 | au 5G、au 4G LTE、WiMAX 2+ |
下り最大速度 ※実測値 |
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【体験談】WiMAXを口座振替で申し込んだ方にインタビュー
実際に「UQ WiMAX」を口座振替で利用したことのある女性に話を聞いてみました。
真鱈さん
30代・女性・会社員
取材日:2024年5月30日
Q.契約したプロバイダを教えてください
3年前にUQ WiMAXを契約しました。
Q.支払い方法を「口座振替」にしたのはなぜですか?
当時クレジットカードを持っていなかったので、ダメ元でデビットカードの番号を書いて申し込んでみました。
すると、書類が戻ってきてしまって……。
私の使っていたデビットカードは登録できなかったため、結局、口座振替で申し込みました。
Q.口座振替で契約する際、印象に残っていることはありますか?
私は電話で申し込んだのですが、意外と紙の書類のやりとりが多く大変でした。
話をうかがった真鱈さんは、デビットカードを利用できず、口座振替を選択したようです。
UQ WiMAXの場合、デビットカードの種類によっては使える可能性がありますが、どのカードが使える、といった情報は公開されていません。
詳しくは発行カード会社や金融機関に問い合わせましょう。
また、電話申し込みの場合は、紙の書類の提出が必要です。
紙の手続きを避けたい方は、Web申し込みがおすすめ。
印鑑の捺印も不要で、本人確認書類のアップロード等すべての手続きがオンライン上で完了します。
口座振替でWiMAXを契約する際の注意点
口座振替でWiMAXを利用する際には、クレジットカード払いとは異なる注意点があります。
口座振替できるプロバイダに共通する注意点と、プロバイダ別の注意点とに分けてお伝えします。
口座振替できるプロバイダ全社共通の注意点
口座振替にも「審査」がある
支払方法を「口座振替」で申し込んだ場合、必ず審査があります。
審査とは、プロバイダ側が申込者に支払い能力があるかを確認すること。
この審査に通らなければ、WiMAXプロバイダのサービスを利用できません。
クレジットカード払いであれば、クレジットカードを持っている人=支払い能力がある人だと判断されるため、この審査のプロセスは省かれます。
審査におけるチェックポイントは公開されていませんが、申し込みの際は提出する情報に誤りや抜けがないように注意しましょう。
端末受取時に代引き手数料がかかることも
口座振替の場合、モバイルルーターやホームルーターの端末を受け取る際に、代引き手数料を支払う必要があります。
ただし例外として、以下の場合は代引き手数料は発生しません。
- UQ WiMAXをUQスポット(店頭)で申し込んだ場合
- UQ WiMAXで端末を36回分割払いで申し込んだ場合
口座引き落としに失敗すると請求書の発行手数料が発生する
残高不足などによって口座の振替に失敗すると、利用料に加え、新たに請求書の発行手数料が上乗せされて請求されることがあります。
また、再び支払い期日に遅れてしまうと、WiMAXサービスが強制的に停止される可能性も。
どのプロバイダも、口座の振替日は月末~月初に設定されています。
振替日の前に、口座に残高が十分あるか確認しましょう。
口座振替できるプロバイダ別の注意点
続いて、口座振替できるプロバイダ別の注意点をお伝えします。
BIGLOBE WiMAXを口座振替で申し込む際の注意点
端末は一括払いのみのため、開始月の支払いが高額になる
BIGLOBE WiMAXを口座振替で利用すると、端末の支払いが「一括払い」に限られてしまいます。
そのため、サービス利用開始の際に3万円を超える現金を用意する必要があります。
端末価格 | 27,720円 |
---|---|
初期費用 | 3,300円 |
代引き手数料 | 440円 |
合計 | 31,460円 |
UQ WiMAXで端末を36回払いにすれば、サービス利用開始時に必要な費用は4,000円前後で済むことを考えると、BIGLOBE WiMAXの負担は大きいといえるでしょう。
毎月220円の口座振替手数料がかかる(条件によっては無料)
口座振替でBIGLOBE WiMAXを利用すると、毎月220円の口座振替手数料がかかります。
ただし、auのスマホなどのKDDIサービス利用料と合算して請求する場合や、auひかり対応コースを利用している場合は、口座振替の手数料は発生しません。
端末発送までに時間がかかる
BIGLOBE WiMAXを口座振替で申し込んだ場合、申し込みから端末の受け取りまで2週間ほどかかります。
- 端末受け取りまでの流れ
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- Webまたは電話で申し込む
- 自宅に届く紙の「支払方法登録申込書」に記入・返送する
- 審査が行われる
- 審査に通ったら、2~7日で端末が届く
- 利用スタート
BIGLOBE WiMAXの場合、口座振替のための紙の書類を提出する必要があるため、端末を受け取るまでに時間がかかってしまいます。
1日でも早くネットを使えるようにしたい方は、Webで手続きが完結するUQ WiMAXを選んだほうがスムーズでしょう。
UQ WiMAXを口座振替で申し込む際の注意点
無料お試しサービス「Try WiMAX」を申し込めない
UQ WiMAXならではのサービスとして、契約前に15日間無料でWiMAXサービスを試せる「Try WiMAX」があります。
本契約前につながりやすさ等を確認できる便利なサービスですが、契約者本人のクレジットカードを登録することが利用条件であるため、口座振替の方は利用できません。
Broad WiMAXを口座振替で申し込む際の注意点
口座振替だとキャッシュバックが適用されない
Broad WiMAXでは、随時キャッシュバックキャンペーンを行っています。
しかし、このキャンペーンはあくまでクレジットカード払いが対象。
口座振替で申し込んだ場合には、キャッシュバックキャンペーン対象外となってしまいます。
初期費用が高くつくBroad WiMAXだからこそ、キャッシュバックキャンペーンが適用されないのは注意したいポイントです。
毎月220円の口座振替手数料がかかる
Broad WiMAXも、BIGLOBE WiMAXと同様に口座振替の際の手数料がかかります。
口座振替手数料は1回につき220円。
年間2,640円の手数料を支払う必要があります。
口座振替でWiMAXを申し込む方法【UQ WiMAX編】
ここからは、口座振替でのWiMAXの申し込み方法を解説します。
UQ WiMAX Web申し込みの場合
1.必要なものを準備する
申し込みの際には(1)本人確認書類 (2)口座振替用の銀行口座の2つが必要です。
(1)本人確認書類
本人確認書類として認められている書類は、公式サイトに記載されています。
健康保険証など一部の書類は、公共料金の領収書や住民票といった「補助書類」も一緒に提示する必要があります。
- 本人確認書類の一例
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- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 健康保険証+補助書類(公共料金領収証または住民票) など
(2)口座振替用の銀行口座
キャッシュカードや通帳など、口座番号が確認できるものを用意しましょう。
UQ WiMAXの場合、都市銀行、地方銀行、ゆうちょ銀行、ネットバンクなど、ほとんどの銀行が振替用の口座として使えます。
1.申込ページより端末を選ぶ
「UQ WiMAX オンラインショップ」にアクセスし、利用したい端末(モバイルルーターまたはホームルーター)を選びます。
SIMのみ契約したい方以外は「新規機種+SIMのお申し込み」を選びます。
主に自宅でネットを利用する方は据え置き型のホームルーターを、外出時も利用したい方はモバイルルーター(ポケット型WiFi)を選びましょう。
2.端末のカラーや支払方法を選ぶ
画面に従い、支払方法などを選択します。
有料のオプションやアクセサリーが不要な場合は、すべてチェックを外しましょう。
3.本人情報を入力する
重要事項説明などの書類を確認し、チェックを入れます。
赤枠の書類をすべて確認すると、各項目にチェックマークを入れられるようになります。
4.口座振替の手続き方法を選択する
口座振替の手続きは、「Web申し込み」と「口座振替依頼書」の二つから選べます。
「Web申込」を選ぶと、金融機関の選択や本人確認書類の提出をすべてオンライン上で済ませられるので、手続きがスムーズに終わります。
「口座振替依頼書」を希望する場合は、申し込み後に自宅に届く「口座振替依頼書」に必要事項を記入の上、返送します。
この際、金融機関の「届出印」の捺印も必要です。
▲口座振替依頼書は公式サイトからもダウンロード可能です
5.申し込み完了後、口座振替の手続きを行う
Web申し込み完了後は、以下の手続きをおこないます。
- 申し込み完了後、専用のサイトで口座振替を行う金融機関を選択する
- 申し込み完了画面または申し込み完了後に届くメール内の「書類アップロード」より、本人確認書類を提出する
6.審査後、端末が届く
申し込みが完了すると、審査が行われます。
そのときの混雑状況にもよりますが、最短で申し込んだ翌日に審査が完了します。
審査が終わると、モバイルルーターもしくはホームルーターの端末が発送されます。最短2~3日で、自宅に届きます。
7.端末にSIMを差し込んで、準備完了!
同梱されているSIMカードを端末本体に差し込めば、準備OK。
Wi-Fiに繋ぎたい端末にSSID・パスワードを入力するか、モバイルルーターの場合は画面に表示されるQRコードを読み取ることで、設定がすぐに完了します。
店頭での申し込みの場合
UQ WiMAXは、全国各地のUQのお店「UQスポット」でも申し込めます。
スタッフに相談しながら申し込みたい方や、なるべく早く手続きを完了させたい方は店頭の申し込みがオススメです。
▲UQスポット(引用:公式サイト)
1.持ち物を確認する
店頭での申し込みにあたっては、以下の3点が必要です。
- 店頭申し込み時の持ち物
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- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 金融機関のキャッシュカード
- 現金(端末代の支払いとして)
2.店舗にて端末やプランを決める
料金プランや端末などをスタッフに相談します。
利用にあたっての不明点は、その場で解決できます。
3.申込手続き
端末やプランが決まったら、申し込みの手続きをおこないます。
口座振替で支払うためには、本人確認書類やキャッシュカードの提示が必要です。
なお、端末は現金で支払います。
4.利用開始
手続きが完了したら、その場で端末を受け取り、利用スタート!
口座振替できるWiMAXについてよくある質問
最後に、WiMAXを口座振替で利用する際によくある質問をまとめました。
Q.ホームルーターも口座振替で利用できる?
A.はい、利用できます
口座振替に対応している以下の3社であれば、ホームルーターもモバイルルーターと同様に口座振替で利用できます。
- UQ WiMAX
- BIGLOBE WiMAX
- Broad WiMAX
Q.デビットカードやプリペイドカードでWiMAXに申し込める?
A.基本的には申し込めませんが、プロバイダやカードによっては申し込める可能性があります
支払いにデビットカードやプリペイドカードが使えるかどうかは、プロバイダやカードによります。
Broad WiMAXはデビットカードやプリペイドカードは利用不可としていますが、UQ WiMAXやBIGLOBE WiMAXはカードによっては使える可能性があります。
UQ WiMAXに問い合わせたところ、カードが使えるかどうかは、プロバイダ側ではなくカード会社の判断になるとのこと。
詳しくは、お手持ちのカード会社に確認しましょう。
Q.もし口座振替に失敗したらどうなるの?
A.対応はプロバイダによって異なります
残高不足などを理由として銀行口座から利用料が引き落とされなかった場合の対応は、プロバイダごとに異なります。
基本的には何らかの方法で再度請求されますが、請求方法が各社異なります。
BIGLOBE WiMAXの場合
口座から引き落としできなかった場合は、KDDI株式会社よりコンビニ支払い専用の請求書が郵送されます。
この際、請求書の発行手数料として220円がかかります。
支払い期日までに支払えなかった場合は、サービスが停止されてしまいます。
UQ WiMAXの場合
初めて引き落としできなかった場合は、翌月再び口座振替で引き落とされます。
次の月も口座から引き落としができなかった場合は、コンビニ支払い専用の請求書が送られてきます。
コンビニ支払い専用の請求書は2回目までは手数料無料ですが、3回目以降は165円の手数料が加算されてしまいます。
期日内に支払えなかった場合は回線の利用が停止されるため、万一引き落としに失敗した場合は、速やかに請求書で支払いましょう。
Broad WiMAXの場合
引き落としができなかった場合、翌月15日以降に、振込用紙または銀行振込の案内が届きます。
この際、請求書の発行手数料として330円がかかります。
支払い期日を過ぎると回線停止の対象となるため、万一引き落としができなかった場合は、なるべく早めに対応しましょう。
Q.契約途中で支払方法を変更できる?
A.Web上のマイページから変更できます
契約途中に支払方法を変更したい場合は、各社Web上のマイページから手続きすることができます。