限界突破WiFi IIの評判をユーザー調査と実機検証で徹底解説

限界突破WiFi IIは1日最大10GBの大容量通信が可能なポケット型Wi-Fi（モバイルルーター）です。

ドコモを含む3大キャリアのエリアに対応しているため、全国的につながりやすい「クラウドSIM」回線を利用しています。

限界突破WiFi IIの最大の特徴は何といっても「1日に最大10GBのデータが利用できる」という、圧倒的なデータ量です。

多くのポケット型Wi-Fiが「大容量」として100GBプランを提供していますが、100GBで利用できるデータ量は「1日平均であれば3GB強」になります。

つまり限界突破WiFi IIは、その3倍の容量が使えるということになります。

さらに、使用量が10GBを超過して速度制限がかかってしまっても、毎日24時にリセットされます。

そのため、限界突破WiFi IIは「データ容量や速度制限に関するストレスを感じにくいポケット型Wi-Fi」だと言えます。

また、ポケット型Wi-Fiでは珍しく、実店舗があるのも大きな特徴でしょう。
海外151カ国でもそのまま利用できるため、旅行や出張での利用にも最適と言えます。

これらを考慮すると、限界突破WiFi IIがおすすめなのは以下のような人となります。

限界突破WiFi IIの公式サイトはこちら

この記事では「限界突破WiFi II」ユーザーの口コミや、実際に編集部が利用した印象などをまとめています。
ポケット型Wi-Fiを検討中の人は、ぜひ参考にしてみてください。

限界突破WiFi IIの基本情報と特徴

▲画像は公式より

まずは限界突破WiFi IIの基本情報を見てみましょう。

基本情報

最大通信速度	～10GB：下り最大150Mbps 10GB～：128kbps
データ容量	1日最大10GB
月額料金	4,180円
契約期間	2年
解約違約金	4,180円
初期費用	なし
支払い方法	クレジットカード
海外利用	対応
通信制限	1日10GBを超えると128kbpsに速度制限 毎日24時にリセット
回線	クラウドSIM
店舗	全国展開 公式ショップ一覧
運営	エックスモバイル

限界突破WiFi IIのプランは、1日最大10GB利用で月額4,180円の1種類のみ。

他社ポケット型Wi-Fiでは1ヶ月最大100GBが主流の中、限界突破WiFi IIでは「1ヶ月300GB」程度のデータが利用できることになります。

また、全国に80以上もある店舗の中には、実機を手にとって確認できる店舗もあります。

限界突破WiFi IIの公式サイトはこちら

限界突破WiFi IIに関する評判は？ユーザーの口コミを紹介

本記事制作にあたり、当編集部では限界突破WiFi IIWi-Fiユーザーに独自のアンケート調査を実施しました。

集まったユーザーの口コミを紹介していきます。

【調査概要】調査名:限界突破WiFi IIの満足度に関するアンケート
●対象者:限界突破WiFi IIを利用している方11名
●実施期間:2023年7月
●調査方法：インターネットによるアンケート
●調査主体：株式会社FREEDiVE

ユーザーからは「大容量」や「料金定額制」に対して好意的な意見が多い結果となりました。
一方で、混雑する時間や場所での利用や、複数人での利用時の速度低下についてはネガティブな反応もありました。

しかし、これらは限界突破Wi-Fiではなく「クラウドSIM」という仕組みに由来する問題です。
「限界突破WiFi IIの評判が悪い」ということではないと言っていいでしょう。

限界突破WiFi IIのメリットや強みは？

ユーザーアンケートと実機検証からわかった限界突破WiFi IIの主なメリットを以下にまとめました。

限界突破WiFi IIは1日最大10GBまで使用できます。

10GBのデータ量があれば、YouTube（標準画質）を約41時間も視聴できます。
そのほか、10GBでできることについてはこちらで解説しています。

それだけではなく、10GB以上利用した場合の速度制限（128kbps）は翌日0時にはリセットされます。
翌月まで制限が解除されない他社ポケット型Wi-Fiと比べると、これは大きなメリットです。

また、事務手数料がないことや、海外151ヶ国で利用できることも嬉しいポイントです。

限界突破WiFi IIがおすすめの人は？

メリットから考えられる「限界突破WiFi IIがおすすめの人」は以下の通りです。

限界突破Wi-Fiは「1日10GB」という大容量が利用できる上、速度制限がかかっても翌日に解除されます。

そのため「月100GBでは物足りない」、とにかく大容量のポケット型Wi-Fiが欲しい人に向いています。
また、「速度制限が不安で使いたいデータ量を抑えた」経験がある人も、ストレスなく利用できるでしょう。

151の国やエリアで利用できるため、海外利用が多い人にも向いています。

限界突破WiFi IIのデメリットや弱みは？

一方で、限界突破WiFには以下のデメリットがあります。

1日10GBの大容量プランということもあり、月額料金は他社の少容量プランなどと比べると高額です。

限界突破WiFi IIがおすすめできない人は？

メリットから考えられる「限界突破WiFi IIをおすすめできない人」は以下の通りです。

1日10GBの大容量は魅力的ではあるものの、毎日それほどデータを利用しない人にとっては限界突破WiFi IIは割高なサービスと言えます。

また、限界突破WiFi IIは端末を購入して利用します。
しかし、端末を無料レンタルで提供しているポケット型Wi-Fiも少なくありません。

データ容量がそれほど必要ではなく、安くポケット型Wi-Fiを運用したい人にとっては限界突破WiFi IIはおすすめとは言えません。

他社ポケット型WiFiとの比較

限界突破WiFi IIと、主要な他社ポケット型WiFiと比較してみました。
データ量や速度制限などの違いを見てみましょう。

主要ポケット型Wi-Fi比較表

	データ容量	月額料金	速度制限条件 制限時の速度	制限解除日	契約期間	違約金
限界突破WiFi II	1日最大10GB (月間で約300GB)	4,180円	1日10GBを超過 下り最大128kbps	翌日0時に解除	2年間	4,180円
どこよりもWiFi	100GB (1日4GB)	1～36ヶ月目：3,058円 37ヶ月目以降：2,508円	1日4GBを超過 下り最大128kbps	翌日0時に解除	2年間	2,508円
モンスター モバイル	20GB 50GB 100G円	【2年契約プラン】 20GB：1,980円 50GB ：2,530円 100GB：2,948円	月間データ通信量を超過 下り最大256kbps	翌月1日の0時	2年間	月額料金1ヶ月分
		【縛りなしプラン】 20GB：2,640円 50GB：3,190円 100GB：3,938円			なし	なし
ゼウスWiFi	30GB 50GB 100G円	30GB ：2,508円 50GB ：3,278円 100GB：3,828円	月間データ通信量を超過 下り最大128kbps	翌月1日の0時	2年間	月額料金1ヶ月分

限界突破WiFi IIで利用できるデータ容量は「1ヶ月単位」ではなく「1日最大10GB」です。
月間換算で約300GBのデータ容量があることを考えると、月額4,180円は安いともいえます。

また速度制限の解除が早いことも限界突破WiFi IIのメリットです。

限界突破WiFi IIの料金について解説

ここからは、限界突破WiFi IIの料金について解説していきます。

料金プランは月額固定4,180円のみ

▲画像は公式より

限界突破WiFi IIのプランは、月額固定4,180円の1種類です。
利用期間に応じて料金が変動することがなく、わかりやすいプランとなっています。

端末レンタルは無料

限界突破WiFi IIの端末はレンタルの中古品となります。
そのため、端末代は無料で利用できます。

ただし、解約時には端末の返却が必要となるため付属品などを紛失しないよう注意しましょう。

事務手数料が無料で初月日割りのため初期費用が安い

限界突破WiFi IIは、契約時の事務手数料が無料です。

ほとんどのポケット型WiFiでは、契約時に3,000円程度の事務手数料がかかるので、限界突破WiFi IIはその分の初期費用を抑えられます。

また、契約月の利用料金は日割り計算なので、契約日を気にする必要がありません。
使用した分だけ支払えばOKです。

解約時の違約金はいくら？

契約期間は最初の2年間のみで、それ以降は契約期間の縛りはありません。

24ヶ月以内に解約すると4,180円の違約金がかかります。

限界突破WiFi IIの速度について解説

ここからは、限界突破WiFi IIの通信速度について解説します。

前提として限界突破WiFi IIは、クラウドSIM型のポケット型WiFiです。
場所を選ばずつながりやすいというメリットがある一方で、WiMAXなどと比べると通信速度が遅いというデメリットがあります。

限界突破WiFi IIの最大通信速度と実測値はどれくらい？

限界突破WiFi IIの最大速度は、以下のとおりです。

限界突破WiFi IIの最大速度

最大下り速度	150Mbps
最大上り速度	50Mbps

最大速度は「ベストエフォート型」と呼ばれる理論値を指し、実際の速度とはまったく異なります。

そのため、実際の速度である「実測値」を確認することが大切です。

また、通信速度は時間や場所といった環境によって常に変化します。
「おおむね、これくらいの速度が出る」という参考値として捉えましょう。

限界突破Wi-Fiの参考実測値は以下の通りです。

限界突破WiFi IIの時間帯別の平均速度情報(直近3ヶ月)

時間帯	下り	上り	Ping
朝	4.6Mbps	0.4Mbps	59.0ms
昼	39.5Mbps	19.0Mbps	36.0ms
夕方	3.5Mbps	0.8Mbps	68.7ms
夜	2.4Mbps	1.7Mbps	44.0ms
深夜	24.4Mbps	8.5Mbps	47.7ms

▲みんなのネット回線速度より
（朝は5:00~8:59、昼は12:00~12:59、夕方は16:00~18:59、夜は20:00~22:59、深夜は0:00~4:59）

3ヶ月の平均速度では、昼と深夜は20Mbpsありますが、朝、夕方、夜ともに5Mbps以下という遅い結果となりました。

この速度がどのくらいかは、下図を参考にしてください。

5Mbpsという速度は、標準画質の動画視聴やSNS利用であれば問題なく可能です。

一方で、ビデオ会議や高画質の動画視聴ではストレスを感じるかもしれません。

他のポケット型Wi-Fiと速度を比較

限界突破WiFi IIの速度を他社のポケット型Wi-Fiと比べてみました。

主要なポケット型Wi-Fiの実測値

サービス名(端末)	回線種類	平均下り速度
限界突破WiFi II	クラウドSIM	14.9Mbps
クラウドWiFi	クラウドSIM	32.3Mbps
THE WiFi	クラウドSIM	17.6Mbps
UQ WiMAX	WiMAX	57.5Mbps
ドコモ	キャリア	92.1Mbps

※引用：みんなのネット回線速度

クラウドを他社と比較してみると、専用回線を有するWiMAXやドコモの方が速い結果となりました。

一方で、クラウドSIMではそれほど差がないことがわかります。

繰り返しになりますが、速度はドコモなどのキャリア系やWiMAXが優れています。

しかし、WebやSNS、動画視聴などの用途であればクラウドSIMのポケット型Wi-Fiでも十分です。

速度が遅い時の対処法

「速度が遅い」と感じたときは、以下の対処法を試してみましょう。

ルーター側（ポケット型Wi-Fi端末）に速度遅延の原因がある際には、再起動すると解消されることがあります。

電波が届きづらい場所・人が多い場所などで利用中の場合、移動すると通信速度が改善される可能性がある点も要チェックです。

またWi-Fi接続するPC・スマホなどの端末台数を減らすと、通信速度が速くなるケースもあります。

接続するPCなどの設定が省電力モードになっていたり、電池の残量が少なくなっていたりする場合などにも通信速度が遅くなるケースがあるため、必要に応じて利用機器の状況も確認すると良いでしょう。

限界突破WiFi IIのデータ通信量について解説

限界突破WiFi IIのデータ通信量に関して、詳しく見ていきましょう。

1日あたりのデータ量が10GBを超えると速度制限

限界突破WiFi IIは、1日のデータ使用量が10GBを超えると速度制限がかかります。
制限は翌日0時に解除されるとはいえ、1日の利用量は10GB以内に抑えたいところです。

10GBでできることの目安は以下の通りですので、参考にしてください。

■10GBでできること

▲画像は公式より

1日10GBであれば、SNSや動画視聴であれば充分なデータ量と言えそうです。

これだけのことができるのは、クラウドSIMタイプでは限界突破WiFi IIだけの強みです。

速度制限は翌日0時に解除される

限界突破WiFi IIを含め、大抵のポケット型WiFiは一定のデータ使用量を超えると速度制限がかかります。

下り速度が超低速の128kbpsとなり、SNSの利用時でもストレスを感じます。

しかし、多くのポケット型WiFが翌月1日に速度制限がリセットされるのに対し、限界突破WiFi IIは翌日の0時には速度制限が解除されます。

この制限解除の早さはポケット型WiFiの中でもかなり良心的といえるでしょう。

限界突破WiFi IIはつながらない？対応エリアについて解説

限界突破WiFi IIを含むクラウドWiFiの提供エリアは全国となります。

クラウドSIMによってdocomo・SoftBank・auの回線が利用できるため、幅広いエリアをカバーしています。

一方でクラウドWiFiが繋がらないエリアは、以下の通りです。

各キャリアの対応エリアについては以下の公式サイトで確認することができます。
契約前に、自身の利用エリアが対応しているかチェックしましょう。

docomo	通信・エリア | NTTドコモ
au	エリア | スマートフォン・携帯電話 | au
SoftBank	サービスエリアマップ | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

限界突破WiFi IIは通信障害が多いって本当？

限界突破WiFi IIが通信障害が多いといわれる原因は、2020〜2021年にかけて複数回の通信障害が発生したためと考えられます。

2021年以前の通信障害の頻度に比べると、近年限界突破WiFi IIの通信品質は良くなっていると考えられます。

しかし、2023年8月30日にも通信障害が発生しました。
翌日には復旧していますが、大手キャリアでも障害は発生します。
利用中に違和感を感じたらX-mobileの公式サイトで障害の原因や復旧の経過を確認してください。

5G通信には未対応

今後急速に拡大するであろう5G環境ですが、残念ながら、今のところ限界突破WiFi IIは5Gに対応していません。

限界突破WiFi IIは海外に強いって本当？

限界突破WiFi IIは海外利用の際に、特別な契約や端末レンタルが必要ありません。
また、対応エリアも広く、世界151の国や地域で利用できます。

簡単に、そして多くの地域で利用できるため「海外に強い」と言って良いでしょう。

海外ローミングには別途利用料が発生しますが、国によって異なる点には注意が必要です。

国ごとの利用料を以下の表でまとめました。

アジア圏では1日900円から利用できます。

また、もっとも高い地域でも1,600円と、2,000円以内で利用できる点はメリットといえるでしょう。

限界突破WiFi IIの端末について解説

限界突破WiFi IIで利用できる端末は、タッチパネル式の液晶がある「NA01」です。

限界突破WiFi IIの端末スペックは？

限界突破WiFi IIの端末「NA01」の基本スペックは以下の通りです。

端末名	NA01
連続使用可能時間	約12時間
サイズ	約126×66×12.6mm
重さ	約148g
最大通信速度	下り：最大150Mbps 上り：最大50Mbps
最大接続台数	10台
バッテリー容量	3,500ｍAh

NA01はタッチパネル型の液晶で使いやすく、サイズ感も一般的なポケット型Wi-Fiといえます。

充電などに使うインターフェースも「USB Type-C」のため、汎用性が高く便利です。

当編集部でも実際に利用してみた結果、操作性・スペックともに良く、初心者でも使いやすい端末でおすすめです。

限界突破WiFi IIの店舗について知りたい

限界突破WiFi IIは、ポケット型Wi-Fiのサービス事業者としては珍しく、全国に100以上の店舗を展開しています。

限界突破WiFi IIの店舗について詳しく見ていきましょう。

店舗では何ができる？

店舗では、申し込みと端末の受け取りのほか、端末の設定を手伝ってもらえます。
また、使い方の相談やプラン・端末の質問を気軽にできます。

公式SHOP・取り扱い店・正規代理店のそれぞれの店舗の特徴を以下にまとめました。

公式SHOP	X-mobileの公式店舗専任スタッフが常駐している
取り扱い店	他事業運営店舗内でX-mobileサービスを取り扱う。 来店スペースあり。
正規代理店	X-mobileサービスを取り扱う専門スタッフがいる。 来店スペースなし。

店舗の数や種類は？

限界突破WiFi IIの店舗には、公式SHOPと正規代理店、取り扱い店の3種類の形態があります。
それぞれ、エリアごとの店舗数は以下の通りです。

実店舗は、特に東京都と沖縄県に多いことがわかります。
また、その後も新規店舗がオープンしています。

対面でサポートを受けられるのは店舗ならでは、と言えるでしょう。

限界突破WiFi IIを実際に使ってみた

編集部では実際に限界突破WiFi IIを契約して利用してみました。
ここからは、約2週間ほど使ってみた結果をレビューしていきます。

申し込み〜端末到着（最短即日発送は本当か？）

▲APPLE製品のような梱包で届いた端末

限界突破WiFi IIには「Web」と「店舗」の2種類の申し込み方法がありますが、Web申し込みを利用しました。

注意したいのは、限界突破WiFi IIは契約の際に本人確認が必要だということです。
今回は本人確認審査の後に即日発送でした。

また、端末到着の日時指定は不可で発送はヤマト運輸、ロゴ入りの専用箱で届きました。

梱包内容や付属品〜設定

限界突破WiFi IIは端末の他に、充電用のアダプターとケーブルが同梱されています。
多くのポケット型Wi-Fiはアダプターが付属していないので、ちょっと得した気分になりました。

セットアップは電源を入れて、スマホなどをWi-Fi接続するだけで完了です。

SIMピンが付属していますがSIMカードの挿入は不要なので、すぐにWi-Fiが利用できるようになります。

都内や地下鉄で速度を計測してみた

セットアップ完了後、さっそく速度計測を行いました。
結果は以下の通りです。

東京都・中野区での速度検証結果

	平日12:00平均	平日22:00平均	週末12:00平均	週末22:00平均
下り速度	21.2Mbps	18.6Mbps	20.9Mbps	19.1Mbps
上り速度	10.3Mbps	12.2Mbps	13.8Mbps	3.8Mbps
Ping値	67ms	35ms	60ms	39ms

※平日は月〜金のうち2日間、同時刻に3回づつ計測した合計6回の平均値、
※週末は土日に3回づつ計測した合計6回の平均値を記載

下り速度は概ね15〜20Mbps内の速度。

YouTube視聴やSNS、webでの調べ物などで利用しましたが、特に「遅い」と感じる場面はありませんでした。

続いて、人混みや地下での使用感を検証すべく、東京メトロ・西新宿駅構内にて調査を実施しました。

速度計測のほか、web閲覧とYouTube視聴を試した結果は以下の通りです。

地下鉄駅構内（東京メトロ・西新宿）での検証

	平日・昼平均	平日・夕方平均
下り速度	17.6Mbps	1.5Mbps
上り速度	10.4Mbps	6.7Mbps
Ping値	40ms	63ms
YouTube視聴 ★5…快適 ★4…良好 ★3…可能 ★2…困難 ★1…不可	評価：★★★★☆ 感想：問題なく視聴可能	評価：★☆☆☆☆ 感想：表示自体も遅く、再生されるまでに1分以上かかる。 再生後もスムーズな視聴は望めない
web閲覧 ★5…快適 ★4…良好 ★3…可能 ★2…困難 ★1…不可	評価：★★★★★ 感想：ストレスなく、快適に閲覧可能	評価：★★☆☆☆ 感想：正しく表示されるまでに数十秒はかかり、ページが変わる度に同様の状態となる

※検証は12:00、18:00の前後1時間内、3回づつ計測した平均値を記載
※YouTubeは画質480pで視聴、webはYahoo!トップページを閲覧

今回の検証では、通勤ラッシュである夕方になると速度が一気に落ちました。

すべてのクラウドSIM型に言えることですが、動画視聴はおろか、web閲覧も困難な状況でした。

2週間利用した使用感とおすすめな人は？

混雑時の地下鉄では、動画どころかweb閲覧すら困難でしたが、自宅では昼夜/平日・週末を問わず安定して利用できました。

また、バッテリーについてはほぼカタログ通り「12時間以上は使える」印象がありました。

速度やつながりやすさに関しては問題がないため、「1日10GBの大容量」「事務手数料や解約金が不要」といった限界突破Wi-Fiの特徴をメリットだと感じる人にはおすすめのポケット型WiFiと言えるでしょう。

限界突破WiFi IIの公式サイトはこちら

限界突破WiFi IIの解約方法について

▲解約申請はマイページから簡単に行えます

ここからは、限界突破WiFi IIの解約方法について解説します。

解約方法は電話か専用フォームから

限界突破WiFi IIの解約の申し込みは、マイページの専用フォームから行うか、カスタマーサポートデスクに電話して行うかの2パターンです。

どちらも解約締日は毎月25日に設定されているので、25日より前に解約手続きを行う必要があります。

それ以降に手続きを行うと、翌月分の月額料金が請求されてしまうので注意が必要です。

解約の流れと注意点

限界突破WiFi IIの解約の大まかな流れは以下の通りです。

なお、2年以内に解約した場合は、解約金4,180円を支払わなければいけません。

限界突破WiFi IIについてよくある質問

ここからは、限界突破WiFi IIに関するよくある以下の質問を紹介します。

口座振替やデビットカードでの支払いは可能？

口座振替やデビットカード払いには対応していません。

問い合わせ先はどこ？

限界突破WiFi IIには、チャット・電話・WEB問い合わせフォーム・メールの4種類の問い合わせ先があります。
それぞれの詳細は以下の通りです。

「担当者とチャットする」を選択すると、AIではなくオペレーターと直接やりとりができます。

限界突破Wi-Fiは沖縄でも使える？

限界突破WiFi IIは沖縄も対応エリア内なので、利用可能です。
また、沖縄には店舗が26あり（※2023年7月時点）、全国でも店舗数が多いエリアとなっています。

限界突破WiFi IIの評判に関するまとめ

限界突破 WiFiは「1日10GB」もの大容量が利用できる、自宅でも屋外でもデータ量を気にせずWi-Fiを利用したい人におすすめのポケット型Wi-Fiです。

もし10GB以上を利用して速度制限がかかったとしても、翌日24時には解除されます。

端末は購入する必要がありますが、契約時の手数料や解約時の違約金などはありません。

実際に利用した印象としては、地下などの一部を除き、平日・週末の昼夜問わず安定して利用することができました。

つながりやすさや速度は場所や時間などにより異なりますが、通常のネット利用であれば充分な品質と言えます。

限界突破WiFi IIの公式サイトはこちら