光回線の光コラボとは？メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説！

光コラボとは、「フレッツ光」を提供しているNTTの光回線を、他事業者が借り受けて提供する光回線の総称です。

代表的な光コラボとしては「ソフトバンク光」や「ドコモ光」、「ビッグローブ光」などが挙げられます。

光コラボはどの事業者も同じNTT回線を利用するため、対応エリアや通信速度はフレッツ光と変わりません。

その一方で、光コラボは特典が豊富な上に「ISP（インターネット・サービス・プロバイダ ※以下「プロバイダ」）」契約が不要なため、フレッツ光よりも安く光回線を利用することができます。

また、光コラボには、フレッツ光では適用されない「スマホセット割」に対応した事業者もあります。

フレッツ光と主要な光コラボのコストの違い

	月額料金		スマホ割 適用キャリア 割引額/台	主なキャンペーン
	戸建て	マンション
フレッツ光	6,940円	5,255円	ー	ー
ドコモ光	5,720円	4,400円	ドコモ ・最大1,100円	工事費完全無料
ソフトバンク光	1〜3ヶ月：500円 4ヶ月〜：5,720円	1〜3ヶ月：500円 4ヶ月〜：4,180円	ソフトバンク ・最大1,100円 ワイモバイル ・550円〜1,100円	工事費実質無料 乗り換え最大10万円 キャッシュバック
楽天ひかり	5,280円	4,180円	ー	楽天モバイルとの セット利用で6ヶ月0円
ビッグローブ光	1〜12ヶ月：5,064円 13ヶ月〜5,478円	1〜12ヶ月：3,964円 13ヶ月〜4,378円	au ・最大1,100円 UQモバイル ・638円〜1,100円	工事費実質無料
GMOとくとくBB 光	4,818円	3,773円	ー	工事費実質無料 新規申込み 5,000円キャッシュバック 乗り換え 最大60,000円キャッシュバック

つまり、光コラボは全国区であるNTT光回線を、よりお得に利用したい人におすすめです。

この記事では「光コラボ」の仕組みや、「光コラボ」のメリット・デメリット、そして選び方について詳しく解説していきます。

ぜひ光コラボ選びの参考にしてください。

光コラボとは？フレッツ光との違いを解説

「光コラボ」は全国網であるNTTの回線を利用しているため、全国で利用できます。

「フレッツ光」と「光コラボ」の違いは以下のようになります。

それぞれ解説していきます。

光コラボは契約先が1社のみ

「フレッツ光」を利用するためにはNTTの他に、別途「プロバイダ」と呼ばれる事業者との契約が必要です。

一方、「光コラボ」では回線事業者と、プロバイダがセットになっているので、契約先は1社で完結します。

光コラボはフレッツ光より安い

「フレッツ光」と「光コラボ」を比べた場合、お得なのは「光コラボ」です。

フレッツ光と光コラボ（ソフトバンク光）の月額料金

	フレッツ光の 月額料金		光コラボ （ソフトバンク光）の月額料金
	戸建て	マンション	戸建て	マンション
月額料金	5,940円	4,455円	5,720円	4,180円
プロバイダの月額料金	1,000円	800円	–	–
合計	6,940円	5,255円	5,720円	4,180円

※フレッツ光のマンション料金は契約戸数が4以上の場合
※フレッツ光のプロバイダ料金は提供会社によって異なる（表は一例）

上記の表のとおり、「フレッツ光」はNTTへの支払いに加え、プロバイダの月額料金が発生します。
一方、プロバイダとセットになっている「光コラボ」は料金体系がシンプル、かつ「フレッツ光」よりも安いのが特徴です。

また、多くの光コラボ事業者が独自キャンペーンも実施しているため、「フレッツ光」と同等のサービスでありながら、「光コラボ」の方がお得となっています。

フレッツ光と光コラボの通信速度に違いはない

「フレッツ光」の回線を利用しているため「光コラボ」の速度は、本家である「フレッツ光」と変わりはありません。

光コラボのメリット

ここからは「光コラボ」のメリットとデメリットを見ていきましょう。
まずは「光コラボ」のメリットから解説していきます。

それぞれ見ていきましょう。

契約先と支払先が1か所で済む

「フレッツ光」はNTTとプロバイダの2社と契約し、それぞれに月額料金を支払うことになります。

一方の「光コラボ」では契約先と支払先は1社のみとなります。
お得な上に、契約や解約時の手間を省くことができます。

フレッツ光より月額料金が安い

「フレッツ光」はNTTの月額料金に加え、別途プロバイダの月額料金がかかります。

一方、「光コラボ」は契約先が1社になります。
そのため、基本的に「フレッツ光」よりも月額料金が高くなることはありません。

ドコモなど3大キャリアの「スマホセット割」がある

一部の「光コラボ」では、提供会社が指定するスマホを利用している場合、スマホの月額料金が割引になる「スマホセット割」が受けられます。

スマホ割の一例

光コラボ	スマホ割	必須オプション
ドコモ光	docomo 最大1,100円	なし
ソフトバンク光	SoftBank 最大1,100円 Y!mobile 550円〜1,650円	オプションパック （月額550円）
ビッグローブ光 ほか	au 最大1,100円 UQ mobile 638円〜1,100円	ひかり電話 （月額550円）

3大キャリアを対象とした「スマホ割」では、毎月のスマホ代が1台あたり最大1,000円以上安くなります。

契約者以外にも家族が同じキャリアであれば割引の対象になるため、3人家族であれば毎月3,000円以上、通信費を削減できます。

ただし、「ドコモ光」以外はスマホ割を受けるためのオプション加入が条件となります。

「スマホ割」の割引額やオプション加入の詳細は、公式サイトなどで確認しましょう。

キャッシュバックなどお得なキャンペーン割引がある

「光コラボ」では各事業者がキャッシュバックなどの独自キャンペーンを実施しています。

「フレッツ光」もキャンペーンを実施していることがありますが、「光コラボ」の方が種類も多く、メリットが豊富です。

「光コラボ」では基本的に工事が「実質無料」になります。

「実質無料」とは、分割払いで発生する月額負担と同額が毎月割引される仕組みのことです。

例えば「24ヶ月で実質無料」の場合、24ヶ月以上の利用を検討しているのであれば「工事費は無料になる」と考えて良いでしょう。
一方、12ヶ月目で解約してしまうと残り12ヶ月分の残債を一括で支払うことになります。

キャッシュバックは、「適用条件を満たしていない」「手続きに不備がある」などの理由で受け取れない可能性があります。
条件や手続き方法などは事前に確認しておきましょう。

工事不要で別の光コラボへ乗り換えができる

「光コラボ」はすべてフレッツ光回線を利用しています。
そのため、他の「光コラボ」へ乗り換える際に開通工事の必要がありません。

実際は「無派遣工事」が行われますが、利用者が関与することはありません。

なお、乗り換える際は「どこから乗り換えるか」で手続きが異なります。
詳しくは以下にて解説しているので、乗り換えを検討している人は確認しておきましょう。

転用・事業者変更とは？

光コラボのデメリットは特にない

「フレッツ光」よりも安く利用できる「光コラボ」には、特筆すべきデメリットはありません。

強いて挙げるなら、利用者が多いことから通信速度が遅くなる可能性がある、ということです。
夕方や夜、週末などネット利用が多くなる時間帯などは、期待するほどの速度がでない可能性があります。

とはいえ、Webの閲覧にストレスを感じるような速度低下ではないので、過度に心配する必要はありません。

お得な「光コラボ」の選び方とおすすめ5選！

光コラボは「スマホセット割」を基準に選ぶのが、わかりやすくてお得です。

「スマホセット割」が適用されない格安スマホユーザーは、月額料金の安さや特典が充実している光コラボを選ぶと良いでしょう。

それぞれについて、解説していきます。

3大キャリアユーザーは「スマホ割」で選ぶ

スマホ割を実施している「光コラボ」の中から、最安の光回線をまとめました。

光回線	ポイント	月額料金 ※スマホ割適用に必須のオプション代含む		スマホセット割	特典
		戸建て	マンション
▼詳細へ進む	docomoユーザー なら最安	5,720円	4,400円	ドコモ： 最大1,100円割引	工事費完全無料
▼詳細へ進む	SoftBank、Y!mobile ユーザーなら最安	~3ヶ月目：1,050円 4ヶ月目~：5,720円	~3ヶ月目：1,050円 4ヶ月目~：4,730円	Softbank： 最大1,100円割引 Y!mobile： 550円〜1,100円割引	工事費実質無料 ※3年利用
▼詳細へ進む	au、UQ mobile ユーザーなら最安	~12ヶ月目：5,614円 13ヶ月目~：6,028円	~12ヶ月目：4,514円 13ヶ月目~：4,928円	au： 最大1,100円割引 UQ mobile： 638円〜1,100円割引	工事費実質無料 ※3年利用

ドコモのスマホセット割を実施しているのは「ドコモ光」のみです。
そのため、ドコモのスマホユーザーが最も安く利用できる光コラボは「ドコモ光」になります。

同様の理由から、SoftBankとY!mobileのスマホユーザーは「ソフトバンク光」一択となります。

auまたはUQ mobileのスマホを利用している人には「ビッグローブ光」がおすすめです。
auとUQ mobileのスマホ割は他社でも実施していますが、その中でも「ビッグローブ光」が最安で利用できます。

ドコモ（docomo）のスマホユーザーなら「ドコモ光」がお得

▲引用：ドコモ光(NNコミュニケーションズ)

「ドコモ光」は公式サイトよりも、代理店から申し込んだ方がお得になります。

複数ある代理店の中でおすすめは、ドコモ公式の特典にプラスして25,000円のキャッシュバックを受け取ることができる「NNコミュニケーションズ」です。

ドコモ公式サイトと特典内容を比較

	公式サイト	NNコミュニケーションズ
特典	dポイント2,000pt 乗り換えdポイント最大25,000pt	新規・乗り換え問わず25,000円キャッシュバック dポイント2,000pt 乗り換えdポイント最大25,000pt

申し込みの電話窓口で振込先などを確認してくれるので、余計な手続きは一切不要です。
また、振込は課金開始月の翌月末という点も大きなメリットです。

NNコミュニケーションズは、auひかりやビッグローブ光などの代理店も行っており、KDDIからは14期連続（2008〜2022年）で感謝状を受賞している企業です。

ドコモ光(NNコミュニケーションズ)

ドコモ光（NNコミュニケーションズ）の基本情報

運営会社	株式会社NNコミュニケーションズ
対象エリア	全国
最大速度	1Gbps
キャッシュバック	なし
初期費用	事務手数料：3,300円 工事費用：完全無料
月額料金	戸建て　　：5,720円 マンション：4,400円
契約期間の縛り	2年
違約金	戸建て　　：5,500円 マンション：4,180円
スマホ割	docomo：最大1,100円割引
スマホ割適用の 必須オプション	なし
平均速度	ダウンロード：329.1Mbps アップロード：327.2Mbps
Wi-Fiルーター	プロバイダにより異なる

SoftBankとY!mobileのスマホユーザーなら「ソフトバンク光」がお得

▲引用：ソフトバンク光(エヌズカンパニー)

「ソフトバンク光」は公式サイトよりも、代理店から申し込んだ方がお得になります。

複数ある代理店の中でおすすめは「エヌズカンパニー」となり、公式特典に加えて40,000円のキャッシュバックがもらえます。

ソフトバンク光公式サイトと特典内容を比較

	公式サイト	エヌズカンパニー経由
特典	乗り換えで月額料金3ヶ月間500円割引 開通前Wi-Fiルーター無料レンタル	新規・乗り換え問わず40,000円キャッシュバック 乗り換えで月額料金3ヶ月間500円割引 開通前Wi-Fiルーター無料レンタル

申し込みの電話窓口で振込先などを確認してくれるので、余計な手続きは一切不要。
振込は課金開始月の翌月末という点も大きなメリットです。

エヌズカンパニーは、ソフトバンク社より6年連続（2017〜2022年）感謝状を受賞しているため、安心です。

ソフトバンク光（エヌズカンパニー）

ソフトバンク光（エヌズカンパニー）の基本情報

運営会社	株式会社エヌズカンパニー
対象エリア	全国
最大速度	1Gbps
キャッシュバック	なし
初期費用	事務手数料：3,300円 工事費用 戸建て／マンション：31,680円 ※実質無料
月額料金	戸建て　　：5,720円 マンション：4,180円
契約期間の縛り	2年
違約金	戸建て　　：5,720円 マンション：4,180円
スマホ割	Softbank：最大1,100円割引 Y!mobile：550円〜1,100円割引
スマホ割適用の 必須オプション	オプションパック：月額550円
平均速度	ダウンロード：361.5Mbps アップロード：367.79Mbps
Wi-Fiルーター	光BBユニットレンタル（月額513円） ※v6プラス対応

auとUQ mobileのスマホユーザーは「ビッグローブ光」

▲引用：ビッグローブ光

「ビッグローブ光」は公式サイトからの申し込みがおすすめです。

代理店からも申込は可能ですが、特典が最も充実しているのが公式サイトです。

キャッシュバックは利用開始から12ヶ月後の振込となります。

対象月の1ヶ月前にキャッシュバックの手続きに関するメールが届くので、確認を忘れないように注意しましょう。

加えて、月額料金が1年間割引になるのも公式サイトだけの特典です。
合計4,554円と少なく感じるかもしれませんが、約1ヶ月分の月額料金に相当するのでお得です。

ビッグローブ光 公式サイト

ビッグローブ光の基本情報

運営会社	ビッグローブ株式会社
対象エリア	全国
最大速度	1Gbps
初期費用	事務手数料：3,300円（2年プランは1,100円） 工事費用 戸建て／マンション：28,600円 ※実質無料
月額料金	3年プラン 戸建て：5,478円 マンション：4,378円 2年プラン 戸建て：5,698円 マンション：4,488円
契約期間の縛り	3年/2年
違約金	戸建て　　：4,100円 マンション：3,000円
スマホ割	au　　　 ：最大1,100円割引 UQ mobile：638円〜1,100円割引
スマホ割適用の 必須オプション	ひかり電話：月額550円
平均速度	ダウンロード：317.2Mbps アップロード：307.7Mbps
Wi-Fiルーター	レンタル（月額550円） ※v6プラス対応

格安スマホユーザー＆乗り換えは「安さ」で選ぶ

格安スマホユーザー、もしくは他社からの乗り換えを検討している人は、充実した特典と月額料金が安い以下の2社がおすすめです。

光回線	ポイント	月額料金 ※スマホ割適用に必須のオプション代含む		Wi-Fiルーター レンタル
		戸建て	マンション
▼詳細へ進む	工事費完全無料 その他キャリア＆新規契約なら最安	4,950円	3,850円	月額264円 またはプレゼント
▼詳細へ進む	他社解約金最大6万円還元 その他キャリア＆乗り換えなら最安	4,818円	3,773円	あり（無料）

格安スマホユーザーなら「excite MEC光」

▲引用：excite MEC光

「excite MEC光」は月額料金の安さに加えて、工事費用が完全無料。

他社は分割した工事費と同額を差し引くことで「実質無料」としていますが、「excite MEC光」は完全無料のため、いつ解約しても工事費の残債を支払う必要はありません。

また、少額ながら契約月〜12ヶ月まで月額割引があるのもお得です。

キャッシュバックやスマホ割などの面倒な手続きをせず、最安で光回線を利用したい人は「excite MEC光」がおすすめです。

excite MEC光 公式サイト

excite MEC光の基本情報

対象エリア	全国
最大速度	1Gbps
キャッシュバック	なし
初期費用	契約事務手数料：1,100円 開通手続き料　：3,300円 工事費用 戸建て／マンション：22,000円 ※完全無料
月額料金	戸建て 1〜12ヶ月 ：4,697円 13ヶ月以降：4,950円 マンション 1〜12ヶ月 ：3,597円 13ヶ月以降：3,850円
契約期間の縛り	なし
違約金	なし
スマホ割	なし
平均速度	ダウンロード：373.53Mbps アップロード：310.75Mbps
Wi-Fiルーター	レンタル（月額264円） ※v6プラス対応

光コラボを乗り換えるなら「GMOとくとくBB 光」がお得

▲引用：GMOとくとくBB光

「GMOとくとくBB光」は他社からの乗り換えで生じる違約金などを最大60,000円までキャッシュバック対応しています。

同じように乗り換え特典を設けている他社には、対象が違約金のみなど限定されていることがありますが、「GMOとくとくBB光」は解約にかかる費用の多くがサポート対象となります。

加えて、v6プラス対応のWi-Fiルーターが無料でレンタルできる点もポイントです。

GMOとくとくBB光 公式サイト

GMOとくとくBB光の基本情報

対象エリア	全国
最高速度	1Gbps
キャッシュバック	新規申し込み　　　：5,000円 他社解約違約金最大：60,000円 オプション加入最大：26,000円
初期費用	事務手数料：3,300円 工事費用 戸建て／マンション：26,400円 ※36回払い実質無料
月額料金	戸建て　　：4,818円 マンション：3,773円
契約期間の縛り	なし
違約金	なし
スマホ割	なし
平均速度	ダウンロード：258.45Mbps アップロード：357.42Mbps
Wi-Fiルーター	レンタル無料 ※v6プラス対応

転用・事業者変更なら工事不要で乗り換えできる

「光コラボ」では乗り換えをする場合、「どこから乗り換えるのか」で名称と手続きが異なります。

下表の通り、NTT回線内の乗り換えであれば開通工事が不要な上、初期費用も少なく乗り換えが可能です。

	乗り換え先	開通工事	費用
転用	「フレッツ光」 ↓ 「光コラボ」	不要	事務手数料 1,000〜3,300円程度
事業者変更	「光コラボ」 ↓ 「光コラボ」

詳しい手続き方法は以下にて解説しています。
乗り換えの手続きは？

光コラボに関するよくある質問

光コラボに関するよくある質問をまとめました。

「光コラボ」への乗り換えの手続きは？

「フレッツ光から光コラボ」へ乗り換える手続きは「転用」、「光コラボから別の光コラボ」に乗り換える手続きは「事業者変更」といいます。

それぞれについて解説していきます。

フレッツ光から光コラボへ乗り換える「転用」手続き

「転用」の手順は以下の通りです。

転用の場合

STEP1	NTTに「転用承諾番号」の発行依頼をする
STEP2	乗り換え先の光コラボに申し込む
STEP3	プロバイダに解約を申請

まずはフレッツ光の公式サイト、または電話にて「転用承諾番号」を依頼をします。
依頼後、発行までの期間は公式サイトでは1〜2日、電話では最短当日中の発行が可能です。

▲引用：「So-net 光」公式サイト

「転用承諾番号」の有効期限は発行日から15日間なので、発行後は早めに手続きを行うようにしましょう。

転用承諾番号の受付窓口

	Webサイト	電話
NTT東日本	公式サイト	0120-140-202
NTT西日本	公式サイト	0120-553-105

※電話の受付時間はともに9時～17時 ※年中無休

転用承諾番号を発行したら、乗り換え先（光コラボ）の公式サイトで転用の手続きを行います。
その後、必要書類が送られてくるので確認して保管しておきましょう。

次に、フレッツ光で利用していたプロバイダの解約申請を行います。

フレッツ光ではプロバイダはNTTとは別契約のため、別途解約が必要になります。
また、Wi-Fiルーターなどレンタル機器がある場合は、解約すると同時に乗り換え前の光回線会社に返却しましょう。

光コラボから別の光コラボへ乗り換える「事業者変更」手続き

「事業者変更」の手順は以下の通りです。

事業者変更の場合

	手順
STEP1	使用中の光コラボで「事業者変更承諾番号」の発行依頼を行う
STEP2	「事業者変更承諾番号」を取得後、乗り換え先の光コラボに申し込む

まずは現在契約している光コラボの公式サイト、または電話にて「事業者変更承諾番号」を依頼をします。
依頼後、発行までの期間は公式サイトでは1〜2日、電話では最短当日中の発行が可能です。
「転用承諾番号」の有効期限は発行日から15日間なので、発行後は早めに手続きを行うようにしましょう。

次に乗り換え先の公式サイトから申し込みをします。
ここで事業者変更承諾番号を含む必要事項を入力します。

光コラボから光コラボへの乗り換えでは、契約中の光回線会社への解約申請は必要ありません。
最短8日ほどで乗り換え先の光回線へ自動的に切り替わります。

解約する光回線会社から機器をレンタルしている場合は、忘れずに返却するようにしましょう。

「光コラボ」でも光電話は使えるの？

「光コラボ」を契約すると、光回線を利用した「光電話」を申し込むことができます。

なお、フレッツ光では「ひかり電話」というサービス名ですが、光コラボ事業者によって名称は異なります。

また、自宅の電話番号がNTTから取得したものであれば、他社の光回線に乗り換えても電話番号を変えることなく継続できます。

「光コラボ」にも契約期間はある？

一般的な光回線は2年、または3年の契約期間が設定されています。

途中で解約すると解約金が請求されますが、電気通信事業法により2022年7月1日以降の契約で生じる光回線の解約金は1ヶ月分の月額料金が上限になりました。

例えば月額料金が5,000円だとすると、解約金も5,000円ということになります。

現在では、解約金が発生しない「縛りなし」の光回線やプランがあります。
2年以内に解約する可能性がある場合は、こうした「縛りなし」の光回線を選ぶと良いでしょう。　

NURO光やauひかりへの乗り換え方法は？

光回線には「フレッツ光」「光コラボ」のほかに、「独自回線」と呼ばれるものがあります。

「光コラボ」からNURO光、auひかりなどの「独自回線」へ乗り換えるには、開通工事が必要となります。

一例として「ソフトバンク光」から「NURO光」へ乗り換えるパターンを見てみましょう。

ソフトバンク光からNURO光へ乗り換える際の手順と想定期間

	手順
STEP1	NURO光の提供エリアを調べる
STEP2	自宅が提供エリアであることを確認し、NURO光に申し込む
STEP3	開通工事を予約する ※NURO光は工事が2回必要
STEP4	2回目の開通工事実施日が確定したら、ソフトバンク光の解約手続きを行う

「NURO 光」の工事開始から開通までの期間は約1〜2ヶ月。
1月〜3月などの繁忙期では、3ヶ月ほどかかる場合もあります。

独自回線へ乗り換えることがあれば、時間に余裕を持って手続きを行うようにしましょう。

また使用中の「光コラボ」を解約するタイミングは、独自回線の工事日が決定してからがベストです。
そうすることで、Wi-Fiが利用できない「空白期間」なく移行できます。

なお、独自回線から光コラボへ乗り換える際も、手続きは同じです。
乗り換え先に申し込みを行い、工事日が確定してから独自回線の解約手続きを行いましょう。