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フレッツ光ネクストマンションタイプのサービス、料金を具体的に解説

フレッツ光ネクストをマンションで利用したいけれど、料金プランを確認したら「何だか複雑でよく分からない」というお声が多いようです。

確かにマンションの場合、配線方式がどうのこうのとか、プラン1とかプラン2がどうのこうのとか、別途プロバイダ料金がどうのこうのと複雑に思えますよね?

そこでこの記事では、フレッツ光ネクストマンションタイプをわかりやすく解説します。

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この記事のもくじ

フレッツ光ネクストマンションタイプの速度性能

フレッツ光ネクストマンションタイプは、最大で1Gbpsの速度を誇る、超高速インターネットサービスです。1Gbpsと聞いてもピンと来ないかも知れませんが、この速度はものすごく早い速度です。

NTT東日本と西日本が2000年に開始したフレッツADSLというサービスは、最大で50Mbpsという高速インターネットを実現し、全国的に普及することとなりました。

ADSLはアナログ回線で、いわゆる一般の電話回線でした。しかし、現在主流の光回線は1Gbpsという速度性能で、ADSLの50Mbpsの200倍の速度性能となっています。

ネットが大容量化する時代の現在でも、ストレスなく快適にインターネットを利用することが可能です。

フレッツ光ネクストマンションタイプのキホン

1Gbpsを誇るフレッツ光ネクストマンションのサービスには3つのプランがあります。1つは「マンションミニ」、もう1つは「プラン1」、最後の1つは「プラン2」です。まずは、この3種類があるということを知っておきましょう。

月額料金はどのプランも「回線利用料+プロバイダ料金」となっています。回線利用料はNTTに支払うフレッツ光ネクストの料金で、プロバイダ料金とは、インターネットに繋いでくれる接続業者への料金です。

インターネットをする時にはNTTとプロバイダの2つの契約が必要で、月額料金もこの2者に支払わなければなりません。

プロバイダはたくさんありますので、NTT推奨のプロバイダのそれぞれの料金は後ほど解説します。

フレッツ光ネクストのマンションタイプは建物内で見込める契約数によって料金が違う?

フレッツ光ネクストマンションタイプの3つのプランは、ユーザーが選択することはできません。NTTが決定するので、3つの選択肢があるように見えますが、実はあなたがフレッツ光ネクストマンションタイプを利用すると決めた場合は、選択肢は1つだけなのです。

どういうことかといいますと、「マンションミニ」「プラン1」「プラン2」は、そのマンションでの見込み契約者数をNTTが判断していずれかのプランを指定します。この条件はNTT東日本と西日本で異なるため、それぞれ説明いたします。

【NTT東日本】
現在の契約者も含め、4契約者以上見込める場合にマンションミニ、8契約以上見込める場合にプラン1、16契約以上見込める場合にプラン2と指定されます。

【NTT西日本】
現在の契約者も含め、6契約者以上見込める場合にマンションミニ、8契約以上見込める場合にプラン1、16契約以上見込める場合にプラン2と指定されます。

あなたのお住まいのマンションがどのプランになるのかは、申し込みの前に、NTTに確認してみましょう。

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フレッツ光ネクストマンションタイプの配線方式は?

フレッツ光をマンションで利用する時に、何となく頭の中をゴチャゴチャにしてしまうのが配線方式の話が出た時ではないでしょうか?

マンションの配線の方法に応じて「VDSL方式」「LAN配線方式」「光配線方式」の3つの方式があるのです。

「プランも3つあって、さらに配線方式も3つあるなんてややこしい」と思われるかも知れませんので、先に結論をいっておきますと、現在主流の1Gbpsのフレッツ光ネクストマンションは、光配線方式のみとなっています。

つまり、料金プランはNTTが決め打ちしてくれて、配線方式は光配線方式だけなので、あなたの選択肢は結局1つなのです。

では、光配線方式が何のことなのか、一応他の方式と一緒に豆知識として紹介しておきましょう。

VDSL方式

VDSL方式は、あなたのお住まいのマンションまでは光ファイバーで繋ぎ、各住居までは電話線を利用するという方式です。電話線は電子レンジなどのノイズを受けやすいため、速度低下のデメリットがありますが、設置が楽なので申し込みから開通までの納期が最短というメリットがあります。

LAN配線方式

LAN配線方式は、マンションまでは光ファイバーで繋ぎ、各住居まではLANケーブルを利用するという方式です。VDSL方式に比べてノイズの影響は受けにくいメリットがありますが、申し込みから開通まではVDSLより少し多く時間がかかります。

光配線方式

光配線方式は、マンションの各住居まで光ファイバーを入線する方式で、ノイズの影響を受けにくいので、通信速度が安定するというメリットがあります。反面、申し込みから開通までは少し時間がかかる場合があります。

具体的なプランを教えて

ではここからは具体的なプランについて紹介します。フレッツ光ネクストマンションタイプは、NTT東日本とNTT西日本では回線速度は同じですが、サービス名も料金も異なります。

NTT東日本では「フレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ」、NTT西日本では「フレッツ光ネクスト マンション スーパーハイスピードタイプ 隼」という名称になります。

  • NTT東日本の場合

フレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプの場合は以下の料金プランとなります。(にねん割・ギガ・スマート割引適用後)

マンションミニ:4,675円+プロバイダ料金

プラン1:4,015円+プロバイダ料金

プラン2:3,575円+プロバイダ料金

  • NTT西日本の場合

フレッツ光ネクスト マンション スーパーハイスピードタイプ 隼 の場合は以下の料金プランとなります。(光はじめ割適用後)

マンションミニ: 4,092円+プロバイダ料金

プラン1:3,388‬円+プロバイダ料金

プラン2:2,948円+プロバイダ料金

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プロバイダ料金

プロバイダパックの料金は、NTT東西と各プランを全て紹介すると情報が多すぎて複雑になりますので、NTT東日本のプラン2の料金を紹介します。他のプランと大差はありませんので、目安としてご確認下さい。

《フレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ プラン2の場合のプロバイダー料金》

  • AsahiNet:月額770円・・・開通月翌月以降35ヵ月間500円
  • BB.excite:月額550円
  • Biglobe:月額990円・・・開通月翌月以降36ヵ月550円
  • WAKWAK:月額880円・・・開通月無料、開通月翌月以降23カ月500円
  • OCN:月額990円・・・開通月無料
  • Plala:月額880円・・・1ヵ月無料+35ヵ月550円
  • So-net:月額990円・・・開通月翌月以降11ヵ月660円
  • DTI:月額748円・・・開通月翌月以降23ヵ月374円
  • @nifty:月額1,045円・・・15ヵ月無料
  • hi-ho:月額539円・・・開通月無料

右側に記載している開通月無料などの特典は、Webから申し込んだ時の限定特典となっています。

初心者にオススメのプロバイダはどこ?

プロバイダをどこにするかは好みですので、上記の月額料金や特典を参考に選んで頂ければと思いますが、これだけ見ても分からないという人は、月額料金を重視するか、速度性能の安定性を重視するかで選び分けて下さい。

月額料金を重視する場合は、月額料金が安いBB.exciteや、一定期間月額料金が無料の@niftyがオススメです。

速度性能の安定性を重視する場合は、OCNやplalaなどのような、NTT系列のプロバイダがオススメです。

なぜなら、プロバイダの設備によって速度に影響が出ることがあるので、規模の大きな会社だと安心なのです。

ただ、ここで紹介したプロバイダは、いずれもしっかりとしたところばかりなので、あくまでも一般的にいわれている目安だと考えていただければと思います。

まとめ

フレッツ光ネクストマンションタイプは、マンションによってマンションミニ、プラン1、プラン2のいずれかの料金体系となり、加入者の見込み数によりNTTが自動的に決定しています。

さらに、3つの配線方式がありますが、現在主流の1Gbpsのサービスは光配線方式限定となっており、選択に迷う必要はありません。

プロバイダさえ選べば迷わずに快適なインターネットを利用することが可能です。

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