NTT東日本が提供している、フレッツ光ネクスト ファミリー/マンション ギガラインタイプは、1Gbpsという超高速通信を誇る光ファイバーサービスです。
でも、同じNTT東日本が、フレッツ光ネクスト ギガファミリー/ギガマンション スマートタイプというサービスを展開しており、こちらも1Gbpsの速度性能となっています。
名前も似ているこのサービスとの違いも含め、フレッツ光ネクスト ファミリー/マンション ギガラインタイプを詳しく解説します。
- あわせて読みたい
- フレッツ光の評判は悪い?速度や料金の実態からおすすめプロバイダまで解説!
(2023年4月)本記事は当メディア編集部による独自調査の内容をもとに作成しています。
キャンペーン等の情報は、記事作成当時のものです。定期的に確認・更新を行っておりますが、最新情報については公式サイトにてご確認をお願いします。
なお本記事への掲載のご依頼、内容についてのお問い合わせ等ありましたら、下記リンクよりご連絡ください。
問い合わせフォーム
フレッツ光ネクストのギガラインタイプってどんなサービス?
フレッツ光ギガラインタイプは、正確にはフレッツ光ネクスト ファミリー/マンション ギガラインタイプというサービス名です。
戸建てで利用する場合はフレッツ光ネクスト ファミリー ギガラインタイプ、マンションで利用する場合はフレッツ光ネクスト マンション ギガラインタイプとなります。
速度性能の1Gbpsとは、光回線が出始めた当初の10倍の速度性能を誇り、動画の閲覧や大容量化傾向にあるホームページの閲覧も、ストレスフリーでとても快適です。データをネットからパソコンに取り込むダウンロードや、パソコンからネットにデータを吸い上げるアップロードのスピードも速く、それらの待ち時間が少ないのも嬉しいメリットです。
初期費用はいくらかかるの?
フレッツ光ネクスト ファミリー/マンション ギガラインタイプを利用するには、光ファイバー回線の引き込み工事が必要です。
戸建ての場合とマンションの場合では工事費用が異なり、戸建てが19,800円、マンションが16,500円となっています。ともに、初回に3,300円を支払い、2カ月目以降は30回に分割払いとなっていますが、一括して支払うことも可能です。分割払いの場合、支払が終わるまでの途中解約の場合は残額を一括で支払う必要がありますので注意が必要です。
また、工事費以外に880円の契約料が必要となります。
初期費用
- 戸建て:契約料880円+工事費用19,800円(初回3,300円、翌月以降550円の30回払い)
- マンション:契約料880円+工事費用16,500円(初回3,300円、翌月以降440円の30回払い)
毎月いくら必要?月額料金を教えて
フレッツ光ネクスト ファミリー/マンション ギガラインタイプの月額料金は、戸建てとマンションによって異なります。
特にマンションの場合は、そのマンションでの現在の契約者と今後の見込みを踏まえてNTTがプランを決定し、マンションミニ、マンションプラン1、マンションプラン2のいずれのプランになるかによっても月額料金は異なります。
また、フレッツ光の料金以外にも、インターネットに繋いでくれるプロバイダ料金も必要です。具体的には下記の月額料金となります。
フレッツ光ネクスト ファミリー/マンション ギガラインタイプの月額料金(※割引など適用時)
- 戸建て:5,170円+プロバイダ料金
- マンションミニ:4,345円+プロバイダ料金
- マンションプラン1:3,685円+プロバイダ料金
- マンションプラン2:3,245円+プロバイダ料金
でもこれだけだと、結局トータルでいくらか分かりませんよね?そこで、プロバイダ料金も含めて解説します。
プロバイダ料金も含めたコミコミ月額料金はいくら?
プロバイダは全国に数千社あり、その中からNTTが推奨する10社を選ぶと、フレッツ光とパックで申し込みができて便利です。その10社ごとに月額料金が異なりますので、下記にフレッツ光の料金と、プロバイダ料金を足したコミコミ価格を紹介します。
《フレッツ光月額料金とプロバイダ月額料金を足した合計額(※割引など適用時)》
〔戸建ての場合〕
- AsahiNet:月額6,078円
- BB.excite:月額5,720円
- Biglobe:月額6,490円
- WAKWAK:月額6,215円
- OCN:月額6,380円
- Plala:月額6,270円
- So-net:月額6,270円
- DTI:月額6,216円
- @nifty:月額6,270円
- hi-ho:月額5,709円
〔マンションミニの場合〕
- AsahiNet:月額5,115円
- BB.excite:月額4,895円
- Biglobe:月額5,060円
- WAKWAK:月額5,225円
- OCN:月額5,060円
- Plala:月額5,005円
- So-net:月額5,335円
- DTI:月額5,093円
- @nifty:月額5,390円
- hi-ho:月額4,884円
〔マンションプラン1の場合〕
- AsahiNet:月額4,455円
- BB.excite:月額4,235円
- Biglobe:月額4,675円
- WAKWAK:月額4,565円
- OCN:月額4,675円
- Plala:月額4,565円
- So-net:月額4,675円
- DTI:月額4,433円
- @nifty:月額4,730円
- hi-ho:月額4,224円
〔マンションプラン2の場合〕
- AsahiNet:月額4,015円
- BB.excite:月額3,795円
- Biglobe:月額4,235円
- WAKWAK:月額4,125円
- OCN:月額4,235円
- Plala:月額4,125円
- So-net:月額4,235円
- DTI:月額3,993円
- @nifty:月額4,290円
- hi-ho:月額3,784円
プロバイダはOCNやBigolebeのような大手は通信速度の品質が安定している傾向がありますが、月額料金を押さえたい人は、金額で選んでも良いでしょう。
ギガラインタイプ申し込みの際の注意
フレッツ光ネクスト ファミリー/マンション ギガラインタイプは、速度性能が良いサービスですが、申し込んだ場合には、「回線速度が規格上の最大値であること」「LANケーブルの環境に注意すること」に注意が必要です。
- 回線速度が規格上の最大値であること
NTT東日本が提示している1Gbpsという回線速度は、理屈上の最大値ですので、誰がどういう環境で使っても1Gbps出ますという保証値ではありません。ユーザーの利用環境や、回線の混雑状況によって大幅に速度が落ちる場合もありますので、念頭に置いておきましょう。
- LANケーブルの環境に注意すること
速度に影響する要因として初歩的なことがLANケーブルの性能です。どんなに回線の速度が速くても、LANケーブルの性能が劣っていると速度性能は落ちてしまいます。NTTが推奨しているLANケーブルはカテゴリ5e以上ですので、購入される時はパッケージを見て、カテゴリが5e以上かどうかを確認してみましょう。分からなければ店員さんに聞くことをオススメします。
ギガラインタイプはどんな人におすすめ?スマートタイプとの違い
フレッツ光ネクストは、ギガラインタイプと同じ1Gbpsの回線速度を誇る、フレッツ光ネクスト ギガファミリー/ギガマンション スマートタイプというサービスがあります。
一体このサービスとの違いは何なのでしょうか?決定的な違いは、フレッツ光ネクスト ギガファミリー/ギガマンション スマートタイプは無線LANの機能が付いています。もしもインターネットを無線で利用したい場合にはフレッツ光ネクスト ギガファミリー/ギガマンション スマートタイプがオススメです。
フレッツ光ネクスト ギガファミリー/ギガマンション スマートタイプは有線で利用することも可能ですが、有線の場合はフレッツ光ネクスト ファミリー/マンション ギガラインタイプの方が、月額料金が330円安い(※割引終了後)です。
フレッツ光ネクスト ファミリー/マンション ギガラインタイプは有線LANでパソコンを利用する人にオススメのサービスです。
フレッツ光のほかのプランからの変更はできる?
他のプランからの変更は、電話一本で可能です。フリーダイヤル0120-116116にかけると対応してくれます。
116番の受付時間は午前9時から午後5時で、土日祝日も対応してくれます。
たとえばフレッツ光ネクスト ファミリー/マンション ギガラインタイプの1つ前のサービスであるハイスピードタイプからの変更の場合、速度性能は5倍に上がりますが、月額料金は220円程度しか変わりません。
変更料も2,200円と安価です。ちなみにフレッツ光ネクスト ギガファミリー/ギガマンション スマートタイプへの変更は8,360円かかります。
まとめ
フレッツ光ネクスト ファミリー/マンション ギガラインタイプは、1Gbpsの速度性能により、快適なインターネットの利用を実現させてくれるサービスで、有線LANでパソコンを繋ぐ人に最適なサービスです。
無線LANを利用したい人はフレッツ光ネクスト ギガファミリー/ギガマンション スマートタイプがオススメです。
有線の場合はフレッツ光ネクスト ファミリー/マンション ギガラインタイプの方が月額料金が安いため、無線か有線かで加入するサービスを選定しましょう。