1. ホーム
  2. 光回線
  3. ドコモ光
  4. ドコモ光から乗り換える方法や注意点は?おすすめの乗り換え先も紹介

ドコモ光から乗り換える方法や注意点は?おすすめの乗り換え先も紹介

ドコモ光から他社の光回線に乗り換える方法は、おもに以下の2つです。

ドコモ光から乗り換える方法

    1. 他社の光コラボへ乗り換え(事業者変更)
    2. 独自回線へ乗り換え(新規契約)

光コラボとはフレッツ光の回線設備を利用した光回線のことです。

ドコモ光も光コラボのひとつに含まれるので、ドコモ光から他社の光コラボへの乗り換えでは開通工事不要で乗り換えが可能です。

一方、NURO光やauひかり、コミュファ光、eo光といったフレッツ光の回線を使用していない独自回線と呼ばれる光回線への乗り換えを行う場合は開通工事が必要となります。

「他社の光コラボへの乗り換え」と「独自回線への乗り換え」については、それぞれメリット・デメリットがあります。

ドコモ光から他社の光コラボまたは独自回線に乗り換えた場合の比較

光コラボ(事業者変更) 独自回線(新規契約)
主な光回線 ソフトバンク光、So-net光プラス、楽天ひかり、ビッグローブ光、OCN光 NURO光、auひかり、コミュファ光、eo光
工事の有無 不要 必要
メリット
  • 料金安くなる場合がある
  • 工事不要なため、切り替え時に
    ネット環境が途切れない
  • 料金が安くなる場合がある
  • 光コラボに比べて
    通信回線が混雑しにくい
  • デメリット
  • 違約金がかかる場合がある
  • プロバイダメールが使用できなくなる
  • 工事が必要
  • 乗り換えまでに時間かかる
  • 違約金がかかる場合がある
  • プロバイダメールが使用できなくなる
  • おすすめな人 時間をかけずに安い光回線に
    乗り換えたい人
    乗り換えに時間がかかっても
    月額料金や通信速度を改善したい人
    事務手数料 3,300円 3,300円

    ドコモ光からソフトバンク光、So-net光プラス、楽天ひかり、ビッグローブ光、OCN光といった光コラボに乗り換える際は、光回線の切り替えを事務的に行うだけなので、ネット環境が途切れることなく利用できます。

    テレワークなどでネット回線を途切れさせたくない人は、光コラボへの乗り換えが安心ですです。

    また、光回線ではなくスマホのモバイル回線を利用したホームルーターという選択肢もあります。

    ホームルーターはモバイル回線を通じてインターネットに接続する通信機器で、通信速度は光回線に劣りますが、少数での利用の場合は問題なく利用できます。

    速度や安さなどドコモ光から乗り換える目的別におすすめの光回線とホームルーターをまとめました。

    【目的別】ドコモ光からの乗り換えでおすすめの光回線4選とホームルーター

    名称 おすすめな人
    NURO光
  • オンラインゲームや高画質の動画を頻繁に視聴する人
  • YouTuberなど大容量のデータを頻繁にアップロードする人
  • auひかり
  • 安定した速度を求める人
  • So-net光プラス
  • 工事をせずに乗り換えをしたい人
  • au、UQモバイルユーザーの人
  • ソフトバンク光
  • 工事をせずに乗り換えをしたい人
  • ソフトバンク、ワイモバイルユーザーの人
  • home 5G
  • ドコモとのスマホセット割を継続利用したい人
  • 開通工事ができない、または工事不要をせずにネット環境を整えたい人
  • ドコモ光から他の光回線へ乗り換える時の注意点
    • 契約更新期間外に解約すると違約金がかかる
    • ドコモのスマホセット割がなくなる
    • レンタル品を返却しないと違約金がさらに発生する
    • 光電話の電話番号が引き継げない場合がある
    • ひかりテレビやメールなどのサービスが使えなくなる

    乗り換え時に違約金が発生する場合は、違約金のサポートをしてくれるキャンペーンを実施している光回線がおすすめです。

    また、ドコモのスマホ代が割引される「スマホセット割」はドコモ光以外では適用されませんが、ホームルーターの「home 5G」であれば適用されます。

    今回の記事では、ドコモ光から他の光回線に乗り換える手順や流れについてもくわしく解説していきます。

    ドコモ光からの乗り換えを検討している人は参考にしてみてください。

    ※この記事の表示価格は、すべて税込みです。

    この記事のもくじ

    ドコモ光から他の光回線に乗り換える方法は2種類

    ドコモ光から他社の光回線に乗り換える方法は、おもに以下の2つです。

    ドコモ光から乗り換える方法

    1. 他社の光コラボ※1へ乗り換え(事業者変更)
    2. 独自回線へ乗り換え※2(新規契約)

    ※1 フレッツ光の回線設備を利用した光回線
    ※2 フレッツ光以外のの回線設備を利用した光回線

    「他社の光コラボへの乗り換え」と「独自回線への乗り換え」には、それぞれメリット・デメリットがあります。

    ドコモ光から他社の光コラボまたは独自回線に乗り換えた場合の比較

    光コラボ(事業者変更) 独自回線(新規契約)
    主な光回線 ソフトバンク光、So-net光プラス、楽天ひかり、ビッグローブ光、OCN光 NURO光、auひかり、コミュファ光、eo光
    工事の有無 不要 必要
    メリット
  • 料金安くなる場合がある
  • 工事不要なため、切り替え時にネット環境が途切れない
  • 料金が安くなる場合がある
  • 光コラボに比べて通信回線が混雑しにくい
  • デメリット
  • 違約金がかかる場合がある
  • プロバイダメールが使用できなくなる
  • 工事が必要
  • 乗り換えまでに時間かかる
  • 違約金がかかる場合がある
  • プロバイダメールが使用できなくなる
  • おすすめな人 時間をかけずに安い光回線に乗り換えたい人 乗り換えに時間がかかっても月額料金や通信速度を改善したい人
    事務手数料 3,300円 3,300円

    また、光回線以外にもスマホのモバイル回線を利用したホームルーターという選択肢もあります。 ホームルーターについては次の章でくわしくみていきましょう。

    工事不要ですぐにWi-Fi環境が作れるホームルーターもおすすめ!

    ホームルーターとは、モバイル回線を通じてインターネットに接続する通信機器です。 通称「置き型Wi-Fi」とも呼ばれており、以下のメリット・デメリットがあります。

    ホームルーターのメリット
    • 工事不要でコンセントに差すだけでネット環境が作れる
    • 1〜2人で動画を観る程度なら十分な速度が保てる
    ホームルーターのデメリット
    • マンションでは月額料金が光回線よりも高くなるケースがある
    • 2人以上で使う場合は速度が遅くなることもある

    ホームルーターは工事をすることなく、ネット環境を作ることができます。 ただしモバイル回線を利用しているため2人以上で利用する場合は、速度が遅くなるケースがあるので注意しましょう。

    ドコモ光からホームルーターに乗り換える手順は以下のとおりです。

    ドコモ光からホームルーターへの乗り換える方法

    1. ドコモ光を解約する
    2. ホームルーターを契約する
    3. コンセントを電源に接続すれば完了

    ドコモ光からの乗り換えにおすすめの光回線4選&ホームルーター

    ドコモ光の乗り換えでおすすめの光回線4選

    名称 種類 実質月額料金
    戸建て マンション
    NURO光 独自回線 4,042円 1,487円
    auひかり 独自回線 2,614円 2,143円
    So-net光プラス 光コラボ 3,784円 2,574円
    ソフトバンク光 光コラボ 4,608円 3,068円

    実質月額料金とは、「契約年数にかかる月額料金の合計」と「開通工事費や事務手数料などの初期費用」から、「キャッシュバックや割引などの特典」を引き、契約年数で割った料金のことです。

    実質月額料金は「利用者が実質的に支払うコスト」となります。 「実質月額料金」を割り出すことで、2年・3年など契約年数が異なる光回線でも比較が可能となります。

    それではドコモ光から他社に乗り換えるときのポイントを見ていきましょう。

    ドコモ光から他社に乗り換えるときのポイント
    • キャンペーンが充実している「実質月額料金」が安い光回線を選ぶ
    • 混雑しにくい安定した通信速度が期待できる光回線を選ぶ

    前述した通り、実質月額料金が安い光回線を選びましょう。 またauひかりやNURO光といった独自回線は、フレッツ光の回線を利用した光コラボと比較して利用者や提供エリアが限られているため、回線が比較的混雑しにくい傾向にあります。

    「通信速度重視」で光回線を選ぶなら独自回線がおすすめです。

    通信速度にこだわるならキャッシュバックもついてくるNURO光

    NURO光キャッシュバックキャンペーン

    出典:NURO光

    回線の種類 独自回線
    エリア 北海道,東京都,神奈川県,埼玉県,千葉県,茨城県,栃木県,
    群馬県,愛知県,静岡県,岐阜県,三重県,大阪府,兵庫県,
    京都府,滋賀県,奈良県,広島県,岡山県,福岡県,佐賀県
    セット割対象のスマホ回線 ソフトバンク
    契約期間 3年
    実質月額料金
    (2年間利用の場合)
    戸建て ¥4,042
    マンション ¥1,487
    戸建て(スマホ割あり) ¥3,492
    マンション(スマホ割あり) ¥937
    NURO光のメリット
    • 最大2Gbpsの独自回線で光コラボよりも速度が安定している
    • 戸建て4万5000円、マンション2万5000円のキャッシュバックがあり実質月額料金が安い
    • 違約金負担として2万円を還元
    • ソフトバンクのスマホセット割で、スマホ代が1,100円安くなる
    • 基本月額料金がドコモ光よりも安い
    NURO光のデメリット
    • 開通工事が必要
    • 提供エリアが限定されている

    NURO光は最大2Gbpsなので、オンラインゲームや高画質の動画を頻繁に視聴する人におすすめです。 また月額料金を比較すると、ドコモ光は戸建てが5,700円、マンションが4,400円に対し、NURO光は戸建てが5,200円、マンションが2,090円〜と安くなるのもポイントです。

    NURO光
    NURO光×So-net
    • 下り最大2Gbpsの高速光回線
    • 公式特設ページから申し込みで45,000円のキャッシュバック
    • 基本工事費は月額基本料金から割引(実質無料)

    ソフトバンクユーザーでNURO光がエリア外の場合は、同じくスマホセット割が受けられるソフトバンク光がおすすめです。

    通信速度だけでなく月額料金も重視するならauひかり

    auひかり×NEXT

    出典:代理店NEXT

    回線の種類 独自回線
    エリア 北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,
    茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,
    新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,
    鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,
    愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,
    宮崎県,鹿児島県
    セット割対象のスマホ回線 au,UQモバイル
    契約期間 3年契約(戸建て)
    /2年契約(マンション)
    実質月額料金
    (2年間利用の場合)
    戸建て ¥1,919
    マンション ¥1,793
    戸建て(スマホ割あり) ¥819
    マンション(スマホ割あり) ¥693
    auひかりのメリット
    • 独自回線で光コラボより速度が安定している戸建て、マンションともに最大7万2000円のキャッシュバックがあり実質月額料金が安い
    • 戸建て、マンションともに最大7万2000円のキャッシュバックがあり実質月額料金が安い
    • 解約違約金相当額として最大3万円還元
    • au・UQモバイルとのスマホセット割でauは最大1,100円、UQモバイルは最大858円安くなる
    • 基本月額料金がドコモ光よりも安い
    auひかりのデメリット
    • 開通工事が必要
    • 提供エリアが限定されている

    auひかりは最大7万2000円のキャッシュバックがあるため初期費用を抑えたい人におすすめです。

    さらに、ドコモ光からの乗り換えで発生した違約金など最大3万円まで負担してくれます。

    また、月額料金を比較すると、ドコモ光は戸建てが5,700円、マンションが4,400円なのに対し、auひかりは戸建てが5,610円(2年目は5,500円、3年目以降は5,390円)、マンションが4,455円となります。

    戸建てはドコモ光よりも安くなりますが、マンションは155円高くなるので注意が必要しましょう。

    auひかり×NEXT
    auひかり×NEXT
    • 新規申込みで今だけ最大80,000円キャッシュバック
    • キャンペーン内容が充実
    • auスマートバリュー適用でスマホ料金最大1,100円オフ

    au、UQモバイルユーザーでauひかりがエリア外の場合は、次の章で紹介するSo-net光プラスがおすすめです。

    月額料金を抑えたいなら高額キャッシュバックのあるSo-net光プラス

    So-net光プラス

    出典:So-net光プラス

    回線の種類 フレッツ光
    エリア 北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,
    茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,
    新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,
    静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,
    奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,
    徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,
    熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県
    セット割対象のスマホ回線 au,UQモバイル
    契約期間 2年
    実質月額料金
    (2年間利用の場合)
    戸建て ¥4,617
    マンション ¥3,407
    戸建て(スマホ割あり) ¥4,067
    マンション(スマホ割あり) ¥2,857
    So-net光プラスのメリット
    • ドコモ光からの乗り換え(事業者変更)は工事不要
    • 戸建て、マンション共に4万円のキャッシュバックがあり、実質月額料金が安い
    • au・UQモバイルとのスマホセット割でauは最大1,100円、UQモバイルは最大858円安くなる
    So-net光プラスのデメリット
    • 基本月額料金はドコモ光より高い

    So-net光プラスは全国対応の光コラボなので、ドコモ光からの乗り換えでは工事不要で利用できます。

    光コラボ同士の乗り換えでは、1〜2万円のキャッシュバック特典が相場ですが、So-net光プラスでは戸建て・マンション共に4万円と高額です。

    ただし、基本月額料金を比較すると、ドコモ光は戸建てが5,700円、マンションが4,400円に対して、So-net光プラスは戸建てが6,138円、マンションが4,928円と高くなっています。

    しかし4万円のキャッシュバックを合わせれば、実質月額料金は戸建てが4,617円、マンションが3,407円となり、実際に支払う金額はドコモ光よりも安くなります

    So-net 光プラス
    So-net 光プラス
    • auスマートバリュー適用でスマホ料金最大1,100円オフ
    • 新規工事費26,400円が実質無料
    • 高速Wi-Fiルーターが無料でレンタルできる

    乗り換え費用を抑えたいなら違約金負担のあるソフトバンク光

    ソフトバンク光×NEXT

    出典:代理店NEXT

    回線の種類 フレッツ光
    エリア 北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,
    茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,
    新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,
    静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,
    奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,
    徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,
    熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県
    セット割対象のスマホ回線 ソフトバンク,ワイモバイル
    契約期間 2年
    実質月額料金
    (2年間利用の場合)
    戸建て ¥5,233
    マンション ¥3,693
    戸建て(スマホ割あり) ¥4,683
    マンション(スマホ割あり) ¥3,143
    ソフトバンク光のメリット
    • ソフトバンク・ワイモバイルとのセット割でソフトバンクが最大1,100円、ワイモバイルは1,188円安くなる
    • 光コラボなので工事不要
    • 違約金を最大10万円まで全額負担してくれる
    • 基本月額料金がドコモ光よりも安い
    ソフトバンク光のデメリット
    • 戸建ての基本月額料金はドコモ光より高い

    ソフトバンク光は全国対応の光コラボなので、ドコモ光からの乗り換えでは工事不要で利用できます。

    ただし、ドコモ光の基本月額料金と比較すると、ドコモ光は戸建てが5,700円、マンションが4,400円に対し、ソフトバンク光は戸建てが6,138円、マンションが4,928円と高くなっています。

    しかし15,000円のキャッシュバック特典を合わせれば、実質月額料金が戸建てで5,223円、マンションで3,693円となるため、実際に支払う金額はドコモ光よりも安くなります。

    SoftBank 光×NEXT
    SoftBank 光×NEXT
    • 最短2ヵ月後に最大37,000円キャッシュバック
    • 他社からの乗り換えで工事費24,000円が実質無料
    • 他社違約金や撤去工事費を最大100,000円まで全額負担

    ドコモユーザーでスマホセット割を継続したい人におすすめ!ドコモのホームルーター home5G

    ドコモHome5G

    出典:ドコモ

    home5Gのメリット
    • ドコモのスマホセット割が継続できる
    • 工事不要
    • dポイント1万5000ptプレゼント
    home5Gのデメリット
    • 2人以上で利用すると通信速度が遅くなる可能性がある
    • マンションの場合、基本月額料金が高くなる

    home5Gは、工事不要で導入できるホームルーターで、自宅に届いた端末をコンセントに繋ぐだけでネットに接続できる手軽さが魅力です。

    ドコモのスマホ代が毎月最大1,100円割引されるスマホセット割にも対応しているため、セット割を継続したい人にも向いています。

    ただし、ホームルーターを利用する上では通信速度に注意が必要です。

    光回線とは異なり、モバイル回線を利用しているため2人以上が同時に利用すると速度が低下する傾向にあります。

    家族で利用する場合や、さまざまな端末をネットに接続して使う場合には不向きかもしれません。

    また、home5Gの基本月額料金は4,950円、ドコモ光のマンション料金は4,400円のため、home5Gの方が450円高くなってしまう点にも注意しましょう。

    ドコモ光から他社の光コラボへ乗り換える方法と手順(事業者変更)

    光コラボであるドコモ光から他社の光コラボに乗り換えることを「事業者変更」といいます。

    事業者変更で乗り換える場合のメリット
    • 料金安くなる場合がある
    • 工事不要なため、切り替え時にネット環境が途切れない
    事業者変更で乗り換える場合のデメリット
    • 違約金がかかる場合がある
    • プロバイダメールが使用できなくなる

    光コラボ同士の乗り換えは工事が不要です。 そのため新しい光回線を契約した後にドコモ光を解約すれば、ネット環境を途切れさせることなく利用できます。

    デメリットとしてはドコモ光を解約する時期により、違約金が発生する場合があります。

    ただし、違約金をサポートしてくれるキャンペーンを実施している光回線もあるので、費用負担を抑えたい方はこうしたキャンペーンを活用すると良いでしょう。

    また、ドコモ光を解約する場合はプロバイダも解約することになるため、プロバイダで利用しているメールアドレスが使えなくなります。

    引き続きメールを利用する際はGmailなどのフリーアドレスを活用しましょう。

    乗り換えの手順

    事業者変更の乗り換え手順

    1. 事業者変更承諾番号の取得手続きをする
    2. 新たな光コラボ回線に乗り換えの申し込む
    3. 回線が切り替わった後にルーターの設定をする
    4. ドコモ光のレンタル機器を返却する

    事業者変更承諾番号の取得手続きをする

    まず最初に以下のいずれかの窓口から「事業者変更承諾番号」を発行してもらいます。

    【取得窓口】

    WEBサイト 公式サイト
    電話 ドコモ インフォメーションセンター(受付時間9:00-20:00)
  • ドコモの携帯から:151
  • 一般電話から:0120-800-000
  • 店舗 店舗 ドコモショップ  ※営業時間は店舗により異なる

    事業者変更承諾番号は発行日から15日間の有効期限があります。

    有効期限を過ぎると無効になるため、期間中に新しい光回線に申し込みを行いましょう。

    新たな光コラボ回線に申し込む

    乗り換え先の光コラボに申し込みを行います。

    乗り換え先の光回線の公式サイトなどにアクセスをします。 申込フォーム上で事業者変更承諾番号の入力欄が出てきたら、取得した番号を入力しましょう。

    NTT東日本エリアは「ドコモ光設置場所利用者名」、NTT西日本エリアは「契約ID」が必要です。また、承諾番号を入力する項目は回線業者や申し込みページによって異なるので注意しましょう。

    申し込みフォームに入力欄がない場合は、後日かかってくる電話で承諾番号を伝えます。

    回線の切り替わったらルーターの設定をする

    申し込みが完了すると、回線の切り替え手続きが行われます。

    開通工事は不要で、利用開始予定日になると回線が自動的にドコモ光から新たな光回線に切り替わります

    ルーターなどの周辺機器の設定を行えば、開通となりインターネットの利用が開始できます。

    ドコモ光との契約は回線の切り替えに伴い自動的に解約扱いになるため、別途連絡や手続きをする必要はありません。

    同時にプロバイダも解約となるため、基本的にプロバイダの解約手続きも不要です。

    ただし、プロバイダによって別途解約手続きが必要な場合もあるので、契約中のプロバイダに確認しておきましょう。

    ドコモ光のレンタル機器を返却する

    ドコモ光からレンタルしていたルーターなどの機器を返却します。

    返却方法や発送先、返却期限は利用していたプロバイダによって異なるので必ず確認をしましょう。

    返却が完了しないと違約金が請求される可能性があります。

    ドコモ光から独自回線へ乗り換える方法と手順(新規契約)

    NURO光やauひかりなど、フレッツ光以外の回線を利用している独自回線に乗り換える場合は「新規契約」となります。

    ドコモ光が利用しているフレッツ光の回線と独自回線は異なるため、乗り換えには開通工事が必要です。

    独自回線に乗り換えるメリット
    • 料金が安くなる場合がある
    • 光コラボに比べて通信回線が混雑しにくい
    独自回線に乗り換えるデメリット
    • 工事が必要になる
    • 乗り換えまでに時間かかる
    • 違約金がかかる場合がある
    • プロバイダメールが使用できなくなる

    独自回線は提供エリアが限られているため、ドコモ光などの光コラボより通信回線が混雑しにくいという特徴があります。

    ドコモ光から独自回線に乗り換えると通信速度が速くなる可能性があるので、頻繁にオンラインゲームを楽しむ人には特におすすめです。

    ただし、独自回線では開通工事が必要で、乗り換えまでに時間がかかるケースがあります。

    ドコモ光を解約する場合はプロバイダも解約することになるため、プロバイダで利用しているメールアドレスが使えなくなります。

    引き続きメールを利用する際はGmailなどのフリーアドレスを活用しましょう。

    乗り換えの手順

     独自回線への乗り換え手順

    1. 乗り換え先の独自回線を申し込む
    2. 開通工事の日程を決める
    3. ドコモ光とプロバイダを解約する
    4. 開通工事に立ち会う
    5. ルーターの設定を行う
    6. ドコモ光のレンタル機器を返却する

    乗り換え先の独自回線を申し込む

    まず最初に乗り換え先の独自回線への申し込み手続きを行います。

    独自回線は提供エリアが限られているため、公式サイトを通じて自宅の住所が提供エリア内かを確認しましょう。

    乗り換え先の光回線の公式サイトや代理店のサイトにアクセスして、新規契約申込をクリックして、申し込みフォームから必要事項を入力して手続きを完了させます。

    独自回線の工事日を決定する

    申し込みが完了すると契約内容の確認と開通工事の日程を決めるための電話がかかってきます。

    開通工事では1〜2時間程度の立ち合いが必要になるため、時間が確保できる日に予約をします。

    ドコモ光を解約する

    独自回線の工事が決まったらドコモ光の解約手続きを行います。

    ドコモの解約日は独自回線の工事当日、または翌日にするのがおすすめです。 工事が終了すると同時にネットが利用できるようになるため、ネット環境が途切れることはありません。

    【取得窓口】

    WEBサイト 公式サイト
    電話 ドコモ インフォメーションセンター(受付時間9:00-20:00)
  • ドコモの携帯から:151
  • 一般電話から:0120-800-000
  • 店舗 ドコモショップ  ※営業時間は店舗により異なる

    ドコモ光を解約すると同時にプロバイダも解約となるため、基本的にプロバイダの解約手続きは不要です。 ただし、プロバイダによって別途解約手続きが必要な場合もあるので、契約中のプロバイダに確認しておきましょう。

    開通工事に立ち会う

    予約した日時に開通工事が行われます。

    開通工事には立ち合いが必要で、所要時間の目安は1〜2時間程度ですが、建物の配線状況などによっては作業時間が延びる可能性もあります。

    工事の日はあまり予定を詰め込まない方が良いでしょう。

    ルーターの設定を行う

    工事が完了したら、ルーターやパソコンなどの機器を接続して、初期設定を行います。

    レンタルしたルーターを使う場合は、送付された書類に接続方法が記載されているので、手順を確認しながら設定を行いましょう。

    ドコモ光のレンタル機器を返却する

    返却するレンタル機器の一例

    • ホームゲートウェイまたはONU
    • Wi-Fiルーター
    • 電源アダプター
    • 宅内光配線コード
    • ホームゲートウェイの無線LANカード

    返却方法や発送先、返却期限などはプロバイダごとに異なるため、契約しているプロバイダーに確認をしましょう。

    解約日から決められた期日までに返却しない場合は、違約金が発生するケースがあるので、早めに返却を行いましょう。

    ドコモ光から乗り換える際の5つの注意点

    ドコモ光から乗り換える際の注意点

    • 契約更新期間外に解約すると違約金がかかる
    • ドコモのスマホセット割がなくなる
    • レンタル品を返却しないと違約金が発生する
    • 光電話の電話番号が引き継げない場合がある
    • ひかりテレビやメールなどのサービスが使えなくなる

    ドコモ光で利用してきたサービスを継続できないケースや違約金などが発生するケースがあるので、解約前に注意点を把握しておきましょう。

    契約更新期間外に解約すると違約金がかかる

    ドコモ光を契約期間内に解約すると違約金が発生してしまいます。

    違約金がかからないタイミングの「契約更新期間(契約満了月の当月・翌月・翌々月)」のみです。

    また、2022年7月1日に解約に伴う違約金が改訂されたため、契約時期により違約金が異なります。

    2022年6月30日以前にドコモ光に契約した人 戸建てタイプ:14,300円(不課税)
    マンションタイプ:8,800円(不課税)
    2022年7月1日以降にドコモ光を契約した人 戸建てタイプ:5,500円(不課税)
    マンションタイプ:4,180円(不課税)

    また、工事費用を分割払いすることで同額が割り引きになる「工事費実質無料」の光回線を契約していた場合、全額が相殺される前に解約してしまうと、工事費残債を一括で支払う必要があるので注意しましょう。

    また、料金の日割り計算は行われないので注意しましょう。

    ドコモのスマホセット割が適用外になる

    ドコモのスマホセット割が使えるのはドコモ光のみで、乗り換えると割引の対象外になります。

    スマホセット割を継続したい場合は、ドコモスマホとのセット割が適用できる「home5G」への乗り換えを検討するのが良いでしょう。

    ドコモユーザーでスマホセット割を継続したい人におすすめ!ドコモのホームルーター home5G

    レンタル品を返却しないと違約金が発生する

    ドコモ光でレンタルして使っていた機器は返却をしないと違約金が発生します。

    返却が行われないと一定期間経過後に電話や督促状による連絡が来ます。

    未返却のままになっていると賠償金として周辺機器の利用料金が請求されることもあるので、忘れないように注意しましょう。

    光電話の電話番号が引き継げない場合がある

    ドコモ光電話を利用している方は、ドコモ光を解約すると同時に解約扱いとなります。

    利用していた電話番号を継続して利用したい場合は、電話番号をNTTの勧誘電話に引き継ぐ「アナログ戻し」と呼ばれる手続きが必要です。

    アナログ戻しとは
    ドコモ光電話で使っていた電話番号を、NTTのアナログ回線に戻すこと。

    アナログ戻しをせずにドコモ光電話を解約すると、新規でNTTの加入権を購入する必要があり、電話番号も変わってしまいます。

    NTTへの連絡を行ってアナログ戻しをした上で、ドコモ光電話の解約手続きを行いましょう。

    NTTの問い合わせ先

    東日本エリア:0120-116-000(午前9時~午後5時 土日祝可)
    西日本エリア:0800-2000116(午前9時~午後5時 土日祝可)

    テレビオプションやひかりTV、メールなどのサービスが使えなくなる

    ドコモ光を解約することで、以下のようなサービスも同時に解約となります。

    利用できなくなるサービスの一例
    • ドコモ光テレビオプション
    • ひかりTV
    • プロバイダメール
    • ドコモ光電話

    ドコモ光の解約に伴いテレビオプションやプロバイダメールは利用できなくなります。

    ドコモ光で提供しているひかりTVは他社の光回線で利用できるため、乗り換え先のサービス内容を確認してみると良いでしょう。

    ドコモ光電話で利用していた番号を継続利用した場合は、「アナログ戻し」の手続きを行えば、電話番号を変えずに利用できます。

    ドコモ光から乗り換えずにプロバイダだけを変更する方法・手順

    プロバイダ変更の注意点

    • 事務手数料として3,300円がかかる
    • 解約する場合は契約中のプロバイダに必ず連絡をする
    • 契約中のプロバイダによっては違約金が発生する場合がある

    ドコモ光はプロバイダが23社あり、プロバイダのみを変更することもできます。

    ただし、プロバイダによって月額料金やサービス内容が異なります。プロバイダを乗り換える際は料金や特徴を事前に把握しておきましょう。

    プロバイダの変更方法は3ステップ

    プロバイダを変更する手順

    • 電話またはドコモショップで申し込みを行う
    • 契約書類が自宅に届く
    • 各種機器の接続や設定を行う

    プロバイダを乗り換えるには、電話またはドコモショップで申し込みを行います。

    契約書が届いたら必要事項を記入して返送しましょう。

    プロバイダよりルーターなどの機器が送られてくるので、設定を行えばネットに接続することができます。

    プロバイダ変更の申し込み窓口

    ドコモ インフォメーションセンター ドコモの携帯から:151 一般電話から0120-800-000
    ドコモショップ 営業時間は店舗により異なる

    プロバイダ変更ではキャンペーンは受けとれない

    プロバイダ変更をしても基本的にキャッシュバックなどの特典は受け取れません。

    ただし、それぞれのプロバイダが実施している独自特典はあるので、特典重視の方は各プロバイダの公式サイトから適用条件などを確認してみましょう。

    ドコモ光の乗り換えに関するまとめ

    ドコモ光から他の光回線に乗り換える方法について解説をしてきました。

    ドコモ光からの乗り換えは、ドコモ光と同じフレッツ光の回線を利用した光コラボと、フレッツ光以外の回線を利用した独自回線への乗り換えの2つのパターンがあります。

    またドコモのスマホ代が安くなる「スマホセット割」を利用したい人は、ドコモのホームルーター「home5G」への乗り換えがおすすめです。

    • ドコモ光から他社の光回線への乗り換え先は「光コラボ」と「独自回線」の2つのパターンがある
    • 「光コラボ」は工事不要、「独自回線」は開通工事が必要
    • 「スマホセット割」を継続利用した場合はホームルーター「home5G」がおすすめ
    • 乗り換えのポイントは「実施月額料金が安い」「混雑しにくい安定した通信速度が期待できる光回線」を選ぶ
    • ドコモ光を契約更新期間外に解約すると違約金がかかる